ウィスタリア・ビリーフ
勝負は続くも記憶の手掛かりは見つからず、疲労から順番に休憩をとる一行。アキノと休憩することになった{player}は、サレンに勝負を挑む理由を聞き、アキノのサレンへの想いを知る。


-------------- situation:
ウィスタリア・ビリーフ
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 迫りくる敵を倒しながら、
塔を登っていく{player}たち。
しかし、上に行くほどに魔物は手ごわくなっていった。

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 ふぅ……さすがにこのペースだと後に響きそうね。
【chara 102811 face 1 (normal)】 アキノさん、少し休戦にしない?

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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 はぁっ、はぁっ、【chara 103211 face 6 (surprised)】 あ、あら?
もう負けを認めるんですの……?

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サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】 休憩をとろうって意味よ。私たちの目的は、
{player}の記憶の手掛かりを先に見つけること。
【chara 102811 face 1 (normal)】 そのためには、『塔を登る』のが必須条件になるわ。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 そして、『塔を登る』ための最大の障害は魔物。
この先、より強力な魔物が出てくるとしたら、【chara 102811 face 3 (anger)】 万全の状態を保ちつつ
進んだほうが互いの利になるし、【chara 102811 face 1 (normal)】 効率もいいでしょう?

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 ……まあ、サレンさんが
そうおっしゃるなら【chara 103211 face 1 (normal)】 休憩いたしましょう。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 じゃあ、30分休憩ね。
一人は見張りに立ってもらって10分で交代。
【chara 102811 face 2 (joy)】 二人とも、この条件でどうかしら?

Choice: (1) 完璧だね。
----- Tag 1 -----
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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 私も異存ありませんわ。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 契約成立ね。
まずはあたしが見張りに立つから、
【chara 102811 face 2 (joy)】 二人はゆっくり休んでちょうだい。

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 ……まったく、
サレンさんのああいうところにはかないませんわ。

Choice: (2) どういうこと?
----- Tag 2 -----
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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 ……休憩が必要なのは、サレンさんではなく私です。
【chara 103211 face 1 (normal)】 でも、魔物の強さから考えて、サレンさんも万全の状態を保つべき。
相手を気遣いつつ、あくまで互いの利益とする……【chara 103211 face 4 (sad)】 本当にかないません。

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 ですが、【chara 103211 face 2 (joy)】 私は負けません!
【chara 103211 face 1 (normal)】 この休憩の後は、必ず優位に立ちますわ!

Choice: (3) なんでサレンちゃんに勝負を挑むの?
----- Tag 3 -----
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アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】 ……あまり、
人に申し上げるようなことではないのですけど……

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 私は生まれてからずっと、ウィスタリア家の令嬢として育てられました。
【chara 103211 face 4 (sad)】 ですが、私が目指したのは『令嬢』ではなく、
【chara 103211 face 1 (normal)】 誰よりも強く、そして誇り高い、ウィスタリア家の人間であること。

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 剣術や馬術、さまざまな習い事をし、
努力を惜しまず【chara 103211 face 2 (joy)】 高みを目指しておりました。

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アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】 そのせいか周りからは浮いてしまい、
【chara 103211 face 4 (sad)】 一人で居るときも多かったですわ……
【chara 103211 face 1 (normal)】 でもそんな私の前に、サレンさんが現れたのです。

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 同じ令嬢という立場でありながら、
私と同じように、ただ高みを目指すサレンさん。
だからこそ勝ちたい……いえ、【chara 103211 face 2 (joy)】 勝たなくてはならないのですわ!

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アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】 ……本当は、勝負を挑む理由は
他にもあるのですが、【chara 103211 face 2 (joy)】 こちらは内緒ですわ♪

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 {player}さま!
見ていてください!
私はいつか、サレンさんを上回ってみせますわ!

Choice: (4) 頑張ってるんだね。
----- Tag 4 -----
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アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】 えっ!? あ、あの……あ、頭をなでられるなんて……
【chara 103211 face 4 (sad)】 こ、こういうときはどうすれば……!?
【chara 103211 face 5 (shy)】 べ、別に、いやとかじゃありませんのよ!?

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アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】 ……ちょっと恥ずかしいけど、
【chara 103211 face 1 (normal)】 こうやって自分の努力を誉められるのって、【chara 103211 face 2 (joy)】 嬉しいものですわね……

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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 {player}さま……
先ほど、サレンさんに負けたくない理由を申し上げましたけど……

voice: vo_adv_7006002_021
アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】 ……最近は、
【chara 103211 face 2 (joy)】 別の理由でも負けたくありませんわ。

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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】 アキノさん、そろそろ見張り交代の時間よ。

voice: vo_adv_7006002_023
アキノ:
【chara 103211 face 5 (shy)】 ……そ、そそそ、そうでしたわね!!
で、では、私が見張りをいたしますので、
お二人はゆっくり休んでくださいましー!!

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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】 ……アキノさん、顔が赤かったわね。
なんだか焦ってたし。

voice: vo_adv_7006002_025
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ……{player}。
……正直に言いなさい。
アキノさんに何をしたの?

Choice: (5) 変わったことは何もなかったよ?
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_7006002_026
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 なるほど、何もなかった、と。
【chara 102811 face 1 (normal)】 ……あのね、いい機会だから教えてあげるわ。

voice: vo_adv_7006002_027
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 ……{player}の
『何もなかった』は、ぜんっぜんあてになんないの!

voice: vo_adv_7006002_028
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】 さあ、言いなさい!
アキノさんになにをしたの!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}が見張りに立つまで、
サレンの追及は続くのであった。