砂漠を渡る旅へ
父親の頼みで、不思議なランプを遠い異国へ届けに行くサレン。救護院にいた異国の子どもや偶然出会った{player}、同じく配達の仕事を受けたルカと共に、サレンは砂漠の国・サラサリアへ旅立つ。


-------------- situation:
砂漠を渡る旅へ
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ある日、父からの呼び出しを受けたサレンは
屋敷の庭で紅茶を飲みながら、
近況報告や他愛ない雑談をしていた。

voice: vo_adv_5128000_000
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 それで、最近彼氏とはどうだ?

voice: vo_adv_5128000_001
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……っ!? 【chara 102811 face 4 (sad)】 げほっ、ごほっ!
【chara 102811 face 6 (surprised)】 お、お父さま? 急に何をおっしゃるの?

voice: vo_adv_5128000_002
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 いやなに、最近は救護院の経営も安定しているようだし、
おまえの進めている事業も順調だと聞いた。

voice: vo_adv_5128000_003
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 そろそろ身を固めることを考える時期だろう?
貴族の娘としては、特に早くもあるまい。

voice: vo_adv_5128000_004
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 それで、本音は?

voice: vo_adv_5128000_005
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 おまえ宛の見合い話がひっきりなしで
毎度断るのも面倒になってきたところだ。

voice: vo_adv_5128000_006
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 おまえが誰か良い相手を見つけてくれれば、
この煩わしさから解放されると思ってな。

voice: vo_adv_5128000_007
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 あっきれた。どうせそんな理由だと思ったわよ。
【chara 102811 face 4 (sad)】 お父さまが急にそんなこと言い出すなんて変だもの。

voice: vo_adv_5128000_008
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 何を言う、愛娘を気にかけない親などいないさ。

voice: vo_adv_5128000_009
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 白々しい……【chara 102811 face 3 (anger)】 で、まさかそんな冗談を言うためだけに
呼び出したわけじゃないわよね。

voice: vo_adv_5128000_010
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 ふむ、雑談はこのくらいにして本題に入るとしようか。
サレン、おまえを呼び出した理由は……これだ。

voice: vo_adv_5128000_011
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 これって……ランプ? ずいぶん年季が入ってるけど。
ランドソルではあまり見ない意匠ね。

voice: vo_adv_5128000_012
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 ああ、かれこれ何年探したか……
このランプは、ある砂漠の国の王が探し求めていた品なのだ。
遠い昔に失われた国宝だと聞いている。

voice: vo_adv_5128000_013
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 その王様からお父さまが、探すのを頼まれてたの?

voice: vo_adv_5128000_014
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 ああ。いわゆる旧知の仲というやつでな。
初めてその話を聞いたのはもうずいぶん前だが……
伝説の品を本気で探すという発言に驚かされたものさ。

voice: vo_adv_5128000_015
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 だが──そのランプが見つかったのだと連絡を入れた時、
彼は本当にうれしそうだった。私は、これを彼のもとに返して
公私ともに末永く良い付き合いを続けたいと考えている。

voice: vo_adv_5128000_016
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……つまり?

voice: vo_adv_5128000_017
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 おまえにこれを届けてきてほしい。
ランドソルの遥か西──砂漠の国、サラサリアの国王へ。

voice: vo_adv_5128000_018
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 お父さまが単なる茶飲み話に呼びつけるなんて
あり得ないと思ってたけど……【chara 102811 face 1 (normal)】 事情は分かったわ。

voice: vo_adv_5128000_019
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 でも、あたしだって暇じゃないのよ。
仕事はあるし救護院の子どもたちの面倒だって見なきゃいけないし。
【chara 102811 face 3 (anger)】 ちゃんと報酬はもらえるんでしょうね?

voice: vo_adv_5128000_020
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 当然だとも。報酬は弾むし必要な経費はもちろん負担する。
子どもたちが心配なら人手も手配しよう。

voice: vo_adv_5128000_021
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 そうだ、ついでに例の彼氏を連れて行ったらどうだ?
国外への長旅だ、護衛にもなるし婚前旅行には丁度いいだろう。

voice: vo_adv_5128000_022
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ちょっ……!? どうしてそこであいつが出てくるのよ!?
【chara 102811 face 4 (sad)】 それに、ここ、婚前旅行って。

voice: vo_adv_5128000_023
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 商売も恋愛も機を逸するのが最大の損失だ。
そして、早い者勝ちでもある。

voice: vo_adv_5128000_024
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 どうだ、結婚までいかずとも婚約くらいは考えているのか?
私がおまえの母さんを好きになった時なんかは──

voice: vo_adv_5128000_025
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 べっ、別にあいつとは何でもないから!
【chara 102811 face 3 (anger)】 ──もう、分かった! 分かったわよ!

voice: vo_adv_5128000_026
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 お父さまの頼み事、引き受けてもいいわ。
その代わり! 成功報酬に諸々の条件、忘れないでよね。

voice: vo_adv_5128000_027
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ……あと{player}は、まだ彼氏でも何でもないから!
お茶ごちそうさまっ!

voice: vo_adv_5128000_028
サレンの父親:
【chara 1 face 1 (normal)】 ふむ……「まだ」、か。

voice: vo_adv_5128000_029
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 はぁ……なんだかんだ、自分の要求は
きっちり通してくるところがお父さまよね。

voice: vo_adv_5128000_030
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 普通、国王への届け物をおつかいさせる?
【chara 102811 face 4 (sad)】 まあ、それだけ信頼されてるってのはいいんだけど。

voice: vo_adv_5128000_031
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 うーん……これが国宝のランプかぁ。
国の紋章みたいなのは刻まれてるけど、
そんなにすごいものには見えないわね……

voice: vo_adv_5128000_032
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 あっ。ここ、ちょっとくすんでる。
布巾は……【chara 102811 face 1 (normal)】 あった。

voice: vo_adv_5128000_033
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 んしょ、っと……【chara 102811 face 4 (sad)】 なかなか落ちないわね。

voice: vo_adv_5128000_034
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 でも、お父さまったら何を考えてるのかしら。
【chara 102811 face 3 (anger)】 婚前旅行だなんて……あいつはそんなんじゃ……
【chara 102811 face 4 (sad)】 確かに一緒に旅行に行くならあいつしか考えられないけど?

voice: vo_adv_5128000_035
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 でも、旅行かぁ……
結婚前提かどうかはともかく、【chara 102811 face 2 (joy)】 あいつといると退屈はしなさそうよね。

voice: vo_adv_5128000_036
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ハプニングに巻き込まれがちだけど……
【chara 102811 face 1 (normal)】 それも思い出になるような……
【chara 102811 face 2 (joy)】 行けるなら、そんな楽しい旅行に行ってみたいわ。

voice: vo_adv_5128000_037
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 当面は無理だろうけど……
【chara 102811 face 2 (joy)】 それでも、いつかあいつと……なんて。

voice: vo_adv_5128000_038
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 よしっ、完璧ね。
きれいになったじゃない。

voice: vo_adv_5128000_039
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 やだ、もうこんな時間……
明日は商会ギルドの会合があるのに。
【chara 102811 face 4 (sad)】 早く寝ないと……

voice: vo_adv_5128000_040
???:
【chara 1 face 1 (normal)】 {player}おにいさんとの旅行……
それがお望みなんですね。
えへへ……久しぶりのお願い、ボク、うれしいです。

voice: vo_adv_5128000_041
???:
【chara 5313 face 1 (normal)】 その願い、叶えましょう!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 そして、砂漠の国へ出立する日──

voice: vo_adv_5128000_042
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 いーい? みんな、ちゃんと良い子にしてるのよ。

voice: vo_adv_5128000_043
子どもたち:
【chara 1 face 1 (normal)】 はーい!

voice: vo_adv_5128000_044
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 あら? あなた、どこの子かしら。

voice: vo_adv_5128000_045
女の子:
【chara 211 face 6 (surprised)】 ほんとだー! あなた、だあれ?

voice: vo_adv_5128000_046
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 ママ・サレン、この子も今日からうちに住むの?

voice: vo_adv_5128000_047
子ども:
【chara 5313 face 4 (sad)】 やだなぁ、サレンおねえちゃん。
それにみんなも。

voice: vo_adv_5128000_048
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……サレン、おねえちゃん?

voice: vo_adv_5128000_049
子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 あっ、まちがえました!
えーっと、たしか……ママ・サレン?

voice: vo_adv_5128000_050
子ども:
【chara 5313 face 1 (normal)】 約束でしたよね!
サラサリアの国王さまへランプを届ける旅行に
ボクも連れて行ってくれるって!

voice: vo_adv_5128000_051
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 えっ? あたし、そんな約束してたかしら……?
【chara 102811 face 4 (sad)】 それにあなたのことも、やっぱり見覚えが……

voice: vo_adv_5128000_052
見慣れぬ子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 わわ、疑われちゃってるみたいです。
【chara 5313 face 4 (sad)】 どうしましょう? このままじゃ、お願いが……
【chara 5313 face 3 (anger)】 こ、こうなったら……! 

voice: vo_adv_5128000_053
見慣れぬ子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 えーっと、してました……よ?
【chara 5313 face 3 (anger)】 ほ、ほら、よーく思い出してください! ……えいっ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5128000_054
女の子:
【chara 211 face 6 (surprised)】 あれ……? 【chara 211 face 4 (sad)】 なんか、頭がぼーっとする……

voice: vo_adv_5128000_055
子ども:
【chara 5313 face 1 (normal)】 サラサリアは、ボクの生まれ故郷なので
【chara 5313 face 2 (joy)】 サレンおねえちゃんが送ってくれるって約束だったんですよ。

voice: vo_adv_5128000_056
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 そう言われれば、そんな気も……
そう……【chara 102811 face 4 (sad)】 確か、あなたをうちで預かってた……のよね?

voice: vo_adv_5128000_057
男の子:
【chara 111 face 6 (surprised)】 そうだ……今日、一緒にお出かけするって……
【chara 111 face 4 (sad)】 言ってた、ような……?

voice: vo_adv_5128000_058
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 そう……よね? ごめんなさい。
子どもたちのことなら忘れるはずがないと思ってたんだけど……

voice: vo_adv_5128000_059
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 いいえ! 思い出してくれたなら何よりですっ。

voice: vo_adv_5128000_060
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 そんなことより、そろそろ出発しないとですよ。
【chara 5313 face 1 (normal)】 忘れ物はありませんか?

voice: vo_adv_5128000_061
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……ええ、大丈夫。
【chara 102811 face 1 (normal)】 それじゃあ行きましょうか。

voice: vo_adv_5128000_062
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 わぁっ! ここがランドソルですか~
人がいっぱいですねぇ。

voice: vo_adv_5128000_063
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 そんなに多いかしら?
いつもと同じくらいだと思うけど。

voice: vo_adv_5128000_064
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 あっ、そうでした! 【chara 5313 face 4 (sad)】 えへへ……

voice: vo_adv_5128000_065
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……? えっと、あたしたちの乗る馬車は……

voice: vo_adv_5128000_066
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 あっ、待ってください!
もう一人の場所を調べなくっちゃ。
【chara 5313 face 1 (normal)】 ……うん、次はこっちに行けばいいんですねっ。

voice: vo_adv_5128000_067
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 あっ、ちょっと!
もう一人って何のこと!?

voice: vo_adv_5128000_068
異国の子ども:
【chara 5313 face 1 (normal)】 なんでもありませんよ!
それよりサレンおねえちゃん。こっちですよ、こっち!

voice: vo_adv_5128000_069
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 もう、勝手に一人で行かないで……【chara 102811 face 6 (surprised)】 って。
あんた、こんなところで何してるの?

Choice: (1) バイトがキャンセルになっちゃって。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5128000_070
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 住み込みの長期バイトの予定だったのに、
向こうの人が採用人数を勘違いしてて取り消しに……?

voice: vo_adv_5128000_071
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 そ、それは災難だったわね。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 それじゃ、あんたは今……かなり暇してるってこと?

Choice: (2) うん、何かあったら手伝うよ!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5128000_072
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……こんな偶然、あり得るの?
旅立つその日にこいつと会って。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 しかも、相手の予定はなくって。

voice: vo_adv_5128000_073
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 こんなの……いかにも、
ここで誘えって言ってるみたいじゃない。

voice: vo_adv_5128000_074
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 機を逃すのが最大の損失。いい言葉ね、お父さま。
【chara 102811 face 2 (joy)】 ──だからその言葉に、今はちょっと勇気をもらうわ。

voice: vo_adv_5128000_075
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ね、ねえ。しばらく暇だって言ったわよね?
【chara 102811 face 1 (normal)】 だったら──

voice: vo_adv_5128000_076
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 その、あんたも来てくれない?
【chara 102811 face 2 (joy)】 あたしと一緒に、砂漠の国……サラサリアへ。

Choice: (3) 僕も行っていいの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5128000_077
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 え、ええ! もちろん。
ちょうど旅の道連れが欲しかったところなの。
【chara 102811 face 2 (joy)】 長旅になりそうだし、初めての国だから、知り合いがいると心強いわ。

voice: vo_adv_5128000_078
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 荷物持ちでも、用心棒でも……
【chara 102811 face 2 (joy)】 ううん、役割はなんだっていいの。

voice: vo_adv_5128000_079
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 あたしは、あんたが居てくれると安心できるの。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……どう?

Choice: (4) 旅の支度をしなきゃだね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5128000_080
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 ふふっ、決まりね! 【chara 102811 face 1 (normal)】 それじゃよろしく頼むわ♪

voice: vo_adv_5128000_081
異国の子ども:
【chara 5313 face 1 (normal)】 サレンおねえちゃん。
旅の荷物なら、そこのお店で揃いそうですよ。

Choice: (5) そういえば、この子は……?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5128000_082
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 この子、うちの救護院で預かってたんだけどね。
サラサリアの生まれらしいの。
【chara 102811 face 2 (joy)】 一緒に国まで送り届けてあげようと思って。

voice: vo_adv_5128000_083
異国の子ども:
【chara 5313 face 1 (normal)】 はじめましてっ。
【chara 5313 face 2 (joy)】 ボク、おにいさんがどんな人か会ってみたかったんです。

voice: vo_adv_5128000_084
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 よろしくおねがいしますねっ。
おにいさん♪

--- Switch scene ---

Choice: (6) うん……よろしく……?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5128000_085
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 ……おや、配達帰りに見慣れた顔が居ると思ったら。

voice: vo_adv_5128000_086
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 ルカさん。こんにちは。
【chara 102811 face 2 (joy)】 この前のお魚、おいしかったです。

voice: vo_adv_5128000_087
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 そうかい、そいつはよかった。
【chara 105611 face 2 (joy)】 魚屋冥利に尽きるってもんだよ。

Choice: (7) 二人は知り合いなの?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5128000_088
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 アタシがアルバイトしてる魚屋のお得意さんだ。
大抵はスズメやアヤネたちが来るけどね。

voice: vo_adv_5128000_089
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 それより、随分な大荷物じゃないか。
どっか遠出でも?

voice: vo_adv_5128000_090
サレン:
【chara 102811 face 2 (joy)】 ええ。父からの頼みで届け物に。
【chara 102811 face 1 (normal)】 砂漠の国までの長旅だから、しばらく留守にしますね。

voice: vo_adv_5128000_091
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 へえー! 砂漠の国か……話には聞くけど行ったことはないね。
【chara 105611 face 2 (joy)】 気を付けて行っておいでよ。

voice: vo_adv_5128000_092
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 そういやサレン、その隣にいる子は?
アンタんとこで預かってる子かい?

voice: vo_adv_5128000_093
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 はいっ。こんにちは!
【chara 5313 face 1 (normal)】 ルカおねえさんは、旅するのは好きですか?

voice: vo_adv_5128000_094
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 ん? 【chara 105611 face 1 (normal)】 ああ、知らない土地に行くのってワクワクするだろう?
アタシの場合はたいてい、行き先は決まってないんだけどさ。
ふらっと気の向くまま、足の向くまま、ってね。

voice: vo_adv_5128000_095
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 なんだったら、今度どこか一緒に行ってみるかい?
【chara 105611 face 2 (joy)】 温泉……海なんかもいいね。
【chara 105611 face 1 (normal)】 アンタんとこの子どもたちも連れてさ。

voice: vo_adv_5128000_096
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 なるほど、ルカおねえさんは旅が好き……

voice: vo_adv_5128000_097
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 あの、サレンおねえちゃん。
ルカおねえさんと一緒の旅だと、うれしいですか?

voice: vo_adv_5128000_098
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 え? うーん、そうね……
小さい子どもと、大きい子どもが一人ずついるから。
【chara 102811 face 1 (normal)】 大人なルカさんがいてくれると安心かもね。

Choice: (8) 大きい子ども……?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5128000_099
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ちょっと。あんたがきょろきょろ見渡しても、
絶対に見つかりっこないわよ。【chara 102811 face 1 (normal)】 それだけは断言できるわ。

voice: vo_adv_5128000_100
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 サレンおねえちゃんは、ルカおねえさんがいるとうれしい……
うーん……【chara 5313 face 1 (normal)】 なるほど、わかりました! それなら、【chara 5313 face 2 (joy)】 えいっ。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5128000_101
魚屋の店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 おーい、ルカちゃん! 捜したよ。
悪いんだけど、急ぎの配達を頼まれてくれないかな?

voice: vo_adv_5128000_102
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 魚屋のおやじさん?
配達はいいけど、随分唐突だね。
で、どこに行きゃあいいんだい?

voice: vo_adv_5128000_103
魚屋の店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 それが、西の……サラサリアって国なんだが。

voice: vo_adv_5128000_104
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 サラサリア……って、ちょっと待ちな。
国ってことは、外国からの注文かい?

voice: vo_adv_5128000_105
魚屋の店主:
【chara 1 face 1 (normal)】 そうなんだよ! なんでランドソルの、
それもうちみたいな魚屋にわざわざ注文したのか
わからないんだけどさ……とはいえ注文は注文だし……

voice: vo_adv_5128000_106
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……あの、ルカさん。

voice: vo_adv_5128000_107
ルカ:
【chara 105611 face 4 (sad)】 話の途中で悪いね、サレン。
こいつは大仕事みたいだ。今すぐ旅の支度を……

voice: vo_adv_5128000_108
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 あたしたちも行くんだけど。
その、サラサリアに。

voice: vo_adv_5128000_109
ルカ:
【chara 105611 face 6 (surprised)】 ……それ、本当かい?

voice: vo_adv_5128000_110
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 あたしたちの目的地も同じなの。
お父さまの代わりに、このランプを届けにね。

voice: vo_adv_5128000_111
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】 ……これも縁、ってことかねぇ。

voice: vo_adv_5128000_112
ルカ:
【chara 105611 face 1 (normal)】 サレン、その砂漠行きに
アタシも加えてもらえないかい?

voice: vo_adv_5128000_113
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 サラサリアまでの馬車代は頭割り。
食費や宿代は個人持ち。この条件なら。

voice: vo_adv_5128000_114
ルカ:
【chara 105611 face 2 (joy)】 乗った! それじゃあ、よろしく頼むよ。
【chara 105611 face 6 (surprised)】 おやじさん、注文の品だけ急いで準備しておくれ。

voice: vo_adv_5128000_115
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 えへへへ、みなさんよかったですねっ。

voice: vo_adv_5128000_116
異国の子ども:
【chara 5313 face 6 (surprised)】 あれ? おにいさん。
ボクの顔に何かついてますか?

Choice: (9) 何か気になった、ような……?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5128000_117
サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ちょっと、{player}。
馬車を待たせちゃってるわ!

voice: vo_adv_5128000_118
異国の子ども:
【chara 5313 face 2 (joy)】 はい! おにいさん、ボクの手をどうぞ。

Choice: (10) ありがとう……?
----- Tag 10 -----
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 かすかに違和感を覚えつつも、
異国の身なりをした子どもの手を取って、
馬車に乗り込む{player}だった。