りっちゃんの真実
古代遺物を管理するエージェントから、あの赤ん坊の正体が古代遺物だと聞かされるクレジッタ。赤ん坊をエージェントに引き渡そうとした瞬間、目的遂行のため赤ん坊は兵器の姿へと変貌を遂げる。


-------------- situation:
りっちゃんの真実
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 赤ん坊を手放すというクレジッタの言葉に、
困惑するぺコリーヌたち。

voice: vo_adv_5132004_000
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 りっちゃんを……?
急にそんなことを言い出すなんて、どうしちゃったんですか?
【chara 127911 face 4 (sad)】 冗談……じゃ、なさそうですね。

voice: vo_adv_5132004_001
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 ええ、わたくしは本気ですわ。
一連の怪現象の元凶はこの子だと申しているのです。

voice: vo_adv_5132004_002
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 だって……だってりっちゃんはまだ赤ちゃんですよ?
【chara 127911 face 4 (sad)】 そんなことできるわけが……

voice: vo_adv_5132004_003
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】 では、陛下は一連の現象は全て偶然だと?
【chara 128011 face 3 (anger)】 偶然起きたクリスマスの再現全てに
偶然巻き込まれたとおっしゃるのですか?

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ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 そ、それは……

voice: vo_adv_5132004_005
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 正直断定することは難しいです。
【chara 128011 face 3 (anger)】 ですが警戒するに値する疑いを、この赤ん坊は持っていますわ。

voice: vo_adv_5132004_006
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 残念ですが親捜しはここまで。これより先は
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】なり専門家の領分です。

voice: vo_adv_5132004_007
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 3 (anger)】 で、でも、ここで放り出すなんて、あまりにも無責任ですよ!

voice: vo_adv_5132004_008
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 陛下……慈悲深いのは大変結構ですけれど、
陛下は勘違いされてますわ。最初からわたくしたちに
責任などありませんし、それはわたくしたちの仕事ではございませんわ。

voice: vo_adv_5132004_009
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 っ……み、みなさんもそう思ってるんですか?

voice: vo_adv_5132004_010
ノゾミ:
【chara 102913 face 6 (surprised)】 わ、私も赤ちゃんのせいだなんて思えないよ。
【chara 102913 face 4 (sad)】 でも、おかしなことが起こってるのは確かなんだよね。

voice: vo_adv_5132004_011
ノゾミ:
【chara 102913 face 4 (sad)】 今はクリスマスの再現で済んでるけど、
もっと大変なことが起きるかも、って思うとちょっと不安にはなるよね。

voice: vo_adv_5132004_012
チカ:
【chara 104211 face 4 (sad)】 私も赤ちゃんをどうこうしようとは思いませんが、
実際トナカイやフォギーが現れていますからね……
警戒は必要だと思います。

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クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……ユースティアナ陛下。
わたくしは陛下の寛大なお心に心酔し、
これまでお仕えしてきましたし、これからもそうするつもりです。

voice: vo_adv_5132004_014
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 しかしその寛大さが間違った形で出されるのであれば、
わたくしはそれをお止めいたしますわ。

voice: vo_adv_5132004_015
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 陛下の御身に危険が及ぶのなら、それを防ぐのが臣下の役目。
【chara 128011 face 3 (anger)】 たとえそれが非情ととられようとも、
わたくしは陛下をお守りする道を選びます。

voice: vo_adv_5132004_016
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 クレジッタ、さん……

voice: vo_adv_5132004_017
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 少年。
ひとまずこの子のこと、貴方にお預けいたしますわ。

Choice: (1) 僕がりっちゃんを……?
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voice: vo_adv_5132004_018
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 陛下もいきなり言われて混乱されているでしょう。
一旦席を外しますのでその間にご自分の立場を今一度
よくお考えくださいませ、お優しい王女様。

voice: vo_adv_5132004_019
りっちゃん:
【chara 50912 face 6 (surprised)】 くえいった? くえい、った、くえ、【chara 50912 face 4 (sad)】 う、うえ、うぅ……
うわあぁーん! くえいった、くえいったあぁ!

voice: vo_adv_5132004_020
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 待ってくださいクレジッタさん!

voice: vo_adv_5132004_021
秘書:
【chara 6111 face 3 (anger)】 陛下、クレジッタさまのことは私におまかせください。
どうかりっちゃんをお頼みします。それと……

voice: vo_adv_5132004_022
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 はい、分かってます。だからクレジッタさんのこと、お願いします……

voice: vo_adv_5132004_023
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 クレジッタさん、きっとわたしのために
あえてキツイことを言ってくれたんだと思います。
あんなこと言わせてしまうなんて、王女としてまだまだですね……

voice: vo_adv_5132004_024
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 3 (anger)】 だから、ちゃんと話さないといけません。
りっちゃんのこと、そしてわたしたちのことも──

voice: vo_adv_5132004_025
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ああっ! やっちまいましたわー!
陛下にあれほど嫌味な上申をするだなんて……

voice: vo_adv_5132004_026
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 でもでも、あの場合は仕方なかったんですわよ。
【chara 128011 face 4 (sad)】 わたくし以外誰が悪者になって陛下に物申せたというんですの!

voice: vo_adv_5132004_027
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 わたくしはよくやりましたわ!
【chara 128011 face 4 (sad)】 でも、確実に陛下に嫌われてしまいましたわよね……

voice: vo_adv_5132004_028
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 こんなにもお慕いしているのに嫌われるのは辛いですわ……
これできっと、行政長官の座からもオサラバですわね……

voice: vo_adv_5132004_029
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】 はぁまったく、情けないったら。
先程の毅然な態度はどこに売り飛ばしてしまったのですか?

voice: vo_adv_5132004_030
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 秘書1号……! 【chara 128011 face 4 (sad)】 陛下は……

voice: vo_adv_5132004_031
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】 今みなさんでりっちゃんをあやしています。
【chara 6111 face 6 (surprised)】 ママジッタがいなくなったせいで、なかなか泣き止んでくれませんが。

voice: vo_adv_5132004_032
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……それは悪うございましたわね。
それで、貴女はそんなわたくしを責めに来たんですの?

voice: vo_adv_5132004_033
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 陛下に盾突き、赤ん坊を悲しませたわたくしを……

voice: vo_adv_5132004_034
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 別にクレジッタさまは何も悪いことはしてませんよ。
しっかりとご自分の仕事をされていると思います。

voice: vo_adv_5132004_035
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】 秘書1号……【chara 128011 face 4 (sad)】 急に優しくてなんだか怪しいですわね。

voice: vo_adv_5132004_036
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 ガチヘコみしているクレジッタさまは
面白くもなんともありませんから。
ま、私がお節介しなくても勝手に立ち直るかとは思うのですが。

voice: vo_adv_5132004_037
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 とはいえクリスマス本番まで時間もありませんし。
【chara 6111 face 4 (sad)】 さあ、いじけるのはもうおしまいです。陛下の元へ戻りましょう。

voice: vo_adv_5132004_038
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 しかし、今さら戻ってもわたくしの言うことなど……

voice: vo_adv_5132004_039
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 おや、存外陛下のことを分かってないのですね。
陛下はちゃんと理解してますよ、クレジッタさまの真意を。
だから絶対に嫌ったりはしません。

voice: vo_adv_5132004_040
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 ですからとっとと戻ってもう一度ちゃんと話し合いましょう。
陛下と、そしてあの子のためにも。

voice: vo_adv_5132004_041
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……貴女に言われて、というのもシャクですが、わかりました。

voice: vo_adv_5132004_042
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 いたよエージェントV。子連れの身なりの派手な女性だね。

voice: vo_adv_5132004_043
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 ああ、捜していた子連れの身なりの派手な……【chara 51111 face 6 (surprised)】 おっと、
緊急事態だエージェントQ。赤ん坊がいないぞ。

voice: vo_adv_5132004_044
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 緊急事態だねエージェントV。そこの身なりの派手なあなた、
赤ん坊はどこにいるのかな?

voice: vo_adv_5132004_045
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】 ……何なんですの貴方たち。あの子の親、ではなさそうですわね。

voice: vo_adv_5132004_046
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 あんたがそれを知る必要はない。赤ん坊を渡すんだ。
それで全てが収まる。

voice: vo_adv_5132004_047
秘書:
【chara 6111 face 3 (anger)】 クレジッタさま、いかがなさいますか?

voice: vo_adv_5132004_048
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 たしかにわたくしもあの赤ん坊を疑っておりますわ。
でも、だからといってこんなうさんくさい連中に引き渡すほど、
おバカではありませんわ。

voice: vo_adv_5132004_049
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 それにここで赤ん坊を引き渡したとなれば、
陛下の信頼は二度と戻りません。それだけは絶対に避けないと……!

voice: vo_adv_5132004_050
エージェントQ:
【chara 51011 face 4 (sad)】 困ったね、エージェントV。あの人いうこと聞いてくれないみたいだ。
【chara 51011 face 3 (anger)】 これは力ずくになりそうだよ。

voice: vo_adv_5132004_051
エージェントV:
【chara 51111 face 4 (sad)】 ああ、困ったなエージェントQ。手荒なマネはしたくないんだが、
【chara 51111 face 1 (normal)】 まあ、仕方ない。

voice: vo_adv_5132004_052
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 ……秘書1号、貴女は陛下の元へお戻りなさい。

voice: vo_adv_5132004_053
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 クレジッタさまはどうするつもりですか?

voice: vo_adv_5132004_054
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 わたくしがあいつらの相手をしますわ。
陛下には赤ん坊を連れて逃げるよう伝えておきなさい。

voice: vo_adv_5132004_055
秘書:
【chara 6111 face 3 (anger)】 ……了解しました。どうか無理はなさらぬよう。

voice: vo_adv_5132004_056
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 む、もう一人の女が逃げていくぞ、エージェントQ。

voice: vo_adv_5132004_057
エージェントQ:
【chara 51011 face 6 (surprised)】 仲間と合流するつもりかな。
【chara 51011 face 3 (anger)】 仕方ない、彼女は僕が追うよエージェントV。

--- Switch scene ---

story_still_513200401
voice: vo_adv_5132004_058
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 ちょっと、ちょっと、誰が勝手していいと言いましたの?
貴方たちのお相手はこのわたくしですわ!

voice: vo_adv_5132004_059
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 陛下にも、そしてあの子にも指一本触れさせはしませんわよ!

voice: vo_adv_5132004_060
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 威勢がいいな、身なりの派手な女性。
見かけによらず肝が据わっているようだ。

voice: vo_adv_5132004_061
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】 ええ、商人として成り上がるにはこの程度の修羅場の
一つや二つ、乗り越えてますわよ。

voice: vo_adv_5132004_062
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 ですが、商売人は無用な血を流したくはありませんわ。
ここは……これで手を引いていただけません?

voice: vo_adv_5132004_063
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 残念だけど我々に袖の下は通用しないよ。
【chara 51011 face 3 (anger)】 さあ、時間稼ぎはもういいよね? そこをどいてよ。

voice: vo_adv_5132004_064
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ちっ、バレましたか。【chara 128011 face 3 (anger)】 なら、貴方たちを倒せばいい。
それだけの話ですわね。

voice: vo_adv_5132004_065
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 声が震えているぞ、身なりの派手な女性。
相手の力量もはかれないヤツが足止めなどするもんじゃない。

voice: vo_adv_5132004_066
エージェントQ:
【chara 51011 face 4 (sad)】 見る目がないのは悲しいね。
【chara 51011 face 3 (anger)】 でも僕たちも仕事だからさ。立ち塞がるなら、容赦はしないよ。

voice: vo_adv_5132004_067
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 いくぞ、身なりの派手な女性。後悔してももう遅いからな。

voice: vo_adv_5132004_068
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 くっ、男二人相手に無茶でしたかしら……
【chara 128011 face 3 (anger)】 でも、死んでもここは通しませんわ! 

still display end
voice: vo_adv_5132004_069
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 ……って、よっっっわ!
女の細腕に秒でぶちのめされるとか冗談ですの?
【chara 128011 face 4 (sad)】 わたくし商人で戦闘は専門外ですわよ! ホントに!

voice: vo_adv_5132004_070
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 あんなできる雰囲気出しておいてこの弱さ、詐欺じゃありませんこと!
【chara 128011 face 3 (anger)】 ていうかその武器みたいなのなんなんですのよ!

voice: vo_adv_5132004_071
エージェントV:
【chara 51111 face 4 (sad)】 ふっ、本当に見る目がないようだ……
我々が弱いということも分からないなんてな。

voice: vo_adv_5132004_072
エージェントQ:
【chara 51011 face 4 (sad)】 本当だね、エージェントV。
僕らはお腹いっぱいでお眠のポメラニアンと互角だというのにね……

voice: vo_adv_5132004_073
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 負けたくせになんでそんな余裕ぶってるんですのよ……
【chara 128011 face 3 (anger)】 とにかく、貴方たちには色々聞きたいことがありますわ。

voice: vo_adv_5132004_074
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 おとなしく、1から100まで答えていただけるかしら?
袖の下はもう差し上げませんでしてよ。

voice: vo_adv_5132004_075
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 やれやれ、なめられたものだなエージェントQ。

voice: vo_adv_5132004_076
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 全くだねエージェントV。僕らは誇り高きエージェント、
そう簡単に口を割ると思わないでほしいね。

voice: vo_adv_5132004_077
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 いいから話しなさいな。もっと痛い目見たいんですの?

voice: vo_adv_5132004_078
エージェントV:
【chara 51111 face 6 (surprised)】 早まるな身なりの派手な女性。【chara 51111 face 1 (normal)】 誰が話さないなんて言ったんだ。

voice: vo_adv_5132004_079
エージェントQ:
【chara 51011 face 2 (joy)】 我が身のかわいさにかけては誰にも負けない自信があるんだ。
【chara 51011 face 1 (normal)】 さあ、なんでも聞くといいよ。

voice: vo_adv_5132004_080
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……貴方たちと話していると頭が痛くなりますわね。
【chara 128011 face 6 (surprised)】 とりあえず、貴方たちが何者か聞かせてくださる?

voice: vo_adv_5132004_081
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 自己紹介が遅れたな。我々は『古代遺物管理機構』のエージェント、
その名のとおり古代遺物の回収および管理を行っている。

voice: vo_adv_5132004_082
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 古代遺物は物によっては超高位魔法すらなしえない事象を引き起こす
すさまじい能力を秘めた代物。
【chara 51011 face 3 (anger)】 扱いを間違えれば世界を壊しかねないんだ。

voice: vo_adv_5132004_083
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 それらを秘密裏に回収し、世に出回らないよう管理するのが
僕たちエージェントの仕事だよ。

voice: vo_adv_5132004_084
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……そんな重要な仕事をどうして貴方たちみたいなポンコツに
任せているかという疑問は置いておいて、
【chara 128011 face 6 (surprised)】 エージェントがどうして赤ん坊なんか追ってるんですの?

voice: vo_adv_5132004_085
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 端的に言おう。あんたが連れていた赤ん坊こそ、
我々が探していた古代遺物だからだ。

voice: vo_adv_5132004_086
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……信じられませんわね。どう見ても普通の赤ん坊でしょうに。

voice: vo_adv_5132004_087
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 本気でそう思っていないことくらい分かるよ。
【chara 51011 face 3 (anger)】 あなたは数々の不可解な現象を目の当たりにして、
その原因が赤ん坊にあると気付いている。違うかな?

voice: vo_adv_5132004_088
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……

voice: vo_adv_5132004_089
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 我々は組織から逃げ出した古代遺物を追って、この街にやって来た。

voice: vo_adv_5132004_090
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 ちなみに逃げ出した原因は僕たちがうっかり
保管カプセルを壊したせいなんだけど、
本題に関係ないから先に進むよ。

voice: vo_adv_5132004_091
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 大問題をさらっと流すんじゃありませんわよ!
【chara 128011 face 3 (anger)】 あとで問い詰めてやりますから覚悟なさい!

voice: vo_adv_5132004_092
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 話を戻すぞ。古代遺物が現れるところ必ず混乱が生じる。
だから我々は街で騒ぎが起きた現場に足を運んだ。

voice: vo_adv_5132004_093
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 そして全ての現場でこの国の王女、身なりの派手な女性、
地味な男女、そして──赤ん坊の姿が目撃されたんだよ。

voice: vo_adv_5132004_094
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 ……

voice: vo_adv_5132004_095
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 件の古代遺物は擬態能力を持つ。【chara 51111 face 3 (anger)】 そう考えるとこの5人のうち
誰かが古代遺物である可能性が高かった。

voice: vo_adv_5132004_096
エージェントQ:
【chara 51011 face 3 (anger)】 そして調べを進めるうちに、赤ん坊こそが古代遺物だという
結論に達したんだ。

voice: vo_adv_5132004_097
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 擬態……?
【chara 128011 face 6 (surprised)】 ちょっとお待ちなさいな、そもそもあの子の正体って──

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5132004_098
りっちゃん:
【chara 50912 face 5 (shy)】 りっちゃ!

voice: vo_adv_5132004_099
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 いや、だからそうじゃなくて……【chara 128011 face 5 (shy)】 え?
ええええ!? な、なんで、貴方どうしてここに……?

voice: vo_adv_5132004_100
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 見たか、エージェントQ。

voice: vo_adv_5132004_101
エージェントQ:
【chara 51011 face 3 (anger)】 うん、見たよエージェントV。
あの赤ん坊、身なりの派手な女性の足元に突然現れたよ。

voice: vo_adv_5132004_102
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 あ、クレジッタさん! 【chara 127911 face 4 (sad)】 よかった、ご無事でしたか……
【chara 127911 face 6 (surprised)】 って、りっちゃん! こんなところにいたんですね!

voice: vo_adv_5132004_103
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 へ、陛下!? 陛下こそどうして……

voice: vo_adv_5132004_104
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 3 (anger)】 事情は秘書さんから聞きました。
クレジッタさんがわたしたちを逃がそうと、一人で残ったって。

voice: vo_adv_5132004_105
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 そうしたら突然りっちゃんが消えちゃったんです……

voice: vo_adv_5132004_106
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 なのでみなさんは手分けしてりっちゃんを捜しに、
わたしはクレジッタさんを助けにきたんです。

voice: vo_adv_5132004_107
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 まったく、わたくしなど放っておいて逃げてしまえばよろしいのに……

voice: vo_adv_5132004_108
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 3 (anger)】 それはだめです! だってあんなとこでお別れなんてあんまりですよ!
【chara 127911 face 4 (sad)】 もう、大事な人がいなくなるのは、イヤなんです……
【chara 127911 face 3 (anger)】 もしまた同じようなことしたら、わたし、すっごく怒りますから!

voice: vo_adv_5132004_109
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……貴女というお方は、どこまでもお優しいのですね。
【chara 128011 face 1 (normal)】 はい、二度とこのようなことはいたしませんわ。

Choice: (2) あ、りっちゃんがいた!
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5132004_110
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 クレジッタさまもご無事でしたか。さすがしぶといお方です。
ノゾミさんたちは……どうやら別方向を捜してるみたいですね。

voice: vo_adv_5132004_111
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 やれやれ、期せずして役者がそろってしまったな。

voice: vo_adv_5132004_112
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 そうですわね。いい加減聞かせてくださる? この子の正体を。

voice: vo_adv_5132004_113
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 ク、クレジッタさん、この人たち悪い人じゃ……

voice: vo_adv_5132004_114
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ええと、たしかに街で見かけたら職質待ったなしの怪しさですが、
まあ悪人ではなさそうですわ、一応。

voice: vo_adv_5132004_115
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 安心しろ、王女よ。我々の任務はそこの赤ん坊、
古代遺物『自律型幸福具現機』の回収だ。
街や人を傷付ける気はさらさらない。

voice: vo_adv_5132004_116
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 ……え、古代……【chara 127911 face 6 (surprised)】 え? りっちゃんが、え、えぇ?

voice: vo_adv_5132004_117
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】 つまりりっちゃんは人間ではない、そういうことですか。
【chara 6111 face 6 (surprised)】 『自律型幸福具現機』、だからりっちゃん……なるほど。

voice: vo_adv_5132004_118
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 で、なんなんですの、その自律なんとかというのは?

voice: vo_adv_5132004_119
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 『自律型幸福具現機』はその名の通り、対象の幸福を実現させるために
事象を具現化する【chara 51011 face 4 (sad)】 非常に危険な古代遺物だよ。

voice: vo_adv_5132004_120
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 う、うーん、分かりませんね……
幸せを叶えることがどうして危険なんでしょうか?

voice: vo_adv_5132004_121
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 それはな、こいつは基本的に叶える対象や節度、
状況などは一切配慮しないからだ。

voice: vo_adv_5132004_122
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 どんなものにも適量というものがあるよね。
食品や薬だってどれほどいいものだとしても、摂りすぎは毒になる。
【chara 51011 face 4 (sad)】 それは幸福も同じなんだよ。

voice: vo_adv_5132004_123
エージェントQ:
【chara 51011 face 3 (anger)】 過剰にもたらされる幸福は我が身はおろか、
周りすら破滅へと導いてしまうんだ。

voice: vo_adv_5132004_124
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 文献によれば大昔には世界最強の軍事力を望んだものの、
扱いきれず自身の国を滅ぼしてしまった王も一人や二人じゃないらしい。

voice: vo_adv_5132004_125
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 う……たしかに少し前のわたくしでしたら、
際限なく業突張ってやがては
大変なことをしでかしてしまっていたかもしれませんわね……

voice: vo_adv_5132004_126
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】 しかし分からないことがあります。幸せを具現化させるというなら、
どうしてフォギーのような魔物まで現れるのでしょう?
【chara 6111 face 3 (anger)】 普通に考えればあれらは幸せとは程遠い存在です。

voice: vo_adv_5132004_127
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 そうですよね、【chara 127911 face 4 (sad)】 りっちゃんはどうしてあんなことを……

voice: vo_adv_5132004_128
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……それはきっと、あれらも含めて「楽しいクリスマス」、
だったからでしょう。

voice: vo_adv_5132004_129
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 クレジッタさん? それはどういう……

voice: vo_adv_5132004_130
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 わたくし、気付いてしまいました。
この子は、わたくしの願いを叶えていたんですわ。

voice: vo_adv_5132004_131
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……そう。
「陛下が喜ぶ幸せなクリスマスを実現してほしい」、という願いを。

voice: vo_adv_5132004_132
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 え!? わ、わたしの……? クレジッタさんが?

voice: vo_adv_5132004_133
クレジッタ:
【chara 128011 face 6 (surprised)】 一つ聞きたいのですが、この子は相手の思考を読み取る能力を
持っているのかしら?

voice: vo_adv_5132004_134
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 ああ、対象者やその周囲の人間から情報を吸収し、
より対象者の望む幸せを実現しようとする。

voice: vo_adv_5132004_135
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 なるほど、合点がいきましたわ。この子はサレンさんたちの
楽しかったクリスマスの記憶を読み取り再現していたのですわ。

voice: vo_adv_5132004_136
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 彼女たちにとって、トラブルや戦闘も含めての
「楽しいクリスマス」だったから、
魔物も再現されてしまったのですわね。

voice: vo_adv_5132004_137
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 そういうこと、だったんですね……
【chara 127911 face 6 (surprised)】 たしかに戦闘は大変でしたが、終わってみれば
楽しかった思い出としてちゃんと心に残ってますね。

voice: vo_adv_5132004_138
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 ……陛下、それに貴方たち。申し訳ありませんでした。
今回の一連の騒動は、わたくしが原因のようでしたわ。

voice: vo_adv_5132004_139
クレジッタ:
【chara 128011 face 4 (sad)】 完全なる偶然とはいえ、
知らぬ存ぜぬというわけにはいきませんわ。
ですから──

voice: vo_adv_5132004_140
りっちゃん:
【chara 50912 face 6 (surprised)】 くえいった?

voice: vo_adv_5132004_141
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】 一応、礼は言っておきますわ。ありがとう。
【chara 128011 face 4 (sad)】 でも、もう十分。ここでお別れですわ。

voice: vo_adv_5132004_142
クレジッタ:
【chara 128011 face 3 (anger)】 貴方たち、この子を傷付けたりはしませんわよね?

voice: vo_adv_5132004_143
エージェントV:
【chara 51111 face 1 (normal)】 無論だ。我々は誇り高きエージェント、
機械が相手とてそんな野蛮なマネはしない。

voice: vo_adv_5132004_144
エージェントQ:
【chara 51011 face 1 (normal)】 だから丁重に扱うことを約束するよ。

voice: vo_adv_5132004_145
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 4 (sad)】 クレジッタさん、本当にいいんですか!

voice: vo_adv_5132004_146
クレジッタ:
【chara 128011 face 1 (normal)】 ええ。いいんですのよ、これで──

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ビービービー

voice: vo_adv_5132004_147
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 え、ななななんですのこの音?
この子から、鳴ってますの……?

voice: vo_adv_5132004_148
自律型幸福具現機:
【chara 1 face 1 (normal)】 エマージェンシー、エマージェンシー
幸福具現達成ニ困難ナ事象ガ発生。
『システムイレイズ』ヲ起動シマス。

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5132004_149
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 ひえええええええ!

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5132004_150
自律型幸福具現機:
【chara 17911 face 1 (normal)】 ……

voice: vo_adv_5132004_151
ペコリーヌ:
【chara 127911 face 6 (surprised)】 り、りっちゃんが……

voice: vo_adv_5132004_152
クレジッタ:
【chara 128011 face 5 (shy)】 へ、変身してしまいましたわーっ!

voice: vo_adv_5132004_153
エージェントV:
【chara 51111 face 3 (anger)】 マズいことになったな、エージェントQ。

voice: vo_adv_5132004_154
エージェントQ:
【chara 51011 face 3 (anger)】 うん、これはマズいねエージェントV。

voice: vo_adv_5132004_155
自律型幸福具現機:
【chara 17911 face 1 (normal)】 幸福具現ノタメ、スミヤカニ障害ヲ排除シマス。