からかって、つながって
{player}と共にいる深月を不審者だと思い警戒する智。しかしハチに刺された子どもを懸命に手当する姿を見て考えを改める。帰路、打ち解けた智は深月の活躍を褒めちぎりながらからかうのだった。
-------------- situation:
からかって、つながって
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
強大な魔物たちと対峙した{player}たち。
その後、ルナの塔の床一面は、ミツキの毒により討伐された魔物で
埋め尽くされていた。
voice: vo_adv_7021005_000
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
これは……壮絶な光景だね。
voice: vo_adv_7021005_001
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
ふふっ、十分すぎるほどデータが集められて満足だわ。
【chara 105111 face 1 (normal)】
魔物の体もきちんと調べないと……【chara 105111 face 6 (surprised)】
あら?
これは何かしら。
voice: vo_adv_7021005_002
トモ:
【chara 103711 face 6 (surprised)】
不思議な石ですね。
塔の壁や床とも違うし、それに淡く光ってる……?
voice: vo_adv_7021005_003
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
……なるほど。
これが{player}君の探していた記憶の手がかりなのね。
voice: vo_adv_7021005_004
トモ:
【chara 105111 face 6 (surprised)】
【chara 103711 face 1 (normal)】
こんな石に記憶の手がかりがあるなんて、
にわかには信じがたいけど……
【chara 103711 face 6 (surprised)】
ん!? 急に光が強くなってきた…!? 【chara 103711 face 4 (sad)】
まぶしいっ……!
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7021005_005
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
さっき話した通り、君には数十年ぶりに山で目撃された
植物の探索を手伝ってもらうわ。
voice: vo_adv_7021005_006
深月:
【chara 105131 face 2 (joy)】
見つかるまでは帰さないつもりだから覚悟してね♪
voice: vo_adv_7021005_007
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
あれ~? {player}さんじゃないか。
【chara 103731 face 1 (normal)】
こんなところで会うなんて、奇遇だね。
voice: vo_adv_7021005_008
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
あなたは……
{player}君のお友達?
voice: vo_adv_7021005_009
智:
【chara 103731 face 3 (anger)】
はじめまして。御久間智といいます。
{player}さんが不審な、【chara 103731 face 1 (normal)】
じゃなくて。
【chara 103731 face 2 (joy)】
きれいな人と一緒にいたので、気になって声をかけました。
voice: vo_adv_7021005_010
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
今、不審なって言われた気がしたけれど……
気のせいよね……?
voice: vo_adv_7021005_011
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
そ、そうなのね。
【chara 105131 face 1 (normal)】
私は宵ヶ浜深月。
{player}君には研究の手伝いをしてもらっているの。
voice: vo_adv_7021005_012
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
へぇ~研究!
【chara 103731 face 3 (anger)】
楽しそうですね! 私もついていっていいですか?
voice: vo_adv_7021005_013
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
え、ええ。
【chara 105131 face 1 (normal)】
人手が多いと助かるから、私は全然構わないわ。
voice: vo_adv_7021005_014
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
な、なんか言葉の端々にトゲを感じるけど、
私この子に何かしたかしら? 【chara 105131 face 6 (surprised)】
初対面、よね?
voice: vo_adv_7021005_015
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
え? そんなあるかないかも分からない
植物を探すんですか?
voice: vo_adv_7021005_016
深月:
【chara 105131 face 2 (joy)】
ある前提で探すのよ。
【chara 105131 face 1 (normal)】
それに、昔は当たり前のように自生していたんだから
あってもおかしくないわ。
voice: vo_adv_7021005_017
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
森林伐採や外来種の影響でこのあたりでは絶滅したと
思われていたけど、もし見つかれば大発見だわ。
すぐにでも自治体と協力して保護活動を始めないと。
voice: vo_adv_7021005_018
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
……本当に研究者だったんだ。
voice: vo_adv_7021005_019
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
本当に、って私のことなんだと思ってたのよ。
voice: vo_adv_7021005_020
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
{player}さんに
『帰さないつもりだから覚悟してね♪』
って言ってるのが聞こえたので、事案とかそういうのかと……
voice: vo_adv_7021005_021
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
……!?
【chara 105131 face 1 (normal)】
そ、それはひどい勘違いね。
植物を見つけるまでは帰さないって意味よ?
voice: vo_adv_7021005_022
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふっ、それもどのみち事案だと思いますよ?
voice: vo_adv_7021005_023
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
…………
voice: vo_adv_7021005_024
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
でも深月さんの口ぶりからちゃんとした研究者さんだって分かりました。
【chara 103731 face 2 (joy)】
私も真剣に手伝いますよ。
{player}さんを帰してもらわなきゃいけませんからね。
voice: vo_adv_7021005_025
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
もう、大人をからかうもんじゃないわよ。
voice: vo_adv_7021005_026
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
すみません、人をからかうのが好きなもので。
voice: vo_adv_7021005_027
子ども:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
【chara 103731 face 6 (surprised)】
【chara 231 face 4 (sad)】
うえ~ん! 痛いよ~!!!
voice: vo_adv_7021005_028
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
子どもの泣き声?
voice: vo_adv_7021005_029
深月:
【chara 105131 face 3 (anger)】
声はあっちね! 行きましょう!
voice: vo_adv_7021005_030
智:
【chara 103731 face 6 (surprised)】
え? は、はい!
voice: vo_adv_7021005_031
子ども:
【chara 231 face 4 (sad)】
うえ~ん!!!
voice: vo_adv_7021005_032
女性:
【chara 1231 face 4 (sad)】
あ、あなた……!
どうしましょう……!
voice: vo_adv_7021005_033
男性:
【chara 1031 face 4 (sad)】
え、ええっと……!
voice: vo_adv_7021005_034
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
なにかあったみたいですけど、大丈夫ですか?
voice: vo_adv_7021005_035
女性:
【chara 1231 face 4 (sad)】
この子がハチに刺されてしまって!
ど、どうしていいかわからなくて!
voice: vo_adv_7021005_036
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
なるほど、ハチですか。
すみません、見せてください。
voice: vo_adv_7021005_037
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
毒袋が残ってる……ということは、ミツバチみたいね。
【chara 105131 face 1 (normal)】
スズメバチじゃなくてよかったわ。
voice: vo_adv_7021005_038
深月:
【chara 105131 face 3 (anger)】
でも、針と毒袋は急いで取り除かなくちゃ……
すみません、運転免許証をお持ちだったら
お借りしてもいいですか?
voice: vo_adv_7021005_039
男性:
【chara 1031 face 6 (surprised)】
え? は、はい。
でも免許で何を……
voice: vo_adv_7021005_040
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
ハチの針は平たいカードを使うとうまく取れるんです。
【chara 105131 face 4 (sad)】
ごめんなさい、ちょっと痛むけど我慢してね……!
voice: vo_adv_7021005_041
子ども:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
【chara 231 face 4 (sad)】
うえ~んっ!!!
痛いよ~~~っ!!! 私、このまま死んじゃうんだ~~~!!!
voice: vo_adv_7021005_042
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
ちょっと、お願いだから暴れないで……?
もっと痛くなっちゃうわよ……?
voice: vo_adv_7021005_043
智:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
【chara 103731 face 1 (normal)】
深月さん、ここは私に任せて。
voice: vo_adv_7021005_044
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
お嬢さん、泣かないで。
お姉さんが抱っこしてあげるよ。
voice: vo_adv_7021005_045
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
ほ~ら、こうやって抱っこされると少し落ち着くよね。
おててはちょっと痛いかもしれないけど……
voice: vo_adv_7021005_046
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
痛いの痛いの、飛んでっちゃえ~!
【chara 103731 face 1 (normal)】
どう? こうすると、少しだけ痛くなくなったんじゃないかな……?
voice: vo_adv_7021005_047
子ども:
【chara 231 face 4 (sad)】
ぐすっ……ぐすっ……
ちょっとだけ……そうかも……
voice: vo_adv_7021005_048
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
よしよし、いい子だね。
【chara 103731 face 1 (normal)】
それじゃあ、お姉ちゃんがこうして一緒に抱っこして、
痛いの痛いの、飛んでけ~ってするから、少しだけ我慢できるかな?
voice: vo_adv_7021005_049
子ども:
【chara 231 face 4 (sad)】
ぐすん……ぐすん……
うん、少しなら……がんばる……
voice: vo_adv_7021005_050
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
すごいわ、【chara 105131 face 6 (surprised)】
あんなに泣いていたのに。
こんなに落ち着かせるなんて……!
voice: vo_adv_7021005_051
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふっ、実は抱っこの仕方にコツがあるんですよ。
【chara 103731 face 1 (normal)】
それはともかく、深月さんは今のうちに応急処置を。
voice: vo_adv_7021005_052
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
そうね、分かったわ。
【chara 105131 face 2 (joy)】
智ちゃん、ありがとう。
voice: vo_adv_7021005_053
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
よし、針は取れたわね。
あとは、患部をしっかり洗えばひとまず応急処置完了よ。
voice: vo_adv_7021005_054
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
これで痛いのは終わりだって。
【chara 103731 face 2 (joy)】
よくがんばったね。えらいぞ。
voice: vo_adv_7021005_055
子ども:
【chara 231 face 4 (sad)】
ぐすん……【chara 231 face 1 (normal)】
うん。
私、がんばったよ……!
voice: vo_adv_7021005_056
女性:
【chara 1231 face 1 (normal)】
あ、ありがとうございます!
【chara 1231 face 4 (sad)】
すみません、なんとお礼を言えばいいのやら……!
voice: vo_adv_7021005_057
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
念のため急いで下山して病院で診てもらった方がいいですね。
途中で何かあるといけないので、私たちも付き添います。
voice: vo_adv_7021005_058
深月:
【chara 105131 face 1 (normal)】
あの子、問題なかったみたいね。
【chara 105131 face 2 (joy)】
本当によかったわ。
voice: vo_adv_7021005_059
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
病院の先生が褒めてましたね。
応急処置が適切だったから、症状も軽くてすんだって。
Choice: (1) テキパキ処置する姿、かっこよかった。
----- Tag 1 -----
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7021005_060
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
深月さんって、最初は不審者なんじゃないかと疑っていたけれど、
ふたを開けてみれば素敵なお姉さんだったね。
voice: vo_adv_7021005_061
深月:
【chara 105131 face 4 (sad)】
まったくもう、ひどい言われようね。
【chara 105131 face 1 (normal)】
私はただ、泣いてるあの子を放っておけなかっただけよ。
voice: vo_adv_7021005_062
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
そう言えちゃうところが素敵ですよ。
voice: vo_adv_7021005_063
深月:
【chara 105131 face 5 (shy)】
……もう、大人をからかうんじゃないの。
voice: vo_adv_7021005_064
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
あれ?
深月さん、もしかして照れてます?
voice: vo_adv_7021005_065
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
え? て、照れてなんかないわよ。
【chara 105131 face 5 (shy)】
慣れない褒められ方をして……その……
ちょっと戸惑っただけ。
voice: vo_adv_7021005_066
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふふ。
そういうことにしておきましょうか。
voice: vo_adv_7021005_067
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
しかし、深月さんもからかうと面白い反応をする人ですね。
奥ゆかしく照れる姿が、見ていて飽きません。
voice: vo_adv_7021005_068
智:
【chara 103731 face 1 (normal)】
今日は中止になってしまいましたけど、
【chara 103731 face 2 (joy)】
二人でフィールドワークに出るときは、
私も一緒に連れていってもらえませんか?
voice: vo_adv_7021005_069
深月:
【chara 105131 face 6 (surprised)】
人手が増えるのは大歓迎だし、いいんだけど……
【chara 105131 face 4 (sad)】
でも……言い方が、なんか気になるわね……?
voice: vo_adv_7021005_070
智:
【chara 103731 face 2 (joy)】
ふふ、これから楽しくなりそう♪
【chara 103731 face 1 (normal)】
よろしくお願いしますね、深月さん!
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_7021005_071
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
……う~ん。
今の光景は、いったい……?
voice: vo_adv_7021005_072
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
なんだか……釈然としない夢を見ていた気がするわ……
【chara 105111 face 6 (surprised)】
例の石の発光は収まったみたいだけど……
{player}君、なにか変化はあった?
Choice: (2) ごめん、わからない。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7021005_073
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
そう……ちょっと残念ね。
【chara 105111 face 1 (normal)】
でも、帰って精密検査をすればなにか分かるかもしれないわ。
ひとまず、目標は達成したことだし、そろそろ引き上げましょう。
voice: vo_adv_7021005_074
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
はぁ……結局目の前で証拠を隠滅されるなんて。
私もまだまだだな。
voice: vo_adv_7021005_075
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
魔物を持ち帰って調べてみたらいいんじゃない?
voice: vo_adv_7021005_076
トモ:
【chara 103711 face 4 (sad)】
そう言うってことは何も検出できないんでしょうね。
はぁ……本当に恐ろしい人ですよ。
voice: vo_adv_7021005_077
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
ふふっ、そう簡単に捕まるわけにはいかないからね。
【chara 105111 face 1 (normal)】
こんな私でも、必要としてくれる人がいるから。
voice: vo_adv_7021005_078
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
毒も薬も使いようってことですか。
ひとつ大人になった気がします。
voice: vo_adv_7021005_079
ミツキ:
【chara 105111 face 2 (joy)】
トモちゃんの成長の手助けができてうれしいわ♪
voice: vo_adv_7021005_080
トモ:
【chara 103711 face 1 (normal)】
でも証拠をつかんだときは容赦なく捕まえますからね!
油断しないでください!
Choice: (3) 僕がいる。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7021005_081
トモ:
【chara 103711 face 2 (joy)】
{player}さんも手伝ってくれるんですね。
ありがとうございます!
Choice: (4) だから僕が証……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7021005_082
ミツキ:
【chara 105111 face 4 (sad)】
あらぁ、{player}君がトモちゃんの味方をするなんて、
私とっても悲しいわぁ。
voice: vo_adv_7021005_083
ミツキ:
【chara 105111 face 1 (normal)】
{player}君にも証拠を掴まれないように
いろいろと気を付けないと。【chara 105111 face 3 (anger)】
いろいろと、ねぇ?
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ミツキの無言の圧力に負けた{player}は、
口をつぐんでルナの塔を下りていくのであった。