可能性は無限大
タマキはたい焼きの食材が見つからないことを嘆き、魔物を使ってたい焼きを作る。意外と好評な魔物たい焼きに喜ぶタマキだったが、マヒルの一言でたい焼きの本質を思い返し、再び食材探しに闘志を燃やす。
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可能性は無限大
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
塔を進むにつれ、魔物たちの襲撃は激しさを増していった。
voice: vo_adv_7020003_000
マヒル:
【chara 103311 face 4 (sad)】
うへ~、今の魔物はなかなか手強かったべ。
【chara 103311 face 1 (normal)】
でも、マキマキとあんちゃんがいればなんも怖くねぇべさ!
voice: vo_adv_7020003_001
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……ない……
voice: vo_adv_7020003_002
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
マキマキ? どうしただか?
voice: vo_adv_7020003_003
タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
にゃー! たい焼きの食材が全然見つからないにゃー!
あずきや砂糖を落とす魔物の一匹や二匹出てくるにゃー!
voice: vo_adv_7020003_004
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
そ、そんな都合のいい魔物いるべか……?
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タマキ:
【chara 104611 face 3 (anger)】
何の成果も上げられずに帰るなんてできないにゃ!
【chara 104611 face 4 (sad)】
せめてあずきや砂糖に代わる食材が見つけられれば……【chara 104611 face 6 (surprised)】
ん?
これは……いける、かもしれないにゃ……
voice: vo_adv_7020003_006
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
倒した魔物を見つめてどうしただ?
【chara 103311 face 4 (sad)】
……まさか。
voice: vo_adv_7020003_007
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
そのまさかにゃ。【chara 104611 face 2 (joy)】
魔物を食材にしたたい焼きを作るにゃ!
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マヒル:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 103311 face 6 (surprised)】
お、落ち着くべマキマキ! 【chara 103311 face 4 (sad)】
そんなの作っても
誰も買ってくんねぇべさ!
Choice: (1) 結構おいしいよ?
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マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
あ、あんちゃん!?
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タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
キミならそう言うと思ったにゃ。
【chara 104611 face 1 (normal)】
たい焼きの具の可能性は無限大! ものは試しにゃ!
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃにゃにゃにゃにゃー!
voice: vo_adv_7020003_011
マヒル:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 103311 face 6 (surprised)】
この常識にとらわれない発想と行動力。
【chara 103311 face 1 (normal)】
たい焼きの具よりもお笑い芸人の可能性の方が無限大だべ……!
voice: vo_adv_7020003_012
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
できたにゃ! 即興魔物たい焼き、めしあがれにゃ!
voice: vo_adv_7020003_013
マヒル:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 103311 face 4 (sad)】
うぅ、食べ物は粗末にできねぇからな。もぐ、もぐ……
【chara 103311 face 6 (surprised)】
……え? これ、意外とうまい……?
voice: vo_adv_7020003_014
タマキ:
【chara 104611 face 2 (joy)】
にゃはは! これがたい焼きの底力にゃ!
【chara 104611 face 6 (surprised)】
……まさか、これが探していた食材……?
voice: vo_adv_7020003_015
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
にゃにゃにゃんと!
【chara 104611 face 2 (joy)】
究極のたい焼きはここにあったのにゃー!
voice: vo_adv_7020003_016
マヒル:
【chara 104611 face 1 (normal)】
【chara 103311 face 6 (surprised)】
でも、この濃い味付けとおなかにたまる重みは
おやつって言うよりおかずじゃねぇべか……?
voice: vo_adv_7020003_017
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
……たい焼きの可能性を下方修正するにゃ!
【chara 104611 face 3 (anger)】
手軽に食べられるおやつ感こそがたい焼きの本質、
そこだけは譲っちゃダメなのにゃ!
voice: vo_adv_7020003_018
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
……でも、砂糖を足せばおやつっぽくならないかにゃ?
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マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
ならねぇべや!
voice: vo_adv_7020003_020
タマキ:
【chara 104611 face 4 (sad)】
うぅ、仕方ない、魔物たい焼きは諦めるにゃ。
【chara 104611 face 3 (anger)】
けど、まだまだ塔は続いてるにゃ!
【chara 104611 face 1 (normal)】
こんな所で妥協してちゃいけないってことにゃ!
voice: vo_adv_7020003_021
タマキ:
【chara 104611 face 1 (normal)】
未知の食材があたしを呼んでるにゃー!
voice: vo_adv_7020003_022
マヒル:
【chara 103311 face 6 (surprised)】
あのへこたれないハートの強さ、見習いたいべ。
【chara 103311 face 3 (anger)】
オラが心の底からツッコめる安心感……【chara 103311 face 4 (sad)】
やっぱりマキマキはオラの……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
どこか複雑な表情でタマキを見つめるマヒルだった。