ぶつかる乙女の想い
ルナの塔で{player}と待ち合わせをしていたサレン。そこに{player}が、アキノと現れる。アキノは二人が同じ場所に住んでいることを知り、もやもやした感情からサレンに勝負を挑む。


-------------- situation:
ぶつかる乙女の想い
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ──ルナの塔。
{player}の記憶の手掛かりが
あるとされている、天高くそびえる巨大な塔。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 その一階では、
{player}を待つサレンの姿があった。

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 {player}は……たしか、
【chara 102811 face 1 (normal)】 お使いが終わったら来るって言っていたわね。
まあ、そのうち来るでしょう。

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 それにしても、自分の記憶の手掛かりが
見つかったのなら、ちゃんと言いなさいよね。
言えば、あたしだって手伝うんだから!

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 【chara 102811 face 1 (normal)】 あ、来たみたいね……お~い!
{player}!
……【chara 102811 face 6 (surprised)】 え、アキノさんが一緒にいる!?

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 まぁ、サレンさん!?
どうしてここにいらっしゃいますの!?

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 それはこっちのセリフよ!
【chara 102811 face 6 (surprised)】 なんでアキノさんが一緒なの?

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 私は、街で迷子に……【chara 103211 face 6 (surprised)】 あ、いえ、
【chara 103211 face 1 (normal)】 屋敷に向かっている途中にお会いしまして。

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 記憶の手掛かりがある場所に行かれるとお聞きし、
【chara 103211 face 2 (joy)】 お手伝いさせていただこうとついてきたのですわ!

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……なんでお使いにいっただけで、女の子を連れてくるのよ!
【chara 102811 face 3 (anger)】 本当にこいつ、女の子を引き寄せる魔法とか
使えるんじゃないでしょうね!? 

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 ……じーーーー

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 え、なによ、アキノさん。
【chara 102811 face 4 (sad)】 急にじっと見つめて来て。

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 ……お二人がお知り合いだというのは知っておりましたが、
一緒にお出かけするほど親しい間柄とは【chara 103211 face 4 (sad)】 知りませんでしたわ。

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サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】 し、親しいって……ま、まあ、
たしかに、焼きそばパンを一緒に食べにいくとかはあるわね。

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 それに{player}は、
あたしが運営している【サレンディア救護院】で
暮らしているわけだし、【chara 102811 face 5 (shy)】 その、自然とそうなるというか……

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 お、お待ちなさいサレンさん!
【chara 103211 face 4 (sad)】 お二人はいま、一緒に暮らしているんですの!?

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サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】 へ、変な誤解しないでね!
【chara 102811 face 3 (anger)】 スズメもいるし、子供たちだって一緒に暮らしているんだから!
べ、別に{player}とは、その……な、何もないわよ!

Choice: (1) 朝、起こしてもらったことはあるよ。
Choice: (2) スプーンでご飯を食べさせてもらったかな。
----- Tag 1 -----
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アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 【chara 103211 face 6 (surprised)】 し、使用人でもないのに、
男性の寝室に行き、朝を優しく起こす女性なんて……
【chara 103211 face 5 (shy)】 それはもはや、夫婦ではありませんか!

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サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】 い、いくらなんでも想像力がたくましすぎよ!
いったん落ち着きなさい!
【chara 102811 face 3 (anger)】 スズメが忙しいときに、代わりに起こしただけだから!

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----- Tag 2 -----
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アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 【chara 103211 face 5 (shy)】 ス、スプーンでご飯を……ま、まさか、あーんですの!?
あーんをされたんですの、サレンさん!!

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サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】 そ、その言い方やめて!!
【chara 102811 face 3 (anger)】 コッコロが居なかったときに、ちょっと世話してあげただけよ!

----- Tag 3 -----
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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 い、一緒に暮らしているだなんて……
……そ、そんな羨ま……【chara 103211 face 6 (surprised)】 ではなく、【chara 103211 face 5 (shy)】 破廉恥な……
【chara 103211 face 4 (sad)】 いえ、子供たちも一緒ですからそれも違いますし……

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 悩み始めちゃったか……
昔から、こうなると長いのよね、この子。

Choice: (4) 二人は昔から知り合いなの?
----- Tag 4 -----
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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ああ、【chara 102811 face 1 (normal)】 あんたは知らなかったわね。
【chara 102811 face 6 (surprised)】 幼馴染……になるのかしら。【chara 102811 face 1 (normal)】 父親同士が知り合いで、
よくパーティーで会ったりしていたのよ。ね、アキノさん?

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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 うう、でも……このまま、お二人がもし……!
ダメですわ……これは……【chara 103211 face 3 (anger)】 これは負けていられません!

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 あ……これはまずいかも……

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アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】 こうなったら、
私と勝負ですわ、サレンさん!

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……やっぱりこうなるのね。

Choice: (5) どういうこと?
----- Tag 5 -----
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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……アキノさんと会うと、だいたい何かしらの勝負が始まるの。
【chara 102811 face 3 (anger)】 剣術や商談、勉強、【chara 102811 face 6 (surprised)】 魔物退治の対決とかもやったかしらね。
【chara 102811 face 4 (sad)】 最近はお互い忙しくて、控えめだったから助かっていたのに……

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アキノ:
【chara 103211 face 7 (special_a)】 サレンさん!
{player}さまの記憶の手掛かりを、
どちらが先に見つけられるか、私と勝負なさい!

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ……あのね、アキノさん。
【chara 102811 face 1 (normal)】 相変わらず勝負が好きなようだけど、
今回は受けるメリットもないし、効率も悪いからお断りなんだけど。

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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 ミ、ミフユさんみたいなことをおっしゃって……【chara 103211 face 1 (normal)】 では、こうしましょう!
【chara 103211 face 2 (joy)】 勝者には、ウィスタリア家が経営する
レジャー施設の招待券をさしあげますわ!

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サレン:
【chara 103211 face 1 (normal)】 【chara 102811 face 6 (surprised)】 それだと、アキノさんが勝ったら
招待券が戻ってくるだけで、メリットがないでしょうが。
【chara 102811 face 1 (normal)】 それにレジャー施設ねぇ……まあ、興味がないことはないけど……

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 う、うちのレジャー施設になんの不満がございますの!
【chara 103211 face 3 (anger)】 温泉だってあるし、食事だって最高級ですわよ!

Choice: (6) 行ってみたい。
----- Tag 6 -----
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アキノ:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 【chara 103211 face 6 (surprised)】 えっ……
【chara 103211 face 1 (normal)】 {player}さまは興味がありますの!?

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……アキノさん、
その招待券って、何人まで使えるの?

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 ふ、二人までですけど……

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ということは、
この勝負に勝って{player}を誘えば、
【chara 102811 face 5 (shy)】 二人っきりでレジャー施設に行けるってこと!?

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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 殿方をお誘いするのは恥ずかしいですが、【chara 103211 face 1 (normal)】 私が勝利して
招待券を手に入れ、【chara 103211 face 2 (joy)】 もとは景品だから遠慮なさらないで【chara 103211 face 1 (normal)】 と言えば、
自然に{player}さまをお誘いできるのでは!? 

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サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ……いいわ、アキノさん。
その条件で勝負しましょう。

voice: vo_adv_7006000_038
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 どうやらこの勝負……お互い負けられないようですわね!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして、{player}がおろおろする中、
アキノとサレンの熱い戦いが始まったのだった。