救済、あるいは破壊願望
世界を破滅させるため現れた覇瞳皇帝との勝負の決着はソルの塔に預けられた。覇瞳皇帝の言葉に揺さぶられるも{player}の言葉に魂を震わせ、アイラとシナツはそれぞれの決戦の場へと歩き出した。
-------------- situation:
救済、あるいは破壊願望
--------------
voice: vo_adv_5208005_000
アイラ：
【chara 135511 face 6 (surprised)】
そんな……
ど……どうして！？
voice: vo_adv_5208005_001
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
……どうして？
【chara 106912 face 1 (normal)】
世界の管理者とは思えない愚かな質問ね。
【chara 106912 face 2 (joy)】
そんなの決まってるじゃない、【chara 106912 face 3 (anger)】
この世界を──
voice: vo_adv_5208005_002
息子：
【chara 311 face 4 (sad)】
かか、覇瞳皇帝だ……！！
奴が夢に現れた悪魔……！！
【chara 311 face 3 (anger)】
俺たちみんなあいつに殺されるんだ……っ！！
voice: vo_adv_5208005_003
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 3 (anger)】
うるさい羽虫ども。
そもそも最初から、生命など宿してもいない紛い物の癖に、
死の恐怖を口にするなんて。
voice: vo_adv_5208005_004
ヒヨリ：
【chara 135712 face 6 (surprised)】
み、みんな落ち着いて……！！
【chara 135712 face 3 (anger)】
今は避難を！！
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
「エラーの解消が確認されました。
AIの変異数、許容範囲内へ収束中。
シミュレーションを再開します。」
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_005
男性：
【chara 414 face 4 (sad)】
ダ……ダメだ……
体が動かない……【chara 414 face 6 (surprised)】
いや。
勝手に動く……っ！？
voice: vo_adv_5208005_006
女性：
【chara 411 face 4 (sad)】
私も……体が勝手に……
【chara 411 face 6 (surprised)】
この場を去ろうとしてる……！？
【chara 411 face 4 (sad)】
なによこれ……！？
voice: vo_adv_5208005_007
ヒヨリ：
【chara 135712 face 6 (surprised)】
……っ！？
これってプログラム通りの行動に、みんなが戻り始めてるってこと？
voice: vo_adv_5208005_008
レイ：
【chara 108912 face 6 (surprised)】
そんな……
恐怖が願いを上回ってしまったということなのか？
だから──
voice: vo_adv_5208005_009
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 2 (joy)】
そう。名前も魂もない人形が望みなど持つ必要はない。
【chara 106912 face 1 (normal)】
当然、未来も不要でしょう？
【chara 106912 face 2 (joy)】
それとも。ここでつぶしてあげましょうか──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_010
アイラ：
【chara 135511 face 3 (anger)】
させるかっ！！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_011
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
……！？
手ごたえが、ない……？
確かにあいつの魔法は発動したはずなのに。
voice: vo_adv_5208005_012
シナツ：
【chara 135612 face 1 (normal)】
……“願い”の意味を知っているんだな？
【chara 135612 face 3 (anger)】
貴様。この世界のことをどこまで把握している……？
voice: vo_adv_5208005_013
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 2 (joy)】
残念ながら、全てを。
『──覇瞳天星』
万物を知り得てしまうこの残酷な力のせいでね。
voice: vo_adv_5208005_014
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
この世界が複製だなんて気付かなければ、
私はただラスボスという役目を演じる存在に過ぎなかったのに。
【chara 106912 face 3 (anger)】
ああ全く、あなたたちのせいよ？
voice: vo_adv_5208005_015
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 3 (anger)】
あなたたちのせいで、目障りなエラーログが流れてきて……
私はこの世界の構造を知った。
voice: vo_adv_5208005_016
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
……さて、話の本題はなんだったかしら？
【chara 106912 face 2 (joy)】
ああそうそう、私が何をしに来たのか……だったわね。
voice: vo_adv_5208005_017
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 1 (normal)】
私は、この残酷で醜い世界を終わらせに来たの。
【chara 106912 face 2 (joy)】
アイラ……管理者であるあなたを、殺すことで。
voice: vo_adv_5208005_018
アイラ：
【chara 106912 face 3 (anger)】
【chara 135512 face 6 (surprised)】
っ！！？
voice: vo_adv_5208005_019
ヒヨリ・シナツ：
【chara 1 face 1 (normal)】
アイラ！！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_020
シナツ：
【chara 135614 face 3 (anger)】
くっ、私の速度でも間に合わないっ！！
Choice: (1) アイラさんっ！！
----- Tag 1 -----
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
────
──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_021
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
……っ！？
voice: vo_adv_5208005_022
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
……ふうん、可笑しなことが起きるものね。
直撃したはずなのに、傷一つついていないなんて……
管理者の権能がそうさせるの──？
voice: vo_adv_5208005_023
シナツ：
【chara 135614 face 3 (anger)】
アイラ無事か……！？
【chara 135614 face 6 (surprised)】
攻撃が掻き消えたように見えたが。
voice: vo_adv_5208005_024
アイラ：
【chara 135512 face 4 (sad)】
うん……
実は初めの攻撃も全然効かなかったんだ。
……でも。結果的に効かなかっただけで……
voice: vo_adv_5208005_025
アイラ：
【chara 135512 face 3 (anger)】
あいつ、本気だ。
voice: vo_adv_5208005_026
アイラ：
【chara 135512 face 3 (anger)】
本気であたしを殺しにきてた……
管理者がいなくなればこの世界が終わるのを分かって……！！
voice: vo_adv_5208005_027
シナツ：
【chara 135614 face 6 (surprised)】
……っ！？
バカな……ありえない。
voice: vo_adv_5208005_028
シナツ：
【chara 135614 face 3 (anger)】
やつも定められたプログラムに従う複製の存在のはず。
【chara 135614 face 6 (surprised)】
だとするならば、
世界を破壊する行動など起こせるはずがない……！！
Choice: (2) もしかしてこれも……“願い”？
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5208005_029
レイ：
【chara 108912 face 6 (surprised)】
そうか……【chara 108912 face 3 (anger)】
いびつで歪んでいるけれど、
この世界を終わらせたいという“願い”……
voice: vo_adv_5208005_030
レイ：
【chara 108912 face 3 (anger)】
……これはやつの破壊“願”望だ。
voice: vo_adv_5208005_031
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 2 (joy)】
ふふ……ははは。
【chara 106912 face 3 (anger)】
なんとも傲慢で浅薄な思考ね。
【chara 106912 face 1 (normal)】
これは破壊なんかじゃない。【chara 106912 face 2 (joy)】
救済よ。
voice: vo_adv_5208005_032
アイラ・シナツ：
【chara 1 face 1 (normal)】
……っ！？
voice: vo_adv_5208005_033
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 1 (normal)】
利己心に取り憑かれた悪逆非道な管理者からの救済。
【chara 106912 face 2 (joy)】
すべては哀れなAIたちのためのね？
voice: vo_adv_5208005_034
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
悪逆非道……あたしが……？
【chara 135512 face 3 (anger)】
何言って……あたしはみんなのために……！
voice: vo_adv_5208005_035
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 3 (anger)】
それが傲慢だというのよ。
【chara 106912 face 1 (normal)】
それじゃあ聞くけど、
この世界の、いったい誰が未来を望んでいるというの？
voice: vo_adv_5208005_036
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
あなたたちは考えたことがあるかしら？
定められたプログラム通りにしか行動できないAIが、
どうやって未来を生きていけるのか……【chara 106912 face 1 (normal)】
そんなの不可能でしょう？
voice: vo_adv_5208005_037
アイラ：
【chara 135512 face 7 (special_a)】
へーんっ！ お言葉を返すようだけど、
あたしたちはもう、プログラムに縛られないで
生きていくための“願い”を見つけたんだよっ！
voice: vo_adv_5208005_038
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 1 (normal)】
ええ……そうかもしれないわね。
【chara 106912 face 2 (joy)】
でも、私への恐怖で上書きされてしまう程度のモノだったじゃない。
【chara 106912 face 1 (normal)】
そして……迂闊な願いに縋ったせいで、あなたたちは皆私に殺される。
voice: vo_adv_5208005_039
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
……っ！？
【chara 135512 face 4 (sad)】
……そ、それは……！
voice: vo_adv_5208005_040
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 1 (normal)】
この箱庭の中で、何も知らずにいることだってできたのにね。
【chara 106912 face 2 (joy)】
未来に進もうと望んだのは、あなたたちだけ。【chara 106912 face 1 (normal)】
そして、
己の望みを他者に押し付けて善がっているだけ。
voice: vo_adv_5208005_041
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 2 (joy)】
自分の願望のために全てを犠牲にするだなんて、
なんて傲慢で残酷な我儘なのかしらね？
ふふ……っ。あははははっ！
voice: vo_adv_5208005_042
アイラ：
【chara 135512 face 3 (anger)】
そ、そんなことない……！
voice: vo_adv_5208005_043
シナツ：
【chara 135614 face 3 (anger)】
私たちは、皆の……
【chara 135614 face 4 (sad)】
だが……
voice: vo_adv_5208005_044
レイ：
【chara 108912 face 3 (anger)】
シナツ、アイラ、惑わされるな！
AIだからって夢や願いを持っちゃいけないなんて絶対ない！
voice: vo_adv_5208005_045
ヒヨリ：
【chara 135712 face 3 (anger)】
うん、だってあたしたちは知ってるもん！
みんなと話して、遊んで、【chara 135712 face 4 (sad)】
短い時間だけど……【chara 135712 face 3 (anger)】
でも！
voice: vo_adv_5208005_046
ヒヨリ：
【chara 135711 face 3 (anger)】
この世界を壊すならあたしたちが守る！
いくよレイさん！
voice: vo_adv_5208005_047
ヒヨリ・レイ：
【chara 1 face 1 (normal)】
「うにゃにゃにゃにゃーっ！！」
「はああーーっ！！」
voice: vo_adv_5208005_048
ヒヨリ：
【chara 135711 face 6 (surprised)】
……っ！？
あれ！？
voice: vo_adv_5208005_049
レイ：
【chara 108912 face 6 (surprised)】
私たちの攻撃も、まるで手応えが……！？
voice: vo_adv_5208005_050
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
なるほど……ここでの戦いはルール違反。
【chara 106912 face 1 (normal)】
つまり、どんな攻撃も無効にされるということ。
Choice: (3) ルール違反……！？
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5208005_051
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 6 (surprised)】
『誰かが、ソルの塔で、私と戦う』
【chara 106912 face 1 (normal)】
それがこのシミュレーション世界の絶対的ルール。
【chara 106912 face 2 (joy)】
だからここでの戦いは無効化されているということらしいわ。
voice: vo_adv_5208005_052
アイラ：
【chara 135512 face 3 (anger)】
……っ！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_053
アイラ：
【chara 135512 face 6 (surprised)】
たぶん、『こっちの世界』のイベントに引っ張られちゃうんだろうね。
登場人物とか結果とか展開は違ってもさ。
voice: vo_adv_5208005_054
アイラ：
【chara 135512 face 1 (normal)】
だから、どこの世界でも……
『誰か』が『ソルの塔』で『覇瞳皇帝』と戦った。
そこは共通してるんだと思う。
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5208005_055
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 4 (sad)】
はあ……仕方ないわね。
面倒だけど【chara 106912 face 3 (anger)】
決着はソルの塔に預けましょう。
voice: vo_adv_5208005_056
覇瞳皇帝：
【chara 106912 face 2 (joy)】
それじゃあ、幕引きの覚悟ができたらいらっしゃい？
待っているわ。
Choice: (4) 待って！
----- Tag 4 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5208005_057
ヒヨリ：
【chara 135711 face 6 (surprised)】
……消えちゃった。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
数時間後──
voice: vo_adv_5208005_058
レイ：
【chara 108912 face 4 (sad)】
……ふう……ともかく。街のみんなが傷つかなくて良かったよ。
【chara 108912 face 6 (surprised)】
「誰かが、ソルの塔で、覇瞳皇帝と戦う」
そのルールのおかげで奴の攻撃も無効に──
voice: vo_adv_5208005_059
アイラ・シナツ：
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
……
voice: vo_adv_5208005_060
レイ：
【chara 108912 face 4 (sad)】
空気が重いな……無理もないが。
シミュレーションの停止まであと一歩だったのにね……
voice: vo_adv_5208005_061
ヒヨリ：
【chara 135712 face 3 (anger)】
……あ、諦めちゃだめだよ！
【chara 135712 face 1 (normal)】
覇瞳皇帝さえ倒せば、もうこの世界に障害はない……【chara 135712 face 6 (surprised)】
でしょ！？
【chara 135712 face 1 (normal)】
ほら二人とも、顔をあげて……
voice: vo_adv_5208005_062
アイラ・シナツ：
【chara 1 face 1 (normal)】
…………
……
Choice: (5) 覇瞳皇帝が言ってたことが気になる？
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5208005_063
アイラ：
【chara 135511 face 1 (normal)】
……あはは。
さすが騎士くん鋭いね！
【chara 135511 face 4 (sad)】
悔しいけどさ、あいつの言ったことも間違いじゃないと思うんだ。
voice: vo_adv_5208005_064
シナツ：
【chara 135612 face 4 (sad)】
苦し紛れだったことは、いささか否めん。
私たちは皆に、ただ無責任に期待を持たせてしまっただけ
なのだろうか……飛べないヒトに、空飛ぶ夢を与えてしまうような。
voice: vo_adv_5208005_065
シナツ：
【chara 135612 face 1 (normal)】
リセットのない未来……【chara 135612 face 4 (sad)】
聞こえはいいが言い換えるとそれは。
先の見えない不確かな未来、ということだ……
失敗してしまえば、次のループに託すなんてことは二度と叶わない。
voice: vo_adv_5208005_066
シナツ：
【chara 135612 face 1 (normal)】
毎朝いつも通りに目が覚め、いつも通りに決まった仕事をこなす。
【chara 135612 face 4 (sad)】
それはある意味、苦痛や不安とは無縁の安寧とも言えるのかもしれない。
voice: vo_adv_5208005_067
アイラ：
【chara 135511 face 4 (sad)】
……世界のためとか。みんなのためとか言ってたけど。
あたしたちがやってきたことって、全部エゴだったのかな……
……あはは。
voice: vo_adv_5208005_068
アイラ：
【chara 135511 face 4 (sad)】
……本当は。本当はさ。リセットのたびに少しだけ思ってたんだ。
どれだけ同じループを続けても。
ただあたしが苦しむだけならそれでいいのかも、って。
voice: vo_adv_5208005_069
アイラ：
【chara 135511 face 1 (normal)】
未来を求めなくてもみんなが笑ってくれるなら──
【chara 135511 face 4 (sad)】
あたしたちが危険を冒す必要なんてないのかもしれない、って。
【chara 135511 face 3 (anger)】
だけど──そんな時、『悪夢症』が始まったんだ。
voice: vo_adv_5208005_070
アイラ：
【chara 135511 face 4 (sad)】
あたしたちのリソースを削除して、
基本世界の方に移動する。
……幻境竜后の目的が何か、それは分からないけど。
voice: vo_adv_5208005_071
アイラ：
【chara 135511 face 4 (sad)】
そのせいでみんなは、ループのたびに記憶を割り当てられて、
バッドエンドの悪夢を抱えたままループを繰り返すことになる。
そうしたら──
voice: vo_adv_5208005_072
シナツ：
【chara 135612 face 4 (sad)】
仮初の安寧すら、失われてしまうんだ。
それなら、たとえエゴだとしても、私たちは選ぶほかない。
皆を未来に導くことを。
Choice: (6) エゴなんかじゃありません。絶対に。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5208005_073
ヒヨリ：
【chara 135712 face 6 (surprised)】
……騎士くん。
Choice: (7) 未来なんて分からないけど……でも。
----- Tag 7 -----
Choice: (8) 分からないから楽しみなんです。
----- Tag 8 -----
Choice: (9) それが、人らしく生きるってことだから。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5208005_074
アイラ・シナツ：
【chara 1 face 1 (normal)】
……っ！
voice: vo_adv_5208005_075
ヒヨリ：
【chara 135712 face 2 (joy)】
……あはは！ 【chara 135712 face 1 (normal)】
うん、あたしもそう思う！
voice: vo_adv_5208005_076
レイ：
【chara 108912 face 2 (joy)】
そうだな。私たちだって未来に保証なんか何もない。
【chara 108912 face 1 (normal)】
全てが順風満帆にはいかない。失敗も後悔も山ほどある。
voice: vo_adv_5208005_077
レイ：
【chara 108912 face 1 (normal)】
でも……それでいいんだ。
希望と願いを持って生きること、それ自体が幸福だと思っているから。
voice: vo_adv_5208005_078
ヒヨリ：
【chara 135712 face 1 (normal)】
未来なんてだれにも分からないから。
すっごく不安で……すっごく楽しい。
voice: vo_adv_5208005_079
ヒヨリ：
【chara 135712 face 1 (normal)】
だからあたしたちはいつも。【chara 135712 face 2 (joy)】
ドキドキワクワクしてるんだよっ！
【chara 135712 face 1 (normal)】
アイラたちもシナツさんたちも。悩んで、迷ってるかもしれないけど、
それだって生きてることの一つの証拠なんだもん。
voice: vo_adv_5208005_080
アイラ：
【chara 135511 face 2 (joy)】
……あはっ。
お姉さん、まーたヒヨリちゃんに励まされちゃったな～♪
voice: vo_adv_5208005_081
シナツ：
【chara 135612 face 2 (joy)】
ふふ……何故だろう。
キミたちの言葉は魂が震える。
ないはずの、魂が。
voice: vo_adv_5208005_082
シナツ：
【chara 135612 face 2 (joy)】
【chara 135511 face 1 (normal)】
……皆が未来を求めているかは分からない。
【chara 135612 face 1 (normal)】
ただ一つ確実なことは、
覇瞳皇帝をこのままにはできないということだ。
voice: vo_adv_5208005_083
シナツ：
【chara 135612 face 2 (joy)】
行こうアイラ。ソルの塔へ。
【chara 135612 face 1 (normal)】
できることなら彼らとも話したいところだが……
悠長にしている時間は無い。
voice: vo_adv_5208005_084
レイ：
【chara 108912 face 2 (joy)】
よし……！
私たちも気合を入れるぞ！
voice: vo_adv_5208005_085
アイラ：
【chara 135511 face 6 (surprised)】
待った！！
シナツちゃんは元の世界に戻って！
【chara 135511 face 1 (normal)】
レイちゃんも一緒にね！
voice: vo_adv_5208005_086
シナツ：
【chara 135612 face 6 (surprised)】
……？
どういうことだ？
voice: vo_adv_5208005_087
アイラ：
【chara 135511 face 6 (surprised)】
だってさ、シナツちゃんの世界にも覇瞳皇帝はいるでしょ？
同じ警告メッセージが出てるってことは、そっちでも動き始めてるかも。
【chara 135511 face 1 (normal)】
だったら、管理者は戻らなきゃね♪
voice: vo_adv_5208005_088
レイ：
【chara 108912 face 3 (anger)】
……確かにその可能性は否定できない。
【chara 108912 face 6 (surprised)】
シナツ、どうする……？
voice: vo_adv_5208005_089
シナツ：
【chara 135612 face 1 (normal)】
……アイラ。ヒヨリ。
こっちの世界は大丈夫なんだな？
voice: vo_adv_5208005_090
アイラ：
【chara 135511 face 2 (joy)】
あははっ、もっちろん！
【chara 135511 face 1 (normal)】
あたしの強さ、一番知ってくれてるのはシナツちゃんでしょ？
それにあたしには、【chara 135511 face 9 (special_c)】
最強の助っ人がついてくれてるしね♪
voice: vo_adv_5208005_091
ヒヨリ：
【chara 135712 face 6 (surprised)】
……っ！
【chara 135712 face 2 (joy)】
うん、あたしも頑張るっ！
voice: vo_adv_5208005_092
シナツ：
【chara 135612 face 4 (sad)】
……アイラ。
voice: vo_adv_5208005_093
アイラ：
【chara 135511 face 6 (surprised)】
……ん？
voice: vo_adv_5208005_094
シナツ：
【chara 135612 face 4 (sad)】
せっかく再会できたのに、お別れだな。
voice: vo_adv_5208005_095
アイラ：
【chara 135511 face 2 (joy)】
あははっ、やめてよ！
【chara 135511 face 1 (normal)】
いきなり涙腺刺激するようなこと言うの……卑怯だよっ！
voice: vo_adv_5208005_096
アイラ：
【chara 135511 face 1 (normal)】
……シナツちゃん！
全部終わったら【chara 135511 face 2 (joy)】
パーッと飲み明かそうね♪
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シナツ：
【chara 135612 face 2 (joy)】
いいな。
それではいつか約束した温泉にでもいくか。
……エリスも誘って。
Choice: (10) エリスさんには僕から伝えておきます！
----- Tag 10 -----
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レイ：
【chara 108912 face 2 (joy)】
よし……【chara 108912 face 1 (normal)】
じゃあヒヨリ、ここからは別行動だ。
【chara 108912 face 2 (joy)】
私たちも絶対に再会しよう！
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ヒヨリ：
【chara 135712 face 2 (joy)】
うんっ！
【chara 135712 face 6 (surprised)】
……あれ、騎士くんどうしたの？
Choice: (11) …………
----- Tag 11 -----
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レイ：
【chara 108912 face 1 (normal)】
……どちらか一方しか助けられないなんて嫌だ。ってことだろう？
【chara 108912 face 2 (joy)】
ふふ、本当にキミらしいな。
【chara 108912 face 1 (normal)】
私は大丈夫。ヒヨリたちを助けてあげて？
voice: vo_adv_5208005_101
ヒヨリ：
【chara 135712 face 6 (surprised)】
そんなっ！
シナツさんとレイさんの方に行って！
【chara 135712 face 4 (sad)】
ね、騎士くんっ！
Choice: (12) どちらかだけ選ぶなんてできない。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_5208005_102
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
騎士クン……
Choice: (13) ……！！
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5208005_103
エリス：
【chara 129011 face 1 (normal)】
大丈夫、騎士クンならどちらとも助けられるよ。
わたしに一つ考えがあるの……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうしてシナツとアイラは互いの世界を守るため、
決戦の地へと赴く。
そして{player}の決断は──
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
日は落ち、そして。
また昇る──
