ハッピーちゃんのおねがい
ハッピーちゃんの願いで多幸感に満ちながら、願いの現象を調査する{player}たち。だが父との再会を願ったプレシアは何故か昏睡してしまう。エリスはプレシアを救うため、彼女の意識に接続する。
-------------- situation:
ハッピーちゃんのおねがい
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
翌日。海岸にいた人々は、現象の調査協力を名目に
願いを叶えてもらおうと、D型検体のもとに列をなしていた……
逞しい人々だ……おかげで、わたしもデータを収集できる。
voice: vo_adv_5206003_000
クールなエルフ族の男性：
【chara 3311 face 2 (joy)】
ふふ、まさか本当に叶うなんて……
お前としゃべれるなんてうれしいよ、ピヨ助。
voice: vo_adv_5206003_001
ピヨ助：
【chara 1 face 1 (normal)】
あたいも、うれしいピヨ。ずっと伝えたかったピヨ。
夏のビーチで無理に厚着して、「みんなと俺は違う」って気取るのは、
別にクールじゃないピヨ。ただ浮いているだけピヨ。
voice: vo_adv_5206003_002
クールなエルフ族の男性：
【chara 3311 face 6 (surprised)】
そ、そうなのか……ピヨ助、お前すごいしゃべるんだな……
【chara 3311 face 4 (sad)】
というか、お前メスだったのか……
voice: vo_adv_5206003_003
プレシア：
【chara 135211 face 6 (surprised)】
ハッピーちゃん。
なに。おねがいする。の？
voice: vo_adv_5206003_004
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
みんなにハッピーをあげたいぶぅ♪
ボクのまんまるお腹には、たーっくさんのハッピーが詰まってるぶぅ♪
Choice: (1) 昨日は大変だったのにみんな頼もしいね。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5206003_005
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ええ……【chara 135111 face 1 (normal)】
でもおかげで、
小さなお願いであれば、危険性は少ないってわかってきたわ。
voice: vo_adv_5206003_006
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
それに、叶えられない願いもあることも。
【chara 135111 face 6 (surprised)】
これは恐らく、その願いが私ができることの範囲外だったから。
あくまで、私が持つ特徴の範囲でしか願いは実現されない。
voice: vo_adv_5206003_007
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
私が関わっている理由は、まだわからないけど……
【chara 135111 face 1 (normal)】
でも、少しずつ手がかりを集めていけば、全貌も解き明かせるはず。
voice: vo_adv_5206003_008
シェフィ：
【chara 135111 face 3 (anger)】
そのためにも、エリスさんと話さなきゃ……この海岸について。
【chara 135111 face 4 (sad)】
プレシアちゃんのお願いも今のままでは叶えられないかもしれないし。
Choice: (2) では、次の方。小さなお願いをどうぞ。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5206003_009
海の家の店主：
【chara 1212 face 4 (sad)】
あの……その……【chara 1212 face 1 (normal)】
もう一度。
もう一度、私を赤ちゃんにしてくれない？
【chara 1212 face 2 (joy)】
その……癖になっちゃったみたいで……えへへ。
voice: vo_adv_5206003_010
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
え……？
Choice: (3) すみません、よく聞こえませんでした。
Choice: (4) もう一度、お願いします。
----- Tag 3 -----
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5206003_011
海の家の店主：
【chara 1212 face 5 (shy)】
え……あ、いや。【chara 1212 face 4 (sad)】
やっぱり、何でもないわ。
今のは忘れてちょうだい……！
Choice: (5) 行っちゃったね……どうしたんだろう？
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5206003_012
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
店主さんも働き過ぎで、疲れているのかもしれないわね……
【chara 135111 face 1 (normal)】
私たちも、そろそろ休憩にしましょう。
voice: vo_adv_5206003_013
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
ん。
さんせい。
Choice: (6) そういえば、エリスさんはどこだろう？
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5206003_014
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
それが、昨日のあれっきり見てないのよ。
エリスさんに聞きたいことがあるんだけど……
voice: vo_adv_5206003_015
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
エリスさん、かくれんぼしてるぶぅ？
それじゃあ、ボクの鼻で見つけてみせるぶぅ♪
くんくん。
voice: vo_adv_5206003_016
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
【chara 135211 face 6 (surprised)】
ハッピーちゃん？
【chara 135111 face 4 (sad)】
エリスさんは、別にかくれんぼをしているわけじゃ──
voice: vo_adv_5206003_017
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
見つけたぶぅ♪ 木の後ろに隠れて、こっちを見てたぶぅ♪
エリスさん、ボクの勝ちだぶぅ♪
voice: vo_adv_5206003_018
エリス：
【chara 135011 face 9 (special_c)】
くっ…………
voice: vo_adv_5206003_019
エリス：
【chara 135011 face 4 (sad)】
見つかってしまった……ハッピーピッグ、侮れないわね。
【chara 135011 face 6 (surprised)】
しかし、かえって都合がいいのかもしれない。
【chara 135011 face 1 (normal)】
これで騎士クンの隣にいながら、現象について調べることができる。
voice: vo_adv_5206003_020
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
……おはよう、騎士クン。
ビーチで会うなんて、奇遇だね……【chara 135011 face 1 (normal)】
元気だった？
voice: vo_adv_5206003_021
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
今さら偶然を装おうとしてる……？
【chara 135111 face 4 (sad)】
もしかして、昨日のこともなかったことにするつもりなのかしら……
Choice: (7) 元気だよ。エリスさん水着似合ってるね。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5206003_022
エリス：
【chara 135011 face 2 (joy)】
ありがとう、騎士クン。とてもうれしい。
【chara 135011 face 1 (normal)】
騎士クンも水着がすごく似合っているね。
……【chara 135011 face 2 (joy)】
見ていると、パイナップルに愛着が湧いてくるぐらいに。
voice: vo_adv_5206003_023
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
あの、エリスさん。
【chara 135111 face 4 (sad)】
昨日の赤ちゃん化のこと、謝りたくて──
voice: vo_adv_5206003_024
エリス：
【chara 135011 face 9 (special_c)】
忘れなさい。
voice: vo_adv_5206003_025
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
わ、わかったわ……【chara 135111 face 4 (sad)】
その色々とごめんなさい。
【chara 135111 face 6 (surprised)】
あと、聞きたいこともあるんだけど──
voice: vo_adv_5206003_026
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_5206003_027
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
【chara 135011 face 7 (special_a)】
プレシアちゃん……？
{player}の後ろに隠れた……？
voice: vo_adv_5206003_028
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5206003_029
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
…………
voice: vo_adv_5206003_030
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
そうよね……エリスさんを前にすると、落ち着かないわよね……
私だってそうなんだから……
voice: vo_adv_5206003_031
全員：
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5206003_032
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
な、何だか気まずい……
どうしよう、お話しするような雰囲気じゃない……
voice: vo_adv_5206003_033
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 6 (surprised)】
みんな、どうしたのぶぅ？
【chara 9512 face 1 (normal)】
楽しくお話ししようぶぅ。
voice: vo_adv_5206003_034
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
その……
私たちとエリスさんの間には、複雑な事情があるの……
楽しくおしゃべりする仲でもないというか……
voice: vo_adv_5206003_035
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
だったら、一緒に遊ぶのが一番だぶぅ。
ハッピーに遊んで、仲良くなるぶぅ♪
voice: vo_adv_5206003_036
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
ハッピーちゃん、ありがとう。
【chara 135111 face 4 (sad)】
そうできればいいんだけど、でもそう単純じゃないのよ……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5206003_037
３人：
【chara 1 face 1 (normal)】
ん……？
voice: vo_adv_5206003_038
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
なに？
この、お腹から湧き上がる感情……
まるで、騎士クンに触れたときみたいな……、多幸感……？
Choice: (8) 何だかハッピーな気分だね！
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5206003_039
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
みんなのお腹にもボクと同じハッピーが詰まってるぶぅ！
みんなで一緒に遊ぶぶぅ♪
voice: vo_adv_5206003_040
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
もしかして、今の受け答えで願いが叶っちゃった……？
そんなこと、ありえるの……？
voice: vo_adv_5206003_041
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
というか、ハッピーちゃんが持つ特徴に影響されたってことは、
『私の特徴がコピーされる』って仮説は間違いだったってこと？
voice: vo_adv_5206003_042
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
……でも、今は別にいっか♪
【chara 135111 face 7 (special_a)】
ハッピーに遊びましょう♪
voice: vo_adv_5206003_043
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
ん。
ハッピー
だね。
Choice: (9) エリスさんも楽しく遊ぼう！
Choice: (10) エリスの手を取る。
----- Tag 9 -----
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5206003_044
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
あっ、騎士クン……
voice: vo_adv_5206003_045
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ふふ、ハッピーに遊ぶ提案があるの♪
【chara 135111 face 1 (normal)】
寄り添うためにも、まずは打ち解けなきゃ。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5206003_046
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
プレシアちゃん、上手よ。
その調子。
voice: vo_adv_5206003_047
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
すいー
たのしい。
voice: vo_adv_5206003_048
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
エリスさんと{player}は、膝は軽く曲げて前を見て。
【chara 135111 face 2 (joy)】
そうすれば、姿勢も安定するはずよ。
voice: vo_adv_5206003_049
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
こ、こうかしら……
【chara 135011 face 4 (sad)】
騎士クン、手を離さないでね。
Choice: (11) うん、離さないよ。エリスさん。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5206003_050
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
みんな楽しそうだぶぅ♪
ボクもハッピーだぶぅ♪
voice: vo_adv_5206003_051
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ふふ、よかった。
一応、みんなちゃんと滑れてるわね。
voice: vo_adv_5206003_052
プレシア：
【chara 135211 face 6 (surprised)】
シェフィ。
すべるの。すき？
どして？
voice: vo_adv_5206003_053
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
それは……ええっと……【chara 135111 face 2 (joy)】
楽しいから？
【chara 135111 face 1 (normal)】
……あと体を通して、感情を表現できる気がするから、かな？
voice: vo_adv_5206003_054
プレシア：
【chara 135211 face 6 (surprised)】
なる、ほど……？
voice: vo_adv_5206003_055
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
うーん……どう説明しようかしら……
【chara 135111 face 1 (normal)】
あ、でもこれも言葉で整理するいい練習ね……
voice: vo_adv_5206003_056
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
シェフィ。
がんば。
voice: vo_adv_5206003_057
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ふふ。
【chara 135111 face 1 (normal)】
実は、言葉で整理する練習は、どうすれば美しく滑れるか
試行錯誤している時に、気づいたことなの。
voice: vo_adv_5206003_058
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
上手く表現できた時は気持ちいいし。
【chara 135111 face 6 (surprised)】
どこかに問題がある時は、違和感がある……
【chara 135111 face 1 (normal)】
そんな時、言葉で整理すると上手くいくことが多くてね。
voice: vo_adv_5206003_059
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
感覚的な機微を、一つ一つ丁寧に、
【chara 135111 face 2 (joy)】
自分にとことん向き合った先に、自由な表現がある気がして……
voice: vo_adv_5206003_060
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
……そうやって、氷の上で滑っていると、
心の輪郭のようなものに触れられる気がするの。
voice: vo_adv_5206003_061
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
きっと自己表現とか感情表現とか、そういうものだと思う。
【chara 135111 face 2 (joy)】
氷の上でなら、それができるって私は思えて……
voice: vo_adv_5206003_062
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
だから、私は好きなのかもしれない。
……【chara 135111 face 7 (special_a)】
あと、単純に滑っていると気持ちいいしね。
voice: vo_adv_5206003_063
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
……すてき。
きもち。
つたわる。
voice: vo_adv_5206003_064
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ふふ、きっとみんなにもそういうものがあると思うわ。
【chara 135111 face 7 (special_a)】
もちろん、プレシアちゃんにも。
voice: vo_adv_5206003_065
プレシア：
【chara 135211 face 2 (joy)】
ん。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5206003_066
プレシア：
【chara 135211 face 6 (surprised)】
イカ。
つれない。
Choice: (12) 釣りって、難しいよね。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_5206003_067
エリス：
【chara 135011 face 3 (anger)】
ここは誰よりも多く釣って、騎士クンに喜んでもらいたい。
【chara 135011 face 4 (sad)】
だというのに、一匹も釣れない、思い通りにいかない……
【chara 135011 face 1 (normal)】
それでも、とても楽しいのは……騎士クンが隣にいるからだろう。
voice: vo_adv_5206003_068
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
{player}がいると、エリスさんも表情が柔らかいわね。
【chara 135111 face 2 (joy)】
今なら、色々聞きやすい気がする……まずは雑談からね。
voice: vo_adv_5206003_069
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
エリスさん、もう体の方は大丈夫なの？
修復の眠りについていたわよね？
voice: vo_adv_5206003_070
エリス：
【chara 135011 face 10 (special_d)】
ええ……経過は順調よ。
【chara 135011 face 7 (special_a)】
修復を中断して、ここに来られるぐらいには安定している。
【chara 135011 face 10 (special_d)】
とはいえ、あまり長居もできないのだけど。
voice: vo_adv_5206003_071
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
なるほど……
そういえば、どうしてエリスさんはこのビーチに？
voice: vo_adv_5206003_072
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
それは……【chara 135011 face 7 (special_a)】
偶然よ。
voice: vo_adv_5206003_073
プレシア：
【chara 135211 face 1 (normal)】
だうと。
voice: vo_adv_5206003_074
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
…………
voice: vo_adv_5206003_075
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
え、この微妙な間は……
もしかして、本当は監視してたとか……？
voice: vo_adv_5206003_076
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
…………そういえば、{player}。
ビーチ初日のお昼ご飯は何だったかしら？
Choice: (13) ええっと、何だったっけ……？
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5206003_077
エリス：
【chara 135011 face 1 (normal)】
騎士クン、イカの魔物を使った焼きそばだよ。
ソース６に対して、マヨネーズは４の比率で騎士クンは食べていた。
【chara 135011 face 2 (joy)】
とてもいいバランスだったと思う。
Choice: (14) そうだった、ありがとうエリスさん。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_5206003_078
エリス：
【chara 135011 face 2 (joy)】
どういたしまして……【chara 135011 face 6 (surprised)】
あ。
voice: vo_adv_5206003_079
エリス：
【chara 135011 face 4 (sad)】
まさか、こんな単純な罠にかかるなんて……
多幸感で浮ついているせいね。
voice: vo_adv_5206003_080
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
やっぱり、監視していたのね……
【chara 135111 face 6 (surprised)】
あれ……？ でも、おかしくない……？
voice: vo_adv_5206003_081
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
私を使って監視できるのは、エリスさんが覚醒している時か、
私が赤ちゃん化している時ぐらいのはずじゃ……？
voice: vo_adv_5206003_082
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
ええ、以前は──【chara 135011 face 7 (special_a)】
『管理者』だった頃はね。
でもそもそも今のわたしには、あなたを通じた監視は不可能なはずなの。
voice: vo_adv_5206003_083
プレシア：
【chara 135211 face 6 (surprised)】
じゃあ。どうして？
voice: vo_adv_5206003_084
エリス：
【chara 135011 face 4 (sad)】
……わたしにも、分からない。
【chara 135011 face 7 (special_a)】
不思議な現象が続く、この海岸に理由があるのかもしれない。
voice: vo_adv_5206003_085
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
実はこの海岸にたどり着いた時、妙な違和感を覚えた。
【chara 135011 face 4 (sad)】
見覚えもないのに、よく知っている場所のような感覚があった……
voice: vo_adv_5206003_086
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
……じゃあ、エリスさんが持つミネルヴァさんの力の残滓で、
願いを叶えてたりっていう可能性は？
voice: vo_adv_5206003_087
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
いえ、それはありえないわ。
まず、ミネルヴァの力の残滓にそこまでの力はない。
……そもそも、願いを実行しているのはあなたじゃない。
voice: vo_adv_5206003_088
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
……じゃあ、私の身体が
エリスさんとミネルヴァさんの作った端末だったから、とか？
それを利用して、ハッキングをしたこともあるし……
voice: vo_adv_5206003_089
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
もう少しで、何かわかりそうな気がする……
【chara 135111 face 1 (normal)】
よければ、エリスさんのこともっと教えてくれない？
voice: vo_adv_5206003_090
プレシア：
【chara 135211 face 1 (normal)】
ん。
エリスの。こと。
しりたい。
voice: vo_adv_5206003_091
エリス：
【chara 135011 face 6 (surprised)】
わたしの、こと……？ 【chara 135011 face 4 (sad)】
ええっと……
【chara 135011 face 6 (surprised)】
わっ──！？
voice: vo_adv_5206003_092
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 6 (surprised)】
【chara 135111 face 6 (surprised)】
【chara 135211 face 6 (surprised)】
エリスさん！
竿が動いてるぶぅ！
Choice: (15) みんなでエリスさんを手伝おう！
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_5206003_093
エリス：
【chara 135011 face 5 (shy)】
あっ……！
また、騎士クンの手がわたしの手に……
voice: vo_adv_5206003_094
シェフィ：
【chara 135111 face 2 (joy)】
ふふ、たくさん釣れたわね……【chara 135111 face 6 (surprised)】
って、あれ？
お腹のハッピーが……願いの効果が切れた……？
voice: vo_adv_5206003_095
エリス：
【chara 135011 face 10 (special_d)】
……！
【chara 135011 face 9 (special_c)】
くっ、またしても……！
Choice: (16) あっ、また行っちゃった……
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_5206003_096
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 1 (normal)】
楽しく遊べて、ボクはハッピーだぶぅ。
みんなもエリスさんと仲よくなれたぶぅ？
voice: vo_adv_5206003_097
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
……ありがとうハッピーちゃん。
【chara 135111 face 6 (surprised)】
まあ、少しは……【chara 135111 face 4 (sad)】
多分。
voice: vo_adv_5206003_098
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5206003_099
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 4 (sad)】
残念ぶぅ……
voice: vo_adv_5206003_100
シェフィ：
【chara 135111 face 1 (normal)】
でも、おかげでこの現象については少しわかったことがあるわ。
【chara 135111 face 6 (surprised)】
私だけじゃなくて、他の人の力にも由来して願いが叶うということ。
voice: vo_adv_5206003_101
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
そして恐らく、私がミネルヴァさんの端末だったことも
何か影響が出ている……
Choice: (17) 話が大きくなってきたね……
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_5206003_102
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
ええ……【chara 135111 face 3 (anger)】
やっぱり、この海岸かなり危険なのかも……
調査はやめて、帰ることも考えた方がいいかもしれない。
voice: vo_adv_5206003_103
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
……でも。
わたし。まだ。してない。
おねがい。
voice: vo_adv_5206003_104
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
え、ええ……
voice: vo_adv_5206003_105
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
おねがい。
パパ。
あいたい。
voice: vo_adv_5206003_106
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
……そう、よね……
voice: vo_adv_5206003_107
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
ねえ、{player}はどう思う？
この力がなんなのか、まだしっかりわかってないし……
願いを叶えたら、何かリスクがあるかもしれない……
Choice: (18) 僕は叶えてあげたいと思う。
Choice: (19) まだ、やめておいた方がいいと思う。
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_5206003_108
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
ええ……そうね。
私も、できればそうしてあげたい……
voice: vo_adv_5206003_109
シェフィ：
【chara 135111 face 3 (anger)】
でも、もう少し慎重に進めたいわ。
【chara 135111 face 4 (sad)】
プレシアちゃんに何か起こる危険性だってあるんだし……
Jump to tag 20
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_5206003_110
シェフィ：
【chara 135111 face 3 (anger)】
そうよね……
安全性を確保できてからの方が、私もいいと思う。
voice: vo_adv_5206003_111
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
もしかすると望まないような形で、
願いが叶うかもしれないし……
----- Tag 20 -----
voice: vo_adv_5206003_112
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
プレシアちゃん。
【chara 135111 face 4 (sad)】
もう少しだけ、待ってほしいの。
voice: vo_adv_5206003_113
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
大きなお願いだから、
なるべく安全性も確認しておきたいと思って……
voice: vo_adv_5206003_114
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
……ん。
わかった……
voice: vo_adv_5206003_115
シェフィ：
【chara 135111 face 4 (sad)】
ごめんね、プレシアちゃん……
できれば、今すぐ叶えてあげたいんだけど……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5206003_116
プレシア：
【chara 135211 face 4 (sad)】
うっ……
すぅ、すぅ──
voice: vo_adv_5206003_117
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 6 (surprised)】
プレシアちゃん。
どうしたんだぶぅ？
Choice: (21) 起きない……眠ってる……？
----- Tag 21 -----
voice: vo_adv_5206003_118
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
もしかして、今ので……？
【chara 135111 face 4 (sad)】
でも、どうして……？
Choice: (22) さっきの会話が原因かも……
----- Tag 22 -----
voice: vo_adv_5206003_119
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
……！ そうだわ！
受け答えだけで叶うんだった……！
【chara 135111 face 4 (sad)】
どうしよう……私のせいで……
voice: vo_adv_5206003_120
エリス：
【chara 135011 face 10 (special_d)】
…………
voice: vo_adv_5206003_121
エリス：
【chara 135011 face 10 (special_d)】
騎士クン、阿賀斗紫布菜。
どうしたの？
Choice: (23) エリスさん……
----- Tag 23 -----
voice: vo_adv_5206003_122
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
……状況は理解した。阿賀斗紫布菜の仮説と情報に基づくと……
【chara 135011 face 10 (special_d)】
わたしの持つ夢を操る力──『仮想領域』が転用された結果、
この子は昏睡しているのかもしれない。
voice: vo_adv_5206003_123
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
プレシアちゃんは、夢を見ているってこと？
【chara 135111 face 4 (sad)】
でも、どうして……
voice: vo_adv_5206003_124
エリス：
【chara 135011 face 7 (special_a)】
夢の中で、幻の父親と会うため……そう仮定すれば、説明がつく。
【chara 135011 face 9 (special_c)】
それに、彼女が望んだ夢であれば
仮想領域から帰ってこられない可能性がある。
voice: vo_adv_5206003_125
ハッピーちゃん：
【chara 9512 face 6 (surprised)】
【chara 135111 face 6 (surprised)】
ぶぅー！？
voice: vo_adv_5206003_126
シェフィ：
【chara 135111 face 6 (surprised)】
帰ってこられないって、そんな……！
【chara 135111 face 4 (sad)】
じゃあ、どうすれば……！？
voice: vo_adv_5206003_127
エリス：
【chara 135011 face 10 (special_d)】
…………
【chara 135011 face 7 (special_a)】
わたしが、元端末の繋がりを利用して意識に接続すれば、
彼女の意識を連れ戻せると思う。
voice: vo_adv_5206003_128
エリス：
【chara 135011 face 1 (normal)】
……騎士クンが望むなら、わたしは手を貸すよ。
Choice: (24) ありがとうエリスさん……お願いします。
----- Tag 24 -----
voice: vo_adv_5206003_129
エリス：
【chara 135011 face 1 (normal)】
うん……
【chara 135011 face 7 (special_a)】
では、プレシア・ワイズマンの意識に接続する。
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ミネルヴァの力の残滓により、『残骸』は安定化しつつあると分かった。
わたしが仮想領域に接続すれば、一気に願いに近づくだろう。
とはいえ、少し様子が気がかりだけど……
