『R』の矜持
料理長が逮捕されて、ひとまず事件は決着をみる。だが、不明瞭なままの真相に不満を抱くランドソルの商人たちはジオ・ゲヘナを立ち去り、異世界交流の機運は消え去ってしまった。
-------------- situation:
『R』の矜持
--------------
voice: vo_adv_5210008_000
料理長:
【chara 18711 face 1 (normal)】
よう、あんたたち。
コロッセオでは大活躍だったそうじゃないか。
これで一件落着っていうわけだな。……どした? そんな真面目な顔で。
Choice: (1) 毒殺事件の真犯人は、あなたですね?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_5210008_001
料理長:
【chara 18711 face 3 (anger)】
なっ!? ……どういうことだ。
化け蜘蛛の裁判長が犯人だったんじゃないのか?
Choice: (2) 裁判長に操られて、毒を入れましたね?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_5210008_002
料理長:
【chara 18711 face 1 (normal)】
……そういうことか。実行犯として、俺が疑われてるんだな?
voice: vo_adv_5210008_003
料理長:
【chara 18711 face 1 (normal)】
確かに、俺は一時我を失っていた。その時の記憶は曖昧だ。
絶対にやってない、とは言い切れないかもしれねえ。
……いいだろう、お縄につこうじゃねえか。
voice: vo_adv_5210008_004
料理長の奥さん:
【chara 1 face 1 (normal)】
ちょっとあんた、何言い出すんだい!?
voice: vo_adv_5210008_005
料理長:
【chara 18711 face 3 (anger)】
誰かが罪を償わなきゃいけねえっていうんなら、
料理長の俺が責任を取るのが、スジってもんだ。
voice: vo_adv_5210008_006
料理長:
【chara 18711 face 3 (anger)】
ただし、俺がランドソルの連中をもてなそうとしたのは本当だ。
【chara 18711 face 1 (normal)】
それだけは信じてくれよな。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
毒殺事件の真犯人として、料理長が拘束された──
そのニュースはすぐにジオ・ゲヘナ中に広がった。
voice: vo_adv_5210008_007
ランドソルの技術者1:
【chara 1 face 1 (normal)】
おい、聞いたか?
例の殺人事件、料理長さんが犯人だったんだってよ。
voice: vo_adv_5210008_008
ランドソルの技術者2:
【chara 1 face 1 (normal)】
でも、ちょっとおかしくないか?
毒を入れたのが彼だとしても、結局どんな毒なのか、
肝心なことはわかってないし……
voice: vo_adv_5210008_009
ランドソルの技術者1:
【chara 1 face 1 (normal)】
まったくだ。
それがはっきりしない限り、危なくてこんなところにはいられないな。
voice: vo_adv_5210008_010
ランドソルの技術者2:
【chara 1 face 1 (normal)】
森林開発どころじゃないよ。とっととランドソルに帰ろう。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、ランドソルの人々はジオ・ゲヘナから退去してしまい、
共同のビジネスも白紙となってしまったのだった──
voice: vo_adv_5210008_011
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
どうやら、我々は間違ってしまったようだね……
voice: vo_adv_5210008_012
カスミ:
【chara 137412 face 3 (anger)】
今回の事件で、もっとも重要なのは一つ。
犯人は、どうやって被害者に毒を飲ませたのか。
voice: vo_adv_5210008_013
カスミ:
【chara 137412 face 1 (normal)】
そこのところをもう一度考え直してみようじゃないか。