目指すべき理想
休憩をとることにした一行。先に休憩していたサレンと{player}の話題は、アキノのことに。アキノとの出会い、アキノへの想いを聞き、似た者同士の二人を{player}は応援する。
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目指すべき理想
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
前進するものの、{player}たちは
まだ記憶の手掛かりを見つけられずにいた。
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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
この辺りで、
一度休憩を入れた方がよさそうね。
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アキノ:
【chara 103211 face 1 (normal)】
では、
今回は私が先に見張りをいたしますわ。
【chara 103211 face 2 (joy)】
お二人は、ゆっくりなさってくださいまし。
voice: vo_adv_7006004_002
サレン:
【chara 103211 face 1 (normal)】
【chara 102811 face 2 (joy)】
気を付けてね、アキノさん。
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サレン:
【chara 102811 face 6 (surprised)】
まだあんなに元気だなんて。
【chara 102811 face 3 (anger)】
……本当、あの子に何をしたのかしらね、そこにいる誰かさんは。
Choice: (1) 思い出せない……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7006004_004
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
無理に思い出さなくてもいいわよ……だいたい想像つくし。
【chara 102811 face 1 (normal)】
それにしても、アキノさんは本当に変わらないわね。
{player}の記憶の手掛かり探しまで勝負にしちゃうなんて。
Choice: (2) いつごろ出会ったの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7006004_005
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
う~ん、初めて会ったのはたしか……【chara 102811 face 6 (surprised)】
あ、そうそう!
【chara 102811 face 1 (normal)】
あたしたち家族が貴族になって、一年ぐらいたったときだったかしら。
その頃のあたしは、貴族としての立ち振る舞いを必死に勉強していたわ。
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サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
そして、いざ貴族としてパーティーに出たら、
【chara 102811 face 4 (sad)】
互いの顔色をうかがう大人や、あたしを通して
お父さまに近づきたい男たちばっかりで……本当に最低だったわ。
voice: vo_adv_7006004_007
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
お父さまの顔を立てるためにも、
相手をしながら適当にあしらっていたんだけど、
【chara 102811 face 3 (anger)】
だんだんしつこくなってきてね。
voice: vo_adv_7006004_008
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
我慢の限界になって、
思いっきり叫ぼうとしたとき、【chara 102811 face 1 (normal)】
あの子が現れて言ったのよ。
voice: vo_adv_7006004_009
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
『ここは紳士と淑女の交流の場。
相手の気持ちを無視するような愚か者は、
今すぐ立ち去りなさい!』【chara 102811 face 1 (normal)】
ってね。
voice: vo_adv_7006004_010
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
……悔しいけど、あのときのアキノさんは本当に格好よかったわ。
完璧な立ち振る舞い、溢れ出る気品……そして、高潔な精神。
あの子を見て、貴族とはこうあるべきだって思ったのよ。
voice: vo_adv_7006004_011
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
そこからは本気で勉強したわ。
本当の貴族に……【chara 102811 face 2 (joy)】
あの子と並び立てるような人間でありたいってね。
【chara 102811 face 1 (normal)】
まあ、こんな勝負を挑まれるような関係になるとは思わなかったけど。
voice: vo_adv_7006004_012
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
あとは……そうね、
一緒に居る理由は他にもあるけど、【chara 102811 face 2 (joy)】
そっちは内緒よ。
Choice: (3) 二人は似た者同士だね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7006004_013
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
似た者同士って……はあ。
やっぱりあんたたち、さっきそういう話をしていたのね。
voice: vo_adv_7006004_014
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
でも、似ているっていうのは言い過ぎよ。
【chara 102811 face 2 (joy)】
あの子はあたしにとって、理想像の一人なの。
もっともっと努力してあの子と同じ場所に立ってから言ってちょうだい。
Choice: (4) サレンちゃんも頑張ってるんだね。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7006004_015
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
褒めても何もでな……【chara 102811 face 5 (shy)】
えっ!?
な、なんで急に頭をなでるのよ!?
voice: vo_adv_7006004_016
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
が、頑張っているからって……なるほど。
アキノさんはこれをやられたわけか。
【chara 102811 face 4 (sad)】
そりゃ、あんな顔にもなるわ。
voice: vo_adv_7006004_017
サレン:
【chara 102811 face 3 (anger)】
……こういうことは、あたしより、
アヤネやクルミ、コッコロにしてあげなさい。
きっと喜ぶわよ?
voice: vo_adv_7006004_018
サレン:
【chara 102811 face 1 (normal)】
──さて、
ちょっと早いけどあたしは見張りを交代してくるわね。
voice: vo_adv_7006004_019
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
……アキノさん。
少し早いけど交代の時間よ。
voice: vo_adv_7006004_020
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
あら? よろしいんですの?
【chara 103211 face 1 (normal)】
ではお言葉に甘えて……【chara 103211 face 6 (surprised)】
サ、サレンさん!?
何かありましたの!? 顔が真っ赤ですわよ!
voice: vo_adv_7006004_021
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
えっ!? な、何もないわよ!
こ、これがいつものあたしであって、
不自然な点などありはしないわ!
voice: vo_adv_7006004_022
アキノ:
【chara 103211 face 4 (sad)】
そ、その言葉づかいが
すでに不自然なのですが……
voice: vo_adv_7006004_023
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
と、とにかく、アキノさんは早く休んできて!
いつも言っているでしょ!
時は金なりよ!!
voice: vo_adv_7006004_024
アキノ:
【chara 103211 face 6 (surprised)】
ま、まぁ、そういうことでしたら……
voice: vo_adv_7006004_025
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
……アキノさんは、もう行ったわよね。
voice: vo_adv_7006004_026
サレン:
【chara 102811 face 4 (sad)】
はぁ……急に頭をなでるなんて反則よ……
アキノさんに真っ赤になった顔は見られるし……
【chara 102811 face 5 (shy)】
あ、あたし、にやけてなかったかしら!?
voice: vo_adv_7006004_027
サレン:
【chara 102811 face 5 (shy)】
人前で、しかもよりによってアキノさんに
あんな姿をさらすなんて……【chara 102811 face 3 (anger)】
あ~もう!!
なんであいつは、急にあんなことすんのよー!