憧れを追いかけて
ジュンに自分は子供ではないと伝えるモニカ。誤解は解けたが、やはり続く気遣いに落ち込む。{player}からもらった飴を食べて元気を取り戻し、認めてもらうためにとやる気を見せるのだった。
-------------- situation:
憧れを追いかけて
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}たちは、
立ちふさがる魔物たちを倒しながら、ルナの塔を進んでいた。
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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
まだ先は長そうだ。
少し休憩を入れた方がいいかな?
Choice: (1) まだ大丈夫だよ。
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7019002_001
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
軍人たるもの基礎鍛錬は日課!
【chara 105311 face 1 (normal)】
私も問題ないぞ!
voice: vo_adv_7019002_002
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
そうか。毎日鍛錬を欠かさないなんて、モニカちゃんはすごいな。
でも、疲れてしまったらすぐに教えてくれ。約束の指切りだ。
voice: vo_adv_7019002_003
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ゆ、指切り……
voice: vo_adv_7019002_004
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ん。確かに、約束した。
しかし、モニカちゃんの指は小さいな。
voice: vo_adv_7019002_005
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ぐぅ……ジュン殿につられてつい指を伸ばしてしまったが……
ジュン殿はやはり私を子供扱いしているな……
voice: vo_adv_7019002_006
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
いや、この外見だ。致し方あるまい。
【chara 105311 face 1 (normal)】
ここは冷静に真実を伝えるのが、大人の対応というものだろう。
voice: vo_adv_7019002_007
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
ジュン殿……実は大事な話がある。
voice: vo_adv_7019002_008
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ん?
voice: vo_adv_7019002_009
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
そのだな……
【chara 105311 face 1 (normal)】
私は、子供ではないのだ。
voice: vo_adv_7019002_010
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
ゆえに私のことを
もう少し頼ってもらえるとありがたい。
voice: vo_adv_7019002_011
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ええと……そうか。
その、すまない。
voice: vo_adv_7019002_012
ジュン:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
【chara 104711 face 1 (normal)】
確かにモニカちゃんは
他の子供たちよりもしっかりしている。
これからは危険がない範囲で、その自立性を尊重しよう。
voice: vo_adv_7019002_013
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
ち……
voice: vo_adv_7019002_014
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
違う!!
私は立派な大人だっ!!
voice: vo_adv_7019002_015
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
………………え?
voice: vo_adv_7019002_016
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……なるほど。
少年の話を聞くまでは正直、半信半疑だったが……
ギルドを設立できたことも考えれば、そういうことなんだろう。
voice: vo_adv_7019002_017
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
モニカちゃん、すまなかった。
この通り、私は無骨なところがあり……嫌な思いをさせた。
voice: vo_adv_7019002_018
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
ジュン殿、そんなに謝らないでくれ!
それに……
voice: vo_adv_7019002_019
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
これぐらいで目くじらを立てるようでは
それこそ大人げないというもの。
【chara 105311 face 2 (joy)】
今までのことは水に流そう!
voice: vo_adv_7019002_020
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
ありがとう、モニカちゃん。
voice: vo_adv_7019002_021
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
過ちを認める潔さ。頭を下げてくれる誠実さ。
【chara 105311 face 2 (joy)】
これこそがジュン殿だ!
voice: vo_adv_7019002_022
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
これでようやく私を
一人前の大人として、対等に扱ってくれるだろう!
voice: vo_adv_7019002_023
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
では、気を取り直して先へ進もう!!
voice: vo_adv_7019002_024
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……と思ってたのに。
voice: vo_adv_7019002_025
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ふぅ……だいぶのぼってきたな。
【chara 105311 face 4 (sad)】
少々暑くなってきたぞ。汗が止まらん。
voice: vo_adv_7019002_026
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
モニカちゃん。
私がいつも携帯している水筒があるから使ってくれ。
それとハンカチも。風邪をひいたら大変だ。
voice: vo_adv_7019002_027
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
ええと私は……【chara 105311 face 1 (normal)】
いや、厚意を無下にするのも申し訳ない。
ありがたく、お借りしよう……
voice: vo_adv_7019002_028
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ぜぇ、はぁ……
【chara 105311 face 3 (anger)】
なんだこの階段の数は……!
いやがらせにもほどがあるぞ……!!
voice: vo_adv_7019002_029
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
おっ、わわっ!?
voice: vo_adv_7019002_030
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
大丈夫か?
……と、すまない。勝手に持ち上げてしまった。
voice: vo_adv_7019002_031
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
両脇を持ち上げられ、足もつかないこの状況……【chara 105311 face 3 (anger)】
屈辱的だ……!
いくら尊敬するジュン殿でも、ここは私の威厳のために言わねば!
voice: vo_adv_7019002_032
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
…………だ。
voice: vo_adv_7019002_033
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
大丈夫だ!
助けてもらって感謝する!!
voice: vo_adv_7019002_034
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
はぁ……
voice: vo_adv_7019002_035
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
……ここで一旦休憩しようか。
私は少し偵察してくるから、待っていてくれ。
voice: vo_adv_7019002_036
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
で、では私も共に行こう!
voice: vo_adv_7019002_037
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】
いや……モニカちゃんは、少年のそばにいてほしい。
すぐ戻るよ。
voice: vo_adv_7019002_038
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_7019002_039
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】
なぜだっ!?
扱いがまったくもって変わってなくないか!?
私は非力な子供ではない!!
Choice: (2) 飴を差し出す。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7019002_040
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
おおっ!? もらっていいのか!?
voice: vo_adv_7019002_041
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
……ではなく。
そ、そういう子供じみた甘味など、私は好かんのだ。
【chara 105311 face 3 (anger)】
一人で食べてくれ!!
Choice: (3) いただきます。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7019002_042
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
……………
voice: vo_adv_7019002_043
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
な、なんだこっちを見て。
え? よだれが出てる!?
【chara 105311 face 3 (anger)】
……って、うそをつくな!!
voice: vo_adv_7019002_044
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
コホン、【chara 105311 face 1 (normal)】
貴公の気遣いには感謝する。
どうせ私が落ち込んでいると思っているのだろう?
【chara 105311 face 4 (sad)】
……その通りだ。
voice: vo_adv_7019002_045
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
大人だと理解してもらっても、私はこのような姿だからな。
どうしたって子供のように扱われてしまう。
【chara 105311 face 1 (normal)】
しかし、心は立派な大人で、誇り高き軍人なのだ。
voice: vo_adv_7019002_046
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ジュン殿に悪気がないのは分かっている。
それでも……
voice: vo_adv_7019002_047
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】
ジュン殿に対等に扱ってもらえないのは、
少し寂しいな……
voice: vo_adv_7019002_048
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
……ん? なんだ?
【chara 105311 face 3 (anger)】
何度差し出されても、私は絶対に食べないぞ!
Choice: (4) お菓子は子供も大人も好きだよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7019002_049
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】
……ま、まぁそうだな。
【chara 105311 face 1 (normal)】
甘味というのはエネルギー補給に最適だ。
【chara 105311 face 2 (joy)】
補給するのに、子供も大人も関係はないな!
voice: vo_adv_7019002_050
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
軍人たるもの、健康管理を第一にしなくては。
ちょうどお腹も空いてきたし、【chara 105311 face 2 (joy)】
いただこう!
voice: vo_adv_7019002_051
モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】
ん~~~!! 砂糖を溶かしただけのものが、
どうしてこれほど人を幸せにしてくれるのだろうか!!
voice: vo_adv_7019002_052
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
よし! 元気が出てきたぞ!
そしてやる気もな!
voice: vo_adv_7019002_053
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】
このまま落ち込んでいても仕方あるまい。
【chara 105311 face 2 (joy)】
貴公、私はやるぞ!
【chara 105311 face 1 (normal)】
ジュン殿に認めてもらうために!!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
お菓子を食べてすっかり元気になったモニカ。
そんなモニカに、
{player}はエールの拍手を送るのだった。