交わる二人の距離
夢の中で、遠くから{player}を見つめているあゆみ。そんな彼女を恵理子が目撃し、後ろから追跡する。やがて遭遇した二人は、{player}への想いを認めあい、意気投合するのだった。
-------------- situation:
交わる二人の距離
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
エリコとアユミの二人はすれ違ったまま、
しかし順調にルナの塔を進み続けていた。
voice: vo_adv_7012005_000
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
結局メモは奪えずじまい……
【chara 102711 face 3 (anger)】
こうなったら、多少強引な手を使ってでも……【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……
voice: vo_adv_7012005_001
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
エリコさん、どうかしましたか?
【chara 105511 face 4 (sad)】
私のこと、じっと見つめたりして……
voice: vo_adv_7012005_002
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
いえ、なんでもありません。
【chara 102711 face 6 (surprised)】
……ところでアユミさん? 喉が渇いていませんか?
【chara 102711 face 1 (normal)】
ここに美味しいお茶があるのですが……
voice: vo_adv_7012005_003
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
えっ、いいんですか!?
【chara 105511 face 6 (surprised)】
なんだか入れ物が変わってますね、これ……【chara 105511 face 4 (sad)】
実験器具みたい……?
中身もなんだかグツグツいってますし……
voice: vo_adv_7012005_004
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
まぁまぁ細かいことは気にせず。
【chara 102711 face 2 (joy)】
どうぞ、遠慮なく飲み干してくださいな。
【chara 102711 face 3 (anger)】
そうすればぐっすりと……【chara 102711 face 6 (surprised)】
うん? 【chara 102711 face 4 (sad)】
急になんですかこの光は!?
voice: vo_adv_7012005_005
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
まっ、眩しいですぅっ!?
【chara 105511 face 4 (sad)】
あ~~~っ、お茶こぼしちゃった!
せっかくエリコさんにいただいたのに~~~っ!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7012005_006
あゆみ:
【chara 105531 face 1 (normal)】
先輩メモ。
【chara 105531 face 6 (surprised)】
今日の{player}先輩は、一人でお出かけかな?
この道だと……【chara 105531 face 1 (normal)】
いつものゲーム屋さんかも。
voice: vo_adv_7012005_007
あゆみ:
【chara 105531 face 2 (joy)】
ふふっ。【chara 105531 face 1 (normal)】
先輩に会えないかなってウロウロしてたら、
本当に先輩を見つけちゃうなんて。
voice: vo_adv_7012005_008
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
ほんとは声をかけたいけど……
でも、急に声をかけたら迷惑かもしれないし。
voice: vo_adv_7012005_009
あゆみ:
【chara 105531 face 3 (anger)】
そう、次に会ったときこそ、この先輩メモを使って、
上手に{player}先輩に話しかけてみせます!
【chara 105531 face 1 (normal)】
だから今日は、先輩の行動をメモしておいて……
voice: vo_adv_7012005_010
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
あ、{player}先輩が道端の猫ちゃんを撫でようとしてる……
【chara 105531 face 2 (joy)】
えへへ……先輩、かわいいところもあるんですよね……
voice: vo_adv_7012005_011
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
せっかくお家を訪ねたのに、留守だなんて……
ああ、あなた様……一体どこへ行ってしまわれたのでしょう……
voice: vo_adv_7012005_012
恵理子:
【chara 102732 face 1 (normal)】
でもきっと大丈夫ですわ。
私と{player}様は運命で結ばれているのです。
【chara 102732 face 6 (surprised)】
こうして歩いていれば……きっと、道の先に──
voice: vo_adv_7012005_013
恵理子:
【chara 102732 face 2 (joy)】
クスクス、【chara 102732 face 1 (normal)】
あの後ろ姿……間違いない……見つけましたわ……!
【chara 102732 face 5 (shy)】
やはり私とあなた様は、すれ違っても必ずめぐりあう運命……!
【chara 102732 face 6 (surprised)】
……おや? あれは……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7012005_014
あゆみ:
【chara 105531 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_7012005_015
あゆみ:
【chara 105531 face 3 (anger)】
先輩……じ~~~っ。
voice: vo_adv_7012005_016
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
あの女が見つめているのは……?
【chara 102732 face 4 (sad)】
もしや、あのおかたを尾行しているのでしょうか。
【chara 102732 face 3 (anger)】
私の運命の人をつけまわすなんて、不届きにもほどがあります……!
voice: vo_adv_7012005_017
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
今ここで私が{player}様と接触してしまえば、
あの女がどういった行動に出るか分かりませんわね……
voice: vo_adv_7012005_018
恵理子:
【chara 102732 face 1 (normal)】
{player}様の平穏を守るのも私の役目。
【chara 102732 face 3 (anger)】
怪しい行動をとるようなら、即座に私が排除を……【chara 102732 face 2 (joy)】
クスクス……!
voice: vo_adv_7012005_019
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
あっ……【chara 105531 face 4 (sad)】
{player}先輩、猫にひっかかれちゃった……
大丈夫かなぁ……【chara 105531 face 6 (surprised)】
あ、でもめげずに撫でてる……
【chara 105531 face 1 (normal)】
さすが先輩、どんなときも諦めないんですね……!
voice: vo_adv_7012005_020
あゆみ:
【chara 105531 face 3 (anger)】
頑張れ、{player}先輩……!
【chara 105531 face 1 (normal)】
先輩の雄姿は、私がしっかりとメモしておきますから……!
voice: vo_adv_7012005_021
恵理子:
【chara 102732 face 3 (anger)】
…………
voice: vo_adv_7012005_022
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
……な、なんかさっきから、
【chara 105531 face 4 (sad)】
背中に視線を感じるような……?
voice: vo_adv_7012005_023
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
……振り向いた……?
【chara 102732 face 1 (normal)】
ふん、なかなか感覚が鋭いようですわね。
【chara 102732 face 3 (anger)】
不審者のくせに、小癪な……!
voice: vo_adv_7012005_024
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
ひゃうぅっ!?
なんか後ろにすっごい怖い顔した人がいます……!?
【chara 105531 face 4 (sad)】
しかも思ったより近いっ、近いですぅ~……っ!?
voice: vo_adv_7012005_025
恵理子:
【chara 102732 face 2 (joy)】
クスクス……【chara 102732 face 4 (sad)】
それにしても、
あの猫……あのおかたに爪を立てるなんて……
【chara 102732 face 3 (anger)】
あとでゆ~っくりと調教してあげる必要がありそうですわねぇ……?
voice: vo_adv_7012005_026
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
うぅ……怖いけど、【chara 105531 face 3 (anger)】
逃げちゃダメ、先輩がそこにいるんだから……!
【chara 105531 face 6 (surprised)】
あっ、先輩、猫ちゃんに舐められてる……!
【chara 105531 face 1 (normal)】
先輩の優しい気持ちが伝わったんですね……よかったぁ~……!
voice: vo_adv_7012005_027
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
あの猫……あのおかたの手を舐めるだなんて……
【chara 102732 face 4 (sad)】
なんて馴れ馴れしい……小賢しいまねを……!
【chara 102732 face 6 (surprised)】
許せない……許せない……【chara 102732 face 3 (anger)】
許せない……!
voice: vo_adv_7012005_028
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
ひっ!? なんか囁くような声が聞こえますぅ……!
【chara 105531 face 6 (surprised)】
どっ、どうしましょう……!? 【chara 105531 face 4 (sad)】
に、逃げ……!
voice: vo_adv_7012005_029
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
あれ? 先輩? 【chara 105531 face 4 (sad)】
先輩を見失っちゃった!?
【chara 105531 face 6 (surprised)】
ほんのちょっとよそ見してた間に!?
voice: vo_adv_7012005_030
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
むっ、あの女が動きましたわね……!
【chara 102732 face 6 (surprised)】
キョロキョロと辺りを見回して、いかにも怪しい動きを……!
voice: vo_adv_7012005_031
恵理子:
【chara 102732 face 3 (anger)】
もう捨て置けません……!
【chara 102732 face 4 (sad)】
──ちょっと、そこのあなた!
voice: vo_adv_7012005_032
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
ひゃっ、ひゃいっ!?
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_7012005_033
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
あなた……何者ですか?
【chara 102732 face 3 (anger)】
あのおかたの後ろをコソコソとつけ回したりして……!
voice: vo_adv_7012005_034
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
ごご、ごめんなさ~いっ!?
【chara 105531 face 6 (surprised)】
ち、違うんです! 私はただ、先輩に声をかけるために……!
voice: vo_adv_7012005_035
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
先輩……? 【chara 102732 face 6 (surprised)】
あのおかたに声をかけるですって!?
【chara 102732 face 4 (sad)】
なんという身の程知らずな……!
voice: vo_adv_7012005_036
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
えぇっ!?
【chara 105531 face 4 (sad)】
いえ、その……声をかけるとはいっても、実際にはできなくて……
【chara 105531 face 6 (surprised)】
今はこうして、話しかけるためにメモを……
voice: vo_adv_7012005_037
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
メモ、ですって?
【chara 102732 face 3 (anger)】
ふん。あのおかたの秘密を探って、脅迫しようというわけですわね!?
voice: vo_adv_7012005_038
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
そんなこと考えてませ~んっ!?
voice: vo_adv_7012005_039
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
嘘ですわね……
【chara 102732 face 3 (anger)】
本当だというなら、そのメモを見せてみなさい……!
voice: vo_adv_7012005_040
あゆみ:
【chara 105531 face 5 (shy)】
は、はい~……
voice: vo_adv_7012005_041
恵理子:
【chara 102732 face 3 (anger)】
ふん。なになに……
voice: vo_adv_7012005_042
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
迷子の子供の面倒を見てあげている{player}先輩を発見。
その子は母親とはぐれてしまったらしく、ずっと泣き続けていたので、
先輩は面白い顔をして子供を笑わせる作戦に出た。
voice: vo_adv_7012005_043
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
その顔を見て子供は余計に大泣きしてしまったけれど、
結果的に、泣き声を聞いたお母さんが見つけてくれた。
さすが先輩、転んでもただでは起きない。
voice: vo_adv_7012005_044
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
……先輩がしゃがんで地面とにらめっこしていた。
どうやら飲み物を買おうとして、お金を落としたらしい。
voice: vo_adv_7012005_045
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
ところがその近くにはスカートを履いた女生徒がいて、
誤解されそうになってしまった。
先輩は必死に否定していたけれど、なかなか信じてもらえず……
voice: vo_adv_7012005_046
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
最後は私が勇気を振り絞って出ていき、なんとか説明して事なきを得た。
先輩は私に感謝の言葉と一緒に、買おうとしていた飲み物を私にくれた。
これは宝物にしよう──
voice: vo_adv_7012005_047
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
……ふぅ。
もういいです。お返ししますわ。
voice: vo_adv_7012005_048
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
えっと、あの……
voice: vo_adv_7012005_049
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
……大した情報収集能力ですわね。
voice: vo_adv_7012005_050
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
えっ……?
voice: vo_adv_7012005_051
恵理子:
【chara 102732 face 1 (normal)】
私が知らないあの方のことまで、
このメモには書いてありますわ。
voice: vo_adv_7012005_052
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
悪意などみじんもない、純粋な想い……
【chara 102732 face 1 (normal)】
どうやらあなた……私に近い存在、のようですわね。
voice: vo_adv_7012005_053
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
近い、ですか……?
voice: vo_adv_7012005_054
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
ですが、あのおかたは私の運命の人。
【chara 102732 face 2 (joy)】
絶対に……負けませんわよ?
voice: vo_adv_7012005_055
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
ふぇっ?
それってど、どういう……?
voice: vo_adv_7012005_056
恵理子:
【chara 102732 face 1 (normal)】
分からないなら、
それはそれで構いませんわ。
Choice: (1) 二人とも、何してるの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7012005_057
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
あなた様!?
voice: vo_adv_7012005_058
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
せ、先輩っ!?
voice: vo_adv_7012005_059
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
なぜ恵理子の後ろから……?
voice: vo_adv_7012005_060
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
そ、そうですっ、【chara 105531 face 6 (surprised)】
さっきまで前に……!?
Choice: (2) 驚かそうと思って。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7012005_061
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
まさか、初めから私たちのことに
気がついていたのですか……!?
voice: vo_adv_7012005_062
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
えっ、ええっ!?
そうなんですか、先輩っ!?
【chara 105531 face 5 (shy)】
あぅ……バレてたなんて、恥ずかしいですぅ……
voice: vo_adv_7012005_063
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
首を振ったりして、謙遜する必要はありませんわ。
【chara 102732 face 1 (normal)】
私の心配など、必要なかったようですわね。
voice: vo_adv_7012005_064
恵理子:
【chara 102732 face 2 (joy)】
クスクス……【chara 102732 face 1 (normal)】
こうしてお会いしたのも運命。
{player}様、これから一緒にお出かけしませんか?
【chara 102732 face 3 (anger)】
もちろん……断ったりしませんよね?
voice: vo_adv_7012005_065
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
あっ、じゃ、じゃあ私は、
【chara 105531 face 4 (sad)】
また離れて~……
voice: vo_adv_7012005_066
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
なにを言っているのです。今更離れたって無駄でしょう。
【chara 102732 face 1 (normal)】
あなたも一緒についてきたらいいじゃありませんか。
voice: vo_adv_7012005_067
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
いっ、一緒に!?
【chara 105531 face 5 (shy)】
そそそんな、私なんかが……
voice: vo_adv_7012005_068
恵理子:
【chara 102732 face 1 (normal)】
さぁあなた様、
手を繋いで、仲良く参りましょう……?
voice: vo_adv_7012005_069
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
!?
voice: vo_adv_7012005_070
恵理子:
【chara 102732 face 4 (sad)】
そうやってずっと……後ろから見ているだけでいいのですか?
voice: vo_adv_7012005_071
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
……っ!
【chara 105531 face 3 (anger)】
え、えぇ~いっ!
voice: vo_adv_7012005_072
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
なっ、腕組みですって!? 【chara 102732 face 4 (sad)】
誰がそこまでしろと言いましたか!?
【chara 102732 face 6 (surprised)】
私ですら手を繋いだだけだというのにっ!
【chara 102732 face 4 (sad)】
な、なかなかやるではありませんか……!
voice: vo_adv_7012005_073
あゆみ:
【chara 105531 face 6 (surprised)】
は、はうぅ……【chara 105531 face 5 (shy)】
勢いあまって、つい~~~!
voice: vo_adv_7012005_074
恵理子:
【chara 102732 face 3 (anger)】
どうやら、油断ならない女のようですわね……!
【chara 102732 face 6 (surprised)】
そういえばあなた、名前は?
voice: vo_adv_7012005_075
あゆみ:
【chara 105531 face 4 (sad)】
石橋あゆみですぅ……!
【chara 105531 face 6 (surprised)】
えっと……倉石恵理子さん、【chara 105531 face 1 (normal)】
ですよね。
voice: vo_adv_7012005_076
恵理子:
【chara 102732 face 6 (surprised)】
っ! 【chara 102732 face 1 (normal)】
私の名前は知っていたわけですか。
【chara 102732 face 3 (anger)】
面白い、面白いですわよ、石橋あゆみ……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7012005_077
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
あわっ!? 【chara 105511 face 6 (surprised)】
ね、寝ちゃってました……?
お茶っ、お茶は……っ?
voice: vo_adv_7012005_078
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
あ~、やっぱりこぼれちゃってる……
ごめんなさい、エリコさん……せっかくいただいたのに……
voice: vo_adv_7012005_079
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
う、ん……いえ、どうやら私も気を失っていたようです。
【chara 102711 face 1 (normal)】
お茶は……気にしなくていいですわ。
voice: vo_adv_7012005_080
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
それより{player}様!
大丈夫ですか、{player}様!?
【chara 102711 face 1 (normal)】
……まだ、眠っているようですね。
voice: vo_adv_7012005_081
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
どうやらこの辺りで、
塔の探索は中断した方がよさそうですわね。
【chara 102711 face 4 (sad)】
この方にご無理をさせるわけにはいきません。
voice: vo_adv_7012005_082
エリコ:
【chara 102711 face 3 (anger)】
……問題は、アユミさんの持つメモですが……
voice: vo_adv_7012005_083
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
私の……メモ?
voice: vo_adv_7012005_084
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
しまった、聞かれた!?
voice: vo_adv_7012005_085
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
そういえばさっきも、メモのことを気にしてたよね……
気になるのかな……先輩のことばかり書いてて恥ずかしいけど、
【chara 105511 face 1 (normal)】
……でも、エリコさんなら……
voice: vo_adv_7012005_086
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
あ、あのっ。
【chara 105511 face 1 (normal)】
これ、見て……みますか?
voice: vo_adv_7012005_087
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
え? 【chara 102711 face 4 (sad)】
……よろしいのですか?
voice: vo_adv_7012005_088
アユミ:
【chara 105511 face 1 (normal)】
私、エリコさんに色々と良くしていただいて、
【chara 105511 face 4 (sad)】
でも、お返しできるものが何もなくて……
voice: vo_adv_7012005_089
アユミ:
【chara 105511 face 3 (anger)】
こんなメモなんて役に立たないかもしれませんけど、
【chara 105511 face 2 (joy)】
エリコさんが見たいのなら、どうぞ……!
voice: vo_adv_7012005_090
エリコ:
【chara 102711 face 4 (sad)】
どういうつもりですの……!?
【chara 102711 face 1 (normal)】
いえ、ですが好都合。わざわざ差し出してくるというのなら、
【chara 102711 face 3 (anger)】
遠慮なく処分を……
voice: vo_adv_7012005_091
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
……!
書いてあるのはあのおかたのことばかり……【chara 102711 face 4 (sad)】
ですか。
voice: vo_adv_7012005_092
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
……面白いですわね。
近くで見るあのおかたとは違う、遠くから見た時の姿……
【chara 102711 face 2 (joy)】
大変興味深いメモでしたわ。
voice: vo_adv_7012005_093
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
そんな、私なんて……
【chara 105511 face 4 (sad)】
エリコさんみたいに近くで先輩とお話しする勇気が無いだけで……
voice: vo_adv_7012005_094
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
勇気が無い? 【chara 102711 face 1 (normal)】
だったら……この薬を差し上げますわ。
私が調合した勇気が出る薬……【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……【chara 102711 face 1 (normal)】
よく効きますわよ?
voice: vo_adv_7012005_095
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
そっ、そんなお薬があるんですか!?
【chara 105511 face 4 (sad)】
で、でも私、エリコさんにはお世話になりっぱなしなのに、
こんなすごいものまでいただいちゃうなんて……
voice: vo_adv_7012005_096
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
もちろん、タダじゃあありません。
【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……【chara 102711 face 1 (normal)】
アユミさん……今度、あなたのその尾行技術……
私に教えていただけませんか?
voice: vo_adv_7012005_097
アユミ:
【chara 105511 face 6 (surprised)】
えっ?
尾行……【chara 105511 face 4 (sad)】
ですか?
voice: vo_adv_7012005_098
エリコ:
【chara 102711 face 6 (surprised)】
その気配すらも完全に消し去る卓越した技術。
【chara 102711 face 1 (normal)】
それを身に着けられれば、もっと色々なことができますわ……!
【chara 102711 face 3 (anger)】
あのおかたを遠くから見つめ、近づいてくる不届き者を……【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……
voice: vo_adv_7012005_099
アユミ:
【chara 105511 face 4 (sad)】
えっ、えっと……【chara 105511 face 3 (anger)】
教えられるかは分かりませんけど……
エリコさんのために、頑張ります!
【chara 105511 face 1 (normal)】
それじゃあ今度、一緒に先輩を追いかけましょう……!
voice: vo_adv_7012005_100
エリコ:
【chara 102711 face 1 (normal)】
ええ。分かりましたわ。
【chara 102711 face 2 (joy)】
クスクス……【chara 102711 face 1 (normal)】
楽しみですわね……
voice: vo_adv_7012005_101
アユミ:
【chara 105511 face 2 (joy)】
はいっ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
すれ違いの後に意気投合したエリコとアユミ。
後日、{player}の背後につきまとう、
二つの人影が目撃されたという。