不吉の予兆
{player}とスズメのもとに現れたシノブは、彼の運勢の悪さを案じ行動を共にする。ドジを悩むスズメに何か言いかけるシノブだったが、急に雨が降り出し、一同は塔の中へと駆け込むのだった。
-------------- situation:
不吉の予兆
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナの塔へとやってきた{player}。
その横には、ドジっ娘メイドのスズメの姿があった。
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スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
ここにあなたの記憶の手がかりがあるんですね。
でしたら──
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スズメ:
【chara 102511 face 2 (joy)】
お家へ帰るまでがなんとやらです。
あなたが怪我をしないように、私も全力で奉公しますから!
【chara 102511 face 1 (normal)】
それでは、さっそく塔の中へ……
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
──ひゃわぁんっ!?
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
……ご、ごめんなさい!
【chara 102511 face 4 (sad)】
あなたを巻き込んで、一緒に転ぶなんて……!
【chara 102511 face 6 (surprised)】
今どきますから……!
Choice: (1) 大丈夫?
----- Tag 1 -----
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
私のせいなのに……【chara 102511 face 5 (shy)】
あなたってかたは。
【chara 102511 face 2 (joy)】
はい、おかげさまでかすり傷一つありません。
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スズメ:
【chara 102511 face 4 (sad)】
どんなに気をつけてもドジをする……情けない限りです。
直せるものなら直したいですけど、こればっかりは……
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
……な、なんて! 反省は大事ですけど、後ろ向きは駄目ですね!
【chara 102511 face 1 (normal)】
さぁ、気を取り直してもう一度!
【chara 102511 face 4 (sad)】
…………ところで、どうやって塔の中へ入るんでしょうか?
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シノブ:
【chara 103113 face 1 (normal)】
なるほど。ここにある術式を使って移動するんですね。
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひゃぁ!? いつの間に女の子が!?
【chara 102511 face 1 (normal)】
…………もしかして、あなたのお知り合いですか?
Choice: (2) シノブちゃんだよ。
----- Tag 2 -----
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シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
…………
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ええと……【chara 102511 face 1 (normal)】
キレイなかたに見つめられちゃうと緊張しちゃいますね!
【chara 102511 face 2 (joy)】
初めまして。私はスズメといいます。
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シノブ:
【chara 103113 face 1 (normal)】
占い師をしているシノブです。そして隣にいるのが私の……
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ドクロ親父:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
【chara 2411 face 1 (normal)】
ひょー! 初々しいメイドちゃんじゃねぇの!
ガキは趣味じゃねぇが、よく見りゃけっこう育ちもいいし……
いいだろう、オレのお世話をさせてやる!
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひゃわぁあ!? ド、ドクロがしゃべってますよ!?
【chara 102511 face 4 (sad)】
魔物ですか!?
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ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
いきなり魔物呼ばわりとは失礼なガキだ!
まぁ、オレは心が広い……
その胸の中で慰めてくれるなら許してやってもいいぞ! うひょひょ~!
voice: vo_adv_7018000_015
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひいぃ!?
こっちに近づかないでください……!
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シノブ:
【chara 103113 face 3 (anger)】
もう……
恥ずかしい真似はやめて。
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ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
いやいや。
オレは霊媒師としてメイドちゃんを調べてあげようと思ってだな……
シノブだって後ろの『アレ』が気になってるんだろ?
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シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
それはそうだけど……
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ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
なら、ここはオレに任せとけ!
メイドちゃんの体を隅々まで舐めるように調べてやるよ!!
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スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
ひぁあ!?
来ないでください、来ないでくださいっ!
……あっ!?
voice: vo_adv_7018000_021
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
手を滑らせて、ステッキが飛んでっちゃいました!!
【chara 102511 face 4 (sad)】
でも一体どこへ……!?
voice: vo_adv_7018000_022
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
それじゃちょっと拝見……ごふぼぉっ!?
voice: vo_adv_7018000_023
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
な、なんで上からでっかい魔物が降ってきやがったんだ……?
voice: vo_adv_7018000_024
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
…………あっ! 私のステッキ、見つけました!
【chara 102511 face 4 (sad)】
でもなんで空から落ちてきたんでしょう……?
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シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
スズメさんが投げ飛ばしたステッキが木に跳ね返った結果、
空を飛んでいた魔物に当たりここへ落ちてきた……
【chara 103113 face 1 (normal)】
といったところでしょうか。つまりこれは……
voice: vo_adv_7018000_026
シノブ:
【chara 103113 face 3 (anger)】
天罰だよ、お父さん。
voice: vo_adv_7018000_027
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
え? お、お父さんなんですか!?
【chara 102511 face 4 (sad)】
ごごご、ごめんなさい……! 私のドジのせいで……!
voice: vo_adv_7018000_028
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
いいえ。お気になさらず。
【chara 103113 face 1 (normal)】
父はかつて高名な霊媒師だったのですが……
voice: vo_adv_7018000_029
シノブ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
【chara 103113 face 4 (sad)】
ご覧の通り、今では娘の前で堂々と醜態をさらす
迷惑なドクロに成り果ててしまいました。
【chara 103113 face 1 (normal)】
ですので、多少痛い目に遭っても問題ありません。
voice: vo_adv_7018000_030
ドクロ親父:
【chara 2411 face 1 (normal)】
シノブが冷たいよぉ……
Choice: (3) どうしてここにいるの?
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7018000_031
シノブ:
【chara 103113 face 4 (sad)】
実は、{player}さんの運勢を占ったところ……
悪い結果が出ました。
【chara 103113 face 1 (normal)】
なので今日は、その忠告をしようと追いかけてきたんです。
voice: vo_adv_7018000_032
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
えっ!? このかたの身に危険が!?
【chara 102511 face 4 (sad)】
もしかして、ここで何か起こるんじゃ!?
【chara 102511 face 6 (surprised)】
それなら家で大人しくしていれば大丈夫ですか!?
voice: vo_adv_7018000_033
シノブ:
【chara 103113 face 4 (sad)】
よほどのことがない限り、出来事を変えても運命は変えられません。
【chara 103113 face 1 (normal)】
{player}さんの身に降りかかる不幸をそばで見張り、
一緒に対処するのがよいかと思います。
voice: vo_adv_7018000_034
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
そうなんですか……
【chara 102511 face 4 (sad)】
うーん。{player}さん、どうしましょうか?
Choice: (4) それでも塔へ行く。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7018000_035
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
あなたの大事な記憶を、早く取り戻したいですもんね。
【chara 102511 face 2 (joy)】
それなら私も、最後までおそばにいます!
ドジをするメイドだって、やる時はやりますよ!!
voice: vo_adv_7018000_036
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
あの、スズメさん。その件で少しお話が……
voice: vo_adv_7018000_037
スズメ:
【chara 102511 face 1 (normal)】
はい、なんでしょう?
voice: vo_adv_7018000_038
シノブ:
【chara 103113 face 1 (normal)】
先ほどご自身のことを『ドジをするメイド』と言っていましたが、
もしかしたらその原因は……
voice: vo_adv_7018000_039
スズメ:
【chara 102511 face 6 (surprised)】
はっ!? 待ってください、急に雨が降ってきましたよ!?
【chara 102511 face 4 (sad)】
さっきまであんなに天気がよかったのに……
濡れちゃう前に塔の中へ入っちゃいましょう!
voice: vo_adv_7018000_040
シノブ:
【chara 103113 face 6 (surprised)】
え? は、はい……!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
遠くで唸る雷鳴……
それは{player}たちに起こる不吉の予兆のようだった。