見つめる少女が伸ばした手
二人の距離を縮めるため、エリコはハプニングを装って{player}にアプローチする。だが彼女は、その行動によって窮地に陥ってしまう。それを救ったのは、今まで姿を隠していたアユミであった。


-------------- situation:
見つめる少女が伸ばした手
--------------

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 魔物が近寄らなくなって、
安全に塔を探索するエリコと{player}。

voice: vo_adv_7012002_000
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 あなた様。
お疲れではありませんか?

voice: vo_adv_7012002_001
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 体に異常があれば遠慮なく、
このエリコにお申し付けくださいね。

voice: vo_adv_7012002_002
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 回復に強壮、魔物がのたうち回る薬など、
様々な準備がしてありますから。

Choice: (1) 大丈夫。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7012002_003
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 そうですか……そうですよね。
さっきからなぜか魔物はいなくなってしまいましたし……

voice: vo_adv_7012002_004
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 周辺に危険なものも見当たりませんし。
【chara 102711 face 4 (sad)】 ……正直、拍子抜けですわ。

voice: vo_adv_7012002_005
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 運命の人と二人きりだというのに、
これでは何の出来事も起こりえない。

voice: vo_adv_7012002_006
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 由々しき事態ですわ。
こういった冒険をしているときは、
きっかけ一つで大きく仲が進展するというのに……

voice: vo_adv_7012002_007
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 平穏無事な冒険など、なんの意味もありません。
【chara 102711 face 1 (normal)】 障害があってこそ、愛が深まるというもの……!

voice: vo_adv_7012002_008
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 こうなっては仕方がありません。
【chara 102711 face 3 (anger)】 ないものは作るといたしましょう……

voice: vo_adv_7012002_009
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 クスクス……【chara 102711 face 5 (shy)】 さぁ、愛を育みましょう……!

voice: vo_adv_7012002_010
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 ……二人きりですし、少しばかりわざとらしくても構いませんよね。

voice: vo_adv_7012002_011
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 ……あっ、あなた様!
【chara 102711 face 2 (joy)】 私、急にめまいが……っ!

Choice: (2) あっちに何かありそう。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7012002_012
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 えっ!?
あなた様っ……?

voice: vo_adv_7012002_013
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 このままでは、本当に転んで……っ! 

voice: vo_adv_7012002_014
???:
【chara 105511 face 1 (normal)】 …………

voice: vo_adv_7012002_015
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 ……あら?
【chara 102711 face 4 (sad)】 転んで……いない?

voice: vo_adv_7012002_016
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 誰かに今、支えられたような……?
周りには何の気配もない……【chara 102711 face 4 (sad)】 どういうことでしょう……?

voice: vo_adv_7012002_017
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】 いえ、何でも構いません。
【chara 102711 face 6 (surprised)】 次の手にいきましょう……!

voice: vo_adv_7012002_018
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 クスクス……【chara 102711 face 1 (normal)】 あなた様と二人きりになったときのため、
用意しておいた薬……

voice: vo_adv_7012002_019
エリコ:
【chara 102711 face 5 (shy)】 これを使えば、エリコとあなた様はもう離れることはできません……

voice: vo_adv_7012002_020
エリコ:
【chara 102711 face 2 (joy)】 ……これは私が調合した、接着効果のある薬……!
【chara 102711 face 1 (normal)】 これであなた様と強制的にくっつき、
物理的に二人の距離を縮めてしまいましょう……! 

voice: vo_adv_7012002_021
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 すみませんあなた様っ、手が滑ってしまいましたわ……【chara 102711 face 2 (joy)】 っ!

voice: vo_adv_7012002_022
???:
【chara 105511 face 3 (anger)】 …………

voice: vo_adv_7012002_023
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 っ!? 【chara 102711 face 3 (anger)】 かわされた!?
【chara 102711 face 1 (normal)】 ……ではなく。あなた様……見事な反射神経でしたわ。
【chara 102711 face 6 (surprised)】 まさかあの体勢から、反応するなんて……

Choice: (3) なんか引っ張られたような……
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7012002_024
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 引っ張られた?
【chara 102711 face 6 (surprised)】 ここには私とあなた様しかいませんのに……?

voice: vo_adv_7012002_025
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 ……先程からどうも上手くいきませんわね。
こちらから策を弄するからでしょうか……

voice: vo_adv_7012002_026
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 そうですわ、私が窮地に陥ればいいのです。
【chara 102711 face 1 (normal)】 そうすれば、あなた様はきっと私を颯爽と助けてくれるはず……!
【chara 102711 face 2 (joy)】 クスクス……そうと決まれば……

Choice: (4) 危ない!
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7012002_027
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 ……え?

voice: vo_adv_7012002_028
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 しまった……!?
【chara 102711 face 4 (sad)】 考え事に集中しすぎて、足を踏み外して……っ!? 

voice: vo_adv_7012002_029
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 あぶな~~~いっ!

voice: vo_adv_7012002_030
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 !?

voice: vo_adv_7012002_031
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】 ま、間に合った~~~!
【chara 105511 face 3 (anger)】 手を、離さないでくださいね……!

voice: vo_adv_7012002_032
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 え、ええ……

voice: vo_adv_7012002_033
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】 はぁ、はぁ……だ、大丈夫でしたか?

voice: vo_adv_7012002_034
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 ……はい。大事ありません。
【chara 102711 face 1 (normal)】 危ないところを助けていただいて、感謝いたしますわ……

voice: vo_adv_7012002_035
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】 ふぅ~……
【chara 105511 face 2 (joy)】 ずっとそばにいてよかったです……!

voice: vo_adv_7012002_036
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】 ずっと、そばに……?

voice: vo_adv_7012002_037
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 ……あ。
【chara 105511 face 4 (sad)】 いえ、それは、えっと……

voice: vo_adv_7012002_038
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】 あっ、せせせ、先輩っ!?
【chara 105511 face 5 (shy)】 お、思わず姿を見せちゃいましたっ、どどど、どうしよう~~~!

voice: vo_adv_7012002_039
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】 先輩? あなた様のお知り合いですか?
【chara 102711 face 4 (sad)】 どうやら、ずっと私たちについてきていたようですが……

voice: vo_adv_7012002_040
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】 あなた……何者ですか?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 最初から{player}たちについてきていたアユミは、
こうして二人の前に姿を現したのであった。