拝啓 サツキちゃんへ
復活祭の後日、サツキは棺にあった副葬品を整理する。ユキノの手紙を発見し、読み進めると100通もの手紙があることが判明する。その場にユキノが居合わせて、サツキは少し照れた様子で感謝を述べるのだった。
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拝啓 サツキちゃんへ
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
復活祭の後日。
サツキが棺に入れられた副葬品を整理していたところ──
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サツキ:
【chara 135912 face 6 (surprised)】
……? なんでェ、コイツは……?
ユキノの手紙か。【chara 135912 face 1 (normal)】
どれどれ……

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ユキノ:
【chara 135812 face 5 (shy)】
拝啓 大好きなサツキちゃんへ
【chara 135812 face 4 (sad)】
正直、突然のことで今もあまり実感はありません。
明日にはいつも通りに「よう」なんて言って現れるんじゃねぇかって。
voice: vo_adv_5209061_002
ユキノ:
【chara 135812 face 1 (normal)】
何だかそんな気がしています。【chara 135812 face 4 (sad)】
そうだったらいいのにな。
【chara 135812 face 6 (surprised)】
サツキちゃんは覚えてるかな。久遠氷河に埋めたタイムカプセル。
【chara 135812 face 2 (joy)】
小さい頃、大人になったら一緒に開けようって約束したね。
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ユキノ:
【chara 135812 face 1 (normal)】
あてが埋めたのは、将来の自分への手紙とおもちゃだったけど。
【chara 135812 face 2 (joy)】
サツキちゃんは手紙と短刀だったね。あん時からもうかっこよかった。
【chara 135812 face 5 (shy)】
そんな小さい頃から今まで。サツキちゃんはあての憧れの人でした。
voice: vo_adv_5209061_004
ユキノ:
【chara 135812 face 5 (shy)】
そして、これからも。ずっと大好きな友達だよ。
【chara 135812 face 4 (sad)】
大人になった時に、一人で開けることになると思うと寂しいけど。
【chara 135812 face 5 (shy)】
でも二人の約束だからな。サツキちゃんが何を書いたのかも気になるし。
voice: vo_adv_5209061_005
ユキノ:
【chara 135812 face 5 (shy)】
だから寂しくても、未来を楽しみに、サツキちゃんみてぇに強く生きる。
【chara 135812 face 2 (joy)】
ほんとにありがとう。サツキちゃんのこと、絶対に忘れねぇよ。
ユキノより その2へ続く(やっぱり書き足りませんでした)
still display end
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サツキ:
【chara 135912 face 6 (surprised)】
『その2』って……束で入ってんじゃねェか。
【chara 135912 face 4 (sad)】
おい、『その100』まであるぞ……
voice: vo_adv_5209061_007
サツキ:
【chara 135912 face 2 (joy)】
フ。ったく……
せっかくだし、全部読むか。
voice: vo_adv_5209061_008
ユキノ:
【chara 135812 face 7 (special_a)】
えっ、サツキちゃ……!?
そ、それは……
voice: vo_adv_5209061_009
サツキ:
【chara 135912 face 6 (surprised)】
お、おう、ユキノ。
【chara 135912 face 5 (shy)】
手紙あんがとよ……
voice: vo_adv_5209061_010
ユキノ:
【chara 135812 face 4 (sad)】
ひゃあぁ~
は、恥ずかしいからもう読まねぇで~……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
その後、『サツキちゃんへの手紙、その1~100 by ユキノ』は
ユキノによって、久遠氷河の深くに封印されるのだった。
続きが気になっていたサツキは、少し残念そうにしていたという。