竜獣相打つ
塔を進む道中、カヤはカオリとの手合わせを願いでる。カヤの攻撃はことごとくいなされてしまう。さらに自身の攻撃が通用しない魔物が現れると、カオリが一撃で倒してしまったことで己の強さに迷いが生じる。
-------------- situation:
竜獣相打つ
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ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
幾度となく魔物に襲われるも、一行は順調に階を進んでいた。
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カオリ：
【chara 101711 face 1 (normal)】
は～い、なんくるないさ～！
魔物：
【chara 1611 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
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カヤ：
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……
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カオリ：
【chara 101711 face 1 (normal)】
ふぅ、結構登ってきたさ～。【chara 101711 face 6 (surprised)】
だんだんと魔物も強くなってきているし、
いっそう気合入れていかなきゃダメだね～
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カオリ：
【chara 101711 face 1 (normal)】
でも、カヤが一緒だからなんの心配もいらないかな～
このままどんどん進んでいけるさ～
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カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
……やっぱ我慢できねえわ。
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カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
カヤ？
voice: vo_adv_7025003_006
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
……今、こんなこと言うべきじゃないのはよく分かってる。
でも、ちょっともう我慢できそうにねえんだ。
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カヤ：
【chara 106511 face 3 (anger)】
カオリ、オレとケンカしてくれ！
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カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
え？ ケンカ？ 【chara 101711 face 4 (sad)】
私、カヤに何か悪いことしてしまったかな～？
だとしたら謝るけど……
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カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
あー、悪ぃ、ケンカって言い方がよくなかった。
【chara 106511 face 6 (surprised)】
ええと……手合わせ、【chara 106511 face 1 (normal)】
そう、手合わせしてほしいんだ！
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カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
あ～そういうこと～？ ビックリしたさ～
【chara 101711 face 1 (normal)】
それでカヤが楽しくなれるなら私は構わないよ～
voice: vo_adv_7025003_011
カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
でも、キミはどう？ 【chara 101711 face 1 (normal)】
キミを守るために来たから判断は任せるさ～
Choice: (1) カヤにとって大事なことなんだよね？
----- Tag 1 -----
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カヤ：
【chara 106511 face 1 (normal)】
ああ。キミの記憶をないがしろにする気はないけど、
ほんの少しだけオレに時間をくれないか？
Choice: (2) 二人ともケガしちゃダメだよ。
----- Tag 2 -----
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カオリ：
【chara 101711 face 2 (joy)】
もちろんさ～。それじゃあお手柔らかにゆたしく～
voice: vo_adv_7025003_014
カヤ：
【chara 106511 face 1 (normal)】
ありがとな。
もちろん気を付けるけどさ、いいの入っちまったらごめんよ！
voice: vo_adv_7025003_015
カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
よっと。【chara 101711 face 2 (joy)】
はは、すごい突きさ～
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カヤ：
【chara 106511 face 3 (anger)】
くっ、ならこれでどうだ！ オラオラオラァッ！
voice: vo_adv_7025003_017
カオリ：
【chara 101711 face 1 (normal)】
はいさっ、ほっ、ほいさ～【chara 101711 face 2 (joy)】
あはは、楽しいさ～
voice: vo_adv_7025003_018
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
ちっ、のらりくらりとかわしやがって！
【chara 106511 face 3 (anger)】
それなら強いの一発おみまいしてやるぜ！
voice: vo_adv_7025003_019
カヤ：
【chara 106511 face 3 (anger)】
いくぜぇ！ ドラゴニックスマーッシュ！
voice: vo_adv_7025003_020
カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
わ、これは痛そうだね～？ 【chara 101711 face 1 (normal)】
なら、こうして──
voice: vo_adv_7025003_021
カヤ：
【chara 106511 face 6 (surprised)】
っ！ 打撃の軌道がずらされた！
voice: vo_adv_7025003_022
カオリ：
【chara 101711 face 1 (normal)】
隙ありさ～！
voice: vo_adv_7025003_023
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
ぐっ……！ あれをさばかれるなんて……
同じ打撃系なのにやりにくい相手だぜ。
voice: vo_adv_7025003_024
カヤ：
【chara 106511 face 3 (anger)】
だが、まだまだこれからだ──
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7025003_025
カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
あ、魔物が来ちゃったね～。カヤ、手合わせはここまでさ～
voice: vo_adv_7025003_026
カヤ：
【chara 106511 face 3 (anger)】
くそ、邪魔すんじゃねえ！ 引っ込んでろ！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7025003_027
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
ぐぅ……こいつの体、まるで分厚いゴムを殴ったみたいだ。
【chara 106511 face 3 (anger)】
単発で倒れねえなら連打をぶち込んでやるぜ！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7025003_028
カヤ：
【chara 106511 face 6 (surprised)】
うわぁ！ 【chara 106511 face 4 (sad)】
ちくしょう、全然効いてねぇ……
ここは退くぞ！ 物理攻撃じゃこいつは倒せ──
voice: vo_adv_7025003_029
カオリ：
【chara 101711 face 3 (anger)】
はぁーっ！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_7025003_030
カオリ：
【chara 101711 face 6 (surprised)】
あは～、やっぱり下の方の魔物とは強さが違うね～
【chara 101711 face 1 (normal)】
カヤ、大丈夫だった？
voice: vo_adv_7025003_031
カヤ：
【chara 106511 face 6 (surprised)】
……
voice: vo_adv_7025003_032
カヤ：
【chara 106511 face 6 (surprised)】
なぜだ、オレの拳は全然効かなかったのに、
なんでカオリの一撃で沈むんだ？
voice: vo_adv_7025003_033
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
それにさっきの手合わせでもカオリに簡単にかわされてたし。
何だ？ 【chara 106511 face 6 (surprised)】
オレとカオリにいったいどんな違いがあるっていうんだよ！
voice: vo_adv_7025003_034
カヤ：
【chara 106511 face 4 (sad)】
……やっぱり大事なもの、守りたいものの差なのか？
だとしたら故郷のないオレじゃカオリに勝てないのか？
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
己の強さに迷いが生じたカヤ。はたして答えは見つかるのだろうか？