私からのお願いだよ?
ルナの塔に入るには『とある条件』があると仮説を語るホマレ。塔の目的、そして塔と{player}との関係の真相を探るべく、彼女はシェフィたちとともに魔物に立ち向かい深層へと歩みを進めていく。
-------------- situation:
私からのお願いだよ?
--------------
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ホマレは先頭に立ち、塔の中を見分しながら進んでいく。
voice: vo_adv_7029002_000
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ねぇ、ホマレさん。
【chara 106411 face 4 (sad)】
えっと……【chara 106411 face 6 (surprised)】
急いでるのよね。
そんなにのんびり歩いてて大丈夫なの?
voice: vo_adv_7029002_001
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
え? 【chara 106711 face 1 (normal)】
ああ、別に今すぐどうにかなるってわけじゃないから、安心して?
ただ、いつか来るかもしれない機会を待ってたら、
その時は一生訪れないかもしれない、ってことだよ。
voice: vo_adv_7029002_002
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
私が見た未来だと、この塔が存在したっていう
痕跡すら消えていたから。
voice: vo_adv_7029002_003
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
えっと……
【chara 106411 face 4 (sad)】
痕跡がないっていうのは、この塔が消えちゃうってことよね。
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ホマレさんが見た未来って?
Choice: (1) もしかして、タイムラーベで見たの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7029002_004
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ピンポーン☆
【chara 106711 face 1 (normal)】
まあ、未来っていってもシミュレーション……
もしこのまま、何もしなかったらこうなるかも、っていう予測だね。
voice: vo_adv_7029002_005
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
ただ、この塔に関しては情報が少なすぎてタイムラーベでも
シミュレーションしきれないだけかもしれないし……
【chara 106711 face 6 (surprised)】
私が入力した情報が間違ってるのかもしれない。
voice: vo_adv_7029002_006
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
でもほら、期間限定なら急がないとじゃない?
もしかしたら取り返しがつかないこともあるかもだし。
voice: vo_adv_7029002_007
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
そんなに怖がらなくていいよ~♪
ごめんね、つい脅すようなこと言っちゃって。
【chara 106711 face 1 (normal)】
これも商売柄、ってことで。
voice: vo_adv_7029002_008
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
そっか、ホマレさんのお仕事って、ギャングのボスだったわよね……
【chara 106411 face 4 (sad)】
やっぱり脅しとか、日常的にやってるの?
voice: vo_adv_7029002_009
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
あはっ♪ 安心して? 相手は選んでるから~
【chara 106711 face 6 (surprised)】
まあ、そういう商売してるからこうなっちゃったのか
【chara 106711 face 1 (normal)】
こういう性格だからそういう商売してるのかは分かんないけど。
voice: vo_adv_7029002_010
シェフィ:
【chara 106411 face 4 (sad)】
相手って、どんな相手なのかしら……
悪い人にしかやらないって、信じたいけど。
voice: vo_adv_7029002_011
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
そうそう。
君はどっちだと思う?
Choice: (2) そういう商売だから。
Choice: (3) こういう性格だから。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7029002_012
シェフィ:
【chara 106411 face 2 (joy)】
そ、そうよね。
環境が人を作るっていうし、
ホマレさんもギャングなんて無理をしたからこうなっちゃったのよ。
voice: vo_adv_7029002_013
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
ふふっ、シェフィちゃんは優しいね~
【chara 106711 face 6 (surprised)】
でもこうなっちゃった、はちょっとひどくないかなー?
Jump to tag 4
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7029002_014
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
そ、そんなことは……
【chara 106411 face 4 (sad)】
ない、と思わないこともないけど……
voice: vo_adv_7029002_015
ホマレ:
【chara 106711 face 3 (anger)】
シェフィちゃん?
【chara 106711 face 4 (sad)】
でもそのフォローになってないフォローは
さすがの私でもちょっと傷ついちゃうなあ……
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7029002_016
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
えっと、【chara 106411 face 4 (sad)】
ごめんなさい!
そんなつもりじゃなくて……
【chara 106411 face 2 (joy)】
だって、ホマレさんって本当は良い人だから。
voice: vo_adv_7029002_017
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
それじゃあ、お詫びとして~
【chara 106711 face 1 (normal)】
【ドラゴンズネスト】に移籍してもらおっかな?
voice: vo_adv_7029002_018
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
えっ、えええっ!?
【chara 106411 face 4 (sad)】
それはちょっと……
voice: vo_adv_7029002_019
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
な~んて、冗談だよ、冗談♪
【chara 106711 face 1 (normal)】
本気にしちゃった?
voice: vo_adv_7029002_020
シェフィ:
【chara 106411 face 4 (sad)】
もう……良い人っていうのは撤回するわ。
ホマレさん、人をからかって楽しんでるもの。
きっと、なるべくしてこうなったんだわ。
voice: vo_adv_7029002_021
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
あはは、それは否定できないな~
だって、私は今のままでずっと楽しいんだもの。
【ドラゴンズネスト】の活動だってそう。
voice: vo_adv_7029002_022
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
イノリちゃんは文句は言うけどついてきてくれるし、
【chara 106711 face 2 (joy)】
カヤちゃんは結構ノリノリなところがあって
わざと乗ってきてくれてるのが分かるし。
voice: vo_adv_7029002_023
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
二人とも、とっても優しい子たちだよ。
【chara 106711 face 1 (normal)】
だからこそ、こうやってちょっと悪ぶったロールプレイができちゃう。
voice: vo_adv_7029002_024
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
じゃあ、どうして二人を誘わなかったの?
私を連れてきた理由って、まさかこうやって勧誘するため?
voice: vo_adv_7029002_025
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
それはね。
あの子たちはもう、ここに連れてきてもらってるから、だよ。
voice: vo_adv_7029002_026
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
さっきも言った通り、【chara 106711 face 1 (normal)】
ここに来るには彼が一緒じゃなきゃいけない。
しかも毎回、いろんなメンバーで。
voice: vo_adv_7029002_027
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
いろんなメンバーで……
同じ人が何度も来ることはできないってこと?
voice: vo_adv_7029002_028
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
お、鋭いね~♪ 【chara 106711 face 6 (surprised)】
多分、彼以外はそうなんじゃないかな。
【chara 106711 face 1 (normal)】
そして、そこに何か意味があるはず……たとえば、まだ塔の先はあるのに
メンバーを変えないと進めなくなっちゃうとかね。
voice: vo_adv_7029002_029
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
だから、一度もここに来たことがない私とシェフィちゃんは
一緒に来ちゃうのがいいんじゃないかな~って思ったんだ。
voice: vo_adv_7029002_030
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
何度も違うメンバーで来ること。
それが、この塔の秘密と関係があるかもしれないのね。
voice: vo_adv_7029002_031
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
シェフィちゃんは、彼がどうしてこの塔に通い始めたのか……
理由は知ってるかな?
voice: vo_adv_7029002_032
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ええと、【chara 106411 face 1 (normal)】
確か失った記憶を取り戻すため、よね?
【chara 106411 face 6 (surprised)】
その時になにか夢のようなものを見るって聞いてるわ。
voice: vo_adv_7029002_033
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
そうだね。
【chara 106711 face 2 (joy)】
それで、君はこの塔で実際に記憶を取り戻せてるのかな?
あっちの……夢の世界を見て、何かを思い出したりした?
voice: vo_adv_7029002_034
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
そもそも、その記憶がどうとかって話、誰から聞いたか分かる?
Choice: (5) それは……分からない、かも。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_7029002_035
ホマレ:
【chara 106711 face 4 (sad)】
だよね~
【chara 106711 face 1 (normal)】
なら……こう考えてみたらどうかな?
記憶を取り戻せるというのは嘘で本当の目的は別にある。
voice: vo_adv_7029002_036
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
待って、じゃあ私たち、みすみす騙されに来てるってことに
ならない?
【chara 106411 face 4 (sad)】
そんなの危ないんじゃない!?
voice: vo_adv_7029002_037
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
まあまあ、落ち着いてシェフィちゃん。【chara 106711 face 1 (normal)】
確かに魔物はでてくるけど、
私はここに来ること自体は危険じゃないって思ってるんだ。
voice: vo_adv_7029002_038
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
むしろ、来ないといけない。
【chara 106711 face 2 (joy)】
シェフィちゃんは特に、ね。
voice: vo_adv_7029002_039
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
私が?
【chara 106411 face 4 (sad)】
どうして……?
voice: vo_adv_7029002_040
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うん、だって──
voice: vo_adv_7029002_041
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
他の子たちと違って、『一度帰れて』ないんだもん。
voice: vo_adv_7029002_042
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
……っ!
voice: vo_adv_7029002_043
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
──この塔の本当の目的は、私たちにもその夢を見せること。
そう考えたらしっくりくるかなぁ~って。
voice: vo_adv_7029002_044
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
今、この場だと理解しきれないかもしれないけど……
この世界とあっち……夢の世界で、境遇が違う子たちが結構いるんだ。
voice: vo_adv_7029002_045
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
似た境遇のままなら、ある程度の記憶の置換で済むけど
【chara 106711 face 4 (sad)】
まったく違う場合はより大きな嘘で辻褄を合わせなきゃいけない。
【chara 106711 face 6 (surprised)】
本来の記憶を歪め続ける負荷は、思ってたよりもすごいみたいだから。
voice: vo_adv_7029002_046
ホマレ:
【chara 106711 face 6 (surprised)】
でも、一時的にでもあっちの世界のことを思い出すことで
記憶を同期させて、【chara 106711 face 1 (normal)】
人格の整合性を保たせてたんじゃないかな。
お陰でカヤちゃんたちも、一度戻ったとき無事にあっちを認識できた。
voice: vo_adv_7029002_047
シェフィ:
【chara 106411 face 4 (sad)】
ええと……だんだん、
理解が追い付かなくなってきたんだけど……
Choice: (6) つまり、悪い場所じゃない、ってこと?
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_7029002_048
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
正解♪
【chara 106711 face 1 (normal)】
ここを登っていくこと、夢を見ること。
【chara 106711 face 4 (sad)】
もしかしたら、辛い思いをするかもしれない。
voice: vo_adv_7029002_049
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
それでも、ここに来ることはきっと無意味じゃないんだよ。
シェフィちゃんにはそれだけ、信じてあげてほしいな。
【chara 106711 face 2 (joy)】
ね、私からのお願いだよ?
voice: vo_adv_7029002_050
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ホマレさん……?
いったい何を信じるっていうの?
voice: vo_adv_7029002_051
ホマレ:
【chara 106711 face 1 (normal)】
おいおい分かるから気にしないで。
それより確認したいことがあってね……【chara 106711 face 2 (joy)】
あ、来た来た。
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
voice: vo_adv_7029002_052
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
あれって……魔物?
【chara 106411 face 4 (sad)】
さっきより強そうなんだけど……!?
voice: vo_adv_7029002_053
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
うんうん、今度はちょうどよさそう♪
【chara 106711 face 1 (normal)】
よーし、それじゃ色々試していこっか。
ここなら思う存分暴れて大丈夫なはずだからね。
voice: vo_adv_7029002_054
シェフィ:
【chara 106411 face 6 (surprised)】
え、え? えええええええ?
voice: vo_adv_7029002_055
ホマレ:
【chara 106711 face 2 (joy)】
それじゃあ、行ってみよー♪
--- Switch scene ---
魔物:
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ!
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
楽しそうなホマレとは裏腹に、混乱した{player}と
シェフィは、強大な魔物との戦いに巻き込まれてしまうのだった。