クリスマスはバラの香り
先の騒動で壊れた飾りの修復に悩むクレジッタ。そこへミツキが現れバラで美しく補修していく。バラの代金として薬の材料、そしてワインやおつまみなどの手配を頼まれミツキと二人で過ごすことを決める。
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クリスマスはバラの香り
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ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
その日クレジッタは、古代遺物の引き起こした騒動の爪痕を
確認して回っていた。
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クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
はぁ……人的被害や大きな損傷はなく、
イベント開催には支障はありませんけど、
やはり無傷というわけにはいきませんでしたわね……
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クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
飾りが壊れたくらいで済んだのは不幸中の幸い。
【chara 128011 face 6 (surprised)】
ですが、早急に代わりを用意しなくてはならないのは
なかなか厳しいですわ……【chara 128011 face 4 (sad)】
予算も納期も。
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クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
前と同じ物、あるいは見劣りしないものとなると
入手に時間がかかりそうですし……
【chara 128011 face 6 (surprised)】
いっそ思い切って変えてしまうというのも手かしら。
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クレジッタ：
【chara 128011 face 5 (shy)】
って、あら？ あらあら？
【chara 128011 face 6 (surprised)】
破損個所がバラの花で飾られて……
傷がうまく隠されていますわね。いったい誰が……【chara 128011 face 4 (sad)】
って。
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クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
こんなマネをするのは
わたくしの知る限り一人しかいませんわ。
【chara 128011 face 3 (anger)】
そうでしょう？ 『隻眼の悪魔』。
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ミツキ：
【chara 105111 face 1 (normal)】
あら、バレバレみたいね。
【chara 105111 face 2 (joy)】
さすがね、クレジッタ・キャッシュ。
温泉のとき以来かしら♪
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クレジッタ：
【chara 105111 face 1 (normal)】
【chara 128011 face 4 (sad)】
そんな名推理みたいに言われましても。
貴女を知っている人なら誰でも思い浮かびますわ。
他にこんなことする人、おりませんでしょ。
voice: vo_adv_5132066_007
ミツキ：
【chara 105111 face 2 (joy)】
それじゃあ正解のご褒美に、サービスしてあげちゃうわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
これだけバラの花があれば、破損部分の目隠しにも、
新しい飾りつけにも使えるでしょ？
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ミツキ：
【chara 128011 face 6 (surprised)】
【chara 105111 face 2 (joy)】
どう？ 色合い的にクリスマスっぽくできるわよ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
見た目も十分豪華になるしね。
【chara 105111 face 2 (joy)】
リースもあるわ。【chara 105111 face 1 (normal)】
こうして取れた飾りつけの代わりにすれば……
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クレジッタ：
【chara 105111 face 1 (normal)】
【chara 128011 face 1 (normal)】
……悪くないですわね。
鮮やかで大人な雰囲気、いいと思いますわ。
【chara 128011 face 6 (surprised)】
それで、いくらお支払いすればよろしいかしら？
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ミツキ：
【chara 105111 face 2 (joy)】
あら、お金なんて気にしなくていいのよ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
私とあなたの仲じゃない？
voice: vo_adv_5132066_011
クレジッタ：
【chara 128011 face 6 (surprised)】
そんな深い仲になった覚えはありませんでしてよ。
【chara 128011 face 4 (sad)】
それに、「無料」なんて言葉に喜ぶほど
かわいいお嬢さんでもありませんの。
voice: vo_adv_5132066_012
クレジッタ：
【chara 128011 face 6 (surprised)】
さ、お値段を言ってくださいまし。
voice: vo_adv_5132066_013
ミツキ：
【chara 105111 face 2 (joy)】
うふふ、あなたのそういうところ、結構好きよ？
【chara 105111 face 1 (normal)】
じゃあお言葉に甘えて、お支払いお願いするわね。
【chara 105111 face 2 (joy)】
物々交換でいいかしら。
voice: vo_adv_5132066_014
クレジッタ：
【chara 105111 face 1 (normal)】
【chara 128011 face 4 (sad)】
この時代に貨幣経済じゃないってどういうことですのよ……
【chara 128011 face 6 (surprised)】
これって……薬の材料のリスト、ですわね？
【chara 128011 face 4 (sad)】
しかもだいぶマイナーな……
voice: vo_adv_5132066_015
ミツキ：
【chara 105111 face 1 (normal)】
ええ、なかなか手に入りづらい材料でね。
あなたの商人としての伝手を頼りたいの。
voice: vo_adv_5132066_016
クレジッタ：
【chara 128011 face 1 (normal)】
まあ、これくらいならすぐに……【chara 128011 face 4 (sad)】
と言いたいところですけれど。
クリスマスイベントとその片付けが終わるまでは待っていただけます？
生憎わたくしスケジュールがビッシリですの。
voice: vo_adv_5132066_017
ミツキ：
【chara 105111 face 4 (sad)】
せっかくのクリスマスだというのに働きづめなんて寂しいわねぇ。
voice: vo_adv_5132066_018
クレジッタ：
【chara 128011 face 1 (normal)】
フン。
その言葉、そっくりそのままお返しいたしますわよ。
voice: vo_adv_5132066_019
ミツキ：
【chara 105111 face 6 (surprised)】
心外だわ。薬の材料のこともあったけど、
普通にあなたのお手伝いもしたかったのよ？
【chara 105111 face 2 (joy)】
イベント、楽しみにしてるもの。
voice: vo_adv_5132066_020
クレジッタ：
【chara 128011 face 3 (anger)】
……ちょっと。
もしかして憐れみですのそれ？
voice: vo_adv_5132066_021
ミツキ：
【chara 105111 face 6 (surprised)】
まさか。【chara 105111 face 1 (normal)】
クリスマスに一人身は寂しいなんて思うタマじゃないでしょ？
【chara 105111 face 2 (joy)】
100％純粋な応援よ。
voice: vo_adv_5132066_022
クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
でも、闇医者に言われましてもね……
voice: vo_adv_5132066_023
ミツキ：
【chara 105111 face 2 (joy)】
うふふ、悪徳商人に言われましてもね。
【chara 105111 face 1 (normal)】
ああ、そうだ、
材料とは別にこれも手配してほしいんだけど。
voice: vo_adv_5132066_024
ミツキ：
【chara 128011 face 6 (surprised)】
【chara 105111 face 1 (normal)】
全部揃ったら知らせに来てちょうだい。
voice: vo_adv_5132066_025
クレジッタ：
【chara 128011 face 3 (anger)】
だからわたくしは忙しいって……【chara 128011 face 6 (surprised)】
なんですの、これ。
おススメのワインやおつまみだとか、わたくしに頼まなくても……【chara 128011 face 5 (shy)】
あ。
voice: vo_adv_5132066_026
ミツキ：
【chara 105111 face 2 (joy)】
今日の夜までにお願いね。【chara 105111 face 1 (normal)】
さすがにそんな遅くまで働かないでしょ？
【chara 105111 face 2 (joy)】
それじゃあね♪
voice: vo_adv_5132066_027
クレジッタ：
【chara 128011 face 4 (sad)】
まったく、面倒くさいマネをしてくれますわね。
【chara 128011 face 1 (normal)】
でもまあ、【chara 128011 face 2 (joy)】
ちょっとくらいは晩酌に付き合ってあげますわ。