さまよう『A』
ジオ・ゲヘナを訪れた{player}とカスミはナーナとカノンに出迎えられ、カスミはネフィ=ネラから真実の鏡を授けられて聖職者となる。一方、そこには記憶喪失でさまようアラクネの姿もあった。
-------------- situation:
さまよう『A』
--------------
voice: vo_adv_5210000_000
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
あなたは、こんな言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「夜に蜘蛛を見つけたら、必ず殺せ」。
voice: vo_adv_5210000_001
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
蜘蛛は古来、そのグロテスクな形から、人々に怖れられてきました。
【chara 137412 face 3 (anger)】
特に夜に出る蜘蛛は、その家に不吉をもたらすと言われています。
voice: vo_adv_5210000_002
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
いっぽうで、こんな言葉もあります。「朝蜘蛛は殺すな」。
【chara 137412 face 1 (normal)】
朝の蜘蛛は神様の遣いといわれて、吉事の前触れとされているのです。
voice: vo_adv_5210000_003
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
さて。それでは、煉獄に出る蜘蛛はどうするか──?
voice: vo_adv_5210000_004
カスミ:
【chara 137412 face 2 (joy)】
生かすも、殺すも、あなた次第。

voice: vo_adv_5210000_005
傍聴人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
死刑! 死刑! 死刑!
voice: vo_adv_5210000_006
傍聴人1:
【chara 1 face 1 (normal)】
魔蜘アラクネとその仲間が犯した罪に、裁きを!
voice: vo_adv_5210000_007
傍聴人2:
【chara 1 face 1 (normal)】
今までの報いを受けさせるんだよっ!
voice: vo_adv_5210000_008
傍聴人3:
【chara 1 face 1 (normal)】
今すぐこの場で処刑しろ!!
voice: vo_adv_5210000_009
アラクネ:
【chara 136011 face 3 (anger)】
わたしはどうなってもかまいません。覚悟はできています。
【chara 136011 face 4 (sad)】
ですが、なーちゃんだけは助けていただけないでしょうか……!
voice: vo_adv_5210000_010
ナーナ:
【chara 136212 face 8 (special_b)】
そんなのだめだよぉ!
ナーナこそどうなってもいいから、あーちゃんだけは助けてあげて!
【chara 136212 face 9 (special_c)】
あ、でも、ナーナのこともお尻ぺちーんくらいで済ませてもらえると……
voice: vo_adv_5210000_011
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
静粛に!
still display end
voice: vo_adv_5210000_012
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
これより、判決文を朗読する。
──主文、後回し!
voice: vo_adv_5210000_013
傍聴人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
おおおおっ!?
voice: vo_adv_5210000_014
ナーナ:
【chara 136212 face 4 (sad)】
しゅ、しゅぶん? ってなーに?
後回しってことは……デ、デザートかなぁっ?
voice: vo_adv_5210000_015
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
被告人アラクネは毒物を用いた連続殺人を行い、多くの犠牲者を出した。
さらに、民衆に暴行を加えた。
被告人ナーナは、そのアラクネの犯行を幇助した。
voice: vo_adv_5210000_016
裁判長:
【chara 50812 face 1 (normal)】
計画的かつ利己的な殺人を行った罪は極めて重い。
【chara 50812 face 3 (anger)】
まして、蜘蛛の妖魔人など、このジオ・ゲヘナにおいて不吉極まる存在。
よって──
voice: vo_adv_5210000_017
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
被告人アラクネとナーナを死刑に処す!

voice: vo_adv_5210000_018
ナーナ:
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ぴっ、ぴぃぃぃっ!?
デザートなのに甘くないよぉぉぉっ!
voice: vo_adv_5210000_019
アラクネ:
【chara 136011 face 6 (surprised)】
なぜ!? なぜなーちゃんまで……!
【chara 136011 face 3 (anger)】
あなたたちが憎いのはわたしだけ、
魔蜘アラクネだけのはずです! なぜ!?
voice: vo_adv_5210000_020
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
死刑はただちに、このコロッセオにて執り行う!
執行人をここへ!
voice: vo_adv_5210000_021
傍聴人たち:
【chara 1 face 1 (normal)】
うおおおおおおおお! 殺せえええええええええええ!!
voice: vo_adv_5210000_022
アラクネ:
【chara 136011 face 4 (sad)】
……っ!
voice: vo_adv_5210000_023
ナーナ:
【chara 136212 face 9 (special_c)】
や、やだぁ~っ!
ナーナまだ死に゛だぐな゛い゛よ゛ぉ゛~っ!!
voice: vo_adv_5210000_024
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
待った!
voice: vo_adv_5210000_025
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
その死刑──異議ありっ!
still display end
voice: vo_adv_5210000_026
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
さあ、助手くん。
今まさに、アラクネさんとナーナさんが断罪され、
処刑されようとしているわけだけれど──
voice: vo_adv_5210000_027
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
このジオ・ゲヘナを揺るがしている連続殺人事件の犯人。
本当は誰だと思う?
Choice: (1) アラクネさん?
Choice: (2) 僕?
Choice: (3) ……まさか、あの人?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5210000_028
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
いいや。アラクネさんはもう、かつてのレディ・アラクネじゃない。
それは君が一番よく分かっているだろう?
Jump to tag 4
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5210000_029
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
き、君だったのかい!?
まさか身内にこんな悪人がいたなんて……【chara 137412 face 4 (sad)】
いやいや。
こんな時にふざけるのはよしてくれたまえ!
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5210000_030
カスミ:
【chara 137412 face 6 (surprised)】
……【chara 137412 face 1 (normal)】
さすがは助手くん。
真実にたどり着いていたんだね。
【chara 137412 face 3 (anger)】
そう、あまりにも意外すぎる真実に。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5210000_031
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
ジオ・ゲヘナで起きた連続殺人事件。
その真犯人は────!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
いったい、このジオ・ゲヘナで何が起こっているのか?
話は、探偵カスミが鬼岩城塞に招かれたところからはじまる──
voice: vo_adv_5210000_032
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ううん、この熱く湿った空気の匂い。ジオ・ゲヘナに来たと実感するよ。
野趣に富むとはまさにこのことだね。
助手くんはちょくちょく訪れているんだろう?
Choice: (5) カスミちゃんも来たことあるの?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5210000_033
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ああ、前にちょっとね。
ジオ・ゲヘナの陶器なんかを見て回っているうちに、
ルゥさんと一緒になって、それから──
voice: vo_adv_5210000_034
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
お~い! お~~~いっ♪
voice: vo_adv_5210000_035
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
おっ、【chara 101411 face 2 (joy)】
噂をすれば、迎えに来てくれたようだよ。
voice: vo_adv_5210000_036
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
カスミちゃん! おっひさしぶり~っ♪
ナーナ、また会えてうれしいな~!
voice: vo_adv_5210000_037
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
やあ、ナーナさん。カノンさんも元気そうだね。
【chara 101411 face 2 (joy)】
二人で迎えに来てくれるなんてうれしいな。
Choice: (6) はいおみやげ。一人一個ずつね。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5210000_038
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
【chara 101411 face 1 (normal)】
わぁぁ~ドーナツだぁ~! ありがと騎士ちゃん!
【chara 136212 face 1 (normal)】
じゃあ……いっこだけ、【chara 136212 face 2 (joy)】
いただきまーす……
……もぐもぐ。
voice: vo_adv_5210000_039
カスミ:
【chara 101411 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_5210000_040
カノン:
【chara 134912 face 2 (joy)】
ヲ~ッホッホッ! 【chara 134912 face 1 (normal)】
このあたくし様直々に
お出迎えに来て差し上げたんですわよ、【chara 134912 face 2 (joy)】
感謝のあまり泣いて
お地べたに頭をこすりつけなさいな! そこな馬ボーンもですわっ!
voice: vo_adv_5210000_041
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
カノンちゃんはネラちゃんにめーれーされたから来たんだよ♪
【chara 136212 face 1 (normal)】
ナーナは【chara 136212 face 4 (sad)】
『おめつけやく?』【chara 136212 face 1 (normal)】
なんだー♪
【chara 136212 face 2 (joy)】
ねーカノンちゃんっ♪
voice: vo_adv_5210000_042
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
……コホン。【chara 134912 face 3 (anger)】
おたんこナーナさん?
余計なことを言うお口はこのお腹かしら~?
voice: vo_adv_5210000_043
ナーナ:
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ぴゃうっ!
【chara 136212 face 9 (special_c)】
いっ、いたい、いだだだだいたぃよぉカノンちゃあん!
ナーナ『ふくわじゅつ』できないよぉー! お肉むにむにしないで~
voice: vo_adv_5210000_044
カスミ:
【chara 101411 face 2 (joy)】
ふふっ、二人ともあいかわらずだね。
【chara 101411 face 6 (surprised)】
でも正直、私も驚いてるよ。
まさかネフィ=ネラさんから直々に招待いただけるなんてね。
voice: vo_adv_5210000_045
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
ネラちゃんにはね、ナーナが教えてあげたんだっ。
【chara 136212 face 1 (normal)】
カスミちゃんっていうすっご~い探偵さんがいるんだよって。
【chara 136212 face 2 (joy)】
ねっ、カノンちゃん!
voice: vo_adv_5210000_046
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
ええまあ……そうですわね。
voice: vo_adv_5210000_047
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
探偵とは聞いていましたけれど、果たしてどれほどのものやら……
【chara 134912 face 1 (normal)】
だっせえおヘマしくさったら、おヘソでお茶を沸かして差し上げますわ。
voice: vo_adv_5210000_048
ナーナ:
【chara 136212 face 1 (normal)】
【chara 101411 face 1 (normal)】
探偵さんってかっこいいよねー、【chara 136212 face 4 (sad)】
すいり? とか。
【chara 136212 face 3 (anger)】
はんにんはおまえだーっ、びしぃ! 【chara 136212 face 1 (normal)】
って指さすんだよね?
【chara 136212 face 2 (joy)】
ナーナも騎士ちゃんみたいに【chara 136212 face 4 (sad)】
『じょしゅ?』【chara 136212 face 2 (joy)】
になりたいな!
voice: vo_adv_5210000_049
カノン:
【chara 134912 face 4 (sad)】
無理無理お無理ですわよナーナさんのそのちっさいお脳みそじゃ。
【chara 134912 face 1 (normal)】
おみ足ひっぱりまくって、お迷宮入りがオチですわ!
voice: vo_adv_5210000_050
カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】
ふむ……じゃあ、【chara 101411 face 2 (joy)】
助手見習いくらいからはじめてみるかい?
Choice: (7) 助手仲間が増えてうれしいな。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5210000_051
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
【chara 101411 face 1 (normal)】
やったぁ! 【chara 136212 face 1 (normal)】
ほらほらカノンちゃん!
これからはナーナのこと、
【chara 136212 face 2 (joy)】
『めーたんてーじょしゅみならいさん』ってよんでね♪
voice: vo_adv_5210000_052
カノン:
【chara 134912 face 8 (special_b)】
なっっっげぇですわ!
というかお見習いじゃ偉くもなんともないですわよっ!
【chara 134912 face 3 (anger)】
もう、さっさといきますわよ~!
voice: vo_adv_5210000_053
裁判長:
【chara 50812 face 2 (joy)】
ようこそカスミ殿。
私はこのジオ・ゲヘナの裁判長を務めております。
【chara 50812 face 1 (normal)】
ネフィ=ネラ様はお忙しい身ゆえ、私が代理を仰せつかりました。
voice: vo_adv_5210000_054
裁判長:
【chara 50812 face 2 (joy)】
ネフィ=ネラ様は各世界からの文化を取り入れ、
ジオ・ゲヘナをより豊かにしようとのお考え。
voice: vo_adv_5210000_055
裁判長:
【chara 50812 face 1 (normal)】
ついてはカスミ殿を、このジオ・ゲヘナ初の『聖職者』に
任命するとのことです。
【chara 50812 face 2 (joy)】
名探偵と名高いカスミ殿のご活躍、楽しみにしておりますぞ。
voice: vo_adv_5210000_056
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】
いや、その……探偵として呼んでもらえるのはいいけれど……
どうして聖職者……?
【chara 137411 face 6 (surprised)】
っていうかこの服って……
voice: vo_adv_5210000_057
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
わぁ~~~カワイイお洋服っ♪
カスミちゃん、すっごく似合ってるよっ♪
Choice: (8) 清楚で神聖な感じがするね。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5210000_058
カスミ:
【chara 137411 face 4 (sad)】
じょ、助手くんまでそんな……
探偵は、別に聖なる職業でもなんでもないんだけど……
ランドソルの文化をなにか誤解しているのでは……?
voice: vo_adv_5210000_059
裁判長:
【chara 50812 face 6 (surprised)】
おや、カスミ殿。
【chara 50812 face 3 (anger)】
我らが媛、ネフィ=ネラ様のご裁可に何かご不満でも?
voice: vo_adv_5210000_060
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
い、いえいえ!
決してそういうわけでは……
voice: vo_adv_5210000_061
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
まあ、歴史では
聖職者が司法のような権力を持っていた時代もあるって話だし……
【chara 137411 face 1 (normal)】
ここはおとなしく、拝命しておこうか。
voice: vo_adv_5210000_062
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ところで、この杖は……?
鏡が3つ付いているようですが。
voice: vo_adv_5210000_063
裁判長:
【chara 50812 face 1 (normal)】
それは『真実の鏡』というマジックアイテムです。
所有者が真なる知恵と正しき心の持ち主であれば、
光り輝いて真実を照らし出すという伝承が残されています。
voice: vo_adv_5210000_064
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
そんなものがありましたの!?
ネフィの宝物庫は粗方漁りつくしたと思っていたのに、【chara 134912 face 3 (anger)】
ぐぬぬ……!
もしや貴重なおアイテムは別に保管してやがりますの!?
voice: vo_adv_5210000_065
裁判長:
【chara 50812 face 4 (sad)】
ただ、伝承はあくまで伝承。
【chara 50812 face 1 (normal)】
その鏡が輝いたことはこれまで一度もないということです。
voice: vo_adv_5210000_066
カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】
伝承であれ何であれ。
私がこの杖を持つようにとネフィ=ネラさんが言ったのなら
謹んで受け取りましょう。
voice: vo_adv_5210000_067
村人1:
【chara 1 face 1 (normal)】
おい。あんな小娘にセイショクシャとやらが務まるのか?
なんかすげー仕事なんだろ? その職業ってのはよ。
voice: vo_adv_5210000_068
村人2:
【chara 1 face 1 (normal)】
さあな。
ネラ様が言うんならしょーがねえけど、実力のほどはどうかねえ?
voice: vo_adv_5210000_069
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ジオ・ゲヘナの人々は実力主義と聞くけれど、
やはり実績のない私への風当たりは強いようだね。
【chara 137411 face 1 (normal)】
じゃあ、ここは一つ……
voice: vo_adv_5210000_070
カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】
あー、ところで助手見習いのナーナさん、その服の……
胸のところに隠しているものはなんだい?
voice: vo_adv_5210000_071
ナーナ:
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ぴ、ぴぃっ? 【chara 136212 face 7 (special_a)】
な、な、な、な、なななななんのことぉ?
voice: vo_adv_5210000_072
カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】
さっきカノンさんにお腹をむにむにされていた時、
ずいぶん嫌がっていたようだし、
【chara 137411 face 2 (joy)】
助手くんのほうをちらちら見ていただろう?
voice: vo_adv_5210000_073
カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】
出迎えてくれた時は助手くんのことをまっすぐ見つめていたのに、
その時だけは目が合わないようにしていた……
【chara 137411 face 2 (joy)】
何か後ろめたいことがあったんだよね。
voice: vo_adv_5210000_074
ナーナ:
【chara 136212 face 6 (surprised)】
う゛っ゛……! ど、どぉしてそれを……
【chara 136212 face 7 (special_a)】
ナ、ナーナは、えぇっと、そのぉ……、【chara 136212 face 6 (surprised)】
──あ~っ!
あんなところに、ニンジンさんを咥えたオウルキャットちゃんがっ──
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210000_075
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
……! 杖の鏡が光を……?
私が真実にたどり着くと鏡が照らしてくれる……
【chara 137411 face 2 (joy)】
なるほど、答え合わせをしてくれるということだね。
voice: vo_adv_5210000_076
ナーナ:
【chara 136212 face 7 (special_a)】
ううぅ~ごめんなさい~~
【chara 136212 face 8 (special_b)】
実はさっき、騎士ちゃんのドーナツを一個余計にもらっちゃったの。
甘いのとってもお久しぶりだったから、がまんできなくってぇ……
Choice: (9) いいよ、もう一ついる?
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5210000_077
ナーナ:
【chara 136212 face 1 (normal)】
あ、ありがとー騎士ちゃんっ!
【chara 136212 face 4 (sad)】
でも……さっきはごめんね、ごめんね?
voice: vo_adv_5210000_078
裁判長:
【chara 50812 face 6 (surprised)】
ぬうう……本当に鏡が光を放つとは。
【chara 50812 face 4 (sad)】
ただの伝承ではなかったのか……
voice: vo_adv_5210000_079
村人1:
【chara 1 face 1 (normal)】
すげえな! 本当に光ったぞ? あの小娘やるじゃねえか!
voice: vo_adv_5210000_080
村人2:
【chara 1 face 1 (normal)】
あの観察眼……
名探偵とか言われるだけのことはあるってことか。
裁判長さん、赤っ恥だな。
voice: vo_adv_5210000_081
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_5210000_082
カスミ:
【chara 137411 face 1 (normal)】
では裁判長。
改めて、よろしく。
voice: vo_adv_5210000_083
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
ジオ・ゲヘナには握手という習慣はありません。
我々はそれぞれに手の形が異なる故。
voice: vo_adv_5210000_084
ナーナ:
【chara 136212 face 4 (sad)】
ねえねえ騎士ちゃん、あのさいばんちょーさん、お顔がこわいよー
怒ってるのかな、お腹すいてるのかな?
ドーナツ食べたかったのかなあ……
voice: vo_adv_5210000_085
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
そこのアルミラージ、聞こえてますぞ。
voice: vo_adv_5210000_086
ナーナ:
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ぴぃぃっっ! ご、ごめんなさいぃぃっ!
voice: vo_adv_5210000_087
裁判長:
【chara 50812 face 3 (anger)】
私はネフィ=ネラ様よりジオ・ゲヘナの秩序を任された者として、
よそ者を容易く信頼するわけにはいかないというだけのことです。
……それでは失礼。執務がありますので。
voice: vo_adv_5210000_088
カノン:
【chara 134912 face 3 (anger)】
あーイヤったらイヤですわ~~っ!
ああいうお陰気で小生意気なお態度!
【chara 134912 face 7 (special_a)】
ネフィの威を借るおトカゲ風情が偉そうに、フンッ!
voice: vo_adv_5210000_089
カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
彼はいったい、どういう人なんだい?
voice: vo_adv_5210000_090
カノン:
【chara 134912 face 6 (surprised)】
レディ・アラクネとの戦いの後くらいでしたかしら。
巨神林近くの居住区で、お下々の支持を得始めた男ですわ。
公平なお裁きとやらで、評判が高いとか。
voice: vo_adv_5210000_091
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
ジオ・ゲヘナの人たちってすーぐケンカになっちゃうから、
ちゅーさいしてくれる人がいると助かるんだよっ♪
voice: vo_adv_5210000_092
カノン:
【chara 134912 face 4 (sad)】
お仲裁なんて腑抜けたお下々の好きそうな、くっだらねぇ文化ですわ。
【chara 134912 face 3 (anger)】
ジオ・ゲヘナは強くお美しいものだけが生き残る、
お殴りあってナンボの世界でしてよっ!
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ナーナ:
【chara 136212 face 7 (special_a)】
う、うぅ~ん……カノンちゃん……
そぉだけどぉ、【chara 136212 face 4 (sad)】
でも……
ナーナはみんな仲良く~のほーがいいなぁ……
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カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
なるほどね。
彼のさっきの態度も、ジオ・ゲヘナを案じるがゆえというところかな。
voice: vo_adv_5210000_095
???:
【chara 50711 face 2 (joy)】
みなさん、お話し中のところ失礼します。
歓迎パーティーの準備が整いましたので、会場までお越しください。
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カスミ:
【chara 137411 face 6 (surprised)】
あなたは……?
voice: vo_adv_5210000_097
会長:
【chara 50711 face 2 (joy)】
異世界交流会の会長を務めております。
今宵はランドソルとジオ・ゲヘナ双方の発展のため、
精一杯のもてなしを用意しておりますので、さあ、どうぞどうぞ!
voice: vo_adv_5210000_098
ナーナ:
【chara 136212 face 2 (joy)】
やったあ! パーティーだって♪
おいしいものたーくさんたべよ~ね、騎士ちゃんっ♪
Choice: (10) うん、行こう!
----- Tag 10 -----
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アラクネ:
【chara 136011 face 6 (surprised)】
……あれは、騎士さま……?
それに、一緒にいるマンティコアの方は……
以前ツムギさまといるのをお見かけしたことがあるような……
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アラクネ:
【chara 136011 face 4 (sad)】
……騎士さま……
いつも……あのお方の周りにはたくさんの人がいて……
voice: vo_adv_5210000_101
妖魔人の子供1:
【chara 1 face 1 (normal)】
あははっ、こっちこっちー! 捕まえてみてよお兄ちゃん!
【chara 136011 face 6 (surprised)】
あいたっ!
voice: vo_adv_5210000_102
妖魔人の子供2:
【chara 1 face 1 (normal)】
ほら、ちゃんと前見て走らないからだぞ!
お姉さん、ごめんなさい。
voice: vo_adv_5210000_103
アラクネ:
【chara 136011 face 4 (sad)】
こちらこそ、申し訳ありません。
わたしがこんなところでぼうっとしていたのが悪いのです。
【chara 136011 face 6 (surprised)】
おけがなどは、ありませんか?
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妖魔人の子供1:
【chara 1 face 1 (normal)】
うん。ありがとうお姉ちゃん……
……ひっ!? く、蜘蛛の妖魔人!? まさか……!
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妖魔人の子供2:
【chara 1 face 1 (normal)】
あ、あわわわ……そんな! 死んだはずじゃ……!?
にっ、逃げろ!
voice: vo_adv_5210000_106
アラクネ:
【chara 136011 face 6 (surprised)】
あっ、そ、そんなに走ったらまた……
【chara 136011 face 4 (sad)】
……ああ、行ってしまわれました……
voice: vo_adv_5210000_107
アラクネ:
【chara 136011 face 4 (sad)】
また、一人きりになってしまいました……
わたしは。……一人になってはいけないのに。
だれかに、見ていていただかないと……
voice: vo_adv_5210000_108
アラクネ:
【chara 136011 face 4 (sad)】
誰か……わたしを……見張って……
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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
さあ。これからご覧に入れますのは、哀れな一匹の蜘蛛のおはなし。
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カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
計り知れない業を背負った毒蜘蛛の、断罪と贖罪のおはなし──