蛇乙女、来る！
交流祭の準備が着々と進む最中、ネフィ＝ネラに会わせろとメドゥーサが現れる。一触即発な空気の中、{player}とミーアの機転でどうにか場を収めることに成功するのだった。
-------------- situation:
蛇乙女、来る！
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
サレンとモニカの指揮のもと、
交流祭の準備は着々と進んでいった。
voice: vo_adv_5160001_000
ミーア：
【chara 51611 face 2 (joy)】
いや～、さすがですねお二人とも。
やっぱり組織を束ねる方の仕事は違いますね～
【chara 51611 face 4 (sad)】
うちはどうにも、個人主義者が多くって～
voice: vo_adv_5160001_001
モニカ：
【chara 133212 face 2 (joy)】
なに、ある物を適切な場所に配置するだけだからな。
【chara 133212 face 1 (normal)】
刻一刻と戦況が変わる戦場に比べればどうということはないさ。
voice: vo_adv_5160001_002
サレン：
【chara 133512 face 1 (normal)】
そうそう。少ない資金での日々のやりくりや、
予測不能な子どもたちの相手で鍛えられてるから
【chara 133512 face 2 (joy)】
こういうのは得意なのよね。
voice: vo_adv_5160001_003
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
本当に、ランドソルの方はみなさま勤勉でいらっしゃいますね～
【chara 51611 face 4 (sad)】
うちの媛さまは……ちょっと気まぐれなところもあったりなかったりで～
Choice: (1) そういえばネラさんは？
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5160001_004
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
えっと～、言いにくいんですが～……
実はネフィ＝ネラさまはご不在でして～
それで、私がご案内を務めさせていただいてるんです～
voice: vo_adv_5160001_005
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
ああ、ご心配は無用です～
大きな声では言えないのですが、媛さまは休暇……【chara 51611 face 6 (surprised)】
じゃなくて
交換視察だといって、【chara 51611 face 4 (sad)】
オーエドにお出かけ中でして……
voice: vo_adv_5160001_006
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
少し前に行った時に、ずいぶんお気に召したようで。
私に全部任せて行ってしまわれたんです～……
も～、私も遊びたいのに～
voice: vo_adv_5160001_007
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
そうか。
【chara 133212 face 1 (normal)】
では戻られたら改めて挨拶をさせていただこう。
voice: vo_adv_5160001_008
ミーア：
【chara 51611 face 2 (joy)】
はい、ぜひ～。媛さまがいないからと手を抜いたりはしませんよ～！
ランドソルの正月文化にも負けない催し物を企画しています～
その名も～──【chara 51611 face 6 (surprised)】
って～……
voice: vo_adv_5160001_009
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
こらー！
ネフィ＝ネラー！ 出てきなさい！
ここがアンタの巣なのはわかってるんだからね！
voice: vo_adv_5160001_010
サレン：
【chara 133512 face 6 (surprised)】
え、な、何……？ 誰かこっち来るみたいだけど……
voice: vo_adv_5160001_011
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
はぁ……困ったお客様が来てしまいました～……
voice: vo_adv_5160001_012
メドゥーサ：
【chara 133611 face 6 (surprised)】
あ！ アンタはネフィ＝ネラの側近！
【chara 133611 face 3 (anger)】
丁度いいわ、ネフィ＝ネラに伝えなさい。
メドゥーサがお前を倒しにきたって！
voice: vo_adv_5160001_013
サレン：
【chara 133512 face 6 (surprised)】
……なんだか威勢のいい子ね。
【chara 133512 face 4 (sad)】
でも、お姫さまにケンカを売って大丈夫かしら……
voice: vo_adv_5160001_014
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
何度来られても同じです～
ネフィ＝ネラさまには会わせられませんってば～
どうかお引き取り願います～
voice: vo_adv_5160001_015
メドゥーサ：
【chara 133611 face 3 (anger)】
アタシはアンタと話しにきたんじゃないの！
用があるのはネフィ＝ネラ、ただ一人なんだから。
【chara 133611 face 1 (normal)】
それとも何？ アイツの代わりに、アンタがアタシとやるっての？
voice: vo_adv_5160001_016
ミーア：
【chara 51611 face 6 (surprised)】
た、確かに私は今、ネフィ＝ネラさまの名代をさせてもらってますけど～
【chara 51611 face 4 (sad)】
決闘なんか、仕事の範囲外ですよ～。ウワサに聞くゴルゴーンの
魔眼に睨まれたら、す～ぐカチコチになっちゃうんですから～
voice: vo_adv_5160001_017
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
メドゥーサとやら、落ち着け！ そちらの事情は分からぬが、
【chara 133212 face 4 (sad)】
こうも一方的な物言いでは進むものも進まない。
まずは話し合いを──
voice: vo_adv_5160001_018
メドゥーサ：
【chara 133611 face 1 (normal)】
なによアンタ。子どもの出る幕じゃないわよ。引っ込んでなさい。
voice: vo_adv_5160001_019
モニカ：
【chara 133212 face 3 (anger)】
誰が子どもだ！ 私はモニカ、
偉大なるヴァイスフリューゲルの軍人にして歴とした大人だ！
【chara 133212 face 6 (surprised)】
だいたいおまえだって子どもだろう！ 人のこと言えるか！
voice: vo_adv_5160001_020
メドゥーサ：
【chara 133611 face 3 (anger)】
はぁ？ ふざけないでよこのチンチクリン！
アタシはこのジオ・ゲヘナの大貴族にしてゴルゴーン三姉妹が末妹、
メドゥーサよ！
voice: vo_adv_5160001_021
モニカ：
【chara 133212 face 8 (special_b)】
ふん、肩書きだけは立派だが、人の価値は己の立ち居振る舞いで決まる。
自らの立場を貴いものと名乗るなら、
まずは話を聞いてもらえるように態度を改めるのだな。
voice: vo_adv_5160001_022
メドゥーサ：
【chara 133611 face 3 (anger)】
ムッカーッ！ よそ者が事情も知らないで勝手なこと言って！
もういいわ、邪魔するなら力ずくで通るだけよ。
アンタたち、覚悟しなさいっ！
voice: vo_adv_5160001_023
ミーア：
【chara 51611 face 6 (surprised)】
あ、マズい、マズいですよ！
【chara 51611 face 4 (sad)】
彼女にあの能力を使われたら大変なことに……！
voice: vo_adv_5160001_024
サレン：
【chara 133512 face 6 (surprised)】
っ！？ 【chara 133512 face 3 (anger)】
何だか分からないけどこの感じ、
たしかにマズそうね……モニカさん！
voice: vo_adv_5160001_025
モニカ：
【chara 133212 face 8 (special_b)】
大丈夫だ、こいつは私がどうにかする。
サレンはミーアとあいつを守ってやってくれ！
voice: vo_adv_5160001_026
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
まったく、まだ祭りも始まっていないというのに……
こんなところであいつの楽しい正月計画を
潰されてたまるものか……【chara 133212 face 6 (surprised)】
っておい！
voice: vo_adv_5160001_027
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
き、貴公！ 何をしてるんだ！ 危険だ、下がっていてくれ！
Choice: (2) 二人とも、これ飲んで落ち着いて。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5160001_028
メドゥーサ：
【chara 133611 face 6 (surprised)】
まさかアタシを飲み物で買収しようってわけ？
【chara 133611 face 4 (sad)】
しかもなにこれ？ 本当に飲み物なの？
なんか真っ白で熱いけど……【chara 133611 face 3 (anger)】
バカにしてない？
voice: vo_adv_5160001_029
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
いちいち文句言う前に飲んでみろ！
あれこれ好き嫌いするなど自身がお子様だと
証明しているようなものではないか！
voice: vo_adv_5160001_030
メドゥーサ：
【chara 133611 face 3 (anger)】
ふ、ふん、何よいきなり。
マズかったら問答無用で……【chara 133611 face 6 (surprised)】
え、なに、これ……？
温かくて、甘くて、不思議な味……
Choice: (3) 気に入ってもらえてよかった。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5160001_031
モニカ：
【chara 133212 face 2 (joy)】
そうだろうそうだろう。
これは甘酒というものだ！
【chara 133212 face 1 (normal)】
ランドソルでは冬の寒い時期によく飲まれている。
voice: vo_adv_5160001_032
モニカ：
【chara 133212 face 2 (joy)】
酒と名はついているが、子どもが飲んでも全く問題ないから安心しろ。
【chara 133212 face 1 (normal)】
しかも甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価も高く、消化が良く
疲労回復にも適しており訓練後の一杯は最高なうえに美容にも効果が──
voice: vo_adv_5160001_033
メドゥーサ：
【chara 133611 face 4 (sad)】
いや聞いてないわよ！ どれだけしゃべるのよ！
voice: vo_adv_5160001_034
メドゥーサ：
【chara 133611 face 4 (sad)】
……はぁ、もういいわ。異世界の連中にジャマされるなんて計算外だし。
【chara 133611 face 3 (anger)】
今日は引き下がってあげるけど、何度だって来てやるんだから！
ネフィ＝ネラのヤツをやっつけるまでね！
voice: vo_adv_5160001_035
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
う～ん……
【chara 51611 face 1 (normal)】
それなら～
ネフィ＝ネラさまに正面からお会いできるチャンス、ありますよ～？
voice: vo_adv_5160001_036
メドゥーサ：
【chara 133611 face 6 (surprised)】
え？ 【chara 133611 face 1 (normal)】
何よ早く言いなさいよ。
【chara 133611 face 3 (anger)】
それはいつなの？ チャンスっていったい何なのよ。
voice: vo_adv_5160001_037
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
先ほど言いそびれてしまいましたが……
【chara 51611 face 1 (normal)】
実は今回の交流祭で、
ジオ・ゲヘナ側でも一つ催しを企画しています～
voice: vo_adv_5160001_038
ミーア：
【chara 51611 face 2 (joy)】
蛇系の妖魔人たちによる興奮と狂乱の祭典！ その名も『蛇祭り』！
来年は蛇がおめでたい動物だということでして、そこにあやかって
交流祭の前半を締めくくる特大イベントとして開催しますよ～！
voice: vo_adv_5160001_039
メドゥーサ：
【chara 133611 face 6 (surprised)】
蛇、祭り……って。
何するの？
voice: vo_adv_5160001_040
ミーア：
【chara 51611 face 2 (joy)】
蛇なら誰でも参加できる武闘大会です～妖魔人でも、魔物でも～！
こちらはメドゥーサさんにも参加資格がありますし～
さらに～優勝者にはネフィ＝ネラさま直々に褒美を授かれちゃいます～！
voice: vo_adv_5160001_041
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
どうでしょう～？ ここで暴れても何もありませんが、
数日待っていただければネフィ＝ネラさまとお会いできます～
【chara 51611 face 2 (joy)】
もっとも、優勝という条件付きですが～……
voice: vo_adv_5160001_042
メドゥーサ：
【chara 133611 face 2 (joy)】
煽るじゃない。いいわ、その言葉に乗ってあげる。
【chara 133611 face 3 (anger)】
ネフィ＝ネラに首を洗って待ってろと伝えときなさい。
【chara 133611 face 1 (normal)】
それとアンタ。
voice: vo_adv_5160001_043
モニカ：
【chara 133212 face 6 (surprised)】
む、私か。
voice: vo_adv_5160001_044
メドゥーサ：
【chara 133611 face 1 (normal)】
アンタともいずれ決着をつけるわ。
【chara 133611 face 3 (anger)】
そのときこそアタシの強さとびぼーで
びゃーびゃー泣かせてやるから震えて眠りなさい、バーカ！
voice: vo_adv_5160001_045
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
やれやれ、どこが大人なんだかな……
voice: vo_adv_5160001_046
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
……ふ～、どうにか切り抜けましたね～
いろいろ事情はあるんですけど、毎回ひやひやします～
voice: vo_adv_5160001_047
サレン：
【chara 133512 face 4 (sad)】
ねえ、優勝者にネフィ＝ネラさんが会うっていうのは……
voice: vo_adv_5160001_048
ミーア：
【chara 51611 face 1 (normal)】
あ、それは本当です～決勝戦までには戻ると伺っておりますので。
【chara 51611 face 6 (surprised)】
メドゥーサさんが勝ち抜けるかどうかは分かりませんが、
【chara 51611 face 1 (normal)】
祭りの間おとなしくしててくれるなら文句なしでしょう～
voice: vo_adv_5160001_049
モニカ：
【chara 133212 face 4 (sad)】
しかし貴族の娘とはいえ、一国の王女相手に正面切って
ケンカを売るとはいささか無謀ではないか？
やんごとなき家の令嬢だろうに、諫める者もいないのか……
voice: vo_adv_5160001_050
サレン：
【chara 133512 face 6 (surprised)】
もしかしたら何か、事情があるのかもしれないわね。
貴族といっても、ランドソルとジオ・ゲヘナでは
あり方が違うでしょうし。【chara 133512 face 4 (sad)】
……ちょっと心配だわ。
voice: vo_adv_5160001_051
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
う～ん、うちの媛さまは強引なところはありますが、
小さい子を傷つけるようなことは決してしないお方です。
【chara 51611 face 6 (surprised)】
きっとなにか行き違いがあるのだと思いますよ～
voice: vo_adv_5160001_052
ミーア：
【chara 51611 face 4 (sad)】
早く誤解が解けるといいんですけどね～
ああいう騒がしい方は、カノンさん一人で十分ですから～
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
──時を同じくしてランドソルでは、
例年通り年末の慌ただしくも賑やかな空気に包まれていた。
voice: vo_adv_5160001_053
カノン：
【chara 194712 face 4 (sad)】
んびえっくちゅいぃ！
voice: vo_adv_5160001_054
カノン：
【chara 194712 face 4 (sad)】
うぅ……イヤですわ、こんな往来ではしたない。
【chara 194712 face 6 (surprised)】
どなたかあたくし様のコトをお噂なさってるのかしら？
【chara 194712 face 1 (normal)】
まあ仕方ありませんわねこの美貌を異世界の方々に初披露なのですから。
voice: vo_adv_5160001_055
カノン：
【chara 194712 face 6 (surprised)】
それにしても……ランドソル、とかいいましたわね馬ボーンのこのお国。
ちょっと寒いのはアレですけれども思ったよりも悪くない、【chara 194712 face 1 (normal)】
いえ、
かなりいいとこじゃありませんコト？ 特に──【chara 194712 face 2 (joy)】
あの白亜の王宮！
voice: vo_adv_5160001_056
カノン：
【chara 194712 face 1 (normal)】
あちらに相応しいのは誰か？ それはトーゼン、脳みそ胃袋王女なんか
ではなく……【chara 194712 face 2 (joy)】
おゴージャス！ おパーフェクト！ おエクセレンッ！
なこのあたくし様に決まってますわヲ～ッホッホッホ！
voice: vo_adv_5160001_057
カノン：
【chara 194712 face 6 (surprised)】
ですが……異世界には決闘で支配権を争う優れた文化が無いようですし。
【chara 194712 face 4 (sad)】
いくら強く美しくあまつさえ甘い毒をほんのり秘めたあたくしといえど、
一人で一国におケンカ売って勝てるなんざ思っちゃいませんわ。
voice: vo_adv_5160001_058
カノン：
【chara 194712 face 4 (sad)】
はぁ、どこかにいないものですかしらね。
あたくしのためにご奉仕してくれる、いえ喜んで命を捨ててくれるような
忠実かつ屈強な都合のいい奴隷たち……
voice: vo_adv_5160001_059
観光客１：
【chara 1 face 1 (normal)】
んー！ ランドソル最高！
ご飯はおいしいし甘いものがどこでも食べられるし、
ずっとここに住みたくなっちゃうな！
voice: vo_adv_5160001_060
観光客２：
【chara 1 face 1 (normal)】
ああ、たしかにいいとこだよな、ランドソル。
でも、明日にはここを発たないと。
なんたってジオ・ゲヘナの蛇祭りがあるからな！
voice: vo_adv_5160001_061
観光客２：
【chara 1 face 1 (normal)】
ジオ・ゲヘナ中の蛇系妖魔人が集まり熱戦を繰り広げる最高の祭り！
くぅーっ！ たまんねぇー！
voice: vo_adv_5160001_062
観光客１：
【chara 1 face 1 (normal)】
うーん、戦いが日常のジオ・ゲヘナだから、
別にこれ以上戦いは見たくないんだけどな……
もう飽きちゃったっていうか……
voice: vo_adv_5160001_063
カノン：
【chara 194712 face 6 (surprised)】
……！？ 蛇祭り……ですって？ 【chara 194712 face 1 (normal)】
てんっ、けい！ 【chara 194712 face 2 (joy)】
天啓ですわー！
今、あたくしのおジーニアスなお脳におビビビッときましたわ！
一発逆転かますおド級のお秘策が！
voice: vo_adv_5160001_064
カノン：
【chara 194712 face 1 (normal)】
悪辣なる為政者を倒すのは、いつだって虐げられし強く美しい者。
【chara 194712 face 2 (joy)】
やってやりますわよ下剋上！ 胃袋王女もネフィもまとめて
お全裸土下座させてやりますわ！ ヲ～ッホッホ♪
voice: vo_adv_5160001_065
王宮騎士団隊長：
【chara 712 face 1 (normal)】
キミ、少しいいかな。先ほど公序良俗を乱す者──露出狂が出たと
通報があってね。身柄を確保させてもらうよ。
いったん騎士団の詰め所まで来て──……
voice: vo_adv_5160001_066
カノン：
【chara 194712 face 6 (surprised)】
ちょっ！？
誰が露出狂ですの！ 【chara 194712 face 9 (special_c)】
あたくしだって好きでこんな格好してる
わけじゃないといいますのに……！ 【chara 194712 face 3 (anger)】
アナタの顔、覚えましてよ！
voice: vo_adv_5160001_067
カノン：
【chara 194712 face 3 (anger)】
こんなお下々な方々に捕まってたまるかですわ！
ランドソルよ、あたくしは必ず帰ってまいります！
【chara 194712 face 1 (normal)】
次来るときは、あたくし様がこの国の支配者になるときですわ～！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
一方その頃、オーエドの温泉旅館では
ネフィ＝ネラが一人、休暇を満喫していた。
voice: vo_adv_5160001_068
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 1 (normal)】
フゥム……湯浴みの後の一杯は格別至極、
五臓六腑に染み渡るとはまさにこのこと。
無論、わっちには五臓も六腑もあらねども。
voice: vo_adv_5160001_069
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 6 (surprised)】
昨今、些とばかり忙しなき日々に追われたもれば。
かてて加えて遠からず、更なる波乱が巻き起こるは必定──
【chara 129711 face 1 (normal)】
故に遥か異世界にまで、慰安と湯治のため足を延ばすに及くは無し。
voice: vo_adv_5160001_070
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 1 (normal)】
残りしミーアらには労苦をかけども、此度は『政』ではなく『祭』。
【chara 129711 face 2 (joy)】
とあらば、畏と威を以てジオ・ゲヘナを治めるわっちが
表に顔を出しても、民を委縮させるばかりというもの。
voice: vo_adv_5160001_071
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 1 (normal)】
『蛇祭り』の始末までの一時の安楽なれば。
此処は存分に骨休めさせてもらうと致しんしょう。
【chara 129711 face 2 (joy)】
無論、わっちに骨などは──
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ピシッ……
voice: vo_adv_5160001_072
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 6 (surprised)】
──あにはからんや、猪口に罅割れが。
何ぞ凶事の先触れなりや？
voice: vo_adv_5160001_073
ネフィ＝ネラ：
【chara 129711 face 6 (surprised)】
フム──拘えど、詮無き仕儀に候。
【chara 129711 face 1 (normal)】
女将、猪口の替えを。
其れと何ぞ、辛口の肴を所望致しんす。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして様々な人たちの思惑が交差しながら、
世界は新たな年を迎えようとしていたのだった──