『Ｎ』の涙
{player}たちをかばうため、暴徒に己の身を差し出すアラクネ。ナーナは過去を振り払い、彼女を助けに駆けつける。しかし返り討ちに遭い、二人は裁判を受けることになってしまう。
-------------- situation:
『Ｎ』の涙
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
第３の犠牲者はカノン──その報を聞いたカスミは、
今後の対応策を話し合いに集まっていた。
voice: vo_adv_5210004_000
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
──それで、カノンさんの死因は？
今回もやはり毒ですか？
voice: vo_adv_5210004_001
会長：
【chara 50711 face 4 (sad)】
ええ、そのようです。
私も直接確認は取れていないのですが、
毒入りの温泉饅頭を食べたのが死因だそうです。
voice: vo_adv_5210004_002
裁判長：
【chara 50812 face 6 (surprised)】
確認が取れていない？ 【chara 50812 face 3 (anger)】
どういうことですかな？
voice: vo_adv_5210004_003
会長：
【chara 50711 face 4 (sad)】
今回の事件は鬼岩城塞近くの温泉で起きたこともあり、
ネフィ＝ネラ様配下の方が直接処理に当たられたので……
voice: vo_adv_5210004_004
裁判長：
【chara 50812 face 1 (normal)】
ふむ。ならば問題はなさそうですな。
【chara 50812 face 4 (sad)】
しかし、会長殿はネフィ＝ネラ様の信頼が厚いと伺っていましたが、
案外そうでもないようで？
voice: vo_adv_5210004_005
会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】
……裁判長こそ。
ネフィ＝ネラ様の目の届かない所で支持者を集めているという噂、
どうにかされた方がよろしいのでは？
voice: vo_adv_5210004_006
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
二人とも、仲たがいしてる場合ではありません。
いま必要なのは、次の犠牲者が出ないように手を打つことです。
voice: vo_adv_5210004_007
裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】
だったら話は簡単です。
魔蜘アラクネを私に引き渡していただきたい。
責任をもって拘束、監視しましょう。
voice: vo_adv_5210004_008
裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】
この状況では暴徒たちに襲われる危険もあるゆえ、
その方が安全ではありませんか？
voice: vo_adv_5210004_009
会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】
私は反対です！
証拠もないのにアラクネさんに罪をなすりつけるなんて！
もっと真剣に犯人を捜すべきです！
voice: vo_adv_5210004_010
カスミ：
【chara 137411 face 4 (sad)】
……やれやれ。この議論は長引きそうだな……
【chara 137411 face 3 (anger)】
頼むよ助手くんたち。『彼女』が早まったことをしないよう、
気をつけてくれ……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
いっぽう、暴徒たちに見つからないように宿を出た
{player}たちは──
voice: vo_adv_5210004_011
暴徒１：
【chara 1 face 1 (normal)】
いたぞ！ アラクネとその一味だ！
捕まえろお！
voice: vo_adv_5210004_012
ホウオウ：
【chara 134712 face 3 (anger)】
まったくもう、こんなところまで追いかけてきて！
しつこいですねっ！
voice: vo_adv_5210004_013
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
早く！ あーちゃん！ こっちだよー！
voice: vo_adv_5210004_014
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
は、はいっ……
Choice: (1) この茂みのなかに隠れよう！
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5210004_015
ホウオウ：
【chara 134712 face 1 (normal)】
ふぅ……これだけ背の高い草むらなら、見つかりにくいでしょう。
voice: vo_adv_5210004_016
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
それが、その、わたしはツノがあるので、
こうして地べたに這いつくばらないと……
voice: vo_adv_5210004_017
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
あ゛。み、見えちゃってますね……
も、もう少し屈めます？
【chara 134712 face 3 (anger)】
もう少しっ！ あとちょい……っ。
voice: vo_adv_5210004_018
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
うううーん……あーちゃんがつぶれちゃうよっ！
【chara 136212 face 8 (special_b)】
どーしよ！？
このままだとそのうち捕まっちゃうよー！
Choice: (2) 僕たちだけでバラバラに逃げよう！
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5210004_019
ホウオウ：
【chara 134712 face 1 (normal)】
なるほど！ 私たちが囮になって相手をひきつけ、
アラクネさんが逃げやすいように取り計らうわけですね！
【chara 134712 face 2 (joy)】
鳥だけに囮……なんちゃって！ 【chara 134712 face 8 (special_b)】
って何言わせるんですか！
voice: vo_adv_5210004_020
ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】
おっけー♪ ナーナ全力で走っちゃうもん！
【chara 136212 face 1 (normal)】
あーちゃんはしばらく動かないでね！
誰もいなくなってから、ゆ～っくり来てね！
voice: vo_adv_5210004_021
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……かしこまりました……
Choice: (3) 村のはずれで落ち合おう。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_5210004_022
ホウオウ：
【chara 134712 face 3 (anger)】
わかりました！ それでは行きますよ！
──それっ！
voice: vo_adv_5210004_023
暴徒１：
【chara 1 face 1 (normal)】
おっ！？ いたぞあいつらだ！ 追いかけろ！
voice: vo_adv_5210004_024
暴徒２：
【chara 1 face 1 (normal)】
こっちにも出やがった！ 手分けして捕まえろ！
voice: vo_adv_5210004_025
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……
voice: vo_adv_5210004_026
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
騎士さま……ホウオウさま……なーちゃん……
今まで、本当にありがとうございました。
voice: vo_adv_5210004_027
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
はぁ、はぁ……ようやく逃げ切れたよ～
【chara 136212 face 4 (sad)】
ナーナが一番乗り、かな……？
voice: vo_adv_5210004_028
ナーナ：
【chara 136212 face 7 (special_a)】
お腹すいたなぁ。【chara 136212 face 1 (normal)】
ドーナツ、ドーナツはっと……
【chara 136212 face 4 (sad)】
あ、もう一個しかないや。みんなが来てから分けようっと。
voice: vo_adv_5210004_029
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
あーちゃんのぶんは、一番おっきくしてあげないと。
【chara 136212 face 2 (joy)】
それで元気出してもらおうっと！
voice: vo_adv_5210004_030
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
あっ！ あーちゃん？ ……【chara 136212 face 4 (sad)】
なんだ、違ったんだ……
voice: vo_adv_5210004_031
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
な、なんだとは、なんですか……
づ、づがれ゛だぁぁぁ……みず……
voice: vo_adv_5210004_032
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
ご、ごめんほーちゃん！ 【chara 136212 face 1 (normal)】
はいっ、お水！
voice: vo_adv_5210004_033
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
あーちゃん！？
……【chara 136212 face 4 (sad)】
あ、騎士ちゃん。
Choice: (4) アラクネさんは、まだ来てない？
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_5210004_034
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
う、うん……【chara 136212 face 1 (normal)】
遅いね！
どうしたのかな？ どこかで道草食べてるのかな？
【chara 136212 face 4 (sad)】
またお腹、すいちゃったのかな。ドーナツ、あるんだけどなあ……
voice: vo_adv_5210004_035
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
……アラクネさん、来ませんね……
もうとっくに日も落ちたというのに……
voice: vo_adv_5210004_036
ナーナ：
【chara 136212 face 3 (anger)】
ううっ……！
ナーナ、あーちゃんのこと捜しに行ってくる！
道に迷ってるのかもしれないしっ！
voice: vo_adv_5210004_037
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
もしかしたらお腹すいて動けなくなってるのかも！
ナーナ、ドーナツ持ってるからお迎えにいくよ！
voice: vo_adv_5210004_038
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
危険ですが、それしかないでしょうか……
【chara 134712 face 3 (anger)】
では皆さん、手分けして──【chara 134712 face 6 (surprised)】
って、あなたは？
voice: vo_adv_5210004_039
ランドソルの商人２：
【chara 1411 face 6 (surprised)】
騎士の格好をした少年と一緒にいる、ウサギ耳の女の子……
ああ、あんたがナーナさんかい？
voice: vo_adv_5210004_040
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
そ、そーだけど……【chara 136212 face 4 (sad)】
ランドソルの人、だよね？
どーしてナーナのこと？
voice: vo_adv_5210004_041
ランドソルの商人２：
【chara 1411 face 4 (sad)】
ツノのはえたでっかい女の人から、頼まれごとをしてね。
面倒事に巻き込まれるのは嫌だったんだけど……
あんな目をされちゃあ、断るに断れなくって。
voice: vo_adv_5210004_042
ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】
！ あ、あーちゃんのこと？ 【chara 136212 face 3 (anger)】
教えて、あーちゃんはどこにいるの？
お迎えに行かなくちゃいけないから！
voice: vo_adv_5210004_043
ランドソルの商人２：
【chara 1411 face 6 (surprised)】
俺に頼み事をした後、殺気立った妖魔人たちに捕まってたよ。
【chara 1411 face 4 (sad)】
抵抗もせず、自分からこう、両手を差し出してさ。
そのまま山のほうへ連れていかれたよ。
voice: vo_adv_5210004_044
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
まさかアラクネさん……
わざと暴徒たちにつかまったというのですか？
【chara 134712 face 6 (surprised)】
頼み事って、いったい？
voice: vo_adv_5210004_045
ランドソルの商人２：
【chara 1411 face 6 (surprised)】
この手紙を、ウサギ耳の女の子に渡してくれってさ。
【chara 1411 face 4 (sad)】
はい。確かに渡したからね。
voice: vo_adv_5210004_046
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
……これを、ナーナに？
voice: vo_adv_5210004_047
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
ま、待ってください！
そんなに急いでどこへ行かれるのです？
voice: vo_adv_5210004_048
ランドソルの商人２：
【chara 1411 face 4 (sad)】
ランドソルに帰るんだよ。
あの森林、珍しい植物だらけでいいビジネスになると思ったんだが。
毒を飲まされたらたまらないからね。それじゃ。
voice: vo_adv_5210004_049
ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】
せっかくランドソルの方々と良い関係が結べると思ったのに……
今回の事件のせいで、だめになっちゃいそうですね。
会長さん、かわいそう……
voice: vo_adv_5210004_050
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あーちゃん……どうしてお手紙なんて……
voice: vo_adv_5210004_051
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
「なーちゃんへ。」
voice: vo_adv_5210004_052
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
「わたしのことをお友達と呼んでくれて、ありがとう。うれしかった。
だからわたしはアラクネではなく、あーちゃんとして、
自分にできることをしようと思います。」
voice: vo_adv_5210004_053
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
「あなたがくれたドーナツの甘さ。
騎士さまと共に、優しく接してくださったこと、いつまでも忘れません。
【chara 136011 face 4 (sad)】
さようなら。」
voice: vo_adv_5210004_054
アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】
「いつまでも あなたのお友達 あーちゃんより。」
voice: vo_adv_5210004_055
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
あー、ちゃん……
voice: vo_adv_5210004_056
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
じ、自分にできることって、まさかアラクネさん……
voice: vo_adv_5210004_057
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
……おばか……
voice: vo_adv_5210004_058
ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】
えっ？ ナーナさん？
voice: vo_adv_5210004_059
ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】
あーちゃんの、ばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ！
うわぁぁぁぁぁぁんっっっっ！
voice: vo_adv_5210004_060
ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】
な、なんてスピード！？ あれがナーナさんの本気の全速力！？
以前私を運んでくれた時よりも、ずっと速いではないですか！
Choice: (5) 僕が追いかける！！
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_5210004_061
ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】
あーちゃんっ……あーちゃんっ！
あーちゃんあーちゃん、あーちゃんっ！！
voice: vo_adv_5210004_062
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
こわかったんだよね？
きおくそーしつで、自分が誰かもわかんなくて。
怖くてたまらなくて、それなのに、ナーナのことを想ってくれて。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210004_063
ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】
──しんでね！ カノンちゃんっ♪
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5210004_064
ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】
っ、うるさーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい！
voice: vo_adv_5210004_065
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
こんな、こんな悪夢なんか、知らないっ！ こわくないっ！
【chara 136212 face 10 (special_d)】
お友だちを助けられないことのほうが、こわいもんっ！
voice: vo_adv_5210004_066
ナーナ：
【chara 136212 face 3 (anger)】
っ！ くんくん……あーちゃんのにおい！
このにおいをたどればっ！ ……こっち！
voice: vo_adv_5210004_067
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
いいざまだなあ、レディ・アラクネ。
これだけ太い鎖でつながれちゃあ、いくらお前でも動けないだろう。
voice: vo_adv_5210004_068
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_5210004_069
妖魔人女性：
【chara 50611 face 3 (anger)】
仮に鎖を千切れても、この人数で囲んでるからね。
逃げようなんて、馬鹿なことを考えるんじゃないよ。
voice: vo_adv_5210004_070
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
いいえ。もう覚悟はできております。
どうか、あなたがたのお好きなようになさってください。
voice: vo_adv_5210004_071
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
ふん。殊勝なことを言うじゃねえか。
それじゃあ、お言葉に甘えてっ──！
voice: vo_adv_5210004_072
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
ううっ！
voice: vo_adv_5210004_073
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
いてえか？ だけどなあ、俺の背中にゃまだ、
お前の子蜘蛛にやられた跡が残ってんだよっっ！
voice: vo_adv_5210004_074
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
くううっっっ！ あううううっ！
voice: vo_adv_5210004_075
妖魔人女性：
【chara 50611 face 3 (anger)】
これはうちの親父のぶん！ それからお袋のぶんだっ！
雨が降ると、いまだに傷が痛むんだってよ！
お前の、せいでっ！！
voice: vo_adv_5210004_076
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
ああっ！ もうしわけ、ありませっ……んうっ！
voice: vo_adv_5210004_077
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
この方たちの怒りは……もっともなもの……
前世のわたしが起こしたという戦によって、傷ついて……失って。
voice: vo_adv_5210004_078
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……受け入れましょう……ここで終わりにしましょう……
どのみち、生きていたところで……わたしの居場所なんて……
この世界のどこにも……
voice: vo_adv_5210004_079
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
うわあああああああああああ！
voice: vo_adv_5210004_080
妖魔人男性：
【chara 52111 face 6 (surprised)】
あ？ なんだ、この声？
voice: vo_adv_5210004_081
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
うわあああああああああああああああああああああああんっ！！
voice: vo_adv_5210004_082
妖魔人女性：
【chara 50611 face 6 (surprised)】
なっ、なんだいなんだい！？
あのアルミラージは！？ まっすぐこっちに突っ込んでくる！
voice: vo_adv_5210004_083
アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】
……えっ！？
voice: vo_adv_5210004_084
ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】
あーちゃんを……
あーちゃんを、いぢめるなああああああああ！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210004_085
妖魔人男性：
【chara 52111 face 6 (surprised)】
なんだてめえ？ アラクネをかばおうっていうのか？
voice: vo_adv_5210004_086
ナーナ：
【chara 136212 face 3 (anger)】
あーちゃんは犯人じゃないもん！
だって、だって、みんな蜘蛛の巣があるし、
あーちゃんが犯人なら、あーちゃんをいぢめるわけないよっ！
voice: vo_adv_5210004_087
妖魔人女性：
【chara 50611 face 6 (surprised)】
あ？ 蜘蛛の巣？ 何言ってんだいアンタ！
voice: vo_adv_5210004_088
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
……ううっ。やっぱり、ナーナじゃだめだぁ……
カスミちゃんみたいに、ろんぱ？ なんかできないよ……！
voice: vo_adv_5210004_089
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
なーちゃん！ どうして来たのですか！
手紙、手紙は……！？
voice: vo_adv_5210004_090
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
読んだよお！ だから来たんだよお！
お友だちだって、ナーナのこといつまでもお友だちだって
言ってくれたから、来たんだよおお！
voice: vo_adv_5210004_091
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
うるせえっ！ このガキッ！
voice: vo_adv_5210004_092
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
ぴぃぃぃぃっ！！
voice: vo_adv_5210004_093
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
やめて！ やめてください！ 殴るならわたしを！
その子にだけは……
voice: vo_adv_5210004_094
妖魔人女性：
【chara 50611 face 3 (anger)】
なんだいコイツ、てんで弱いじゃないか！
弱いやつが出しゃばったらどうなるか……教えてやるよっ！
voice: vo_adv_5210004_095
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
ぴぃっ！ ぴぎぃぃぃっ！
voice: vo_adv_5210004_096
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
やめてください！ やめてと言っているのです！
voice: vo_adv_5210004_097
ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】
だ、だいじょうぶだよ？ あーちゃんっ。
ナーナ、いぢめられるの慣れてるから、こんなの、いたくない、よっ。
voice: vo_adv_5210004_098
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
っ、ぴぃ！ 【chara 136212 face 4 (sad)】
あはは……【chara 136212 face 1 (normal)】
後で、またドーナツ、たべようねっ。
甘い、あまーい、ドーナツ……【chara 136212 face 9 (special_c)】
ごほっ！？ ごほっ、ごほっっっ！
voice: vo_adv_5210004_099
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……ああ……やめて……やめてぇ……
voice: vo_adv_5210004_100
アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】
…………やめて、と言っているのが、わからぬのか……
……この……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_5210004_101
アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】
……その卑しい手を放さぬか……下郎ども……！
ふんっ……！
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210004_102
妖魔人男性：
【chara 52111 face 6 (surprised)】
なにっ！？ こ、こいつ、鎖を引きちぎりやがった！
【chara 52111 face 4 (sad)】
おわあっ！
voice: vo_adv_5210004_103
妖魔人女性：
【chara 50611 face 6 (surprised)】
そ、その爪……まさか、こいつ……元の人格を！？
【chara 50611 face 3 (anger)】
正体現しやがって──
【chara 50611 face 4 (sad)】
うぎゃあっ！
voice: vo_adv_5210004_104
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
ククク……カカカカカッ……！
その顔だ、その恐怖と痛みにひきつる顔……もっと楽しませい！
voice: vo_adv_5210004_105
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
か、囲め！ この人数で囲んじまえばいくら『六凶』だろうが、
【chara 52111 face 6 (surprised)】
……うがあっ！
voice: vo_adv_5210004_106
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
我が迂遠であったわ。初めからこの爪に物を言わせればよかったのだ。
……ん？ なんだ？
voice: vo_adv_5210004_107
妖魔人女性：
【chara 50611 face 6 (surprised)】
……う、動きが止まった？
voice: vo_adv_5210004_108
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
やめて！ やめてください！ わたしはそんなこと……したくない！
voice: vo_adv_5210004_109
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
まだそんな世迷い事を……
これは貴様の甘さが招いた結果なのだぞ？
voice: vo_adv_5210004_110
妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】
いまだ！ もう一度捕まえろ！
【chara 52111 face 4 (sad)】
……ぎゃああっ！
voice: vo_adv_5210004_111
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
卑しい手で触れるなと言っている！
そのはらわたを引き裂いて、赤い花を咲かせてくれようか？
voice: vo_adv_5210004_112
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
……め……て……
voice: vo_adv_5210004_113
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
ほら、ほら、爪が貴様の喉に食い込むぞ？
クカカカカッ！！
voice: vo_adv_5210004_114
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
ゃ……め……て……あーちゃん……
voice: vo_adv_5210004_115
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
クカカカカッ！ カカカカカカカカカッ！！
…………あぁん？
voice: vo_adv_5210004_116
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
やめて……あーちゃん……やめてよお……
voice: vo_adv_5210004_117
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
…………きさ、ま、は…………？
voice: vo_adv_5210004_118
ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】
今のあーちゃん、怖いよお……
もとの優しいあーちゃんに、【chara 136212 face 1 (normal)】
戻ってよおお……
voice: vo_adv_5210004_119
アラクネ：
【chara 136012 face 1 (normal)】
……なぜ？ わたしの正体は……見たはず、なのに……
voice: vo_adv_5210004_120
ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】
え？ なんのことか、ナーナわかんないなぁ……
えへへ、【chara 136212 face 2 (joy)】
ほら、笑って？ 笑おう？ あーちゃんっ。
voice: vo_adv_5210004_121
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
……なー、ちゃん……【chara 136011 face 7 (special_a)】
ああああ。ああああああ。あああああああああーーーー！
voice: vo_adv_5210004_122
妖魔人男性：
【chara 52111 face 6 (surprised)】
な、なんなんだ、何がどーなってやがんだ？
voice: vo_adv_5210004_123
裁判長：
【chara 50812 face 4 (sad)】
……愚かな……いや、もはや『哀れ』と言うべきだな。
voice: vo_adv_5210004_124
妖魔人女性：
【chara 50611 face 6 (surprised)】
さ、裁判長！？ どうしてこちらに！？
voice: vo_adv_5210004_125
裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】
ふんっ！ ふぅぅぅんっ！
voice: vo_adv_5210004_126
アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】
ああっ！？
voice: vo_adv_5210004_127
ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】
ぴ、ぃっ！
voice: vo_adv_5210004_128
裁判長：
【chara 50812 face 4 (sad)】
こんな手負いの者どもに手こずるとは、存外頼りにならぬものだ。
所詮は下々にすぎぬか。
voice: vo_adv_5210004_129
妖魔人男性：
【chara 52111 face 4 (sad)】
も、申し訳ありません。裁判長。
voice: vo_adv_5210004_130
裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】
これからは、裁判長様と呼びなさい。いいですね。
Choice: (6) アラクネさん！ ナーナちゃん！
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_5210004_131
裁判長：
【chara 50812 face 6 (surprised)】
これは騎士殿。遅いご到着ですな。
【chara 50812 face 3 (anger)】
せっかく来ていただいたのに申し訳ないが、
彼女たちには裁判を受けていただきます。
voice: vo_adv_5210004_132
裁判長：
【chara 50812 face 1 (normal)】
この二人が犯した罪にふさわしい罰が、きっと下ることでしょう。
ははは。ハハハハハハ。
【chara 50812 face 8 (special_b)】
……クカカカカカカカッ！！
voice: vo_adv_5210004_133
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
助手くんたちからの連絡はない。【chara 137411 face 3 (anger)】
やはり何かあったとみるべきか。
正直、形勢は不利と言わざるを得ないね。
voice: vo_adv_5210004_134
カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】
だが、逆転の手はある。
蜘蛛の巣を打ち破り、ここから大逆転する手は、まだ……
voice: vo_adv_5210004_135
？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】
────────
voice: vo_adv_5210004_136
カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】
……【chara 137411 face 1 (normal)】
やあ。待っていたんだよ。ようやく来てくれたね。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_5210004_137
カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】
真実の鏡が、これまで以上の輝きを放っている！
【chara 137411 face 2 (joy)】
どうやら私たちは、真相に近づきつつあるようだね！
