休息休息また休息
リンの的確な指示により、一度も魔物と戦闘することなく塔を登っていく一行。休息ばかりの塔攻略にミフユは首を傾げるものの、度重なる戦闘回避にリンの深謀遠慮を感じ、そのやり方を学ぼうとし始める。
-------------- situation:
休息休息また休息
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
リンの的確な指示により、{player}たちは
一度も魔物と戦うことなく順調に歩み進んでいた。
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_7013003_000
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
また魔物。ねぇ、あれは一匹だけ離れてるし、
狩っておいた方がいいんじゃないかしら?
voice: vo_adv_7013003_001
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
ん~? 戦ったらその物音でたくさん魔物が寄ってきちゃうよ。
【chara 102611 face 1 (normal)】
だからあの魔物も隠れてやり過ごさなきゃ。
voice: vo_adv_7013003_002
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
そ、そう……
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_7013003_003
ミフユ:
【chara 104811 face 1 (normal)】
行ったわね。【chara 104811 face 2 (joy)】
それじゃ、進みましょうか!
voice: vo_adv_7013003_004
リン:
【chara 102611 face 5 (shy)】
いや、ちょっと休憩しよう。
voice: vo_adv_7013003_005
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
え? 私はまだ全然疲れてないわよ?
voice: vo_adv_7013003_006
リン:
【chara 102611 face 4 (sad)】
あたしが疲れたの。
voice: vo_adv_7013003_007
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
で、でも、さっきから魔物をやり過ごしてばかりで、
時間の割に進めてないじゃない……?
voice: vo_adv_7013003_008
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
さすがに休憩を切り出すには早かったか。さっきも休んだしね。
【chara 102611 face 4 (sad)】
でも歩くの疲れちゃったんだよな~なんか理屈こねて休めないかな~
voice: vo_adv_7013003_009
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
あ、け、けどリンさんの指示に従う約束だものね!
【chara 104811 face 2 (joy)】
分かったわ! 休憩しましょう!
voice: vo_adv_7013003_010
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
そ、そう? 【chara 102611 face 1 (normal)】
じゃあ、あそこの物陰で休もうか。
voice: vo_adv_7013003_011
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_7013003_012
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
いや、せっかくの休憩なんだし
そんな直立しなくてもいいじゃん。
voice: vo_adv_7013003_013
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
わ、分かってるわ。【chara 104811 face 4 (sad)】
けどなんていうか、
やらなきゃいけないことがあるのに休むっていうのが
落ち着かないのよ。
voice: vo_adv_7013003_014
リン:
【chara 102611 face 5 (shy)】
なんも考えないでただ休めばいいんだよ。
【chara 102611 face 1 (normal)】
あたしの言うこと聞く約束でしょ?
voice: vo_adv_7013003_015
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そ、そうね。きちんと休むわ!
voice: vo_adv_7013003_016
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
なんかまだ話が通じてる気がしないけど……【chara 102611 face 1 (normal)】
休めるならいっか。
voice: vo_adv_7013003_017
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
結構休んだわよね? もう移動していいんじゃないかしら。
voice: vo_adv_7013003_018
リン:
【chara 102611 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_7013003_019
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
寝てる!? 【chara 104811 face 4 (sad)】
こんなところで眠れるものなの?
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_7013003_020
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ちょ、ちょっと起きて!
【chara 104811 face 1 (normal)】
ま、魔物の大群が……!!
魔物:
【chara 1611 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_7013003_021
ミフユ:
【chara 104811 face 4 (sad)】
…………通り過ぎていっちゃった。
voice: vo_adv_7013003_022
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
はっ!!
まさかリンさんはあの大群を見越して休憩を指示したの!?
voice: vo_adv_7013003_023
リン:
【chara 102611 face 4 (sad)】
んんぅ? な、なに?
voice: vo_adv_7013003_024
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
リンさん、さすがね!
voice: vo_adv_7013003_025
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
え? う、うん?
voice: vo_adv_7013003_026
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ひょっとして魔物の習性を把握してるのかしら!?
【chara 104811 face 2 (joy)】
だとしたらそれを私にも教えてくれない?
もっと効率的な進行法を編み出せるかもしれないわ!
voice: vo_adv_7013003_027
リン:
【chara 102611 face 4 (sad)】
え、え~~っと……
voice: vo_adv_7013003_028
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
別にそんなの覚えてないよ。
魔物の足音とか気配はなんとなく分かるからそれで進んでるけど
【chara 102611 face 4 (sad)】
この休憩はただ休みたかっただけだし。
voice: vo_adv_7013003_029
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
あたしのこれは、なんていうか、その、長年の経験というか、
【chara 102611 face 4 (sad)】
なんとなくの勘というか……パターン丸暗記なんて、
ゲーム以外でやったことないし。
voice: vo_adv_7013003_030
ミフユ:
【chara 104811 face 6 (surprised)】
ゲームで経験を積んだのね。【chara 104811 face 1 (normal)】
確かに私はそういう経験ないし、
リンさんからしてみれば素人同然ね……
voice: vo_adv_7013003_031
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
み、ミフユさん? あたしの話聞いてる?
voice: vo_adv_7013003_032
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
もちろん聞いてるわ!
voice: vo_adv_7013003_033
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
と、とにかく【chara 102611 face 1 (normal)】
あたしの言うこと聞いてれば大丈夫だから! ねっ!
voice: vo_adv_7013003_034
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
そうよね!
【chara 104811 face 1 (normal)】
私がリンさんの戦わずして勝つやり方をまねようなんて百年早いわよね!
【chara 104811 face 2 (joy)】
もっとじっくり観察して学ばせてもらうわ!
voice: vo_adv_7013003_035
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
た、戦わずして勝つやり方?
【chara 102611 face 4 (sad)】
あたし、そんなのしてるつもりないんだけど……
voice: vo_adv_7013003_036
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
さぁ! 魔物もいなくなったことだし、先に進みましょう!
voice: vo_adv_7013003_037
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
行っちゃった……
【chara 102611 face 5 (shy)】
まぁ、言うこと聞いてもらえるならなんでもいっか。
Choice: (1) …………
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7013003_038
リン:
【chara 102611 face 3 (anger)】
なにさその目。ミフユさんが納得してるんだからいいじゃん。
【chara 102611 face 4 (sad)】
あたしはなにも悪いことしてないよ?
voice: vo_adv_7013003_039
ミフユ:
【chara 104811 face 2 (joy)】
二人とも~! 早く先に進みましょ~!
voice: vo_adv_7013003_040
リン:
【chara 102611 face 6 (surprised)】
いま行く~! 【chara 102611 face 1 (normal)】
ほら、あんたもさっさと行くよ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
慌ててミフユのもとに駆けていくリンと{player}。
3人の塔探索はこのまま無事に終わるのであろうか。