壊し屋を見つめる瞳
ルナの塔にやってきた{player}とエリコ。{player}の愛を独占するため、エリコは二人きりで塔に入ってゆく。しかしその後ろには、メモを書きながらついてくるアユミの姿があった。


-------------- situation:
壊し屋を見つめる瞳
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}とエリコは、
ルナの塔の入り口の前にやってきていた。

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 あなた様、足元にお気を付けくださいね。
この辺りは木々の根などが伸びていますので……

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 もし、あなた様が引っかかって転んでしまったりしたら……
【chara 102711 face 3 (anger)】 その邪魔な根ごと木を切り倒してしまわないといけませんから。
【chara 102711 face 2 (joy)】 クスクス……

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エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 それにしても、これがルナの塔……
あなた様の記憶が眠るという場所なのですね……

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エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 あなた様の記憶は、
このエリコが必ずや取り戻してみせますわ。

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 全ての記憶を取り戻したとき、
あなた様の一番そばにいるのはこのエリコ。
【chara 102711 face 2 (joy)】 あなた様の寵愛を一身に浴びるのはこの私……クスクス。

Choice: (1) 二人じゃ危ないかも。
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エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 そのようなことはございません。
【chara 102711 face 1 (normal)】 あなた様、私が街でどう呼ばれているかはご存知でしょう?

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 『壊し屋』……
【chara 102711 face 4 (sad)】 あまりかわいい名前ではありませんが、
【chara 102711 face 1 (normal)】 人々に畏怖される二つ名は飾りではありませんのよ……?

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エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 あなた様はこのエリコが必ずや、お守りいたします。

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エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 実際に、道の途中で出会った魔物は全て
きれいに片づけてきたでしょう?

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 この辺りにはもう、
あなた様と私以外の気配はありません。

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エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 クスクス……
【chara 102711 face 3 (anger)】 あなた様と私、二人きりの時間を邪魔する不届き者は、
粉々に壊しつくしてさしあげます……

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エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 さぁ参りましょう、あなた様。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 こうして{player}とエリコは塔へと足を踏み入れた。
しかしその背後には、もう一つの人影があった。

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???:
【chara 1 face 1 (normal)】 …………

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 ……ここが、ルナの塔なんですね……
【chara 105511 face 1 (normal)】 先輩の記憶を取り戻す手がかりがあるっていう……

voice: vo_adv_7012000_014
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 あっ、そうだ、メモしなきゃ。

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アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】 先輩メモ。
今日の先輩は、ルナの塔を探索するらしい。

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 自分の記憶を取り戻すために、こんなに高い塔を登るなんて。
【chara 105511 face 2 (joy)】 やっぱり先輩はかっこいい。

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アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 昨日のお出かけで買っていた傷薬5つと保存食は、
この探索のためだったみたい。
【chara 105511 face 1 (normal)】 普段より早く眠っていたのも、体調を整えるために違いない。

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アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】 一緒にいる女性は、エリコさんという方らしい。
【chara 105511 face 6 (surprised)】 とっても強くて、先輩のことを常に気遣いながら戦っている。
【chara 105511 face 1 (normal)】 美人だし、とても優しい女性みたい。

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アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】 えへへ。
最近つけ始めた先輩のメモ。
【chara 105511 face 1 (normal)】 これがあれば、先輩と偶然会ったとき、話題に困らないよね。

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アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】 私っていつも、緊張しちゃって先輩と上手くお話しできないからなあ……
【chara 105511 face 1 (normal)】 このメモを見ながら話せば、きっと先輩とたくさんお話しできるはず。

voice: vo_adv_7012000_021
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 あっ、いけない!
先輩を見失っちゃう。【chara 105511 face 3 (anger)】 早く私も入らなきゃ……!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}とエリコを追いかけ、
アユミもまた、ルナの塔へと足を踏み入れるのであった。