最後の『Ｓ』

最後の『Ｓ』
死刑執行直前、駆けつけた{player}とカスミは裁判長を論破する。正体を現した彼を倒して一件落着かと思われたが、カスミは真犯人は別にいることを告げた。

-------------- situation:
最後の『Ｓ』
--------------

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】あくる日の朝。
裁判長によって捕らえられたナーナとアラクネは、
コロッセオにて公開裁判を受け、裁判長から死刑を宣告された──

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傍聴人たち：
【chara 1 face 1 (normal)】死刑！　死刑！　死刑！

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妖魔人男性：
【chara 52111 face 3 (anger)】殺せぇぇぇぇぇ！

voice: vo_adv_5210005_002

妖魔人女性：
【chara 50611 face 3 (anger)】魔蜘アラクネとその仲間を殺せぇぇ！

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裁判長：
【chara 50812 face 2 (joy)】ふふふ……【chara 50812 face 1 (normal)】どうかね、二人とも。
君たちの死刑を、皆、こんなにも希っている。これぞ民意というもの。
これからのジオ・ゲヘナは、民主的にいかねばな。

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ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】ナーナ、おバカだからよくわからないけど……
みんなの胸に蜘蛛の巣があるのが、ミンシュテキってことなの？

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ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】みんな、こわがりさんになって、だれかのことを疑って……
それがこれからのジオ・ゲヘナだってゆーなら、
【chara 136212 face 3 (anger)】だったらナーナ、そんなのいらないっ……！

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アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】なーちゃんがいらないものは、わたしもいりません。

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】フン。恐怖で頭がおかしくなったようですな。
【chara 50812 face 1 (normal)】まあ、いいでしょう。
最期の会話を許します。

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ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】 ……あーちゃん。天国でも、ナーナと仲良くしてね。

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アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】わたしはきっと……地獄行きです。

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ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】じゃ、じゃあ……ナーナが天国から「う～ん」って手を伸ばして、
あーちゃんを引っ張り上げてあげる！　【chara 136212 face 2 (joy)】それかあーちゃんが
糸を伸ばしてくれたら、「う～～～ん」って引っ張り上げるよ！

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アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】駄目です！
そんなことをしたら、なーちゃんまで地獄に落ちるかもしれません。

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ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】 ──いいもんっ！

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ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】地獄でも、あーちゃんと一緒のほうが、ぜったい、いいよっ！

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アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】 ……！

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ナーナ：
【chara 136212 face 10 (special_d)】ごめんね、ごめんねえ！　なんにも思いつかないよ！
もっと一緒に、遊びたかったよおおお！

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アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】短い人生でしたが、生まれ変われてよかった。
【chara 136011 face 2 (joy)】 ……あなたのお友達になれて……よかった……

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】もうこのくらいで十分だろう。
──死刑執行！　執行人をここへ！

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ナーナ：
【chara 136212 face 8 (special_b)】あーちゃんっ！

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アラクネ：
【chara 136011 face 7 (special_a)】なー、ちゃん……

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】己の罪を受け入れ、悔やみながら逝くがよい。

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？？？：
【chara 1 face 1 (normal)】 ──その死刑、異議ありっ！！

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裁判長：
【chara 50812 face 6 (surprised)】むうっ！？　何奴っ！

still display end

movie: 521000501

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】カスミ殿。何を言うかと思えば……私が犯人ですと？
【chara 50812 face 6 (surprised)】カノン殿を焚きつけた？　リンチを容認？
【chara 50812 face 3 (anger)】言いがかりはよしていただきたいですな！

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カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】この鏡の前でも、同じことが言えますか？

--- Switch scene ---

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裁判長：
【chara 50812 face 4 (sad)】ぬうっ！？

voice: vo_adv_5210005_026

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】あなたが蜘蛛の巣を使って張り巡らせた陰謀は、すでにお見通しです。
その証拠をこれからご覧にいれましょう。

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】証拠などと、そんなものあるはずが──

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カノン：
【chara 134912 face 2 (joy)】ヲ～ッホッホッホッホッホッホ！
そ・れ・がっ！　こちらにございますですわ～！

voice: vo_adv_5210005_029

裁判長：
【chara 50812 face 6 (surprised)】 …………は？
カ、カノン？　な、なぜ……？　殺されたのでは？

voice: vo_adv_5210005_030

カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】殿をお忘れですわよ？
このダブスタおクソトカゲ……【chara 134912 face 3 (anger)】いいえ、おクソ蜘蛛野郎！

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カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】一芝居打たせてもらったのさ。
【chara 137411 face 3 (anger)】今回の事件は周到に計画されたものであることは分かっていた。

voice: vo_adv_5210005_032

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】だからもし、計画外の殺人が起きたら。
【chara 137411 face 1 (normal)】犯人の反応と、状況がどう変化するかを見たくてね。

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ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】うんうんっ！　ナーナすっごくびっくりしたよっ！
カノンちゃんを死んじゃったことにするなんて、すごいよねっ！？

voice: vo_adv_5210005_034

アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】わたしも……
あの時は顔に出てしまわないよう、じっとうつむいていました。

Choice: (1) 僕も……

----- Tag 1 -----

--- Switch scene ---

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会長：
【chara 50711 face 3 (anger)】殺されたのは──あなたたちのお仲間、カノンさんです。

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４人：
【chara 1 face 1 (normal)】 ────

--- Switch scene ---

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カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】カノンさんを焚きつけていた誰かさんも、さぞ驚いたことだろうね。

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裁判長：
【chara 50812 face 3 (anger)】お、おのれ……謀りおって！

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カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】死者となったカノンさんは、いわばノーマーク。
だからある仕事を頼んだのさ。
あなたの自宅を、【chara 137411 face 3 (anger)】いや、『巣』を調べるという仕事をね。

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カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】巨神林近くにあるアナタのお邸宅、見てくれこそご立派ですが、
【chara 134912 face 4 (sad)】中は蜘蛛の巣まみれ。ねばねばしてバッチィことこの上なしでしたわ。

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カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】お掃除されてないのか、それとも……あれがご快適なのかしら？
【chara 134912 face 1 (normal)】しょせんはお下々の三下、【chara 134912 face 2 (joy)】お里が知れるってモンですわぁ！

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裁判長：
【chara 50812 face 7 (special_a)】ぐ、ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬっ……！！

--- Switch scene ---

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カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】さあ裁判長。この鏡を見つめる勇気があなたにはあるかい？

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カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】アラクネさんは、
自分の罪、前世から逃げずに恐ろしい真実と対決した。
【chara 137411 face 1 (normal)】そんな彼女を、私は心から尊敬する。

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カスミ：
【chara 137411 face 1 (normal)】それこそが、罪を償うために必要なもの。
【chara 137411 face 3 (anger)】それを持ちえることは──とても尊いんだ。

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アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】カスミさま……

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カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】アラクネさんの見せた勇気の欠片の一つでも、あなたにあるのか？
さあ、どうなんだ！

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裁判長：
【chara 50812 face 7 (special_a)】だ、だまれ……だまらぬか！
ランドソルの獣人族ふぜいが！！

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裁判長：
【chara 50812 face 7 (special_a)】真実だと？　【chara 50812 face 3 (anger)】いいだろう、見せてやろうではないか。
【chara 50812 face 8 (special_b)】その結果、絶望することになろうともな──！

--- Switch scene ---

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サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】ギチギチギチッ。
我はかの煉獄の戦を生き残りし、宝石蜘蛛の集合体！
その名もサイバンチュラよ！

Choice: (2) 宝石蜘蛛の生き残りが、合体……！？

----- Tag 2 -----

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ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】クルルちゃんから聞いたことある！
ジオ・テオゴニアを襲ったってゆー蜘蛛だよね？
こんなにおっきいの！？

voice: vo_adv_5210005_052

妖魔人男性：
【chara 52111 face 6 (surprised)】ど、どういうことだ？　裁判長様が、蜘蛛？
【chara 52111 face 4 (sad)】俺たちをだましてたのか？

voice: vo_adv_5210005_053

妖魔人女性：
【chara 50611 face 4 (sad)】わ、わけがわからないよ！
裁判長様が蜘蛛の化け物だっていうなら、
アタイらがやったことは……

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ナーナ：
【chara 136212 face 1 (normal)】み、みんなの蜘蛛の巣が消えていくよ～！
【chara 136212 face 2 (joy)】よかったあ～！

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サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】あと一歩というところだったのに、忌々しい！
貴様ら、一度ならず二度までも我の邪魔をするか！

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アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】宝石蜘蛛……
前世でわたしが生み出したという……

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サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】そうだアラクネよ。
貴方の死後、我は同胞たちの魔力を喰らい、ここまで力をつけたのよ。

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サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】かつては女王と崇めた貴方が、虫けらと馴れ合うようになるとは。
ならば、貴方の……いいや『貴様』の野望はこの我が継ぐ！
騎士ともども、我の餌となるが良い！

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カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】助手くん！　ここでは傍聴人たちに危害が及ぶ！
外に誘導して戦おう！
さあ、こっちだサイバンチュラ！

voice: vo_adv_5210005_060

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】逃がさぬぞおっっ！！

voice: vo_adv_5210005_061

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】 ──よし、ここでやろう！
ルクス・イン・テネブリス！！

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サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】ぐうううっ！

voice: vo_adv_5210005_063

ナーナ：
【chara 136211 face 3 (anger)】あーちゃん！
糸のサポート、おねがいっ！

voice: vo_adv_5210005_064

アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】はい、なーちゃん！
……【chara 136011 face 3 (anger)】ツムギさまのように、跳躍のための糸を……！

voice: vo_adv_5210005_065

ナーナ：
【chara 136211 face 3 (anger)】いっくよぉ！
アルミラージュバッシュ！！

voice: vo_adv_5210005_066

サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】があああっ！　がはあああああああっ！

Choice: (3) みんなを強化する。

----- Tag 3 -----

voice: vo_adv_5210005_067

サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】ぐっ、ぬううっ……！　お、おのれ……！
あきらめぬ……我はあきらめぬぞ……
餌……魔力を増幅させる餌さえあれば……

voice: vo_adv_5210005_068

妖魔人男性：
【chara 52111 face 4 (sad)】うわあああっ、こ、こっちに来るう！

voice: vo_adv_5210005_069

妖魔人女性：
【chara 50611 face 4 (sad)】早く逃げろ！　逃げるんだよ！

voice: vo_adv_5210005_070

カスミ：
【chara 137411 face 6 (surprised)】しまった！　避難させた人々が！

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妖魔人の子供２：
【chara 1 face 1 (normal)】あ、あわわわ……！　早く逃げなきゃ！

voice: vo_adv_5210005_072

妖魔人の子供１：
【chara 1 face 1 (normal)】お、お兄ちゃん待ってよおお！

voice: vo_adv_5210005_073

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】片っ端から喰らってくれるわァァァ！！

voice: vo_adv_5210005_074

アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】させませんっ！

voice: vo_adv_5210005_075

アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】うっ……う……

voice: vo_adv_5210005_076

妖魔人の子供１：
【chara 1 face 1 (normal)】えっ……

voice: vo_adv_5210005_077

アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】おけがは……ありませんか？

voice: vo_adv_5210005_078

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】ならば……アラクネぇぇぇっ！
貴様を喰らって、我はこのジオ・ゲヘナの王にぃぃぃっ！

voice: vo_adv_5210005_079

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】させるか！　助手くん！　見習いくん！

voice: vo_adv_5210005_080

ナーナ：
【chara 136211 face 3 (anger)】やあああっっ！

Choice: (4) たああああっ！

----- Tag 4 -----

voice: vo_adv_5210005_081

サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】ぐふっ…………

voice: vo_adv_5210005_082

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】な、なぜだ……なぜだ、アラクネよ……
貴様の果たせなかった、ジオ・ゲヘナ征服の野望。
我が叶えてやろうというのに……

voice: vo_adv_5210005_083

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】その野望。斯様に容易く手放せる程度のものだったというのか……！

voice: vo_adv_5210005_084

アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】 …………いいえ。
確かに、恐ろしい野望をこの身に宿した時もあったのかもしれません……
【chara 136011 face 3 (anger)】けれど、本当の願いは……

voice: vo_adv_5210005_085

アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】わたしの夢は、この世界の征服などではなかったように思います。
【chara 136011 face 4 (sad)】今となっては、おぼろげな記憶でしかありませんが……

voice: vo_adv_5210005_086

アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】わたしはきっと、行きたかったのです。外の世界へ。
……いいえ。『ここではないどこか』へ。
焦がれて、行きたくて、たまらなかったのでしょう……

voice: vo_adv_5210005_087

アラクネ：
【chara 136011 face 1 (normal)】けれど、わたしは今ここにおります。
騎士さまやカスミさま、なーちゃんたちと共に、ここにおります。

voice: vo_adv_5210005_088

アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】もう、世界征服も『ここではないどこか』もいりません。
【chara 136011 face 1 (normal)】もし許されるなら、わたしは皆さまと共にありたい。
ここに、いたいのです！

voice: vo_adv_5210005_089

ナーナ：
【chara 136211 face 1 (normal)】あーちゃん……っ。

voice: vo_adv_5210005_090

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】嘆かわしや、なんたる堕落。
女王の名も、地に落ちたものよ……
せめて我は、蜘蛛の長として……

voice: vo_adv_5210005_091

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】 …………
この鏡を見てみたまえ。いったい何が映っている？

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5210005_092

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】これは……この小さな、宝石蜘蛛、は。
我……なのか。
同胞を喰らい、力をつけ、肉体をも巨大化させて……

voice: vo_adv_5210005_093

サイバンチュラ：
【chara 19711 face 1 (normal)】偉大な蜘蛛の王となるべく──
強大な力を、得たはずが。
……なぜ……

voice: vo_adv_5210005_094

カスミ：
【chara 137411 face 3 (anger)】いくら魔力を得て巨大化しようとも、本質は変わらないということさ。
君はもっとその心を、魂を鍛えるべきだった。

voice: vo_adv_5210005_095

サイバンチュラ：
【chara 19712 face 1 (normal)】そうか……このちっぽけな虫けらが……我か……
……ククク……哀れよの……クカカカッ……

--- Switch scene ---

voice: vo_adv_5210005_096

アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】 …………

Choice: (5) 彼のぶんまで、生きよう。

----- Tag 5 -----

voice: vo_adv_5210005_097

アラクネ：
【chara 136011 face 3 (anger)】 ……はいっ。騎士さま。

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】前世の自分が生み出した災厄に、自らの手で決着をつけたアラクネ。
一度は投げ出しかけた『命』、その意味をかみしめるのだった。

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】コロッセオの裁判から一夜明け。
満身創痍のナーナとアラクネは、宿で寝込んでいた。

voice: vo_adv_5210005_098

ナーナ：
【chara 136212 face 7 (special_a)】うう～体のあちこちがぴぃぴぃいってるよ～
いたいよ～

voice: vo_adv_5210005_099

アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】わたしも……あの後、急に痛みがぶりかえして……

voice: vo_adv_5210005_100

ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】戦いの興奮状態で、痛みを忘れていたんでしょう。
【chara 134712 face 3 (anger)】私を心配させた罰ですよ！

voice: vo_adv_5210005_101

ナーナ：
【chara 136212 face 9 (special_c)】うぅ～ごめんなさいほーちゃん～！　【chara 136212 face 7 (special_a)】もうしないから治してぇ～！

voice: vo_adv_5210005_102

ホウオウ：
【chara 134712 face 4 (sad)】 ……いえ、その、実は治して差し上げたくとも、
自分の毒を浄化するため力を使ったばかりなので、無理なんですけど。
……今使ったら、小鳥どころか卵まで戻っちゃいそう……

voice: vo_adv_5210005_103

ナーナ：
【chara 136212 face 7 (special_a)】そ、そんなぁぁぁぁ～！！

voice: vo_adv_5210005_104

カスミ：
【chara 137412 face 1 (normal)】まあ、手当はすんでいるし、今日くらいはおとなしく静養することだ。

voice: vo_adv_5210005_105

カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】まったく、お素敵なザマですこと。
このあたくしに死んだふりまでさせた報いですわ。
【chara 134912 face 1 (normal)】何ならあたくし様の毒も追加で差し上げましてよっ？

Choice: (6) 無言で魔札を見せる。

----- Tag 6 -----

voice: vo_adv_5210005_106

カノン：
【chara 134912 face 11 (special_e)】なっ……【chara 134912 face 9 (special_c)】馬ボーンっ！
小癪な脅迫は許しませんわよ……っ。あとで覚えてらっしゃいな！
【chara 134912 face 4 (sad)】ナーナさん、追加の毒は勘弁して差し上げますわ……

voice: vo_adv_5210005_107

ナーナ：
【chara 136212 face 2 (joy)】カノンちゃんありがとう～っ、【chara 136212 face 6 (surprised)】って、
ナーナが頼んだわけじゃないような……？

voice: vo_adv_5210005_108

カスミ：
【chara 137412 face 6 (surprised)】そういえばカノンさん。
毒入りの温泉まんじゅうを食べて死んだっていう設定にしてたけど……

voice: vo_adv_5210005_109

カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】そ、それがどうかしまして？

voice: vo_adv_5210005_110

カスミ：
【chara 137412 face 6 (surprised)】姿を隠している時、温泉でのぼせて倒れたそうだね？
【chara 137412 face 4 (sad)】しかもまんじゅうを食べすぎて喉に詰まらせたとか……

voice: vo_adv_5210005_111

ホウオウ：
【chara 134712 face 8 (special_b)】本当に死にかけてるじゃないですか！

voice: vo_adv_5210005_112

カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】 ……こほん。【chara 134912 face 1 (normal)】まあ、あたくしくらいになれば、
死の淵で優雅におワルツ踊るくらい、朝飯前の晩飯後！　【chara 134912 face 2 (joy)】ですわー！

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カスミ：
【chara 137412 face 6 (surprised)】えーと、夜食ってことかい？
【chara 137412 face 1 (normal)】カノンさん語、ようやく私も理解できるようになってきたよ。

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アラクネ：
【chara 136011 face 6 (surprised)】あの、カノンさま。
【chara 136011 face 4 (sad)】前世のわたしは、あなたさまにずいぶんひどいことをしたようですが……

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カノン：
【chara 134912 face 6 (surprised)】 ……【chara 134912 face 3 (anger)】ええ。今でもおハラワタがグッツグツですけれど。
【chara 134912 face 6 (surprised)】アナタも散々痛い目を見たようですし、ひとまず置いておきますわ。
【chara 134912 face 4 (sad)】 ……馬ボーンが今にも封印したそうなお顔で魔札を向けておりますし……

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カノン：
【chara 134912 face 3 (anger)】ただぁし！　今後また怪しい動きを見せたらバッサリいきますので。
【chara 134912 face 1 (normal)】お背中にはせいぜいお気をつけあそばせっ！
【chara 134912 face 2 (joy)】ヲ～ッホッホッホッホッホ！

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ナーナ：
【chara 136212 face 4 (sad)】も～カノンちゃん、そんなこと言って～

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アラクネ：
【chara 136011 face 4 (sad)】いえ、なーちゃん。
わたしはもう、自分の罪から目を背けたくはありません。
一生をかけて、償っていきたいと思います。

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ホウオウ：
【chara 134712 face 2 (joy)】まぁまぁ。そんな重苦しく考えずに。
【chara 134712 face 1 (normal)】転生してる者同士、楽しくやろうではありませんか。アラクネさん。
【chara 134712 face 2 (joy)】特別に『ほーちゃん』と呼ぶ権利を差し上げましょう！

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アラクネ：
【chara 136011 face 2 (joy)】ありがとうございます。
頂戴いたします、ほーちゃんさま。

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ホウオウ：
【chara 134712 face 2 (joy)】よろしいっ。これにて一件落着！
私を殺しかけた毒殺事件の犯人も成敗されて、まさに大団円ですね！

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カスミ：
【chara 137412 face 1 (normal)】ああ。そうだね。
大団円──

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カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】 ────────────────本当に？

voice: vo_adv_5210005_124

ナーナ・アラクネ・ホウオウ：
【chara 1 face 1 (normal)】えっ？

voice: vo_adv_5210005_125

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】アラクネさんを陥れようとした犯人は、確かに裁判長だ。
だが──真犯人は、別にいると言ったら？

voice: vo_adv_5210005_126

ナーナ：
【chara 136212 face 6 (surprised)】どっ、どゆことどゆことっ！？
カスミちゃん、どーゆうことなのーっ！？

voice: vo_adv_5210005_127

カスミ：
【chara 137412 face 1 (normal)】さて、それは──

voice: vo_adv_5210005_128

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】さて。助手くんにはもう、見当がついているかな？
このジオ・ゲヘナで起きた連続毒殺事件の真犯人。

voice: vo_adv_5210005_129

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】人々に蜘蛛の巣をかけて、猜疑心を煽り、
アラクネさんを殺そうとしたのは、確かに裁判長だ。

voice: vo_adv_5210005_130

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】ならば、パーティーの参加者をねらった毒殺事件も、
彼がやらせていたことなのだろうか？

voice: vo_adv_5210005_131

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】いいや違う。そうじゃない。
この事件には黒幕、裁判長の陰に隠れた真犯人がいるのさ。

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カスミ：
【chara 137412 face 1 (normal)】さあ助手くん。
真犯人は誰なのか、当ててみてくれたまえ！

Choice: (7) 任せてよ！

Choice: (8) ヒントほしいな？

----- Tag 7 -----

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カスミ：
【chara 137412 face 2 (joy)】それでこそ助手くん！
【chara 137412 face 1 (normal)】これからはナーナさんのお手本にもならないといけないからね！

Jump to tag 9

----- Tag 8 -----

voice: vo_adv_5210005_134

カスミ：
【chara 137412 face 1 (normal)】そうか。確かに難しいかもしれないね。
じゃあ、とっておきのヒントを出そう。

voice: vo_adv_5210005_135

カスミ：
【chara 137412 face 3 (anger)】ヒントは────
【chara 137412 face 1 (normal)】ほーちゃんの、
よだれ。

voice: vo_adv_5210005_136

ホウオウ：
【chara 134712 face 6 (surprised)】えっ、【chara 134712 face 7 (special_a)】え゛え゛え゛え゛っ！？
なんですかそれっ！？　きーてないですよ！？

----- Tag 9 -----

voice: vo_adv_5210005_137

カスミ：
【chara 137412 face 2 (joy)】ふふふふっ。名推理、楽しみにしているよ！

ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】ジオ・ゲヘナじゅうを震撼させた殺人事件。
その全貌、すべての真実がいよいよ明らかになろうとしていた──