団長の勘違い
魔物を次々に倒すジュンの姿に感動するモニカは、ジュンから小さな子供として接される。戦果を上げれば誤解も解けるかと魔物を倒すが、やはり子供として接してくるジュンをもどかしく思うモニカだった。
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団長の勘違い
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ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
魔物を退けながら
{player}たちはルナの塔を進んでいた。
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モニカ：
【chara 105311 face 1 (normal)】
さすがジュン殿だ。
【chara 105311 face 2 (joy)】
魔物の数などものともしない。【chara 105311 face 6 (surprised)】
我らの出番すらなかったな！
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モニカ：
【chara 105311 face 1 (normal)】
噂によれば団員たちも選りすぐりの戦士なのだとか。
そんな猛者たちが一つにまとまっているのも
ひとえにジュン殿の力があってこそなのだろう。
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モニカ：
【chara 105311 face 2 (joy)】
やはり【王宮騎士団（NIGHTMARE）】こそが、
我がギルドの目指すべき理想だ！
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モニカ：
【chara 105311 face 1 (normal)】
ジュン殿、上に立つ者としての心得を
教えてはもらえないだろうか！？
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
ええと……私自身、本当に大したことはないんだ。
主な任務は門番だからね。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
私の周りにいる子たちが優秀なので、
色々任せてしまっている。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
つまり私は、お飾りの団長だ。
情けない話だけどね。
そんな私でも一つ言えるとすれば……
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ジュン：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
モニカちゃんは一生懸命だ。それにしっかりしてる。
大きくなったら、きっと素晴らしいリーダーになるさ。
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モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
………………ん？
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モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
大きくなったら？
【chara 105311 face 4 (sad)】
もしや私を子供だと思っているのでは……
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モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
いやいや！ きっと言葉のあやだ！
【chara 105311 face 1 (normal)】
ジュン殿は私に、人としてもっと成長するべきだと、
そうアドバイスしたかったのだろう！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
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モニカ：
【chara 105311 face 3 (anger)】
むっ！？
また魔物の群れか！？
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
二人とも下がっていてくれ。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
はぁあっ！！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
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モニカ：
【chara 105311 face 1 (normal)】
おおっ！ 【chara 105311 face 2 (joy)】
見事な剣さばきだ！！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7019001_015
モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
お、こっちにもいるな。
【chara 105311 face 1 (normal)】
ならば私もっ！！
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モニカ：
【chara 105311 face 3 (anger)】
そこだっ！！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_7019001_017
モニカ：
【chara 105311 face 1 (normal)】
戦えると分かれば、
ジュン殿も私を子供とは思うまい！
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モニカ：
【chara 105311 face 2 (joy)】
よし、貴公はここで待っていてくれ。
【chara 105311 face 1 (normal)】
私はジュン殿の助太刀に──
voice: vo_adv_7019001_019
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
ふぅ……
これで終わりかな。
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モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
うお！？
一人でこの魔物たちを片付けてしまったのか！？
voice: vo_adv_7019001_021
モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
さ、さすがジュン殿だ。
【chara 105311 face 1 (normal)】
私ももっと戦果を上げられるよう、見習わなければな……
voice: vo_adv_7019001_022
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや、その必要はない。
モニカちゃんは期待以上の活躍をしてくれたよ。
voice: vo_adv_7019001_023
モニカ：
【chara 105311 face 2 (joy)】
ほ、本当か！？
voice: vo_adv_7019001_024
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
でも……危険なことは私に任せてほしい。
私が無理なら、少年を頼ってほしい。
voice: vo_adv_7019001_025
ジュン：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
モニカちゃんに何かあったら、
ご両親に申し訳ないからね。
voice: vo_adv_7019001_026
モニカ：
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ご、ご両親…………
voice: vo_adv_7019001_027
モニカ：
【chara 105311 face 4 (sad)】
もはや勘違いのしようがない……
確実に子供扱いされている……
voice: vo_adv_7019001_028
ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
しかし、モニカちゃんはすごいな。
まだ子供なのに、自分より大きな魔物に立ち向かうとは。
その勇気、敬意に値する。
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ジュン：
【chara 104711 face 1 (normal)】
さて。次へ進む前に、私が偵察へ行ってこよう。
二人はここで待っててくれ。
voice: vo_adv_7019001_030
モニカ：
【chara 105311 face 4 (sad)】
…………
Choice: (1) どうしたの？
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モニカ：
【chara 105311 face 4 (sad)】
いや……いつもなら言い返すところだが。
相手が憧れのジュン殿かと思うと……
voice: vo_adv_7019001_032
モニカ：
【chara 105311 face 4 (sad)】
はぁ…………
怒るに怒れん…………
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
尊敬するジュンを相手に、複雑な気持ちを抱くモニカなのだった。