異端の先輩と無敵の保護者
ルナの塔に行くという{player}に同行をかって出たユニだが塔に着いた時点で疲労困憊となり、帰る帰らないの問答をしているとシズルが現れる。彼女の凄まじい圧に当てられ真顔になるユニだった。
-------------- situation:
異端の先輩と無敵の保護者
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ルナの塔?
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
ほう、驚いたぞ同志。
君の口からその名を聞くとは思わなんだ。
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ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
どうやら『ユニ博士』の共同研究者として、
少しは考古を学ぶ気になったようだな。
感心だ、頭を撫でてやろう。
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ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
だが、すまないな後輩。
芽生えたばかりの向学心を摘んでしまうようで忍びないが、
流石のぼくと言えど、世に教えられぬことの一つ二つはあるものだ。
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
例えばルナの塔──その一つがそれでな。
【chara 111011 face 4 (sad)】
学会でも様々に憶測が囁かれるばかりで研究は進んでおらん。
【chara 111011 face 1 (normal)】
文献にその名を見るばかりで謎に包まれている、幻の遺跡なのだよ。
Choice: (1) 行ったことあるよ。
----- Tag 1 -----
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
……え?
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
まじで?
Choice: (2) 今度また行くよ。
----- Tag 2 -----
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ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
ほああああ!
ぼくもぼくも! ぼくも行きたいそこ!
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
おっと、引き籠もりには無理だなんて野暮は言ってくれるなよ同志。
【chara 111011 face 2 (joy)】
太古の浪漫が呼んでいるんだ。
そこに学びがあると言うなら、ぼくは書を閉じ扉を開けるぜ?
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ユニ:
【chara 111011 face 7 (special_a)】
幻の遺跡、未知の怪異、希少な研究素材……
嗚呼、さぞや学術的好奇心の満たされる探索行となるだろう!
【chara 111011 face 2 (joy)】
さあ同志、ぼくを連れてゆくんだ!
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ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
おい同志……なぜぼくを連れてきたんだ……
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ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ひぃ……ふぅ……
こんな森深いとこだなんて聞いてない……
こちとら筋金入りの引き籠もりだぞ……【chara 111011 face 3 (anger)】
貴様ぼくを殺す気か……
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ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
いや、たしかにな? ぼくもあのときは学術的興奮を催して
多少テンション高めの大言を吐いたかもしれないが、
そんなもん一時の気の迷いに決まっとるだろう。止めたまえよ。
Choice: (3) もう着いたよ。
----- Tag 3 -----
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ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
わあいゴールだ~
Choice: (4) スタートだよ。
----- Tag 4 -----
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
左様か。
では帰ろう。
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
なんだね。
なに言ってんだこいつとでも言いたげに
こてんと小首を傾げるんじゃあないよ。
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
いや当然だろう君。
ここまでの行程で、すでに我々は体力の大半を消費している。
【chara 111011 face 4 (sad)】
この状態で魔物ひしめく伏魔殿に乗り込むなど自殺行為にも等しい。
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
いや、言っておくが、これはぼくの幼稚な我儘ではないぞ。
【chara 111011 face 4 (sad)】
{player}君の安全を配慮した上での、苦渋の決断だ。
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ユニ:
【chara 111011 face 4 (sad)】
ちくしょう、せっかくここまで来たのに……!
【chara 111011 face 3 (anger)】
だが、可愛い後輩を危険には晒せない……!
Choice: (5) 僕まだ疲れてないよ。
----- Tag 5 -----
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ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
フッ、分かっているとも。
上級生に迷惑をかけたくない一心で虚勢を張っているのだね。
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ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
いやいや皆まで言うな。
分かっとる、分かっとるよ。
君の本当の気持ちはようく分かっておるから。
voice: vo_adv_7015000_021
ユニ:
【chara 111011 face 2 (joy)】
いやいやいや大丈夫だ、もう何も言うな。
すべてはユニ先輩の我儘ということにしてくれて構わない。
だから君は気に病まなくていいんだ。さあ大手を振って堂々帰ろう。
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
えー、というわけで。
可愛い後輩のため涙を呑んで踵を返すユニ先輩であったとさ。
【chara 111011 face 2 (joy)】
めでたしめでた──
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シズル:
【chara 104911 face 2 (joy)】
大丈夫! お姉ちゃんが来たよ!
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
なに?
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シズル:
【chara 104911 face 4 (sad)】
弟くん、疲れちゃったの?
おんぶしてあげようか? 抱っこの方がいい?
【chara 104911 face 2 (joy)】
お姉ちゃん、キミのためなら何でもしてあげるよ!
voice: vo_adv_7015000_026
シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】
あの塔に入って記憶の手掛かりを探すんだよね?
【chara 104911 face 5 (shy)】
お姉ちゃんも一緒に入るから全部任せて!
【chara 104911 face 2 (joy)】
お姉ちゃんがお姉ちゃんパワーでお姉ちゃん突撃してあげるから!
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ユニ:
【chara 111011 face 1 (normal)】
はて、どうやら例によって君の関係者のようだが……
【chara 111011 face 4 (sad)】
何者だね、この突如現れた押しつけがましいトーンの長身娘は。
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シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】
{player}くんのお姉ちゃんだよ!
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
あ、はい。
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シズル:
【chara 104911 face 6 (surprised)】
そちらは学校の先輩さんだよね!
【chara 104911 face 2 (joy)】
大丈夫、弟くんの交友関係は
姉の義務として可能なかぎり把握してるから!
voice: vo_adv_7015000_031
シズル:
【chara 104911 face 5 (shy)】
よろしくね、ユニちゃん!
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ユニ:
【chara 111011 face 6 (surprised)】
ど、どうも。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
流石のユニさえ真顔にさせる、怒涛のようなシズルの圧であった。