毒も薬も使いよう
休憩中、ミツキへの警戒を解けないでいるトモ。しかしミツキの言葉を聞き、行動を見たことで考えを改める。そしていつもの調子を取り戻し、ミツキと共に{player}をからかうのだった。


-------------- situation:
毒も薬も使いよう
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 立ちふさがる魔物との戦闘を繰り返しながら、
ルナの塔を引き続き登ってゆく3人。

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トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】 ふぅ。【chara 103711 face 2 (joy)】 ずいぶんと魔物を倒してきたけど、
ようやく落ち着いたね。

Choice: (1) 少し休憩しようか。
----- Tag 1 -----
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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 私はまだ平気だけど……【chara 103711 face 1 (normal)】 確かに今のうちに
休んでおいた方がよさそうだね。
ミツキさんもそれでいいですか?

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ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 私は少し疲れちゃったからその方が助かるわ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 あれから不審な素振りは見せてないけど、
やっぱり何か引っかかるんだよな……

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 鍛えてるトモちゃんには余計なお世話かもしれないけど、
疲れが取れる特製のハーブティーを淹れさせてもらうわね。

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トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 余計なお世話だなんて。【chara 103711 face 1 (normal)】 ありがたくいただきますよ。

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トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】 うーん、悪い方に考えすぎかな。
本当の悪人と{player}さんが仲良くするとも思えないし。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 すぐに準備するから、ちょっと待っててちょうだい。

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ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 さぁ、どうぞ召し上がれ。

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 ずいぶんと変わった匂いですね。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 何種類も薬草をブレンドしてるからね。
【chara 105111 face 6 (surprised)】 でも味は悪くないわよ?

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 それじゃあ……【chara 103712 face 1 (normal)】 いただきます。ごくっ。

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トモ:
【chara 103712 face 2 (joy)】 ……ほんとだ、匂いからは想像できない上品な味。

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ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】 ふふっ。飲んじゃったわね。

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トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 えっ!? ま、まさか毒を!?

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ミツキ:
【chara 105111 face 3 (anger)】 そう、それは毒草を何種類もブレンドした特製のお茶。
さぁ、どんどん体から力が抜けていくはずよ。

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トモ:
【chara 103711 face 3 (anger)】 くっ、油断した。やっぱり……

voice: vo_adv_7021003_017
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 なーんて、冗談よ。
【chara 105111 face 1 (normal)】 毒なんてないわ。リラックス効果はあるけどね。

voice: vo_adv_7021003_018
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】 ど、どういうことですか?

voice: vo_adv_7021003_019
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】 だってトモちゃん、さっきからずーっと私のことを
警戒してるんですもの。

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ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 魔物だけじゃなくて私にまで気を張ってたら
この先持たないわよ?

voice: vo_adv_7021003_021
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 ……気付いてたんですね。

voice: vo_adv_7021003_022
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 当然よ。
だてに経験を積んでないからね。

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トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 疑うようなことをしてすみません。

voice: vo_adv_7021003_024
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 謝ることじゃないわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】 それがトモちゃんのお仕事だもの。

voice: vo_adv_7021003_025
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 それに、毒草を何種類もブレンドしたっていうのは、嘘じゃないし。

voice: vo_adv_7021003_026
トモ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 えっ!?

voice: vo_adv_7021003_027
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 高温で炒ったから毒は飛んでるけどね。
【chara 105111 face 1 (normal)】 塔の外で話した、毒も薬も使いようっていうのを
身をもって体験してもらおうかな、って。

voice: vo_adv_7021003_028
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 …………

voice: vo_adv_7021003_029
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 あ、また信用できないって顔してるわね。
【chara 105111 face 1 (normal)】 それならそのお茶を貸してちょうだい。

voice: vo_adv_7021003_030
ミツキ:
【chara 103712 face 6 (surprised)】 【chara 105111 face 1 (normal)】 ごく、ごく……
【chara 105111 face 2 (joy)】 ほら、これで少しは信じてもらえるかしら。

voice: vo_adv_7021003_031
トモ:
【chara 103712 face 4 (sad)】 私は……

voice: vo_adv_7021003_032
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 いいのよ、【chara 105111 face 1 (normal)】 少し信じてもらえるだけで。
今は{player}君の記憶の手がかりを探す
仲間なんですもの。

voice: vo_adv_7021003_033
トモ:
【chara 103712 face 1 (normal)】 ……はい。

voice: vo_adv_7021003_034
ミツキ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】 ところで、{player}君。
ずいぶんと物欲しそうな顔してるわね。

voice: vo_adv_7021003_035
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】 そうよね。私とトモちゃんだけ飲んで、君だけ
仲間外れはつらいわよね、【chara 105111 face 1 (normal)】 さぁ、お飲みなさい。
このコップでね……【chara 105111 face 5 (shy)】 あら、照れているの?

voice: vo_adv_7021003_036
トモ:
【chara 103712 face 2 (joy)】 ……ふふっ。
私は気にしないから飲みなよ。
【chara 103712 face 5 (shy)】 ほら、私が口をつけたところはここだよ。

voice: vo_adv_7021003_037
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】 私はここね。
【chara 105111 face 5 (shy)】 さぁ、どっちから飲むのかしら。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 いつもの調子を取り戻したトモと、
いつも通りのミツキに翻弄されながら、
{player}は塔を登っていくのであった。