敏腕プロデューサーは語る
着々とクリスマスイベントの準備を進めるクレジッタ。しかしそこに現れたクリスティーナに次々にダメ出しをされてしまう。それから数日後、助言によって見違えるほどよくなった会場を見て感服するのだった。


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敏腕プロデューサーは語る
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 クリスマスイベントの準備が進む中、
クレジッタは一人、会場を見回っていた。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 はぁ、やれやれですわね。
最初はどうなるかと思いましたけれども、
【chara 118011 face 1 (normal)】 どうにか形になってきましたわ。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 この調子ならきっと、陛下に喜んでいただける
イベントにできそうですわ。
【chara 118011 face 2 (joy)】 あとは当日を待つばかりですわね!

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???:
【chara 1 face 1 (normal)】 ……駄目だな。
てんで駄目だ☆

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 むむっ……!?
【chara 118011 face 3 (anger)】 ちょっとちょっと、わたくしのイベントにケチをつけるのは
どこのどなたですことかしら!?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 成金女、オマエがこのイベントの責任者か?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 ええ、ええそうですわ! いったいどこの馬の骨だか
存じ上げませんが、ずいぶん偉そうにしてくれちゃって! 【chara 118011 face 5 (shy)】 というか
何を勝手に見て回っておりますの関係者以外立ち入り禁止ですわよ!?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 まずはこのモニュメントを別の場所に移すんだ。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 話聞いてまして!?
なんで馬の骨の言うことを聞かなくちゃいけないんですの!
【chara 118011 face 3 (anger)】 いい加減警備を呼びますわよ、まったくなんなんですのも、【chara 118011 face 6 (surprised)】 うっ……?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ……あら? あらあら? 【chara 118011 face 4 (sad)】 この顔……どこかで見たことがあるような。
【chara 118011 face 6 (surprised)】 そう、わたくしがまだ陛下と出会う前のこと。
御用聞きの商人として、王宮に出入りしていた頃……

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ツリーの近くにモニュメントなんて置いたら、
人の流れが滞って混雑の原因になるだろう。
無用な混乱を呼ぶことになるぞ?

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クリスティーナ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 【chara 107111 face 1 (normal)】 見せ場は分散し、人の流れをしっかり確保しろ。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 それとも何か? 混乱させるのが本来の目的か。
【chara 107111 face 2 (joy)】 うん、それはそれで悪くない。闘争も祭りの一種だからな☆

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クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 ち、ちち違いますわよっ! そのような野蛮なこと、
王家主催のクリスマスイベントで考えるわけがないでしょうっ!?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 なんだ、それは残念だ。
【chara 107111 face 6 (surprised)】 ほら、屋台の数に対して、飲食のスペースが足りんぞ。
食べ歩きしにくいメニューも多いんだ、ちゃんと確保しておけ。

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クリスティーナ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 【chara 107111 face 4 (sad)】 あとはゴミ箱の数も足りないな。せっかくの美麗なイベントも
ゴミだらけでは興覚めだ。【chara 107111 face 1 (normal)】 ゴミ箱に飾りつけでもしておけば、
景観の問題もクリアできるはずだ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 【chara 107111 face 3 (anger)】 おい、仮設トイレの数が少なすぎるぞ!
大型イベントの人出をなめるんじゃない!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 こうなったら徹底的に改善点を洗い出すぞ。
【chara 107111 face 2 (joy)】 さあ、とっとと案内するんだ。これでもワタシは忙しい身だからな。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 ……はっ! 思わず聞き入ってしまいましたが、
わたくしだって無策でやってるわけじゃありませんわ!
【chara 118011 face 3 (anger)】 好き放題言わないでくださる!?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 しっかりと企画書も作り、関係各所への手配も完璧ですわよ!

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 3 (anger)】 なめるなよ、オマエがそれなりに有能で、
真面目にいい物を作ろうとしてることくらい見れば分かる。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】 だがな、オマエに欠けているものがある。
【chara 107111 face 3 (anger)】 それはイベント企画の経験値と客の目線だ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】 経験だけは一朝一夕ではどうにもならん。場数を踏むしかない。
【chara 107111 face 1 (normal)】 だが、客が楽しむためにどうすればいいか、
そこに想像を馳せることはできるんじゃないのか?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 くっ、悔しいですが……貴女の言う通りですわね。
確かにわたくし、イベンターとしての経験値は足りないかもしれません。
【chara 118011 face 6 (surprised)】 というかこの洞察力と知識……貴女いったい何者なんですの?

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】 なに、通りすがりのプロデューサーさんだ。
別にオマエのイベントを乗っ取ろうだなんて思っちゃいないさ。

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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】 さあ、ついて来い成金女!
イベント運営というものを叩き込んでやろう。

voice: vo_adv_5132064_024
クレジッタ:
【chara 118011 face 5 (shy)】 もー! お待ちなさいな!
ちょっと警備!
警備の方~っ!!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 クリスティーナのチェックを受けてから数日後──

voice: vo_adv_5132064_025
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 うぅ……悔しいですけど、あの人の助言通りにしたら、
見違えるほどよくなりましたわ……

voice: vo_adv_5132064_026
クレジッタ:
【chara 118011 face 1 (normal)】 流石は元【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の副団長──
といったところかしら。【chara 118011 face 4 (sad)】 ……はぁまったく。
あの場で即座に正体を思い出せなかったのは不覚でしたわね……

voice: vo_adv_5132064_027
クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 というか。
何故にあんな血なまぐさい人物が、アイドルのプロデューサーなんて
していらっしゃいますの……?