焦りと不安の準備期間
王家主催のクリスマスイベントの運営を任されたクレジッタだが、その重圧に不安と焦りを抱く。そんなクレジッタにペコリーヌは街の様子を見て気分転換するよう勧めるのだった。
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焦りと不安の準備期間
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
王家主催のクリスマスイベントまで一ヵ月を切ったある日。
執務室でクレジッタは頭を抱えていた。
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クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
ああっ……不安ですわ! 不安不安っ!
「安からず」と書いて不安!
【chara 118011 face 4 (sad)】
当日まで時間がないというのに、不安でおかしくなりそうですわ……!
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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
綿密に立てたプランに、資材や商品、催し……
【chara 118011 face 5 (shy)】
全てこの目で選び抜いた一級品ばかり。
必ずや陛下のお眼鏡にかなうはずですのに、なぜなんですの!
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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】
やっぱり計画を一から見直すべき? 【chara 118011 face 3 (anger)】
いいえいいえ、
どこかにミスがないか、まずは計画書を最初からチェックして……
【chara 118011 face 5 (shy)】
ほら、貴女も手伝いなさいな! そっちの山を頼みますわよ!
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秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
……不安なお気持ちは分かりますが、
ここまで進んだ計画を今ひっくり返したら経費がどれだけ
かかるかもお分かりでしょう。【chara 6111 face 6 (surprised)】
計算してお見せしますか?
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秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
いまさら大枠は変えられない以上、
腹をくくっていただかないと。
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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
言われなくともわかってますわ。
ですが、これは陛下自らがわたくしに任せてくださった仕事!
万全に万全を期すためには労も金も惜しみませんわよ!
voice: vo_adv_5132061_006
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
まあ、慎重になってくれているのはいいことです。
【chara 6111 face 4 (sad)】
うっかり調子に乗った挙句失敗してクビになっても困りますしね。
voice: vo_adv_5132061_007
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
貴女ねえ! ただでさえ不安にさいなまれている雇い主に
縁起の悪いこと言わないでくださる!
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クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
これでもし失敗して陛下のおそばにいられなくなったら
どうしてくれるんですの! 【chara 118011 face 3 (anger)】
わたくしの心痛、
貴女のボーナスをカットするだけじゃ補填できませんわよ!
voice: vo_adv_5132061_009
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
困りましたね、すっかりテンパってしまっています。
私に腹パンや首根っこをストッとやれる技術があれば
クレジッタさまを落ち着かせて差し上げられたのですが……
voice: vo_adv_5132061_010
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
ちょっ、秘書1号っ!?
物騒なセリフを吐きつつ
腕まくりしながら近づかないでいただけますことかしらっ!?
voice: vo_adv_5132061_011
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
あ、あの……大きな声が聞こえましたが大丈夫ですか?
voice: vo_adv_5132061_012
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
へ、陛下!?
【chara 118011 face 4 (sad)】
いえいえいえななななんでもありませんわほほほほほ……
voice: vo_adv_5132061_013
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
丁度いいところにいらっしゃいました、陛下。
【chara 6111 face 4 (sad)】
クレジッタさまがイベントへの不安から右往左往しておりますので、
優しいお言葉の一つでもかけてあげていただけませんか?
voice: vo_adv_5132061_014
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】
こ、こら! 余計なことは言わなくていいんですのよ!
voice: vo_adv_5132061_015
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】
クレジッタさんでも不安に思うこと、あるんですね☆
【chara 105812 face 1 (normal)】
今回はクレジッタさんを信頼してお任せしたのですから、
【chara 105812 face 2 (joy)】
思うようにばーんとやってください!
voice: vo_adv_5132061_016
クレジッタ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 118011 face 4 (sad)】
陛下……なんと寛大で深いお心をお持ちなのでしょう!
【chara 118011 face 5 (shy)】
いえもちろん前から知っていましたが【chara 118011 face 4 (sad)】
何度でも感動してしまいますわっ。
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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
商人として確かな目を持つクレジッタさんなら大丈夫です!
【chara 105812 face 2 (joy)】
わたしも秘書さんも信じてますから☆
voice: vo_adv_5132061_018
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
ええ、信じてます。
voice: vo_adv_5132061_019
クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】
貴女いくら何でも棒読みが過ぎませんこといつも以上にっ!?
voice: vo_adv_5132061_020
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】
でももし、執務室で不安になっちゃうようでしたら、
【chara 105812 face 1 (normal)】
気分転換に街に出てみてはどうですか?
【chara 105812 face 2 (joy)】
街のみなさん、クリスマスイベントを楽しみにしてるみたいですよ☆
voice: vo_adv_5132061_021
クレジッタ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
【chara 118011 face 2 (joy)】
ありがとうございます、陛下。【chara 118011 face 1 (normal)】
では、お言葉に甘えさせていただきます。
【chara 118011 face 6 (surprised)】
現場を見ずして催事の成功などありえませんもの。
頭を冷やしてよりいいイベントにするとお約束いたします。【chara 118011 face 3 (anger)】
失礼!
voice: vo_adv_5132061_022
秘書:
【chara 6111 face 4 (sad)】
……ふぅ、助かりました、陛下。あの方はお金稼ぎに関しては
ピカイチですが、人を楽しませることはまだ経験値が足りませんから。
【chara 6111 face 6 (surprised)】
本人の動きなどは見ていて楽しいのですが……
voice: vo_adv_5132061_023
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
いえ、それだけ真摯にイベントに取り組んで
もらえてるってことですから。
voice: vo_adv_5132061_024
秘書:
【chara 6111 face 6 (surprised)】
よければ陛下も街の様子を見てきていただけないでしょうか?
一応クレジッタさまの頑張っている姿、確認してあげてください。
きっとモチベーションになるかと思いますので。
voice: vo_adv_5132061_025
ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】
分かりました。
【chara 105812 face 2 (joy)】
ついでにクリスマスが近付く楽しげな空気を味わってきますね♪