キングが暴いたもの
多数の戦闘車輛を持つ大集団を相手に勝つ手だてが見つからない。悩むヤマトだが、宴会の余興でフブキにイジられるグロゴ団員の姿からまさかのヒントを得ると、ついに彼らの弱点を突き止め、突破口を掴む。
-------------- situation:
キングが暴いたもの
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ヤマトたちがグロゴ団に迎え入れられて
数日が経ったある夜──
グロゴ団のアジトでは宴会が開かれていた。
voice: vo_adv_5156003_000
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
カーッハッハ! どんどんやってくれ!
ヤマトちゃん飲んでるかい?
voice: vo_adv_5156003_001
ヤマト:
【chara 130012 face 2 (joy)】
ああ。
さすがに飲みごたえのあるモン揃えてるねぇ。
voice: vo_adv_5156003_002
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
ヘッヘッヘ、だろ?
酵露もヤシオーリも一級品だ。
じゃんじゃん飲んでくれ!
voice: vo_adv_5156003_003
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
お前らも、どうだ楽しんでるか?
voice: vo_adv_5156003_004
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
え……あ、は、はい!
【chara 130112 face 4 (sad)】
オツマミも手が込んでて……ちょっと辛いですけど……
【chara 130112 face 3 (anger)】
でででも、お、美味しゅう……ございます……です、ます。
voice: vo_adv_5156003_005
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
ww
バカナ姉、キョドりすぎっしょw
voice: vo_adv_5156003_006
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
だってフブキちゃん……!
クルマが出来上がったら裏切るって決めてるのに
ジョーさんたちと仲良く宴会だなんて、どきどきしちゃうよ……
voice: vo_adv_5156003_007
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
あ? なんのヒソヒソ話だ?
俺サマがかっこいいってぇ話なら大歓迎だぜ?
どこがかっこいいんだ? 教えてくれよ、全部か?
voice: vo_adv_5156003_008
ワカナ:
【chara 130112 face 7 (special_a)】
【chara 130212 face 6 (surprised)】
ええっとそうじゃなくて! じゃなくて!
え、えええと、ジョーさんがかっこよくないって話でもなくてっ!
教えてと言われましても……【chara 130112 face 4 (sad)】
フブキちゃん、どどどどどどうし……
voice: vo_adv_5156003_009
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
は~い!
フブキちゃんよきょーにゲームがしたいでーす♪
voice: vo_adv_5156003_010
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
おお、いいねぇ。
じゃあ、何するか。
voice: vo_adv_5156003_011
フブキ:
【chara 130212 face 6 (surprised)】
ん~
【chara 130212 face 1 (normal)】
ザコお兄さ~ん、なにする~?
Choice: (1) ぼ、僕が決めるの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5156003_012
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
いいじゃね~か。
あんちゃん、【バンディ・シスターズ】の長男なんだろ?
あんまりにもカゲが薄いぜ? たまにゃあ喋んなよ。
voice: vo_adv_5156003_013
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】
……マッド・ジョーの野郎、
あんなに疑ってたくせに、すっかり気を許してるね。
voice: vo_adv_5156003_014
ヤマト:
【chara 130012 face 2 (joy)】
潜入には無事成功。ここまではまずまずだ。
voice: vo_adv_5156003_015
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
さて。仕掛けはこっからなんだが……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5156003_016
ワカナ:
【chara 130112 face 1 (normal)】
タイミングはわかりました。
【chara 130112 face 4 (sad)】
でも……こんな大集団を相手に、
わたしたち、勝てるんですかね……?
voice: vo_adv_5156003_017
ヤマト:
【chara 130012 face 4 (sad)】
問題はそこさ。
戦闘車輛持ちの100人集団を相手に、こちとらたったの4人。
【chara 130012 face 3 (anger)】
まともにやりあったんじゃ、まず勝ち目はない。
Choice: (2) 僕も入ってるんだ……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5156003_018
フブキ:
【chara 130212 face 1 (normal)】
せーぜーがんばってねザコお兄さん♡
【chara 130212 face 2 (joy)】
いひっ♡
voice: vo_adv_5156003_019
フブキ:
【chara 130212 face 4 (sad)】
てかそれより~
ムダ毛ワニが乗んの、
天才のぼくが作った最新型戦闘車輛なの、だる~
voice: vo_adv_5156003_020
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
はっ、そうだった……!
【chara 130112 face 4 (sad)】
フブキちゃん、こうなるのがわかってたのに
なんでそんなに本気のクルマ作っちゃったの~!
voice: vo_adv_5156003_021
フブキ:
【chara 130212 face 4 (sad)】
だってヤマ姉が手を抜くなって言ったんだも~ん。
voice: vo_adv_5156003_022
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】
そりゃそうさ。
相手を信用させるためにゃ、こっちも本気を見せなきゃならないからね。
voice: vo_adv_5156003_023
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
そ、そっか……
【chara 130112 face 4 (sad)】
でも、この戦力差……どうやって切り抜けるの?
voice: vo_adv_5156003_024
ヤマト:
【chara 130012 face 2 (joy)】
……探すしかないねぇ。
ほとんど丸腰の4人が、100人と100台に勝てる方法ってヤツを。
voice: vo_adv_5156003_025
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
ええ?
【chara 130112 face 4 (sad)】
そんな方法が……あるとはとても──
voice: vo_adv_5156003_026
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】
見つけんだよ。
あってもなくても!
voice: vo_adv_5156003_027
一同:
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 130212 face 6 (surprised)】
【chara 130112 face 6 (surprised)】
……!
voice: vo_adv_5156003_028
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】
これまで、何度も何度もすすらされてきた……
あのクソマズい泥水の味を、忘れたきゃあね。
voice: vo_adv_5156003_029
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
姉さん……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5156003_030
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】
……フブキに『仕掛け』は用意させちゃいるが。
アタシのカンじゃ、ひっくり返すにゃまだ何か手札が足りない。
ここの妖魔人ども、腕力や体力は確かみたいだしね。
voice: vo_adv_5156003_031
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】
マッド・ジョーの最新車輛は、
手先の器用な団員たちがいま急ピッチで組み立ててる。
明日には完成するはずだ。
voice: vo_adv_5156003_032
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
ヤツはクルマが完成したら決行すると言ってた。
【chara 130012 face 3 (anger)】
──つまりランドソル襲撃は、おそらく明後日。
そこが、タイムリミットだ。
voice: vo_adv_5156003_033
ヤマト:
【chara 130012 face 3 (anger)】
……チッ。
宴会なんざ、してるヒマはないんだが……
voice: vo_adv_5156003_034
一同:
【chara 1 face 1 (normal)】
キング、キング、だ~れだ!
voice: vo_adv_5156003_035
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
は~い!
ぼくで~す♪
voice: vo_adv_5156003_036
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
ええ、またフブキちゃんがキングなの?
【chara 130112 face 4 (sad)】
もう3回目だし……くじ運強すぎだよ~!
voice: vo_adv_5156003_037
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
ごめんなさ~いw
ぼくは運もつよつよみたいで~♡
【chara 130212 face 1 (normal)】
ザコなヒトらには負けませんので~
voice: vo_adv_5156003_038
フブキ:
【chara 130212 face 8 (special_b)】
あ、クジ引きじゃなくて、
クズ引きなら負けちゃうかもぉ♡
【chara 130212 face 2 (joy)】
きゃははは♡
voice: vo_adv_5156003_039
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
フ、フブキちゃん、言うじゃねぇか。
次の命令はいったい何なんだ?
voice: vo_adv_5156003_040
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
ね、ねえフブキちゃん、
ゲームとはいえ、キングからの命令、
もうちょっとマイルドにした方が……
voice: vo_adv_5156003_041
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
3回まわって「ワニ」って言えとか、
フブキちゃんの椅子になれ、とか……
voice: vo_adv_5156003_042
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
しかもジョーさんばっかり狙い撃ちじゃない……!
【chara 130112 face 4 (sad)】
せっかく仲良くなったのに、なんだかかわいそうっていうか……
voice: vo_adv_5156003_043
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
だって~、あのワニ、
リアクションがやたらキョドってて面白いんだも~んw
voice: vo_adv_5156003_044
フブキ:
【chara 130212 face 8 (special_b)】
それに~、そういうゲームっしょ?
キングの命令には、従わないといけないって。
【chara 130212 face 2 (joy)】
ね~、ザコお兄さん?
Choice: (3) そうだけど……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5156003_045
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
きゃっははw
【chara 130212 face 8 (special_b)】
もしかしてお兄さん、ホントはぼくに命令されたいの?
や~らし~♡ でもだ~め♡
voice: vo_adv_5156003_046
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
──ってことで、はーい!
次の命令いっきま~す♡
voice: vo_adv_5156003_047
ワカナ:
【chara 130112 face 7 (special_a)】
フブキちゃん──!
【chara 130112 face 4 (sad)】
ああ、水を得た魚みたいに……
このキングゲームっていうの、フブキちゃんにピッタリすぎるよぉ~
voice: vo_adv_5156003_048
フブキ:
【chara 130212 face 8 (special_b)】
ぼくの大事なクツを投げるので~
ムダ毛ワニが走ってキャッチして~
とってきてくださ~い♪
voice: vo_adv_5156003_049
ワカナ:
【chara 130112 face 7 (special_a)】
またそんなヒドイ命令を……!
voice: vo_adv_5156003_050
フブキ:
【chara 130212 face 1 (normal)】
いちについて~【chara 130212 face 2 (joy)】
よ~い♪
voice: vo_adv_5156003_051
団員1:
【chara 52111 face 4 (sad)】
カシラ……さすがにこんなこと……
いくらクルマ作ってもらってるって言ったってよお……!
voice: vo_adv_5156003_052
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
……かまわん。
俺のことは気にするな。
voice: vo_adv_5156003_053
団員2:
【chara 50711 face 3 (anger)】
でも……
せめて俺らも一緒に走らせてください!
voice: vo_adv_5156003_054
フブキ:
【chara 130212 face 2 (joy)】
っぽ~い!
はーい、拾って~♪
voice: vo_adv_5156003_055
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
ふんっ……!
voice: vo_adv_5156003_056
団員たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
行くぞ……!
voice: vo_adv_5156003_057
フブキ:
【chara 130212 face 7 (special_a)】
うっわ~、ザコが勝手に増えてんだけど~?
【chara 130212 face 2 (joy)】
ジョジのクツおっかけ集団とか、マジキモすぎ~ww
voice: vo_adv_5156003_058
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
…………?
voice: vo_adv_5156003_059
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
……ふぬっ……ふぬっ。
…………ふぬぅっ!
voice: vo_adv_5156003_060
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
マッド・ジョーの野郎、随分と足が遅い……?
voice: vo_adv_5156003_061
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
ダメだ、追いつかねぇ!
お前ら行け!
voice: vo_adv_5156003_062
団員1:
【chara 52111 face 6 (surprised)】
は、はい……!
【chara 52111 face 3 (anger)】
よおし……!
voice: vo_adv_5156003_063
団員1:
【chara 52111 face 6 (surprised)】
──う、うあぁっ!
【chara 52111 face 4 (sad)】
しまった、照明を直視しちまった……! ううぅっ。
voice: vo_adv_5156003_064
団員2:
【chara 50711 face 4 (sad)】
だめだ、キャッチできねぇ!
voice: vo_adv_5156003_065
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
こっちは、あの程度のライトで……
voice: vo_adv_5156003_066
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
…………こいつら……?
voice: vo_adv_5156003_067
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】
…………
……ちょいと調べてみるかい。
voice: vo_adv_5156003_068
フブキ:
【chara 130212 face 3 (anger)】
あ~ん!
ぼくの大事なクツ、落ちて汚れちゃったじゃ~ん。
どーしてくれんの~!
voice: vo_adv_5156003_069
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
すまねぇキングっ。
この通りだ。
voice: vo_adv_5156003_070
団員1:
【chara 52111 face 4 (sad)】
カシラ、いいッスよ。頭下げなくて。
なじられるんは、俺らがやるんで。
voice: vo_adv_5156003_071
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
お前らこそ、引っ込んでろ。
俺が……背負いたいんだよ。
【chara 18711 face 1 (normal)】
ほ、ほらあれだ。クジに負けたのは俺だからな!
voice: vo_adv_5156003_072
団員1:
【chara 52111 face 6 (surprised)】
カシラ……俺らを庇って……
【chara 52111 face 4 (sad)】
くぅ、一生、ついてくッス……!
voice: vo_adv_5156003_073
フブキ:
【chara 130212 face 4 (sad)】
あーあ。
こ~んなおっきなカラダして~
コドモの命令にもこたえられないんだ~? ダッサ~w
voice: vo_adv_5156003_074
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
ぐぅぅっ……!
voice: vo_adv_5156003_075
フブキ:
【chara 130212 face 1 (normal)】
おじさんさ、とーぞくだんより~、そのムダ毛使って~
おそうじブラシ、やった方がいいんじゃな~い?w
【chara 130212 face 7 (special_a)】
おトイレの床とか? ごーしごし♡ って~♡
voice: vo_adv_5156003_076
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
うっ……くぅぅぅ!
……ぐすっ……
voice: vo_adv_5156003_077
団員1:
【chara 52111 face 6 (surprised)】
カ、カシラ!?
泣いてる? 【chara 52111 face 4 (sad)】
え、ちょっとカシラ!?
voice: vo_adv_5156003_078
ワカナ:
【chara 130112 face 7 (special_a)】
フ、フブキちゃん、ジョーさん泣かせちゃったの!?
【chara 130112 face 4 (sad)】
も~ひどいこと言うから、ほら、いますぐ謝って──
voice: vo_adv_5156003_079
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
うう、うううぅ……!
フブキちゃんからのブラ、ブラシ扱い……
voice: vo_adv_5156003_080
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
イ、イイッ……!
voice: vo_adv_5156003_081
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
いい?
って、ジョ、ジョーさん?
voice: vo_adv_5156003_082
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
俺、俺……おそうじブラシでも、いっす……
てか、なりたいす……
使ってくださいフブキちゃんできればその足で……!
voice: vo_adv_5156003_083
フブキ:
【chara 130212 face 4 (sad)】
げっ……
……マジ?
voice: vo_adv_5156003_084
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
え、待って待って。
ジョーさん、ひょっとして……
【chara 130112 face 7 (special_a)】
フブキちゃんにイジメられて、喜んじゃってたの!?
voice: vo_adv_5156003_085
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
…………っ!
voice: vo_adv_5156003_086
団員1:
【chara 52111 face 6 (surprised)】
カシラのほっぺが、ほんのり赤い……!
voice: vo_adv_5156003_087
フブキ:
【chara 130212 face 4 (sad)】
うわぁ……キッッッッッモ!
喜ばせるつもりでイジってねーし。
voice: vo_adv_5156003_088
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 1 (normal)】
はぅぁ……!
冷たいフブキちゃんも、イイ……!
voice: vo_adv_5156003_089
ワカナ:
【chara 130112 face 7 (special_a)】
えええええ!?
voice: vo_adv_5156003_090
団員1:
【chara 52111 face 4 (sad)】
カシラ!
正気に戻ってくだせぇ! カシラ!
voice: vo_adv_5156003_091
マッド・ジョー:
【chara 18711 face 3 (anger)】
うるせぇ……俺は正気だ。
フブキちゃんが俺の扉、開いてくれたんだよぉ!
voice: vo_adv_5156003_092
団員1:
【chara 52111 face 4 (sad)】
き、聞きたくない!
聞きたくないッス~!
voice: vo_adv_5156003_093
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
あわわわ、これはちょっと……
わたしでは対応しきれない事態です!
姉さん──【chara 130112 face 6 (surprised)】
あれ? 姉さんがいない。
voice: vo_adv_5156003_094
ワカナ:
【chara 130112 face 1 (normal)】
さっきまでここにいたはずなのに……
【chara 130112 face 6 (surprised)】
姉さん、どこですか~?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──その頃。
ヤマトはマッド・ジョーの部屋に忍び込んでいた。
voice: vo_adv_5156003_095
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】
ははん……見つけたよ。これだね。
voice: vo_adv_5156003_096
ヤマト:
【chara 130012 face 6 (surprised)】
「グロゴ団、団員一覧」。
【chara 130012 face 1 (normal)】
こんなハキダメ集団にゃ似つかわしくない書類だが……
やっぱりあったねぇ。
voice: vo_adv_5156003_097
ヤマト:
【chara 130012 face 1 (normal)】
……ククッ。
なぁるほど、アタシの睨んだ通りだね。
【chara 130012 face 2 (joy)】
これがわかりゃあ……
voice: vo_adv_5156003_098
ヤマト:
【chara 130012 face 2 (joy)】
…………──カカッ。
決行が待ち遠しいねぇ……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
何かをつかんだヤマト。
マッド・ジョーのゆがんだ嗜好をつかんでしまったフブキたち。
それぞれの思惑を胸に、宴会の夜は更けていく──
voice: vo_adv_5156003_099
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
姉さ~ん?
どこですか~……?
voice: vo_adv_5156003_100
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
……?
voice: vo_adv_5156003_101
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
なんの音だろう?
砦の外から……?
voice: vo_adv_5156003_102
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
それに……一瞬、外にトゲトゲが見えたような?
まるで……ハリネズミ……みたいな……
【chara 130112 face 4 (sad)】
……でも、まさか……ね……
voice: vo_adv_5156003_103
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
まさか、わたしに会いにきてくれた……とか?
【chara 130112 face 4 (sad)】
なんて……そんなこと……
……ない、ないない……!
voice: vo_adv_5156003_104
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
……だって。
わたしはみんなを、捨てちゃったんだから……
voice: vo_adv_5156003_105
ワカナ:
【chara 130112 face 4 (sad)】
…………
みんな。元気にしてるといいな……
voice: vo_adv_5156003_106
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
──はっ!
いけないいけない、しっかりしなくちゃ。
【chara 130112 face 3 (anger)】
それよりいまは──
voice: vo_adv_5156003_107
ワカナ:
【chara 130112 face 6 (surprised)】
姉さ~ん?
スパイクたち:
【chara 50311 face 1 (normal)】
……キュ~ン……