犬猿コンビ、策謀に挑む
言い争ってばかりのツムギとカノン。二人は結界を張った首謀者であるダークエルフとゴブリンレディのコンビに戦いを挑み追い詰める。だがツムギは心の迷い、カノンは野心の隙を突かれ、逃走を許してしまう。
-------------- situation:
犬猿コンビ、策謀に挑む
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
カノンとツムギ。
二人のスレイブのマスターとなった{player}。
しかし二人の相性は最悪であった。
voice: vo_adv_5205002_000
カノン：
【chara 134912 face 3 (anger)】
口の減らないツンデレおピンクですこと！
胸にハートの穴あけるとか意味わかんねぇですわ～！
voice: vo_adv_5205002_001
ツムギ：
【chara 134812 face 3 (anger)】
はぁ～っ！？
センス壊滅してる上に無駄口しかない縦ロールに言われたくないですー！
voice: vo_adv_5205002_002
ツムギとカノン：
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 134812 face 9 (special_c)】
【chara 134912 face 8 (special_b)】
ムキーッ！
Choice: (1) 魔札──
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5205002_003
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
【chara 134912 face 6 (surprised)】
ちょ～っと待ってください騎士さん！
どうして魔札を取り出すんですか？
【chara 134812 face 4 (sad)】
別に私たちは喧嘩してたわけじゃありませんよ！？
voice: vo_adv_5205002_004
カノン：
【chara 134912 face 2 (joy)】
その通りですわヲホホホホ！
【chara 134912 face 4 (sad)】
ですからそんなクサレ忌々しい板っきれはおしまいになって、
いいやこの場で叩き割ってしまってはいかがかしら！
Choice: (2) 仲良くしようね。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5205002_005
ツムギとカノン：
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 134812 face 2 (joy)】
【chara 134912 face 2 (joy)】
「もちろんですよ～♪」
「もちろんですわ～♪」
voice: vo_adv_5205002_006
ツムギとカノン：
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 134812 face 3 (anger)】
【chara 134912 face 3 (anger)】
フンッ！
voice: vo_adv_5205002_007
カノン：
【chara 134912 face 4 (sad)】
……それにしても理不尽この上なしですわ……
どうしてこのあたくし様が、こんなおピンクでお生意気な小娘と
三下のおザコさんたちを捜さねばなりませんの？
voice: vo_adv_5205002_008
ツムギ：
【chara 134812 face 4 (sad)】
つべこべ言わずに捜してくださいよ。
こっちは土地勘がないんですから、
口だけ達者なカノンさんが役に立つチャンスですよ？
voice: vo_adv_5205002_009
カノン：
【chara 134912 face 3 (anger)】
言いましたわねこのッ──
voice: vo_adv_5205002_010
？？？：
【chara 18711 face 1 (normal)】
──お前ら、スレイブとマスターだな？
voice: vo_adv_5205002_011
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
はい？
なんですか、出会い頭に突然──
voice: vo_adv_5205002_012
スレイブ：
【chara 50811 face 3 (anger)】
──悪いがここで消えてもらう！
voice: vo_adv_5205002_013
マスター：
【chara 18711 face 3 (anger)】
──ゆけっ、我がスレイブよ！
voice: vo_adv_5205002_014
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
ッ！？
【chara 134811 face 3 (anger)】
いっきなり、なにするんですかっ！
voice: vo_adv_5205002_015
カノン：
【chara 134912 face 2 (joy)】
ヲ～ホッホッホ♪
いきなり襲い掛かられるとは随分とお恨みを買っているようですわねぇ♪
【chara 134912 face 1 (normal)】
日頃の行いが悪いのではなくって？ あたくしを見習っては如何かしら。
voice: vo_adv_5205002_016
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
恨みなんて買ってません！
そもそも私はアイドルなんです！
【chara 134811 face 3 (anger)】
恨みなんかじゃなくて、歌と踊りを届けるのがお仕事ですからっ！
voice: vo_adv_5205002_017
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
……アイドル？
【chara 134912 face 1 (normal)】
へぇえ、なかなかよいご職業じゃありませんの。
【chara 134912 face 2 (joy)】
あたくし様を引き立てるバックダンサーにして差し上げてもよくってよ？
voice: vo_adv_5205002_018
ツムギ：
【chara 134811 face 3 (anger)】
カノンさんを引き立てるのは絶対ヤですっ！
──これでっ、トドメっ！
voice: vo_adv_5205002_019
二人組：
【chara 1 face 1 (normal)】
ぐあああああああぁぁぁっ！
voice: vo_adv_5205002_020
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
……こんなものですかね。
【chara 134812 face 3 (anger)】
一応、糸で縛り上げておきましょう。
voice: vo_adv_5205002_021
カノン：
【chara 134912 face 1 (normal)】
あたくし程ではありませんが、なかなか動けるじゃありませんの。
糸で縛る手際もスピーディ＆おビューティ……
【chara 134912 face 4 (sad)】
けどアイドルってこういうものだったかしら……？
voice: vo_adv_5205002_022
ツムギ：
【chara 134812 face 4 (sad)】
あの、あなたたち。
【chara 134812 face 3 (anger)】
どうして私たちを襲ってきたんですか。
voice: vo_adv_5205002_023
スレイブ：
【chara 50811 face 4 (sad)】
ダークエルフとゴブリンの女が、そこらじゅうで触れ回ってるんだよ……
この結界の中で最後まで勝ち抜いた強者に、
異世界からやってきた『最強のスレイブ』を与えるってな……
voice: vo_adv_5205002_024
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
異世界からやってきた最強の……スレイブ！？
それってまさか……！！
【chara 134812 face 3 (anger)】
──ちょっとあなた！ そのダークエルフたちはどこにいるんですか！？
voice: vo_adv_5205002_025
マスター：
【chara 18711 face 1 (normal)】
やつらなら向こうの方で、
俺たちみたいな連中を集めて今の話を広めているはずだ……
voice: vo_adv_5205002_026
ツムギ：
【chara 134812 face 3 (anger)】
……ッ！
voice: vo_adv_5205002_027
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
お待ちなさいなツンデレおピンク！
【chara 134912 face 4 (sad)】
……あたくし様を無視して行ってしまいましたわ。
【chara 134912 face 3 (anger)】
ま～～ったく忙しないコトですわねお下々の連中は。
Choice: (3) 追いかけよう！
Choice: (4) カノンを魔札に入れる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5205002_028
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
なんであたくしが下々のために
このおみ足を動かさなければならないんですの？
【chara 134912 face 1 (normal)】
どうせならあのおピンクを囮に、【chara 134912 face 4 (sad)】
わかりましたから魔札はおやめなさい！
Jump to tag 5
----- Tag 4 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5205002_029
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
へ！？ 問答無用でなにやってやがりますの！？
【chara 134912 face 4 (sad)】
おピンクを追いかけるんでしょう！？
あたくし走りますわよ！？ 【chara 134912 face 9 (special_c)】
だから勝手に封印はぁぁぁぁ──
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5205002_030
ダークエルフ：
【chara 3312 face 3 (anger)】
聞くがいいスレイブたちよ！
そしてそのマスターたちよ！
voice: vo_adv_5205002_031
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
いたっ──！
【chara 134811 face 3 (anger)】
そこのダークエルフ！ レイ様を返しなさいっ！
voice: vo_adv_5205002_032
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
ダーリンの演説の邪魔しないでくれる？
……ってあらァ？ この間の小娘じゃない。
何よ、結局スレイブになったってわけ？
voice: vo_adv_5205002_033
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
これは仕方なく……！
私だって騎士さんのスレイブになんて……っ！
voice: vo_adv_5205002_034
ダークエルフ：
【chara 3312 face 1 (normal)】
仕方なく？
中途半端なお嬢さんだ。
voice: vo_adv_5205002_035
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
中途半端、ですって！？
【chara 134811 face 3 (anger)】
このっ……！
voice: vo_adv_5205002_036
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
おおっと──ダーリンッ！
voice: vo_adv_5205002_037
ダークエルフ：
【chara 3312 face 3 (anger)】
ええ。
voice: vo_adv_5205002_038
ツムギ：
【chara 134811 face 3 (anger)】
ッ……！
voice: vo_adv_5205002_039
ツムギ：
【chara 134811 face 3 (anger)】
この二人、連携がうまい……！
言葉で指示しなくても動きが噛み合ってる。
練習を重ねて仕上がったカルミナのダンスみたいに……！
voice: vo_adv_5205002_040
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
いかがですか？
これが私たちの、愛で結ばれた連携です。
voice: vo_adv_5205002_041
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
あ、愛……！？
【chara 134811 face 3 (anger)】
あなたたちもマスターとスレイブなんでしょう！？
voice: vo_adv_5205002_042
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
ええその通り──主従という愛ですよ。
voice: vo_adv_5205002_043
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
ふふっ……ダーリンはね、ジオ・ゲヘナで
剣奴として戦いに明け暮れる日々を送っていたアタシを、
救ってくれたのさ……♪
voice: vo_adv_5205002_044
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
だからアタシは、この人に全てを捧げるって決めてるんだ……♪
フフッ……アハハ……♪
voice: vo_adv_5205002_045
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
私だって、レイ様への想いなら……！
voice: vo_adv_5205002_046
ダークエルフ：
【chara 3312 face 1 (normal)】
おや？
貴方は彼女がさらわれる際、何もしなかったではありませんか。
その場で形だけでもスレイブになれば、立ち向かうことはできたのに。
voice: vo_adv_5205002_047
ツムギ：
【chara 134811 face 3 (anger)】
っ！
それは……！
voice: vo_adv_5205002_048
ダークエルフ：
【chara 3312 face 1 (normal)】
彼のスレイブになることを拒んだからですよね。
【chara 3312 face 2 (joy)】
何故でしょうね？ 今はそうやってスレイブになっているのに？
voice: vo_adv_5205002_049
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
！
voice: vo_adv_5205002_050
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
やれやれ。
本当に中途半端だ。
覚悟がまるで感じられない。
voice: vo_adv_5205002_051
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
だって……だって……！
voice: vo_adv_5205002_052
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
あの時私、思っちゃったんです。
騎士さんのスレイブになら……別に、なってもいいや……って。
私の一番はレイ様なのに……いつの間にか……
voice: vo_adv_5205002_053
ツムギ：
【chara 134811 face 5 (shy)】
……私、騎士さんのことも……そんなの……
voice: vo_adv_5205002_054
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
ハハッ、そこで一生悩んでな！
今のうちに行こッ、ダーリン──
voice: vo_adv_5205002_055
カノン：
【chara 134911 face 3 (anger)】
──マンティコア流毒殺剣術！
ンンどりゃあああっ！！
voice: vo_adv_5205002_056
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
チィッ……！？
いきなり何するのさ！
voice: vo_adv_5205002_057
カノン：
【chara 134911 face 2 (joy)】
ヲ～～～ホッホッホ♪
追いついたかと思ったらなにやらおペチャクチャおしゃべりに
なってましたので？ 【chara 134911 face 1 (normal)】
アンブッシュでブッ刺して差し上げようかと♪
voice: vo_adv_5205002_058
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
カノンさん……！？
Choice: (6) ツムギちゃん、大丈夫！？
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5205002_059
ツムギ：
【chara 134811 face 4 (sad)】
っ、騎士、さん……
voice: vo_adv_5205002_060
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
これはまた随分と愉快な方ですね。
【chara 3312 face 1 (normal)】
ん？ 貴方は確かこの世界のプリンセスである、ネフィ＝ネラの……
voice: vo_adv_5205002_061
カノン：
【chara 134911 face 3 (anger)】
あたくしを見て最初にネフィの名前を出さないでいただけますかしら！？
おメガマックスな侮辱行為ですわよ陰気なおダークエルフさん！
voice: vo_adv_5205002_062
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
ヘッ、随分と空気の読めないのが来たね！
voice: vo_adv_5205002_063
カノン：
【chara 134911 face 1 (normal)】
これはまた随分とムッチムチの無知でいらっしゃられるコト！
【chara 134911 face 2 (joy)】
高貴な令嬢の前では空気の方から勝手に合わせに来るのですわ～っ♪
voice: vo_adv_5205002_064
カノン：
【chara 134911 face 1 (normal)】
というわけでとっととご退場しやがりあそばせ！
アナタがたをブッ倒せば晴れてあたくしは自由の身！
【chara 134911 face 2 (joy)】
あたくしを陥れるための罪状がすべて洗い流されて無罪放免ですわ～♪
Choice: (7) そんなこと言ってたかな……
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5205002_065
カノン：
【chara 134911 face 3 (anger)】
確実に言っていましたわっ！
……【chara 134911 face 6 (surprised)】
ちょっと！ そこのショボくれおピンク、戦えますの？
【chara 134911 face 1 (normal)】
お手柄ぜ～んぶあたくし様がいただいても良いのですけれど？
voice: vo_adv_5205002_066
ツムギ：
【chara 134811 face 6 (surprised)】
もっ、もちろんですよ！
【chara 134811 face 3 (anger)】
カノンさんに心配されるまでもありません……！
voice: vo_adv_5205002_067
ダークエルフ：
【chara 3312 face 1 (normal)】
ふむ。
ここで邪魔者を排除しておくのもいいですが、
【chara 3312 face 2 (joy)】
貴方がたにはまだ面白い動きが期待できそうですね。
voice: vo_adv_5205002_068
カノン：
【chara 134911 face 1 (normal)】
あ～ら黒幕面してお尻尾を巻く口上述べまくりですわね？
【chara 134911 face 3 (anger)】
逃がすとお思いかしら──っ！
voice: vo_adv_5205002_069
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
フッ──！
voice: vo_adv_5205002_070
ゴブリンレディ：
【chara 19411 face 1 (normal)】
──アタシらはこの結界でネフィ＝ネラを倒す。
voice: vo_adv_5205002_071
カノン：
【chara 134911 face 6 (surprised)】
っ……【chara 134911 face 1 (normal)】
へぇ？
voice: vo_adv_5205002_072
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
それでは、これより始まるはマスターとスレイブの絆と力を試す
呪いの祭典『カースドカーニバル』。
voice: vo_adv_5205002_073
ダークエルフ：
【chara 3312 face 2 (joy)】
──どうぞ、お楽しみを。
voice: vo_adv_5205002_074
ツムギ：
【chara 134811 face 3 (anger)】
待ちなさいっ……！
【chara 134811 face 4 (sad)】
レイ様っ、レイ様ーーーーーっ！
voice: vo_adv_5205002_075
カノン：
【chara 134911 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_5205002_076
カノン：
【chara 134911 face 1 (normal)】
……面白そうじゃございませんの……♪
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ダークエルフの言葉によって迷いを植え付けられるツムギ。
ゴブリンレディによって野心をくすぐられるカノン。
{player}たちは、呪いの祭典に巻き込まれてゆく。