レディが知る真実
再度休憩することにした一行。しかしミサキが差し出したチョコレートへの反応と{player}との会話から、ユカリの隠していた一面が露呈する。ミサキは拗ねて一人で先に進んでしまうのだった。


-------------- situation:
レディが知る真実
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}一行は
ルナの塔のさらに上階へと足を踏み入れていた。

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ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】 ふぅ、ふぅ……結構進んだわね……
【chara 105011 face 6 (surprised)】 ねえ{player}、アンタ疲れてきたんじゃない?
【chara 105011 face 3 (anger)】 ア、アタシは別に大丈夫だけど!

voice: vo_adv_7014003_001
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 魔物もかなり倒してきたものね。
【chara 103411 face 2 (joy)】 この周囲の安全は確保できたみたい。
【chara 103411 face 1 (normal)】 先に進む前に、また少し休憩していきましょう。

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ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 まずは、水分補給かしら。
【chara 103411 face 2 (joy)】 持ってきてるから、少し待っててね。

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ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】 う~ん、いくらユカリさんがしっかりしてるからって、
【chara 105011 face 4 (sad)】 任せっきりなのはレディとして良くないわよね……

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ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】 アタシもなにか……【chara 105011 face 6 (surprised)】 あっ、そうだわ!
【chara 105011 face 1 (normal)】 あれがあったじゃない!

Choice: (1) あれってなに?
----- Tag 1 -----
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ミサキ:
【chara 105011 face 2 (joy)】 ふっふっふ、疲れた体には甘いものをって言うじゃない?
だから持ってきたのよ、このチョコレートをね!

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ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】 お父さんが
【chara 105011 face 3 (anger)】 『これは大人のチョコレートだから食べちゃだめだよ』
【chara 105011 face 1 (normal)】 って戸棚に隠してたくらいだから、【chara 105011 face 2 (joy)】 きっとすっごくおいしいと思うわ!

voice: vo_adv_7014003_007
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】 え? 食べてみたい?
【chara 105011 face 2 (joy)】 仕方がないわね~、ほら、一つあげるわ。
ありがたく食べなさい!

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ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】 どうかしら?
【chara 105011 face 2 (joy)】 ま、アンタのお子ちゃま舌じゃ
このおいしさは分からないかもしれないけどね~

Choice: (2) なんだか頭がふわふわする……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7014003_009
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】 頭がふわふわ?
【chara 105011 face 4 (sad)】 ど、どういうこと?

voice: vo_adv_7014003_010
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 えっと……ミサキちゃん、
そのチョコレート、見せてもらえるかしら。

voice: vo_adv_7014003_011
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 ああ、少しだけ麦しゅわの成分が入ってるみたいね。
【chara 103411 face 1 (normal)】 {player}くんには、ちょっと早かったかも。

voice: vo_adv_7014003_012
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 正真正銘、大人のチョコレートだったみたい。
【chara 103411 face 2 (joy)】 うう~ん、いい香り……♪

voice: vo_adv_7014003_013
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】 あ……そうだったんだ……

voice: vo_adv_7014003_014
ユカリ:
【chara 103411 face 1 (normal)】 ねえねえミサキちゃんっ。
【chara 103411 face 2 (joy)】 せっかくミサキちゃんが持ってきてくれたんだし、
私がチョコレートをもらってもいいかしら?

voice: vo_adv_7014003_015
ミサキ:
【chara 105011 face 1 (normal)】 ええ、もちろんいいわよ。
食べてちょうだい──

Choice: (3) ちょっと待って!
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7014003_016
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 {player}くん? もしかしてその顔……
【chara 103411 face 1 (normal)】 私がミサキちゃんに迷惑かけちゃうんじゃないかって
心配してくれてるの?

voice: vo_adv_7014003_017
ユカリ:
【chara 103411 face 2 (joy)】 ふふ、大丈夫よ。
【chara 103411 face 1 (normal)】 このチョコレートに入ってる程度じゃ、そんなことにはならないわ。

voice: vo_adv_7014003_018
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 だから、ねえお願い……!
【chara 103411 face 6 (surprised)】 一口だけでいいから、ね? ねっ?
【chara 103411 face 2 (joy)】 だってすっごくいい香りがしてるんだもん~

voice: vo_adv_7014003_019
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 確かに、この前は一杯だけでべろんべろんになって、
キミに連れて帰ってもらっちゃったけど……
【chara 103411 face 2 (joy)】 今日は大丈夫よ! きっと!

voice: vo_adv_7014003_020
ミサキ:
【chara 105011 face 6 (surprised)】 べ、べろんべろん?
{player}に連れて帰ってもらった?
【chara 105011 face 4 (sad)】 ど……どういうこと?

voice: vo_adv_7014003_021
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 あ……! なな、なんでもないのよ!?
【chara 103411 face 4 (sad)】 ちょ~っとその時は喉が渇いててお腹も空いてて
一気に飲んだからそうなっただけって言うか……

Choice: (4) 聞かなかったことにしてほしい。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7014003_022
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 そんなのできるわけないでしょ!?
気になってたのよね、ユカリさんが本当はどんな大人なのか。

voice: vo_adv_7014003_023
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 さっきの缶詰も、
ユカリさんが普段食べてるものだったんじゃないの?

voice: vo_adv_7014003_024
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 え、えっと……
【chara 103411 face 4 (sad)】 それは、そのぉ……

voice: vo_adv_7014003_025
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 …………

voice: vo_adv_7014003_026
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_7014003_027
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 つまりユカリさんは、アタシが理想にするような大人のレディじゃなくて
乱れて変なことを言い出したり、
だらしなく寝ちゃったりする人だったってことね?

voice: vo_adv_7014003_028
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 い、いつもじゃないのよ!?
たまにそうなっちゃう時もあるってだけで……

voice: vo_adv_7014003_029
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 本当に?

voice: vo_adv_7014003_030
ユカリ:
【chara 103411 face 4 (sad)】 ……ごめんなさい。
いつもそうなっちゃってますぅ……

voice: vo_adv_7014003_031
ミサキ:
【chara 105011 face 4 (sad)】 はぁ……もう、最悪。
せっかく立派なレディに出会えたと思ったのに……

voice: vo_adv_7014003_032
ミサキ:
【chara 105011 face 3 (anger)】 もういいわ! こんな塔、大人のレディのアタシが
一人でてっぺんまで登ってやるんだから!
アンタたちはここで待ってなさいよ! それじゃあね、バイバイ!

voice: vo_adv_7014003_033
ユカリ:
【chara 103411 face 6 (surprised)】 ミ、ミサキちゃん!?
待ってよ~!?

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 ユカリの声に振り返ることなく、
ミサキは小走りで先へ先へと進んでしまうのだった。