夏時フェアリーズ
異常な気温に見舞われるランドソル。アメスは、異常の原因は環境システム『ソル・ジェネレーター』にあるとホマレから告げられる。その翌日、彼女は環境が滅茶苦茶になったランドソルを目にするのであった。
-------------- situation:
夏時フェアリーズ
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
予期せぬ酷暑に見舞われるランドソルの街。
【美食殿】のギルドハウスには、休日を謳歌する{player}と
もう一人、小さな妖精が羽を伸ばしていた。
voice: vo_adv_5150000_000
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
はぁ~
voice: vo_adv_5150000_001
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
……暑い。
voice: vo_adv_5150000_002
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】
暑いったら暑い! なんなのよこの暑さ!
いくら夏だっていっても、加減を知りなさいよ!
【chara 190911 face 4 (sad)】
こんな暑さじゃ家の中にこもってるしかないじゃない。
voice: vo_adv_5150000_003
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
知ってる?
ここのところ、街の人たちもほとんど外に出てないのよ。
【chara 190911 face 4 (sad)】
滅多にない異常な気温なんだって。
voice: vo_adv_5150000_004
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
こんなんじゃ悪戯の一つもできやしない。
voice: vo_adv_5150000_005
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
せっかく外に出られるようになったのにさ~?
ここのところ悪戯してなかったのにまだお預けだなんて、
【chara 190911 face 3 (anger)】
アイデンティティの危機ってもんよ。
voice: vo_adv_5150000_006
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
あんたもそう思うでしょ?
Choice: (1) 思う。
Choice: (2) 思わない。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5150000_007
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
きゃはは! だったら悪戯させてくれるわよね~?
それっ、くすぐり攻撃~!
体中くまなくこしょこしょしてあげるわよ~♪
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----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5150000_008
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
悪戯なんてしなくても私は私、って?
【chara 190911 face 2 (joy)】
きゃはは、キュンとくる言葉じゃない。【chara 190911 face 6 (surprised)】
そうやって何人も……【chara 190911 face 2 (joy)】
ねぇ?
そういう罪な男には、履いてる靴下に穴が開く地味~な悪戯で反撃よ~♪
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5150000_009
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
……はぁ。ダメね。
こんなくだらない悪戯じゃ満たされやしない。
欲求不満だなんて言ったら、フィオに怒られちゃうかもだけどさ。
voice: vo_adv_5150000_010
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
それにしても珍しいわよね。
私とあんたが二人きりだなんて。
voice: vo_adv_5150000_011
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
ぺコリーヌもキャルもコッコロもいないんでしょ?
【chara 190911 face 1 (normal)】
この炎天下に仕事なんてご苦労なことだわ。
【chara 190911 face 2 (joy)】
私は自由でお気楽な悪戯妖精でよかった~♪
voice: vo_adv_5150000_012
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
……ま、おかげで退屈を持て余してるんだけどさ。
voice: vo_adv_5150000_013
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
あ~あ。
なんか面白いことないかしらね~
voice: vo_adv_5150000_014
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
──あるよ~♪
voice: vo_adv_5150000_015
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
ひぇっ!?
いきなりなんか出た!
voice: vo_adv_5150000_016
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うふふ♪ 驚いた~?
voice: vo_adv_5150000_017
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
こ、この私にサプライズを仕掛けてくるなんてなかなかやるじゃない。
【chara 190911 face 4 (sad)】
どう考えても不法侵入なことには目をつぶってあげるわ。
voice: vo_adv_5150000_018
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
え~とあんたホマレよね。ドラゴン族の。
【chara 190911 face 1 (normal)】
なんの用? 面白いことって何? その尻尾どうなってるの?
【chara 190911 face 2 (joy)】
寝るとき角邪魔じゃない? そっちのちびドラゴンは嚙んだりしない?
voice: vo_adv_5150000_019
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うんうん、好奇心が爆発してるね~?
【chara 106711 face 6 (surprised)】
でもちょっと待ってくれるかな。
【chara 106711 face 1 (normal)】
これに関しては、アメスちゃんにも伝えておきたいんだよね~
Choice: (4) 呼んでくる。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5150000_020
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
あいつに用なら、【chara 190911 face 1 (normal)】
私がガイド妖精用のチャンネルで呼んだげようか?
voice: vo_adv_5150000_021
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
あ、どっちも大丈夫だよ~
【chara 106711 face 6 (surprised)】
外は暑いし、通信だけで呼びつけるのも悪いでしょ?
voice: vo_adv_5150000_022
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
だから、こうしちゃおう♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5150000_023
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ふふふふ~ん♪
Choice: (5) 上手だね。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5150000_024
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ふふっ、ありがと♪
じゃあお次の曲は──【chara 190011 face 6 (surprised)】
って、なんでよ!
どうしてあんたがここにいるの!? あたし呼んでないわよ!?
voice: vo_adv_5150000_025
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
は? 逆に呼んでる? ホマレが?
ああ、あたしとあんたの繋がりを利用したってわけね。
【chara 190011 face 4 (sad)】
あいつ、ほんと油断ならないわね……
voice: vo_adv_5150000_026
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
それで、【美食殿】のギルドハウスに来いっていうのね?
【chara 190011 face 4 (sad)】
……これでもあたし、いろいろと忙しいんだけど。
voice: vo_adv_5150000_027
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
まぁいいわ。
最近ネビアの様子も見てなかったし、顔を出してあげる。
【chara 190011 face 2 (joy)】
わざわざこうしてお願いしに来たわけだしね。
voice: vo_adv_5150000_028
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
それじゃまたあとでね。
バイバ~イ♪
voice: vo_adv_5150000_029
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……これ言っとかないと、
ここでの会話の終わりって気分にならないのよね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5150000_030
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
──『ソル・ジェネレーター』
voice: vo_adv_5150000_031
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
あ、待ってホマレ。
【chara 190011 face 1 (normal)】
やっと起きた? あんた、接続を切ってから目覚めるのが遅いわよ。
あたしが先に着いて、話を始めるところだったじゃない。
Choice: (6) そんなこと言われても……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5150000_032
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
眠りを利用して接続してるから、
起きるのにラグがあるのは仕方ないけど。
voice: vo_adv_5150000_033
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
要はあんたがもう少し寝起きをよくすればいいのよ。
【chara 190011 face 3 (anger)】
毎朝毎朝コッコロたんに起こしてもらっちゃって。羨ましい。
voice: vo_adv_5150000_034
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
妬みが漏れてるわよ、フィオ。
voice: vo_adv_5150000_035
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
そろそろ話、戻していいかな~?
意味深に【chara 106711 face 6 (surprised)】
『ソル・ジェネレーター』【chara 106711 face 4 (sad)】
とか言ったのに
放置されててちょっと恥ずかしいかも~
voice: vo_adv_5150000_036
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
……悪かったわね。【chara 190011 face 1 (normal)】
改めてお願いするわ。
voice: vo_adv_5150000_037
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
じゃあ、分かりやすく初めから。
【chara 106711 face 6 (surprised)】
えっとね、みんなはおかしいと思わない~?
voice: vo_adv_5150000_038
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
ここ最近の、ランドソルの天気。
voice: vo_adv_5150000_039
ネビア:
【chara 190911 face 3 (anger)】
おかしいなんてもんじゃないわ。
【chara 190911 face 4 (sad)】
暑くて暑くていやになりそう。
Choice: (7) 確かにいつもより暑い。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5150000_040
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
だよねだよね~
【chara 106711 face 6 (surprised)】
この気温って多分、この街に『設定された上限』を超えてるんだよね~
……だって、これまでずっと過ごしやすかったでしょ?
voice: vo_adv_5150000_041
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
あんたはまた、きな臭いことを……
voice: vo_adv_5150000_042
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
あはは♪
で、ここからが大事だよ~
【chara 106711 face 1 (normal)】
原因……これじゃないかな~って思うんだよね。
voice: vo_adv_5150000_043
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
それって……システムコンソール?
しかもこれ、環境システムって……!
voice: vo_adv_5150000_044
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
うん。
環境システム『ソル・ジェネレーター』
元々は覇瞳皇帝が管理してたものみたい。
voice: vo_adv_5150000_045
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
機能としては、名前通りに環境調整。
天気や気温の設定……それに加えて、
ある程度なら街の構造も変えられるみたいだね。
voice: vo_adv_5150000_046
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
……自ら神を名乗るくらいには、
この街を人の大勢住める環境にしてたものね、あいつは。
水道設備とかのインフラ整えたり……ま、褒めてやるつもりはないけど。
voice: vo_adv_5150000_047
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
そして覇瞳皇帝は神の椅子を去り、
その環境システムは放棄され……今こうして、不調をきたしている、と?
voice: vo_adv_5150000_048
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
そういうことだね~
voice: vo_adv_5150000_049
アメス:
【chara 190011 face 1 (normal)】
ふぅん……ときに、なんであんたがそれに気付くの?
voice: vo_adv_5150000_050
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
んっ。
voice: vo_adv_5150000_051
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
んっ、じゃないのよ。
どうしてあんたが環境システムの不調なんてものに
気付くのかって聞いてるの。
voice: vo_adv_5150000_052
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
……そこに環境システムがあったから……
voice: vo_adv_5150000_053
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
格言みたいに言うんじゃないわよ!
voice: vo_adv_5150000_054
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
まったくもう。本来システムコンソールなんて、
『普通の人』が触るべきものじゃないのよ。
それをあんたは……
voice: vo_adv_5150000_055
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
大丈夫大丈夫~ほら、その環境システム、
『普通の人』が簡単には触れないように、
かった~いロックがかけられてるから~私はノータッチだよ~♪
voice: vo_adv_5150000_056
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
触ろうとはしたみたいね……【chara 190011 face 1 (normal)】
まぁいいわ。
教えてくれたことには感謝しておく。
voice: vo_adv_5150000_057
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
どうせあたしにも管理権限はないだろうし、
あとで晶にでもまる投げしておきましょ──
voice: vo_adv_5150000_058
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
──あれ?
このシステム……管理権限が、あたしにもある?
voice: vo_adv_5150000_059
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
なにそれなにそれ、私にもちょっと見せなさいよー!
【chara 190911 face 2 (joy)】
へぇ~、環境システムねぇ~?
ちょっと気温下げちゃいましょ、暑くてたまんないのよね~♪
voice: vo_adv_5150000_060
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
あ、こら! 勝手に触るんじゃないの!
【chara 190011 face 3 (anger)】
街の気温を急に下げたりしたら住んでる人たちが混乱するでしょ!
自然環境にだって影響を及ぼすんだから!
voice: vo_adv_5150000_061
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
……ってあんたも触れるの?
つまり、管理権限がガイド妖精にもあるってわけ?
なんで……? 【chara 190011 face 4 (sad)】
どう考えても、あたしたちには不必要なのに……
voice: vo_adv_5150000_062
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
多分だけど、覇瞳皇帝の置き土産ってところじゃないかな~?
引継ぎ先を用意しておいたとか? 抜け目ないよね~
voice: vo_adv_5150000_063
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
それはそれで面倒ごとを背負わされた気がするわ。
【chara 190011 face 1 (normal)】
……これに関してはあたしがなんとかしておくから、
【chara 190011 face 3 (anger)】
ホマレ、あんたはこれ以上システム側に踏み込まないこと。
voice: vo_adv_5150000_064
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
は~い♪
voice: vo_adv_5150000_065
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
まったくもって信用ならない返事をどうも。
【chara 190011 face 3 (anger)】
いえそれより、もっと不安なのは──
voice: vo_adv_5150000_066
ネビア:
【chara 190911 face 6 (surprised)】
えっ、なによフィオ?
なんでこっちを見るの?
voice: vo_adv_5150000_067
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
いい、ネビア。
この環境システム、触るんじゃないわよ?
絶対……絶対によ。
voice: vo_adv_5150000_068
ネビア:
【chara 190911 face 4 (sad)】
はぁ……ちょっとフィオ。
それは失礼ってものじゃないかしら。
【chara 190911 face 6 (surprised)】
私だってガイド妖精よ?
voice: vo_adv_5150000_069
ネビア:
【chara 190911 face 1 (normal)】
自分に与えられた使命。
──忘れちゃいないわよ。
voice: vo_adv_5150000_070
アメス:
【chara 190011 face 6 (surprised)】
ネビア……
voice: vo_adv_5150000_071
アメス:
【chara 190011 face 2 (joy)】
ごめんなさい、そうよね。
【chara 190011 face 4 (sad)】
疑っちゃって悪かったわ。
……妹を信用しないなんて、【chara 190011 face 2 (joy)】
姉失格ね。
voice: vo_adv_5150000_072
ネビア:
【chara 190911 face 2 (joy)】
な~に殊勝なこと言ってんのよ。
あんたは立派なお姉ちゃんじゃないの。
voice: vo_adv_5150000_073
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うんうん。
姉妹の絆っていいものだね~
voice: vo_adv_5150000_074
全員:
【chara 1 face 1 (normal)】
ふふふっ♪
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──翌日、早朝。
voice: vo_adv_5150000_075
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
あんっのバカ妹はどこっ!?
Choice: (8) どうしたの……?
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5150000_076
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
外!
今すぐ外を見なさいっ!
voice: vo_adv_5150000_077
アメス:
【chara 190011 face 3 (anger)】
……どう?
Choice: (9) やられたね。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5150000_078
アメス:
【chara 190011 face 4 (sad)】
やられた、わよね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}の目の前に広がるのは、
これまでにない夏の装いへと様変わりしたランドソルの街であった。