輝く舞台へのいざない
クリスティーナからプロデュースを持ち掛けられたユキだったが、どんな好条件でも自分らしさを貫けないなら断ると返答する。美しさへの美学や姿勢を見せたユキへ、少し興味を持つクリスティーナだった。
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輝く舞台へのいざない
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
塔を登り続けていた一行は、あるフロアで休息を取っていた。
voice: vo_adv_7017003_000
ユキ:
【chara 100811 face 5 (shy)】
なんて美しいんだ……
このまま永遠に眺めていたいよ、完璧なボク……♪
voice: vo_adv_7017003_001
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
それだけ見ていて、よく飽きもしないな。
【chara 107111 face 4 (sad)】
いくら自分の顔でもうんざりしそうなものを。
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ユキ:
【chara 100811 face 2 (joy)】
ボクは世界で一番美しいからね。
【chara 100811 face 1 (normal)】
一分一秒、時間が過ぎるたびに新しい美しさを発見するんだよ。
voice: vo_adv_7017003_003
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
まあ確かに、その見た目の良さだけは認めんこともない。
魔物を魅了する程度には素質も持っているようだしな。
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ワタシが磨けばもっと光るだろうに。
【chara 107111 face 1 (normal)】
オマエにその気があるならプロデュースしてやろうか?
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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
プロデュース?
voice: vo_adv_7017003_006
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ああ。これでもワタシは色々手広くやらせてもらっていてね。
ギルドの財政を支える一大事業を手掛けたこともあるし、
【chara 107111 face 2 (joy)】
とある牧場を観光名所としてプロデュースしたこともある。
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クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
それに今を時めくアイドルの
プロデューサーとしても活動中だ。
voice: vo_adv_7017003_008
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
興味があるならどうだ?
【chara 107111 face 2 (joy)】
ワタシの手にかかれば、ダイヤモンドより
輝かしいスターへ育て上げてみせると約束しよう。
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ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
ボクがスターに……?
【chara 100811 face 1 (normal)】
それってアイドルとしてデビューするってこと?
voice: vo_adv_7017003_010
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ああ、認めざるを得んが、オマエには華がある。
他人に染められない確固たる自分の色を持っている。
voice: vo_adv_7017003_011
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
端から見ていて、確かにクセが強すぎるが……
【chara 107111 face 1 (normal)】
それは言い換えれば、誰にも負けない
絶対の個性があるということだ。
voice: vo_adv_7017003_012
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
想像してみろ。スポットライトが輝くステージで、
何百、何千という人間が
息を呑んでオマエを見つめているその光景を。
voice: vo_adv_7017003_013
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
大勢のみんなが、ボクの魅力に
夢中になってる光景……いいね、ちょっと興味あるかも。
voice: vo_adv_7017003_014
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
でも、クリスティーナさんは
ボクの美しさに見合うステージを用意できるのかな?
voice: vo_adv_7017003_015
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
どういう意味だ?
voice: vo_adv_7017003_016
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
せっかく惚れ込んでくれたのはうれしいけれど……
【chara 100811 face 1 (normal)】
このボクの美しさに競り合って、引き立てられるだけの
ステージを用意できるのかなって。
voice: vo_adv_7017003_017
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
だって、ボクを照らすはずのスポットライトが
自信を無くしちゃったら困るでしょ?
【chara 100811 face 2 (joy)】
ステージの上で、あまりにまぶしく輝くボクを見ちゃってさ。
voice: vo_adv_7017003_018
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクの美しさを引き出せるほどの舞台でないなら、
どこだって大差ないもの。
【chara 100811 face 2 (joy)】
どんな場所にいたって、ボクは完璧に美しいからね♪
voice: vo_adv_7017003_019
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
そんなボクの美しさを今以上に引き出すことが
クリスティーナさんにはできる?
voice: vo_adv_7017003_020
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
このワタシも随分舐められたものだな?
オマエの想像できるレベルなどたかが知れている。
voice: vo_adv_7017003_021
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
そんな領域は容易く飛び越え、本来なら
絶対に手が届かない場所までたどり着いてもらわねば、
ワタシが手掛ける意味がないだろう?
voice: vo_adv_7017003_022
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
もちろん、ワタシが担当する以上は
生半可な出来では世に出さん。
voice: vo_adv_7017003_023
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
朝から晩までトレーニングをみっちり詰め込んだ
クリスティーナ式スパルタ特訓をしてやるぞ。
【chara 107111 face 2 (joy)】
【王宮騎士団(NIGHTMARE)】の新兵も逃げ出すお墨付きだ☆
Choice: (1) それって大丈夫なの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7017003_024
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
そんなに心配そうな顔をするな、坊や。
きちんと調整してあるから安心するがいいよ。
voice: vo_adv_7017003_025
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
大変だったんだぞ?
ひよっこ兵士どもがギリギリ死なん加減を見極めるのはな。
【chara 107111 face 2 (joy)】
訓練の最終日は兵士たちも泣いて感動していたくらいだ☆
voice: vo_adv_7017003_026
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
もちろん待遇にも抜かりはない。
休暇にはワタシの名を冠したリゾートスパで
保養やエステなど行えるように取り計らおう。
voice: vo_adv_7017003_027
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
更にツテのある施設など、オマエがトップに立つための
最高の環境を用意してやる。
ワタシのコネクションを総動員して、な。
voice: vo_adv_7017003_028
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
最高の環境で、最高に美しくなったボクが、
世界を舞台に羽ばたく……
【chara 100811 face 2 (joy)】
うん、ボクにもだんだん見えてきたよ……!
voice: vo_adv_7017003_029
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
なんでこんなにかわいくてカッコよく生まれてしまったのか。
【chara 100811 face 5 (shy)】
そうか、ボクの美しさで世界を幸せにするためだったんだね……!
voice: vo_adv_7017003_030
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
そうだ、オマエのその美貌で! 麗しき瞳で、蠱惑的な声で!
ランドソルの……いや、世界中の人間を骨抜きにしてみせろ!
voice: vo_adv_7017003_031
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
ただし、条件がある。
voice: vo_adv_7017003_032
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ふふ、とどまるところを知らないボクの魅力……
それをもっと磨けるならどんな条件だっていいよ。
【chara 100811 face 2 (joy)】
さあ、ボクに聞かせてみて?
voice: vo_adv_7017003_033
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
ああ……責任もって育ててやる代わりに
売り出し方から衣装まですべてプロデュースさせてもらう。
つまり、ワタシの指示に従ってもらうことが絶対条件だ。
voice: vo_adv_7017003_034
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
なんだ、【chara 100811 face 1 (normal)】
それなら別にいいや。
voice: vo_adv_7017003_035
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
これほどの好条件で首を縦に振らんとは。
【chara 107111 face 4 (sad)】
正直、理解に苦しむところだが……
【chara 107111 face 6 (surprised)】
一応、聞いておこう。いいんだな?
voice: vo_adv_7017003_036
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
うん。だって、ボクは存在するだけで美しいからね。
【chara 100811 face 6 (surprised)】
それを磨くことも、世界にこの美しさを届けることも
嫌いじゃないけれど……
voice: vo_adv_7017003_037
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボクは自分で美しいと思った服しか着るつもりはないんだ。
【chara 100811 face 6 (surprised)】
他人にどれだけ持ち上げられたところでさ、
【chara 100811 face 1 (normal)】
ボク自身が似合ってないって感じたら意味ないでしょ?
voice: vo_adv_7017003_038
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
服は他人に着せられるものじゃない、
【chara 100811 face 2 (joy)】
ボクは自分で選んだ服を着るよ。
voice: vo_adv_7017003_039
クリスティーナ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
【chara 107111 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_7017003_040
クリスティーナ:
【chara 107111 face 2 (joy)】
いいだろう。この話はなかったことにする。
Choice: (2) いいの?
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7017003_041
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
これが新米の兵士どもなら、
地獄の特訓を山盛り追加してやって
ヒィヒィ言うのを愉しんで眺めるところだが……
voice: vo_adv_7017003_042
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
本人にその気がないものを
無理に押し進めたところでモノになるまい。
voice: vo_adv_7017003_043
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
元々、剣を突き付けても動じなかったお嬢ちゃんだ。
力づくで動くはずもなく、財力や権力でも揺さぶれんと分かった。
いくら圧力をかけたところで返答は変わらんだろう。
voice: vo_adv_7017003_044
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
無駄な労力を割くのは愚か者のすることだ。
ここは機が熟すのを待つのが最善……
voice: vo_adv_7017003_045
クリスティーナ:
【chara 107111 face 1 (normal)】
それに……確かめてみたくもある。
【chara 107111 face 2 (joy)】
このお嬢ちゃんが己の力のみで殻を破れるか、
観察してみるのも、また一興……♪
voice: vo_adv_7017003_046
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
そういえばクリスティーナさん。
さっき色々ツテがあるって言ってたけど……
voice: vo_adv_7017003_047
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
どうした。オマエに何か関係があるのか?
voice: vo_adv_7017003_048
ユキ:
【chara 100811 face 1 (normal)】
うん、せっかくだから使わせてもらおうかなって。
voice: vo_adv_7017003_049
クリスティーナ:
【chara 107111 face 6 (surprised)】
オマエはさっきの話を聞いていたのか?
話は白紙に戻すと言ったが。
voice: vo_adv_7017003_050
ユキ:
【chara 100811 face 6 (surprised)】
だって、ボクの美しさに貢献できるんだよ。
【chara 100811 face 1 (normal)】
当然使わせてくれるよね? 【chara 100811 face 2 (joy)】
ねっ、いいでしょ?
voice: vo_adv_7017003_051
クリスティーナ:
【chara 107111 face 4 (sad)】
やはりコイツはよくわからんな……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
純粋な目でお願いをするユキの掴みどころのなさに、
どう対応したものか苦慮するクリスティーナだった。