素晴らしき友情
多くの魔物を討伐し、任務は成功を収めた。そして訓練としても、互いに補い合うエリコたちの姿が新兵のいい手本になったとジュンは語る。少々の誤解を含んだ二人の奇妙な信頼関係は、これからも続いていく。
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素晴らしき友情
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ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
行軍訓練の地。
新兵たちの奮戦により多くの魔物が討伐され、
かつての平穏を取り戻していた。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
魔物もだいぶ減ったようだし、残りは私たちで片付けられそうだ。
ありがとう、エリコちゃん、マコトちゃん。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
それに新兵たちも、ずいぶん強くなった。
君たちに教官になってもらえて、本当に助かったよ。
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マコト：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
最初はどうなることかって思ってたけどな～
【chara 129811 face 1 (normal)】
教官役を頼まれた時も、エリコが入ってきた時も、さ。
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エリコ：
【chara 129911 face 1 (normal)】
しかし彼らも、一人前を名乗れるほどには育ちましたし。
十分な結果でしょう。
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マコト：
【chara 129811 face 2 (joy)】
そうだな。
【chara 129811 face 1 (normal)】
ま、やるべきことは何とかこなせたみたいで何よりだぜっ。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふふっ……何とかこなせた、というレベルではないけれどね。
二人は教官としても、とてもいいコンビだったよ。
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マコト：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
コンビって、あたしとエリコが？
【chara 129811 face 1 (normal)】
そんな大層なもんじゃ……
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エリコ：
【chara 129911 face 1 (normal)】
そう呼ぶべき間柄なのかはわかりませんが、
仲のよいお友達ではありますわね。
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マコト：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
エリコ……
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エリコ：
【chara 129911 face 5 (shy)】
何せマコトさんは、私とあのおかたが絆を結ぶ姿に深く感激したらしく、
身を尽くして私たちを応援すると言ってくれましたので。
voice: vo_adv_5142702_010
マコト：
【chara 129811 face 4 (sad)】
いや言ってねえ！
おまえの中であたしはどういうキャラになってるんだ！
voice: vo_adv_5142702_011
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
深くは聞かないでおくけれど。
二人の存在が新兵たちにいい影響を与えたのは事実さ。
voice: vo_adv_5142702_012
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
騎士団の一員となるなら、自分の体を鍛え技を磨くだけでは足りない。
命を預ける仲間として、
周りのみんなと確かな信頼関係を築く必要がある。
voice: vo_adv_5142702_013
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
それぞれが違った強みを持ち、補い合って困難に挑む……
そんな君たちの信頼関係も、新兵たちにとって
いい目標になったんじゃないかな。
voice: vo_adv_5142702_014
マコト：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
それは、まあ……確かにそっか。
【chara 129811 face 1 (normal)】
あたしだけじゃ多分、ここまでみんなを引っ張ってくなんて
できなかっただろうし。
voice: vo_adv_5142702_015
マコト：
【chara 129811 face 2 (joy)】
なんだかんだでエリコが来てくれて助かったよ。
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エリコ：
【chara 129911 face 1 (normal)】
それを言うなら、私も同じですわ。
【chara 129911 face 6 (surprised)】
マコトさんの協力がなければ、我流の訓練にこだわって
勲章をもらうどころではありませんでした。
voice: vo_adv_5142702_017
マコト：
【chara 129811 face 4 (sad)】
それは本当にその通りだな……！
voice: vo_adv_5142702_018
エリコ：
【chara 129911 face 1 (normal)】
この先もマコトさんの協力が得られるのなら、頼もしい限りです。
【chara 129911 face 2 (joy)】
これからも私たちの愛を、応援してくださいますわね？
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マコト：
【chara 129811 face 4 (sad)】
あー、いやエリコ……
それなんだけど、あたしは正直言うとだな……
voice: vo_adv_5142702_020
エリコ：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
【chara 129911 face 6 (surprised)】
正直言うと……【chara 129911 face 3 (anger)】
なんです？ やはり私たちの邪魔を？
雌犬どころか、人の純心を裏切り陰で嘲笑うような女狐でしたか？
voice: vo_adv_5142702_021
マコト：
【chara 129811 face 6 (surprised)】
いやっ、大丈夫！
とりあえずいいお友達でいさせてくれ！
voice: vo_adv_5142702_022
エリコ：
【chara 129911 face 2 (joy)】
クスクス、ありがとうございます♪
【chara 129911 face 7 (special_a)】
末永く、よろしくお願いいたしますね。
voice: vo_adv_5142702_023
エリコ：
【chara 129911 face 1 (normal)】
ではみなさん、任務完了までもう一息です。
仲良く協力して頑張りましょう。【chara 129911 face 2 (joy)】
そう、私とマコトさんのように♪
voice: vo_adv_5142702_024
新兵たち：
【chara 1 face 1 (normal)】
はいっ！
voice: vo_adv_5142702_025
マコト：
【chara 129811 face 4 (sad)】
ああもう、なんでこんなややこしいことになるんだよ……！
【chara 129811 face 6 (surprised)】
あたしか？ 【chara 129811 face 4 (sad)】
あたしが素直になれないせいなのか？
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
訓練を乗り越え、団結力も高まった新兵たち。
一方でマコトは、エリコとの奇妙な関係がまだまだ続きそうなことに
頭を抱えるのだった。