憧れを追いかけて
ジュンに自分は子供ではないと伝えるモニカ。誤解は解けたが、やはり続く気遣いに落ち込む。{player}からもらった飴を食べて元気を取り戻し、認めてもらうためにとやる気を見せるのだった。


-------------- situation:
憧れを追いかけて
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 {player}たちは、
立ちふさがる魔物たちを倒しながら、ルナの塔を進んでいた。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 まだ先は長そうだ。
少し休憩を入れた方がいいかな?

Choice: (1) まだ大丈夫だよ。
----- Tag 1 -----
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モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】 軍人たるもの基礎鍛錬は日課!
【chara 105311 face 1 (normal)】 私も問題ないぞ!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 そうか。毎日鍛錬を欠かさないなんて、モニカちゃんはすごいな。
でも、疲れてしまったらすぐに教えてくれ。約束の指切りだ。

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ゆ、指切り……

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……ん。確かに、約束した。
しかし、モニカちゃんの指は小さいな。

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ぐぅ……ジュン殿につられてつい指を伸ばしてしまったが……
ジュン殿はやはり私を子供扱いしているな……

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 いや、この外見だ。致し方あるまい。
【chara 105311 face 1 (normal)】 ここは冷静に真実を伝えるのが、大人の対応というものだろう。

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 ジュン殿……実は大事な話がある。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ん?

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 そのだな……
【chara 105311 face 1 (normal)】 私は、子供ではないのだ。

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 ゆえに私のことを
もう少し頼ってもらえるとありがたい。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ええと……そうか。
その、すまない。

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ジュン:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 【chara 104711 face 1 (normal)】 確かにモニカちゃんは
他の子供たちよりもしっかりしている。
これからは危険がない範囲で、その自立性を尊重しよう。

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 ち……

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 違う!!
私は立派な大人だっ!!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ………………え?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……なるほど。
少年の話を聞くまでは正直、半信半疑だったが……
ギルドを設立できたことも考えれば、そういうことなんだろう。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 モニカちゃん、すまなかった。
この通り、私は無骨なところがあり……嫌な思いをさせた。

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 ジュン殿、そんなに謝らないでくれ!
それに……

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 これぐらいで目くじらを立てるようでは
それこそ大人げないというもの。
【chara 105311 face 2 (joy)】 今までのことは水に流そう!

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ありがとう、モニカちゃん。

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 過ちを認める潔さ。頭を下げてくれる誠実さ。
【chara 105311 face 2 (joy)】 これこそがジュン殿だ! 

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 これでようやく私を
一人前の大人として、対等に扱ってくれるだろう! 

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モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】 では、気を取り直して先へ進もう!!

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ……と思ってたのに。

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ふぅ……だいぶのぼってきたな。
【chara 105311 face 4 (sad)】 少々暑くなってきたぞ。汗が止まらん。

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 モニカちゃん。
私がいつも携帯している水筒があるから使ってくれ。
それとハンカチも。風邪をひいたら大変だ。

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ええと私は……【chara 105311 face 1 (normal)】 いや、厚意を無下にするのも申し訳ない。
ありがたく、お借りしよう……

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ぜぇ、はぁ……
【chara 105311 face 3 (anger)】 なんだこの階段の数は……!
いやがらせにもほどがあるぞ……!!

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 おっ、わわっ!?

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ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 大丈夫か?
……と、すまない。勝手に持ち上げてしまった。

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 両脇を持ち上げられ、足もつかないこの状況……【chara 105311 face 3 (anger)】 屈辱的だ……!
いくら尊敬するジュン殿でも、ここは私の威厳のために言わねば! 

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 …………だ。

voice: vo_adv_7019002_033
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 大丈夫だ!
助けてもらって感謝する!!

voice: vo_adv_7019002_034
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 はぁ……

voice: vo_adv_7019002_035
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 ……ここで一旦休憩しようか。
私は少し偵察してくるから、待っていてくれ。

voice: vo_adv_7019002_036
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 で、では私も共に行こう!

voice: vo_adv_7019002_037
ジュン:
【chara 104711 face 1 (normal)】 いや……モニカちゃんは、少年のそばにいてほしい。
すぐ戻るよ。

voice: vo_adv_7019002_038
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 …………

voice: vo_adv_7019002_039
モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 なぜだっ!?
扱いがまったくもって変わってなくないか!?
私は非力な子供ではない!!

Choice: (2) 飴を差し出す。
----- Tag 2 -----
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モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】 おおっ!? もらっていいのか!?

voice: vo_adv_7019002_041
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ……ではなく。
そ、そういう子供じみた甘味など、私は好かんのだ。
【chara 105311 face 3 (anger)】 一人で食べてくれ!!

Choice: (3) いただきます。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7019002_042
モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ……………

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 な、なんだこっちを見て。
え? よだれが出てる!?
【chara 105311 face 3 (anger)】 ……って、うそをつくな!!

voice: vo_adv_7019002_044
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 コホン、【chara 105311 face 1 (normal)】 貴公の気遣いには感謝する。
どうせ私が落ち込んでいると思っているのだろう?
【chara 105311 face 4 (sad)】 ……その通りだ。

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 大人だと理解してもらっても、私はこのような姿だからな。
どうしたって子供のように扱われてしまう。
【chara 105311 face 1 (normal)】 しかし、心は立派な大人で、誇り高き軍人なのだ。

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ジュン殿に悪気がないのは分かっている。
それでも……

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ジュン殿に対等に扱ってもらえないのは、
少し寂しいな……

voice: vo_adv_7019002_048
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ……ん? なんだ?
【chara 105311 face 3 (anger)】 何度差し出されても、私は絶対に食べないぞ!

Choice: (4) お菓子は子供も大人も好きだよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7019002_049
モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ……ま、まぁそうだな。
【chara 105311 face 1 (normal)】 甘味というのはエネルギー補給に最適だ。
【chara 105311 face 2 (joy)】 補給するのに、子供も大人も関係はないな!

voice: vo_adv_7019002_050
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 軍人たるもの、健康管理を第一にしなくては。
ちょうどお腹も空いてきたし、【chara 105311 face 2 (joy)】 いただこう!

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モニカ:
【chara 105311 face 2 (joy)】 ん~~~!! 砂糖を溶かしただけのものが、
どうしてこれほど人を幸せにしてくれるのだろうか!!

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 よし! 元気が出てきたぞ!
そしてやる気もな!

voice: vo_adv_7019002_053
モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 このまま落ち込んでいても仕方あるまい。
【chara 105311 face 2 (joy)】 貴公、私はやるぞ!
【chara 105311 face 1 (normal)】 ジュン殿に認めてもらうために!!

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 お菓子を食べてすっかり元気になったモニカ。
そんなモニカに、
{player}はエールの拍手を送るのだった。