消された『Ｃ』
レディ・アラクネに操られた過去を思い出し、苦しむナーナ。アラクネは自らの疑いを晴らすため、真実の鏡と対峙する。だが、そこに映っていたのはあの魔蜘の姿だった。
-------------- situation:
消された『Ｃ』
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
時間は前日の深夜にさかのぼる。
その夜更け、ナーナが見た夢は──
voice: vo_adv_5210003_000
ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】
よかったねカノンちゃん！
よかったね！
voice: vo_adv_5210003_001
カノン：
【chara 134912 face 4 (sad)】
あいたっ……！？
ベタベタするんじゃありませんでしてよケガ人ですってのに……！
voice: vo_adv_5210003_002
ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】
あっ、斧返してね！
【chara 136212 face 1 (normal)】
それじゃっ──
voice: vo_adv_5210003_003
ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】
──しんでね！ カノンちゃんっ♪
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5210003_004
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
っっ！ はあっ、……はぁっ、はあっ、はあっ……！
ゆ、夢……？
voice: vo_adv_5210003_005
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
……イヤイヤな、夢……最近、見なくなってたのに……
【chara 136212 face 4 (sad)】
どーして？ 蜘蛛の巣、なんて見ちゃったから？
voice: vo_adv_5210003_006
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
怖いよ……こわいよ、こわいよ……
【chara 136212 face 8 (special_b)】
もう、操られるのは、いやだよ……っ。
voice: vo_adv_5210003_007
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_5210003_008
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あーちゃん……ちがうよね？
あーちゃんは……あの、アラクネじゃ、ないよね……？
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
異世界交流会の会長が殺された。
ホウオウからの知らせを聞いて、{player}たちは
現場へ駆けつけたが──
voice: vo_adv_5210003_009
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
はじめまして。会長の秘書です。
申し訳ありませんが、お引き取りください。
とても会話ができる状態ではありません。
voice: vo_adv_5210003_010
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
では、一命はとりとめたのですね？
voice: vo_adv_5210003_011
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
ええ、一応は。
重体で、生死の境をさまよっている最中ではありますが──
voice: vo_adv_5210003_012
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
なぜこんなことになったのか、話していただけますか？
voice: vo_adv_5210003_013
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
はい。昼食中のことだと聞いています。普段通りに食事をしていたところ
突然苦しみ出して、喉をおさえ、胸をかきむしり──
口から泡を吹きながら昏倒したと聞いております。
voice: vo_adv_5210003_014
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
私たちの時と同じ症状ですね。
【chara 134712 face 4 (sad)】
いったい誰が毒なんかを……
voice: vo_adv_5210003_015
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
同じ毒ということであれば──
【chara 137411 face 1 (normal)】
実は、こんなこともあろうかと用意したものがあります。
ホウオウ様の血液から作った『解毒剤』です。
voice: vo_adv_5210003_016
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
ええっ！？ いつの間にそんなものを？
voice: vo_adv_5210003_017
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
申し訳ない、ほーちゃん。
今朝カノンさんに頼んで、眠っているあいだに
チクッと採取させてもらったんだ。
voice: vo_adv_5210003_018
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
ぜんっぜんこれっぽっちも気が付きませんでしたよっ！？
【chara 134712 face 6 (surprised)】
カノンさん、お注射上手いんですね？
こっちの世界では珍しいのに……
voice: vo_adv_5210003_019
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
ほーちゃんの体には、毒に対する抗体ができているはず。
例の毒と同じものであれば、血清として効果があるかもしれません。
……試してみてはいただけませんか？
voice: vo_adv_5210003_020
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
ありがとうございます。
ありがたく、試させていただきます。
それでは。
voice: vo_adv_5210003_021
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ああ──すみません。ちょっとその前に。
【chara 137411 face 1 (normal)】
会長が昼食に何を食べていたのか、聞かせていただけませんか。
voice: vo_adv_5210003_022
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
……ご内密にお願いしますよ。昨日のまかないの残りです。
作ったのはあの料理長です。
voice: vo_adv_5210003_023
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
えっ……
voice: vo_adv_5210003_024
会長秘書：
【chara 1 face 1 (normal)】
くれぐれも、ご内密に。
今度こそ失礼します。
voice: vo_adv_5210003_025
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
……ううん。また事態がややこしくなってきたね。
【chara 137411 face 3 (anger)】
助手くん。このことをどう思う？
直感でいいから、忌憚のない意見を聞かせてもらえないか？
Choice: (1) 料理長が怪しい。
Choice: (2) 会長が怪しい。
Choice: (3) 裁判長が怪しい。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5210003_026
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
ああ。状況だけを見れば料理長を疑うのが妥当なところだ。
一番被害者に毒を飲ませやすかったのが彼であることは、
間違いないからね。
voice: vo_adv_5210003_027
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
でもでも、あのリョウリチョーさん悪いひとじゃなさそうなのにっ。
voice: vo_adv_5210003_028
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
あの蜘蛛の巣で何かされた結果、
知らないうちに実行犯に仕立て上げられている可能性はあるね。
【chara 137411 face 3 (anger)】
真犯人は別にいることになるけれど。
Jump to tag 4
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5210003_029
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ほう……
被害者である会長をあえて疑うと、そう言うのかい？
【chara 137411 face 1 (normal)】
理由を聞かせてもらってもいいかな？
Choice: (99) 理由は……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5210003_030
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
なるほど。彼は私たちのことを快く思ってないようだからね。
動機という意味では、彼が一番怪しいと言えるかもしれない。
voice: vo_adv_5210003_031
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
しかし、地位も立場もある方ですよ。
【chara 134712 face 4 (sad)】
そんな大それたことをして、ネフィ＝ネラさんが怖くないんでしょうか？
----- Tag 4 -----
----- Tag 99 -----
voice: vo_adv_5210003_032
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ん？ なんだろう？ 外が騒がしいね。
【chara 137411 face 3 (anger)】
ちょっと窓から様子を見てみよう。
voice: vo_adv_5210003_033
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
アラクネを引き渡せ！
次の犠牲者を出す前に捕まえて、裁判長に引き渡すんだ！
ここに入るのを見たやつがいるんだ！ 出てこーい！
voice: vo_adv_5210003_034
妖魔人女性：
【chara 50611 face 3 (anger)】
会長を殺したのもお前なんだろう！
かくまうやつらも同罪だ！ 引きずり出せ！
voice: vo_adv_5210003_035
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
あれ……パーティーのとき蜘蛛の巣をつけてたひとたちだ！
【chara 136212 face 8 (special_b)】
あわわ、お友だちをたっくさん連れてきてるよー！
みんな蜘蛛の巣がびっしりだよー！
voice: vo_adv_5210003_036
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
なななな、なんだか目が血走っていますよ！？
これはもう暴徒！ とても正気とは思えません！
voice: vo_adv_5210003_037
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
会長の件で、よりヒートアップしているみたいだ。
アラクネさんが叩かれれば叩かれるほど、
裁判長の名声が高まっているようだね。
voice: vo_adv_5210003_038
ホウオウ：
【chara 134712 face 7 (special_a)】
そんな冷静に分析している場合ですか！？
voice: vo_adv_5210003_039
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
そうだよー！ ここからどうやって出ていけばいいの？
見つかったらおしおきされちゃう……！
Choice: (5) でも、アラクネさんは渡せない。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5210003_040
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
ありがとうございます。
【chara 136011 face 4 (sad)】
……でも、みなさん。
わたし、あの方々のところに行こうかと思います。
voice: vo_adv_5210003_041
カスミ・ナーナ・ホウオウ：
【chara 1 face 1 (normal)】
えっ！？
voice: vo_adv_5210003_042
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
あの方たちが疑っているのは、わたし一人です。
わたしが出ていくことで場が収まるなら……それでかまいません。
それに、やっていないことも、証明できないのですから。
voice: vo_adv_5210003_043
ナーナ：
【chara 136212 face 3 (anger)】
だ、だめだよそんなの！
ナーナたちだけ助かったってしかたないよ！
voice: vo_adv_5210003_044
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
で、ですが……【chara 136011 face 4 (sad)】
このままでは、わたしのせいで、みなさんが……
Choice: (6) みんなで助かる方法を考えよう。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5210003_045
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……分かりました。本当に申し訳ありません。
voice: vo_adv_5210003_046
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
しかし、あれだけの人数にこちらを囲まれていては、
脱出もままなりません。
【chara 136011 face 4 (sad)】
やはり、わたしが先に出て注意を引いて……
voice: vo_adv_5210003_047
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
それじゃあ結局同じだよ～！
【chara 136212 face 3 (anger)】
みんなでスルッと脱出！ 脱兎だーっしゅ！
する方法考えようよ～っ！
voice: vo_adv_5210003_048
会長：
【chara 50711 face 4 (sad)】
それなら、秘密の裏口を使ってください。
voice: vo_adv_5210003_049
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
か、会長さん！？
起きても大丈夫なんですか！？
voice: vo_adv_5210003_050
会長：
【chara 50711 face 4 (sad)】
ええ、まだ少しふらつきますが、
先ほどくださったホウオウ様の解毒剤が効いたのか、
どうにかこうして歩くことくらいはできるようになりました。
voice: vo_adv_5210003_051
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
そ、そうでしたか！ 【chara 134712 face 2 (joy)】
さっすが私、効果てきめんですね！
【chara 134712 face 4 (sad)】
……正直、自分でもびっくり……
voice: vo_adv_5210003_052
会長：
【chara 50711 face 6 (surprised)】
この会場には秘密の抜け道がいくつか用意してあります。
秘書に案内させますので、そこから脱出してください。
【chara 50711 face 4 (sad)】
っ、めまいが……
voice: vo_adv_5210003_053
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
では、お言葉に甘えさせていただきます。
【chara 137411 face 3 (anger)】
みんな急ごう！
voice: vo_adv_5210003_054
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
ひい、はぁ、どうにか逃げ切れたよぉ～
ナーナ、脚が棒になっちゃったよぉ～
……【chara 136212 face 7 (special_a)】
ぅぷっ……
voice: vo_adv_5210003_055
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
……まったく、これは、いい運動に、なったよ……
助手くんの、強化が、なければ……
逃げきれなかった、けどね……はぁ……
voice: vo_adv_5210003_056
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
に、二度とごめんですっ……
【chara 134712 face 3 (anger)】
大空の覇者である私が、地べたを全力疾走など、
似つかわしくありませーん！
voice: vo_adv_5210003_057
ナーナ：
【chara 136212 face 7 (special_a)】
はー、お腹すいた……【chara 136212 face 2 (joy)】
とっておきのドーナツたべちゃおうっと！
みんなにも分けてあげるね！ はい、あーちゃんにはおっきいのあげる！
【chara 136212 face 7 (special_a)】
……汗で、ちょっと湿ってるけど……
voice: vo_adv_5210003_058
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5210003_059
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あーちゃん……？
どうしたの……？ こわい、お顔だけど……
voice: vo_adv_5210003_060
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
カスミさま。折り入ってお願いがございます。
その真実の鏡で、わたしを見ていただけないでしょうか。
voice: vo_adv_5210003_061
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
えっ？ だけど、あなたは鏡を怖がっていたはずじゃ……
voice: vo_adv_5210003_062
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
もうそんなことを言っている場合ではないと知りました……
わたしが本当に、レディ・アラクネというものであったのか……
わたしには知る義務があると思うのです。
voice: vo_adv_5210003_063
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
や、やめよーよあーちゃん！
ぜったい、ぜったいあーちゃんが映るだけだよぉっ……！
voice: vo_adv_5210003_064
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
真実と対決する覚悟を決めた、ということか……
【chara 137411 face 3 (anger)】
そういうことなら、私たちも覚悟を決めよう。
voice: vo_adv_5210003_065
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
本来、この鏡は私に『確信』がないと輝かない。
だけど今回、私はアラクネさんの正体に確信は持ててないから、
何が映るかはアラクネさん次第ということになる。
voice: vo_adv_5210003_066
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
それでもかまわないね？
見たくないものを見てしまって、アラクネさんに何かあったら。
私たちは最善を尽くすけれど……
Choice: (7) アラクネさんが決めたなら、支持する。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_5210003_067
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
ありがとうございます。
【chara 136011 face 3 (anger)】
わたしも……覚悟は……できております。
voice: vo_adv_5210003_068
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
……やだ……
voice: vo_adv_5210003_069
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
いやだ、やめてよ、あーちゃん……
あーちゃんが耐えられても……ナーナは……ナーナは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210003_070
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
もうやだっ、操られるの、もうやだっ……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5210003_071
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
真実の鏡よ。アラクネさんの正体を映し出したまえ！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210003_072
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
ま、まぶしっ……！ か、鏡が大きくなって、
こんなに輝いて……目がぁ～～っ！？
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210003_073
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
ううっ……！
voice: vo_adv_5210003_074
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
アラクネさん、目をそらさないで！
そこに映っているものを、まっすぐに見つめるんだ！
voice: vo_adv_5210003_075
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
は、はい……っ！
【chara 136011 face 6 (surprised)】
あ、あああ……【chara 136011 face 4 (sad)】
ああああああ！
voice: vo_adv_5210003_076
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あーちゃん！？ どうしたの、しっかりして！
あーちゃん！
voice: vo_adv_5210003_077
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 2 (joy)】
クククククク……
カカカカカカカカッ！
voice: vo_adv_5210003_078
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
あ、あなたは……あなたは、いったい、誰なのですか？
voice: vo_adv_5210003_079
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 1 (normal)】
誰だ──とは、ずいぶんご挨拶ではないか。
【chara 136014 face 8 (special_b)】
本当はよく知っておる癖に、蒲魚ぶりおって……
voice: vo_adv_5210003_080
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 1 (normal)】
我は貴様だ。貴様は我だ。
【chara 136014 face 2 (joy)】
かつてこの地を戦乱の渦に叩き落とした『六凶』が一柱。
レディ・アラクネ。
voice: vo_adv_5210003_081
アラクネ：
【chara 136011 face 7 (special_a)】
っ、ああ……そんな、やはり……
わたし、は……
voice: vo_adv_5210003_082
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
…………アラ、クネ…………
voice: vo_adv_5210003_083
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
最悪の結果に……なってしまったようですね……
voice: vo_adv_5210003_084
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_5210003_085
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 7 (special_a)】
いい顔をしておるなァ……なんという甘露……絶望の味……！
都合よく記憶を捨て去って、虫けらどもと仲良しこよしで手を繋ぎ、
人並みの幸せなどつかもうとした輩には当然の報いよのう……？
voice: vo_adv_5210003_086
アラクネ：
【chara 136011 face 7 (special_a)】
ひっ……嫌……いやぁっ……来ないで……
voice: vo_adv_5210003_087
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 7 (special_a)】
そうやって悲鳴をあげた者を、幾人も縊り殺してきたではないか。
今世では何人殺したのだ？ 千人か？ 万人か？
足らぬだろう？ 貴様は血に渇いているからのう？
voice: vo_adv_5210003_088
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
あ、ああああ。ああああああああ。
voice: vo_adv_5210003_089
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 1 (normal)】
その血塗られた手で、人間の幸せなどつかめると思うなよ？
貴様が真に望むのは、殺戮の愉悦であることを忘れるな！
voice: vo_adv_5210003_090
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 7 (special_a)】
忘れるなよ、貴様が醜悪な蜘蛛の化け物であることを。
他者の輝きを奪い、煌びやかな虚飾を纏う者であることを忘れるな！
──カカカカカッ！ クカカカカカカカカカカッ！
still display end
voice: vo_adv_5210003_091
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
はあ……はあ……はあっ……
voice: vo_adv_5210003_092
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5210003_093
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
ああ……なーちゃん……ごめんなさい……わたし……
voice: vo_adv_5210003_094
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
ぴ、ぴぃっ……！
voice: vo_adv_5210003_095
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
なー、ちゃん……？
voice: vo_adv_5210003_096
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あっ、ご、ごめんね！ ド、ドーナツ食べるんだったよね！
【chara 136212 face 1 (normal)】
ほら、あーちゃんのぶん、はいっ！
【chara 136212 face 4 (sad)】
──あっ。
voice: vo_adv_5210003_097
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
ご、ごめんねっ。落としちゃった。
これはナーナが食べるから……【chara 136212 face 4 (sad)】
あれっ？
voice: vo_adv_5210003_098
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
うまく、拾えないよお……どうして？ どうしてぇ……
ナーナのおてて、ふるえて……どうしちゃったのお……？
Choice: (8) ナーナちゃん、向こうで休もう。
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_5210003_099
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
そんな、やだよお……
あーちゃんとドーナツ食べるんだよお……
【chara 136212 face 10 (special_d)】
ナーナは……ナーナはっ……
voice: vo_adv_5210003_100
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……いえ、それには及びません。
わたしが、ここを出ていきますので……
ごめんなさい、皆さま。こんなことになってしまって……
voice: vo_adv_5210003_101
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
そんな、アラクネさん！？
voice: vo_adv_5210003_102
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
……そうだね。一人になる時間は、必要かもしれない。
voice: vo_adv_5210003_103
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
カスミさんまで、何を言い出すんですか！？
【chara 134712 face 4 (sad)】
外には暴徒たちもいますし、今、一人になんかなったら……！
voice: vo_adv_5210003_104
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
感謝いたします。カスミさま。
【chara 136011 face 4 (sad)】
ホウオウさまも、心配して下さって……ありがとうございます。
voice: vo_adv_5210003_105
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
なーちゃん……
voice: vo_adv_5210003_106
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
っぅ……！
あ、あぁ……
voice: vo_adv_5210003_107
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……それでは、失礼いたします……
皆さまどうか、ご多幸を……
voice: vo_adv_5210003_108
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
……助手くん。アラクネさんのこと、頼むよ。
Choice: (9) 了解！
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_5210003_109
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
な、なるほど。騎士さんにフォローをお願いするんですね。
【chara 134712 face 4 (sad)】
びっくりしました～
voice: vo_adv_5210003_110
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
…………
ご……ごめんね、カスミちゃん……
voice: vo_adv_5210003_111
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
ねえ、ナーナさん。……いや、助手見習いくん。聞いてくれるかい？
君にだけ蜘蛛の巣が見える理由、私なりに考えてみたんだ。
voice: vo_adv_5210003_112
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
理由……？ わかったの？
voice: vo_adv_5210003_113
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
あくまで私の推理だけれど。
【chara 137411 face 3 (anger)】
話に聞くレディ・アラクネの糸というのは、
弱い者のほうがよりかかりやすいんじゃないかな？
voice: vo_adv_5210003_114
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
そういえば、そういう傾向はありましたね。
肉体的、精神的に弱ってる者の方が、操られやすかった印象があります。
voice: vo_adv_5210003_115
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
そっか……ナーナがよわっぴぃから……
よわよわのダメダメウサギだから……
voice: vo_adv_5210003_116
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
違う。こんなふうに考えてみるんだ。
『弱いから、見えるんだ』って。
voice: vo_adv_5210003_117
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
君は確かに弱いのかもしれない。
だけど、そのぶん人の痛みが分かる。操られる怖さを知ってる。
【chara 137411 face 1 (normal)】
だから君にだけは、他人の内なる苦しみが見えるんじゃないかな。
voice: vo_adv_5210003_118
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
……私も、昔は弱虫だったんだ。
仲間もいない、誰かと喜びを分かち合うこともない一人ぼっちさ。
voice: vo_adv_5210003_119
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
カスミちゃんが？ うそ……
こんなにかっこいい探偵さんなのに？
voice: vo_adv_5210003_120
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
悲しい別れも経験した。身を引き裂かれるような悲しみだった。
【chara 137411 face 1 (normal)】
でも、だからこそ今の私がいる。
voice: vo_adv_5210003_121
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
弱虫だからこそ、強者が見落とす何かに気づけることがある。
弱虫だからこそ、救える誰かが、きっと、いる。
【chara 137411 face 2 (joy)】
私はそう信じている。
voice: vo_adv_5210003_122
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
そうだよね。……キーリ……
voice: vo_adv_5210003_123
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
……ナーナも、誰かを助けられるかな？
【chara 136212 face 8 (special_b)】
あーちゃんのこと、助けてあげられるの、かな……？
voice: vo_adv_5210003_124
ホウオウ：
【chara 134712 face 2 (joy)】
きっとできますよ、ナーナさんなら！
voice: vo_adv_5210003_125
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
……ありがとう。ほーちゃん。カスミちゃん。
【chara 136212 face 2 (joy)】
……えへへ。なんだかこのドーナツ、しょっぱいね。
変なドーナツだなあ……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
一人になれる場所を求めて──
アラクネがたどり着いた先は、寂しい荒野だった。
voice: vo_adv_5210003_126
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
わたしの正体は『六凶』。
レディ・アラクネ……蜘蛛の化け物……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210003_127
レディ・アラクネ：
【chara 136014 face 7 (special_a)】
忘れるなよ、貴様が醜悪な蜘蛛の化け物であることを。
他者の輝きを奪い、煌びやかな虚飾を纏う者であることを忘れるな！
──カカカカカッ！ クカカカカカカカカカカッ！
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5210003_128
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
どこへ行っても……逃げられない……前世は……本性は……
どこまでもわたしに追いすがってくる……
ならばもう……
Choice: (10) 捜したよ。
----- Tag 10 -----
voice: vo_adv_5210003_129
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
き、騎士さま……？
なぜ、こちらに……
Choice: (11) ナーナちゃんのドーナツを届けに。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_5210003_130
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
……騎士さまは、わたしが怖くないのですか？
【chara 136011 face 4 (sad)】
前世のわたしと、あなたは、敵同士……だったのでしょう？
Choice: (12) よくあることだから。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_5210003_131
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
よ、よくあること……？ そのようなご経験をたくさん……？
騎士さまは、過酷な人生を歩んでおられるのですね……
voice: vo_adv_5210003_132
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
わたしは、ずっと怖かったのです。
以前、ツムギさまの僕としてカノンさまと戦ったときもそうでした。
途中で我を忘れて……黒い感情に支配されて……
voice: vo_adv_5210003_133
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
皆さまを殺したのは……本当はわたしかもしれない。
そんなふうにも、思ってしまうのです。
だって、覚えてないのですから。わたしには何もないのですから。
Choice: (13) 今の君と、前世の君は違う。
Choice: (14) 僕もナーナちゃんもついてる。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_5210003_134
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
そんなふうに思える日が……来るのでしょうか……
Jump to tag 15
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_5210003_135
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
なーちゃんを、怖がらせてしまいました……
あんな小さな体で、こんな大きな蜘蛛に絡めとられて……
怖かったでしょうに……
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_5210003_136
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
前世のこと、やはり簡単には割り切れそうにありません。
【chara 136011 face 1 (normal)】
わたしなりに、どうやって償えばいいか……考えてみたいと思います。
Choice: (16) みんなのところに戻ろう。
----- Tag 16 -----
voice: vo_adv_5210003_137
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
はい。騎士さま……
voice: vo_adv_5210003_138
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
ただいま、戻りました……
【chara 136011 face 4 (sad)】
お騒がせして申し訳ありません。
voice: vo_adv_5210003_139
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
あーちゃん！ 【chara 136212 face 2 (joy)】
よかったぁ……！
【chara 136212 face 4 (sad)】
さっきはごめんね、ごめんねっ……！
voice: vo_adv_5210003_140
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
いえ、わたしの方こそ、怖がらせてしまって……
voice: vo_adv_5210003_141
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
さあさあ。ぼちぼち日も暮れてきたし、ごはんを食べて休むとしよう。
voice: vo_adv_5210003_142
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
【chara 137411 face 6 (surprised)】
おや？ どなたでしょう？
こんな夜更けに、ドアが壊れる勢いで……
【chara 134712 face 8 (special_b)】
まさか、暴徒たち！？
voice: vo_adv_5210003_143
カノン：
【chara 134912 face 3 (anger)】
ここをお開けなさいアナタたち！ ご在宅でしょう！？
voice: vo_adv_5210003_144
ホウオウ：
【chara 134712 face 1 (normal)】
なんだ、カノンさんではないですか。
【chara 134712 face 4 (sad)】
ある意味、暴徒ですけど……
voice: vo_adv_5210003_145
カノン：
【chara 134912 face 8 (special_b)】
おおおおおおおお蜘蛛野郎はどこですのっ！？
もうタイホタイホお逮捕ですわ大砲ですわカノンだけにっ！！
voice: vo_adv_5210003_146
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ぴぃぃぃっ！？
カ、カノンちゃんの胸に蜘蛛の巣が……！
voice: vo_adv_5210003_147
カノン：
【chara 134912 face 3 (anger)】
あたくしもう我慢できませんわ！
アラクネさんをこっちに引き渡しなさいっ！
このあたくし様が直々に、ねっちりお取り調べして差し上げますわ～っ！
voice: vo_adv_5210003_148
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
どうやら彼女も絡めとられてしまったようだね。
【chara 137411 face 3 (anger)】
解除するために、論破しなくてはならないが──
voice: vo_adv_5210003_149
カノン：
【chara 134912 face 2 (joy)】
ヲ～ッホッホッホッ！
【chara 134912 face 1 (normal)】
このあたくし様をお論破ですって！？
【chara 134912 face 2 (joy)】
やれるもんならやってみやがれ！ ですわ～っ！
voice: vo_adv_5210003_150
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
──はい。論破。
voice: vo_adv_5210003_151
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
【chara 134912 face 4 (sad)】
おろんっ！？ ……ぱぁ～
Choice: (17) ツムギちゃん……？
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_5210003_152
ツムギ：
【chara 134812 face 1 (normal)】
はーいツムギです。頼まれたブツお届けにあがりましたー
【chara 134812 face 2 (joy)】
ついでにファッションセンス絶無の不審人物が暴れていたので、
始末しときましたー
voice: vo_adv_5210003_153
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
後半は褒めてつかわしますが……
【chara 134712 face 6 (surprised)】
頼まれたブツ？ とは？
voice: vo_adv_5210003_154
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
それは私が頼んでいたんだ。
【chara 137411 face 2 (joy)】
ツムギさんありがとう、昨日の今日で、案外早かったね。
voice: vo_adv_5210003_155
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
私も衣装の材料を採取しなくてはならなかったので、そのついでに。
【chara 134812 face 1 (normal)】
なかなか興味深い素材でしたよ。【chara 134812 face 6 (surprised)】
何に使うかは知りませんけれど。
voice: vo_adv_5210003_156
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
それをこれから調べる、というところかな。
voice: vo_adv_5210003_157
ツムギ：
【chara 134812 face 6 (surprised)】
そうですか。【chara 134812 face 1 (normal)】
じゃあ私はそこのド令嬢が目を覚ます前に失礼しますね。
【chara 134812 face 4 (sad)】
……アラクネさん。最近このへん物騒なんで、気をつけてください。
もうマスターじゃないですけど、ちょっぴり心配してます。
voice: vo_adv_5210003_158
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
あ、【chara 136011 face 1 (normal)】
ありがとうございます、ツムギさま……
voice: vo_adv_5210003_159
カノン：
【chara 134912 face 4 (sad)】
うううう……？ な、何があったんですの？
voice: vo_adv_5210003_160
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
あっ、カノンちゃんの蜘蛛の巣が消えてる！
……「ろんぱ」って、あんなのでもいーの？
voice: vo_adv_5210003_161
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
さすがにカノンさん限定じゃないかな。
ていうか、蜘蛛の巣があってもなくても変わらないような……
voice: vo_adv_5210003_162
カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】
なんだかよくわかりませんが、【chara 134912 face 3 (anger)】
ともかくっ！
あたくし様はもうご一緒できませんわ！
voice: vo_adv_5210003_163
カノン：
【chara 134912 face 1 (normal)】
アラクネさん、アナタとはゴールド輪際おロンググッバイですわ！
【chara 134912 face 2 (joy)】
ヲ～ッホッホッホ！ あとはお下々が勝手におやりになれば
よろしいですわ～～っ！
voice: vo_adv_5210003_164
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ちょっと、カノンちゃん！？ 一人じゃ危ないよー！
【chara 136212 face 4 (sad)】
……行っちゃったぁ。
voice: vo_adv_5210003_165
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
ふむ……【chara 137411 face 1 (normal)】
よし、私がちょっと行って、説得してこよう。
voice: vo_adv_5210003_166
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
ふーっ……
voice: vo_adv_5210003_167
ホウオウ：
【chara 134712 face 1 (normal)】
おかえりなさい。
【chara 134712 face 4 (sad)】
その様子だと、説得は失敗のようですね。
voice: vo_adv_5210003_168
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
まあ、今後次第ってところかな。
【chara 137411 face 3 (anger)】
それよりみんな、ちょっと話があるんだけれど──
voice: vo_adv_5210003_169
会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】
カスミさん！ カスミさん！ 開けてください！
voice: vo_adv_5210003_170
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
ふぁ、あああ～……
ああ、もう朝か。はい、今開けます。
……【chara 137411 face 1 (normal)】
やあ、これは会長。裁判長も。
voice: vo_adv_5210003_171
裁判長：
【chara 50812 face 4 (sad)】
まったくのんきな……
寝ぼけている場合ではありませんぞ。
voice: vo_adv_5210003_172
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
会長。もうすっかり具合は良くなられたようですね。
voice: vo_adv_5210003_173
会長：
【chara 50711 face 2 (joy)】
ええ、おかげさまで。【chara 50711 face 4 (sad)】
ですが今はそれどころではありません。
落ち着いて聞いてください。
voice: vo_adv_5210003_174
会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】
今朝、私のところに入ってきたニュースです。
第３の事件が……新たな犠牲者が出たんです！
voice: vo_adv_5210003_175
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
な、なんですってえ！？
voice: vo_adv_5210003_176
会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】
殺されたのは──あなたたちのお仲間、カノンさんです。
voice: vo_adv_5210003_177
４人：
【chara 1 face 1 (normal)】
────
