教えて、チカ先生!
コンサートに向けて歌の練習をするチカは、偶然通りがかった人々に歌のアドバイスをする。思い通りに歌え喜ぶ人々に本番でも一緒に歌おうと提案するが、不意の「先生」呼びにあらぬ妄想をしてしまう。


-------------- situation:
教えて、チカ先生!
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 エルフの里にて、コンサートの準備を進めるチカ。
同時に時間を見つけては、歌の練習にも励んでいた。

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チカ:
【chara 134411 face 10 (special_d)】 ~~……♪

Choice: (1) 練習頑張ってるね。
----- Tag 1 -----
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チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 【chara 134411 face 1 (normal)】 {player}さん!
当然ですよ!
【chara 134411 face 2 (joy)】 里のみなさんのために開く、特別なコンサートですから!

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チカ:
【chara 134411 face 8 (special_b)】 それに、ランファさんも同じ気持ちだったのがうれしくて……【chara 134411 face 2 (joy)】
私なりに全力で応えたいんです!

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チカ:
【chara 134411 face 8 (special_b)】 ここは里から少し離れてますし、
誰にも見られずじっくり練習できると思うんです。
【chara 134411 face 1 (normal)】 だから──

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エルフの女性:
【chara 6511 face 1 (normal)】 あっ! 【chara 6511 face 2 (joy)】 ほらやっぱり!
遠くからきれいな歌が聞こえると思ったら!

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エルフの男性:
【chara 3311 face 2 (joy)】 あんなふうに自由に伸びやかに歌えたら、
きっと楽しいんだろうなぁ……

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チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 …………

Choice: (2) すごく……見られてるね……
----- Tag 2 -----
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チカ:
【chara 134411 face 1 (normal)】 大丈夫ですよ、{player}さん。
確かにびっくりしましたけど、これくらいなら平気です。

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チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 あっ、でも……【chara 134411 face 1 (normal)】 お二人とも。
私がここで練習していることは、どうか内緒にしてくださいね。

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のぞき見二人:
【chara 1 face 1 (normal)】 「は~い!」
「はい……!」

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エルフの女性:
【chara 6511 face 2 (joy)】 それにしてもあなた、本当に素敵な歌声よね!
【chara 6511 face 4 (sad)】 私なんか、高い音を出そうとすると声が裏返っちゃって。
歌うのは好きなのに、自分でもがっかりしちゃう。

voice: vo_adv_5202062_011
チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 そんな、【chara 134411 face 1 (normal)】 好きな気持ちが一番ですよ!
それに歌ってちょっとしたコツで上手くなったりするんですよ。
【chara 134411 face 8 (special_b)】 例えば、声の裏返りなら──

voice: vo_adv_5202062_012
エルフの女性:
【chara 6511 face 2 (joy)】 ~~~~♪
……すごい、高い声がこんなになめらかに出るなんて!

voice: vo_adv_5202062_013
エルフの男性:
【chara 3311 face 6 (surprised)】 こんなに思うまま歌えたのは初めてだ……!
前は歌ってるうちにだんだん音がズレちゃってたのに……!

voice: vo_adv_5202062_014
チカ:
【chara 134411 face 1 (normal)】 二人ともうれしそう……懐かしいな。
前にも子どもたちと、こうして本番前に練習をしたよね。
あのときは一緒に舞台に立って……【chara 134411 face 6 (surprised)】 あっ、そうだ! 

voice: vo_adv_5202062_015
チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 あの、お二人とも。【chara 134411 face 1 (normal)】 よかったらコンサート当日、
バックコーラスをしていただけませんか?

voice: vo_adv_5202062_016
エルフの女性:
【chara 6511 face 6 (surprised)】 ええっ!?
【chara 6511 face 4 (sad)】 そんな……舞台に立てるのはうれしいけど、
【chara 6511 face 6 (surprised)】 でも、私たちみたいな素人が出ていいの……?

voice: vo_adv_5202062_017
エルフの男性:
【chara 3311 face 4 (sad)】 私もお世辞にも上手いとは言えませんし……
もし失敗してしまったら……

voice: vo_adv_5202062_018
チカ:
【chara 134411 face 1 (normal)】 そんなに気負わないでください。
【chara 134411 face 2 (joy)】 私たち、みなさんにただ歌を聞いてもらうだけじゃなくて、
一緒に楽しんでもらいたいんです。

voice: vo_adv_5202062_019
チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 それに、歌って唱喚士にとっては人々を守るツールですけど……
【chara 134411 face 1 (normal)】 もっと気軽に、素直な心で楽しめるものだと思うんです。
【chara 134411 face 2 (joy)】 だからお二人も安心して、思いっきり歌ってください!

voice: vo_adv_5202062_020
エルフの女性:
【chara 6511 face 1 (normal)】 ……そう言われると、なんかいける気がしてきたわ。
【chara 6511 face 2 (joy)】 なら私、他の人にも声をかけてくるわね!

voice: vo_adv_5202062_021
エルフの男性:
【chara 3311 face 3 (anger)】 歌のこと、もっとたくさん教えてください!
チカさん……いえ、チカ先生!

voice: vo_adv_5202062_022
チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 チカ先生?
【chara 134411 face 4 (sad)】 そんな、私にはもったいない呼び方です!

Choice: (3) お願いします、チカ先生!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5202062_023
チカ:
【chara 134411 face 4 (sad)】 {player}さんまで……!

voice: vo_adv_5202062_024
チカ:
【chara 134411 face 6 (surprised)】 あっ、でも……待って。
{player}さんに、私が稽古をつける?
ランファさんと特訓した、あの時みたいに? 

voice: vo_adv_5202062_025
チカ:
【chara 134411 face 5 (shy)】 {player}さんのために、
歌のことを基礎から手取り足取り教えてあげて……
【chara 134411 face 7 (special_a)】 時には……お、お腹とかに手を当てちゃったりして……

voice: vo_adv_5202062_026
チカ:
【chara 134411 face 5 (shy)】 上手く歌えたら「よく歌えてますよ!」って褒めてあげたり……
【chara 134411 face 6 (surprised)】 「チカ先生、僕困ってることがあるんです」【chara 134411 face 5 (shy)】 なんて言われて
「大丈夫ですよ」って優しく頭をなでてあげたり……

voice: vo_adv_5202062_027
チカ:
【chara 134411 face 5 (shy)】 それは、なんだかちょっと……いや、かなり良いかも──

Choice: (4) チカ先生?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5202062_028
チカ:
【chara 134411 face 7 (special_a)】 へっ!?
【chara 134411 face 6 (surprised)】 あっ……ええと、【chara 134411 face 2 (joy)】 はい! 大丈夫ですよ!
このチカ先生に全部任せてください!

voice: vo_adv_5202062_029
チカ:
【chara 134411 face 7 (special_a)】 私今、何を考えて……!?
先生としてみなさんを導くのに、こんな……こんな……
はうぅ~~~っ! 

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}の何気ない一言により、
新たな扉を開きかけたチカ。
その後の練習は、珍しく熱血モードで行われたのだった。