かつて、その始まり
ある日突然、ガイド妖精フィオが{player}の元を訪れる。なぜ昔の姿に戻ったのか、その理由を調べはじめた二人は調査中に『謎のアメス』と遭遇、訳の分からぬうちに謎の光に包まれるのであった。
-------------- situation:
かつて、その始まり
--------------
voice: vo_adv_5201000_000
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
──それはかつて、確かにあった記憶。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5201000_001
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
やっと起きた！
voice: vo_adv_5201000_002
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
あたしは妖精のフィオ。
アストルムのこと色々教えてあげるから、よく聞いてよねっ！
voice: vo_adv_5201000_003
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
ある少年は未知の世界へと誘われ、
一人のガイド妖精と共に冒険へと旅立った。
voice: vo_adv_5201000_004
晶：
【chara 106831 face 7 (special_a)】
少年にはアタシの代わりにアストルムでやってほしいことがあるんだ。
voice: vo_adv_5201000_005
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
各エリアのボスを倒すと手に入るオーブを集めて、塔の最上階に行く。
これがゲームクリアの条件なんだ。
voice: vo_adv_5201000_006
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
その目的は、『レジェンドオブアストルム』をクリアすること。
プリンセスをソルの塔の頂上へと導き、願いを叶えること。
彼はその旅路において──
voice: vo_adv_5201000_007
誓約女君：
【chara 107111 face 1 (normal)】
──そうか！
お前が晶のプリンセスナイトか！
【chara 107111 face 2 (joy)】
ワタシのことは誓約女君と呼んでくれ。
voice: vo_adv_5201000_008
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
数多の強敵と出会い、
voice: vo_adv_5201000_009
変貌大妃：
【chara 107011 face 3 (anger)】
もう出し惜しみはしません。
必ずここで、あなたたちを倒す。
私の全力で──！
voice: vo_adv_5201000_010
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
幾多の苦難を乗り越え、
voice: vo_adv_5201000_011
跳躍王：
【chara 107311 face 1 (normal)】
……信じますよ。あなた方を。
voice: vo_adv_5201000_012
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
巨多なる願望の上に立ち、
voice: vo_adv_5201000_013
覇瞳皇帝：
【chara 106911 face 1 (normal)】
初めまして。
晶のプリンセスナイト……私の名は、覇瞳皇帝……
voice: vo_adv_5201000_014
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 3 (anger)】
──嘘。嘘よ。そんなことあるわけがない！
【chara 106912 face 4 (sad)】
私の願いは、新しい世界を作って、私の思うままに……
voice: vo_adv_5201000_015
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
少年はやがて、太陽と星の祝福を得るに至る。
voice: vo_adv_5201000_016
ミネルヴァ：
【chara 191112 face 1 (normal)】
──ようこそソルの塔へ。
数々の試練を乗り越えてきた勇気ある冒険者よ。
あなたたちを歓迎します。
voice: vo_adv_5201000_017
ミネルヴァ：
【chara 191112 face 2 (joy)】
……認証完了。あなたをプリンセスと認めます。
今からプリンセスコネクトプロセスを開始します……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5201000_018
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
かつて歩んだ、失われし『過去』──
voice: vo_adv_5201000_019
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
──ちょっと！ 起きなさいってば！
Choice: (1) 起きる。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5201000_020
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
やっと起きた！
voice: vo_adv_5201000_021
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
こら、どっち見てんのよ、こっちよこっち！
視線をもう少し下！
voice: vo_adv_5201000_022
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
……おはよう。
voice: vo_adv_5201000_023
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
もしかして「まだ夢の中か」なんて思ってないでしょうね。
これはあんたが見てる夢でも、あたしが見せてる夢でもないわよ。
voice: vo_adv_5201000_024
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
まだ意識がはっきりしてないみたいね。
【chara 190111 face 1 (normal)】
仕方ないわね、一応確認よ。
voice: vo_adv_5201000_025
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
あたしが誰だか分かる？
Choice: (2) フィオ。
Choice: (3) ネビア？
Choice: (4) 誰だっけ……？
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5201000_026
フィオ：
【chara 190111 face 2 (joy)】
はい、よろしい。
【chara 190111 face 1 (normal)】
ちゃんと覚えて──記憶にはあるようね。
voice: vo_adv_5201000_027
フィオ：
【chara 190111 face 2 (joy)】
……ふふっ♪
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----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5201000_028
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
寝ぼけてるの？
それとも妖精がみんな同じに見える人？
【chara 190111 face 1 (normal)】
まぁここであんたに悪戯してあいつに罪をなすりつけるのもいいかもね。
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5201000_029
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
あんたね～……【chara 190111 face 6 (surprised)】
ま、無理もないんだけどさ。
voice: vo_adv_5201000_030
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
だったら自己紹介からね。
【chara 190111 face 2 (joy)】
あたしはフィオ。
レジェンドオブアストルムにかつて存在していたガイド妖精よ。
voice: vo_adv_5201000_031
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
まぁナビ妖精とかって呼ばれたりもしてたけど、大した違いはないわ。
【chara 190111 face 6 (surprised)】
色々あってガイド妖精はほとんど消去されちゃったんだけど、
【chara 190111 face 1 (normal)】
あたしとネビアはなんとか生き延びてるってわけ。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5201000_032
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
これがあたしの本来の姿。
【chara 190111 face 6 (surprised)】
あんたがいつも見てた『アメス』は、あたしたちガイド妖精の
プロトタイプ……【chara 190111 face 1 (normal)】
まぁご先祖様みたいな存在の姿だったわけよ。
voice: vo_adv_5201000_033
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
これまであたしは、訳が分からないまま『アメス』の体に入ってて、
元の姿には戻れなかったんだけど……
voice: vo_adv_5201000_034
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
今朝、急にこの姿になってたのよね。
ほんとびっくりだわ。
Choice: (6) 何かきっかけはなかったの？
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5201000_035
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
きっかけ……
voice: vo_adv_5201000_036
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
……夢を、見てた気がする。
voice: vo_adv_5201000_037
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
とても懐かしくて──過ぎ去ってしまった夢を。
voice: vo_adv_5201000_038
フィオ：
【chara 190111 face 3 (anger)】
ううん……とにかく。
どうしてあたしがこの姿に戻ったのか、ちゃんと原因を突き止めないと。
voice: vo_adv_5201000_039
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
もちろんあんたに手伝ってもらうわよ。
【chara 190111 face 2 (joy)】
拒否権なんてないんだからねっ！
voice: vo_adv_5201000_040
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
あ、ごめん、【chara 190111 face 4 (sad)】
ちょっと強引だったわね。
いけないいけない、昔のノリが出ちゃってるわ。
気を付けないと……
Choice: (7) 素のままのフィオでいいよ。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5201000_041
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
……素のまま、ね。
別にアメスを演じてたつもりはないんだけど。
【chara 190111 face 4 (sad)】
こういうのって、体に引っ張られるものなのかしら。
voice: vo_adv_5201000_042
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
ま、あんたがいいっていうのなら──
voice: vo_adv_5201000_043
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
ほらほら、なにボケっとしてんのっ？
ちゃちゃっと出かける準備をしなさいよね！
voice: vo_adv_5201000_044
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
あ、着替えは自分でしなさいよ？
【chara 190111 face 2 (joy)】
一人前のガイド妖精であるあたしでも、
そこまでは手伝ってあげないんだから♪
voice: vo_adv_5201000_045
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_5201000_046
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
なんか、ちょっと恥ずかしい……
voice: vo_adv_5201000_047
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
そういえばあたし、この姿でランドソルに出るの久しぶり……
ううん、初めてって言うべきね。
【chara 190111 face 4 (sad)】
大丈夫かしら、注目の的になっちゃったりしない？
voice: vo_adv_5201000_048
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
再構築の際にほとんどが削除されてしまったガイド妖精。
今の世界に受け入れてもらえるのかしら……
voice: vo_adv_5201000_049
男性：
【chara 1411 face 1 (normal)】
よぉ兄ちゃん。
お、今日は妖精さんと仕事かい？
【chara 1411 face 2 (joy)】
兄ちゃんが連れてる子はいつもバラエティ豊かだなぁ！ ガハハ！
voice: vo_adv_5201000_050
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
……普通になじんでるじゃない。
そうよね、あんたの周りには個性的な子がたくさんいるもんね。
【chara 190111 face 6 (surprised)】
いまさら妖精程度じゃ驚かないか～、【chara 190111 face 4 (sad)】
それはそれで悔しいわ。
voice: vo_adv_5201000_051
女性：
【chara 413 face 6 (surprised)】
あっ！ この間うちの店で悪戯していった妖精じゃない！
【chara 413 face 4 (sad)】
メニューに勝手にスマイル100ルピなんて書き足してくれちゃって！
大変だったんだから！ 【chara 413 face 3 (anger)】
今や人気商品よ！
voice: vo_adv_5201000_052
フィオ：
【chara 190111 face 3 (anger)】
とんだ風評被害よネビアのやつ！
自由になったからって好き勝手しちゃって～～～！
voice: vo_adv_5201000_053
子どもたち：
【chara 1 face 1 (normal)】
妖精さんだ～！ 捕まえろ～！
voice: vo_adv_5201000_054
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
ちょっ、待って待って！ 虫取り網はやめて！
【chara 190111 face 3 (anger)】
もうっ、あんたも笑ってないで、この子たちを止めなさーい！
voice: vo_adv_5201000_055
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
ふぅ～……
なんていうか、変わらないわね。
ランドソル……【chara 190111 face 1 (normal)】
この世界は。
voice: vo_adv_5201000_056
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
もう少し違和感があるのかなって思ってたけど。
【chara 190111 face 1 (normal)】
うん、全然平気だわ。
voice: vo_adv_5201000_057
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
って、しまった、目的を忘れて街巡りを堪能しちゃってたわ。
【chara 190111 face 4 (sad)】
あんたは大丈夫？ 疲れてない？
voice: vo_adv_5201000_058
フィオ：
【chara 190111 face 1 (normal)】
ちょっと繁華街の方で飲み物でも買いましょ。
【chara 190111 face 2 (joy)】
無理は禁物よ。
voice: vo_adv_5201000_059
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
ごめんくださーい！
飲み物を買いたいんだけど～……
voice: vo_adv_5201000_060
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
……お店の人がいない？
【chara 190111 face 4 (sad)】
休み、なわけないわよね……？ 【chara 190111 face 6 (surprised)】
隣のお店は……
voice: vo_adv_5201000_061
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
すみませーん！
……こっちも、いない。
voice: vo_adv_5201000_062
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
ねぇ……なんかおかしくない？
voice: vo_adv_5201000_063
フィオ：
【chara 190111 face 4 (sad)】
ここだけ、なんでこんなに静かなの……？
さっきまでは賑やかだったのに……【chara 190111 face 6 (surprised)】
ここ、繁華街よ？
Choice: (8) 人が……一人もいない。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5201000_064
フィオ：
【chara 190111 face 3 (anger)】
ええ、まるで時間が止まってるみたい。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5201000_065
？？？：
【chara 52711 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5201000_066
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
……！？
Choice: (9) アメスさま……！？
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5201000_067
？？？：
【chara 52711 face 5 (shy)】
…………
voice: vo_adv_5201000_068
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
あの見た目……あたしが入っていた時と違う。
【chara 190111 face 4 (sad)】
壊れていた部分も直ってるし……
voice: vo_adv_5201000_069
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
それよりも、こっちの声に反応した……？
【chara 190111 face 3 (anger)】
ということは中に誰かが入ってる……！
voice: vo_adv_5201000_070
フィオ：
【chara 190111 face 3 (anger)】
そこのあんた。
その体を奪ったのはあんたね？
voice: vo_adv_5201000_071
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
あたしの体ってわけじゃないけど、【chara 190111 face 3 (anger)】
どういうつもりか答えてもらうわよ！
それと、この街の異変についても！ 無関係じゃないでしょっ？
voice: vo_adv_5201000_072
？？？：
【chara 52711 face 5 (shy)】
…………
voice: vo_adv_5201000_073
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
いま、あたしを見て……笑った？
voice: vo_adv_5201000_074
？？？：
【chara 52711 face 4 (sad)】
──ッ……！
voice: vo_adv_5201000_075
フィオ：
【chara 190111 face 6 (surprised)】
これは……！？
なんであんたが……！
voice: vo_adv_5201000_076
フィオ：
【chara 190111 face 3 (anger)】
待ちなさい！
一体あんたは何を──！
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
見慣れない姿の『アメス』との邂逅。
直後、{player}とフィオは光に包まれる。
その輝きは{player}にとって、なじみのあるものであった。
voice: vo_adv_5201000_077
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
よーしっ、『mimi』の調整完了。
【chara 106831 face 4 (sad)】
悪いね、それ特注の開発機だからさ、チューニングが面倒でね。
voice: vo_adv_5201000_078
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
調子はどう？
気分が悪かったりしない？
Choice: (10) ここ、は……？
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5201000_079
晶：
【chara 106831 face 6 (surprised)】
うん？
ああ、起き抜けで意識がまだはっきりしてないのかな。
【chara 106831 face 4 (sad)】
ごめんね～、長々と待たせちゃって。
voice: vo_adv_5201000_080
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
じゃあ一応認識を合わせとこっか。
voice: vo_adv_5201000_081
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
ここは国連直属のネットワーク保護団体『ウィズダム』。
……に、ある開発室の一つ。
voice: vo_adv_5201000_082
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
今まさにここで作られているのさ。
アタシたち七冠の技術を結集した──
voice: vo_adv_5201000_083
晶：
【chara 106831 face 1 (normal)】
──『究極のＶＲゲーム』がね。