私と兄さんの、夢
夢の中、怪我でスケート選手の活動を諦めかけていた紫布菜は取材で帆稀のインタビューを受けることに。帆稀との対話の中で兄の善の献身性に気づいた紫布菜は、胸に秘めた大事な思いを目覚めさせるのだった。
-------------- situation:
私と兄さんの、夢
--------------
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナの塔の上層に、激しい剣戟と魔物の咆哮が響き渡る。
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7029005_000
シェフィ：
【chara 106416 face 3 (anger)】
この魔物、強い……
でも！
voice: vo_adv_7029005_001
ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
うんうん……強いね～
これは期待できるかも。
【chara 106711 face 2 (joy)】
シェフィちゃん、がんばれー！
voice: vo_adv_7029005_002
シェフィ：
【chara 106416 face 8 (special_b)】
これでっ！
たああああ！
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_7029005_003
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
おつかれさま、シェフィちゃん。
かっこよかったよ～♪
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7029005_004
シェフィ：
【chara 106411 face 6 (surprised)】
はぁ……はぁ……
【chara 106411 face 4 (sad)】
でも、覚醒状態の維持がうまくいかないままね……
voice: vo_adv_7029005_005
ホマレ：
【chara 106711 face 6 (surprised)】
ちょっとずつ良くなってる気はするんだけどね～
あとはなにかきっかけが必要、って感じかな？
voice: vo_adv_7029005_006
ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
あ、これって……
【chara 106711 face 2 (joy)】
やったね、シェフィちゃん。
今の魔物が当たりだったみたい。
voice: vo_adv_7029005_007
シェフィ：
【chara 106411 face 6 (surprised)】
当たり……？
それってこの石のこと？
この光は……【chara 106411 face 4 (sad)】
きゃっ！
voice: vo_adv_7029005_008
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
ふふっ、見つかって安心したよ～
【chara 106711 face 1 (normal)】
この夢が、あなたの助けになってくれるといいけど……
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
特にやることもなく近所を歩いていた{player}は
ふと聞き覚えのある声に呼び止められる。
voice: vo_adv_7029005_009
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
見～つけた。
【chara 106731 face 2 (joy)】
やっほ～♪
voice: vo_adv_7029005_010
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
すぐ合流できてよかったよ。
【chara 106731 face 1 (normal)】
うん、ここまではいつもと同じみたいだね。
voice: vo_adv_7029005_011
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
あ、なんでもないなんでもない。こっちの話だから。
それで、今って当然ヒマだよね？
voice: vo_adv_7029005_012
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
だったら、とっても楽しい所へ、お出かけしない？
voice: vo_adv_7029005_013
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
サイトの構築を手伝ったウェブメディアがあるんだけど
記者も足りないって言うからさ～
【chara 106731 face 2 (joy)】
乗り掛かった船ってことで記者の真似事もしてるんだ。
voice: vo_adv_7029005_014
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
今からその取材に行くから、助手をしてほしいんだよ。
【chara 106731 face 2 (joy)】
もちろん、バイト代は出すからさ♪
Choice: (1) そういうことなら……
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7029005_015
帆稀：
【chara 106731 face 6 (surprised)】
取材相手とはこの公園で待ち合わせなんだけど……
【chara 106731 face 1 (normal)】
ああ、取材相手のことは言ってなかったね。
フィギュアスケートの選手で……
voice: vo_adv_7029005_016
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
……
Choice: (2) もしかして阿賀斗、紫布菜さん……？
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7029005_017
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
うんうん、ちゃんと覚えてて偉いね～
ふふ、なんでもない♪
voice: vo_adv_7029005_018
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
こんにちは～♪ 阿賀斗選手ですよね？
お約束していた遠野帆稀と申します。
よろしくお願いしますね～
voice: vo_adv_7029005_019
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
あ、はい。【chara 106432 face 7 (special_a)】
阿賀斗紫布菜です。
【chara 106432 face 4 (sad)】
えっと、名刺とお名前が違うみたいなんですけど……
【chara 106432 face 6 (surprised)】
竜胆、ほうきさん？ だったはずじゃ……
voice: vo_adv_7029005_020
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
あ、ごめんなさい。
そっちはペンネームのほうの名刺でした。
あらためまして、こちらで。
voice: vo_adv_7029005_021
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
ありがとうございます。
【chara 106432 face 6 (surprised)】
それで、そちらの方は……
Choice: (3) 助手です。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7029005_022
帆稀：
【chara 106731 face 4 (sad)】
すみません、二人でお伺いするって、
事前にお伝えしていませんでしたね。
voice: vo_adv_7029005_023
紫布菜：
【chara 106432 face 1 (normal)】
いえ、別に大丈夫ですよ。
【chara 106432 face 7 (special_a)】
こちらも兄が付き添いで来ているのをお伝えしていませんでしたし。
voice: vo_adv_7029005_024
帆稀：
【chara 106731 face 6 (surprised)】
あら、お兄さんも？
【chara 106731 face 1 (normal)】
ならご挨拶を……
voice: vo_adv_7029005_025
善：
【chara 191732 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_7029005_026
紫布菜：
【chara 106432 face 1 (normal)】
いえ、本当にただ見ているだけって言ってたので、大丈夫です。
【chara 106432 face 6 (surprised)】
って、え……？ もしかしてあなた……
Choice: (4) やっと気付いてくれた？
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7029005_027
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
あれ、【chara 106731 face 2 (joy)】
二人は知り合いだったんだ～、すごい偶然♪
なら自己紹介はいらないかな。
立ったままではなんなので、あちらに座りましょうか。
voice: vo_adv_7029005_028
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
あ、はい……
--- Switch scene ---
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
帆稀に促され、公園のベンチに座る紫布菜。
その後ろには兄の善が見守るように立っていた。
voice: vo_adv_7029005_029
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
あらためまして、よろしくお願いいたします。
ウェブマガジンたつのおとしご記者、遠野帆稀です。
voice: vo_adv_7029005_030
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
阿賀斗紫布菜です。
voice: vo_adv_7029005_031
帆稀：
【chara 106731 face 6 (surprised)】
今回は『再起』をテーマとして、
様々な分野の方にお話をお伺いしています。
阿賀斗選手は……
voice: vo_adv_7029005_032
紫布菜：
【chara 106432 face 4 (sad)】
あの……すみません。
今は、選手じゃないので
その呼び方はちょっと……
voice: vo_adv_7029005_033
帆稀：
【chara 106731 face 6 (surprised)】
ああ、そうでした。
【chara 106731 face 4 (sad)】
すみません、気が回らなくて……
ご不快でしたよね。ごめんなさい。
voice: vo_adv_7029005_034
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
いえ、その……【chara 106432 face 4 (sad)】
そんなつもりじゃなくて
ただ、現役の選手の人たちに申し訳ないって思って……
【chara 106432 face 1 (normal)】
それに遠野さんの方が年上ですからそんなにかしこまらないでください。
voice: vo_adv_7029005_035
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
うん、分かったよ。
なら遠慮なく普通に話させてもらおうかな。
【chara 106731 face 6 (surprised)】
それと、お兄さんもいるし阿賀斗さんだと分かりづらいかもだから……
voice: vo_adv_7029005_036
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
紫布菜さんって呼んでもいい？
【chara 106731 face 2 (joy)】
あ、私も名前で呼んでくれるとうれしいな。
voice: vo_adv_7029005_037
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
はい。
ええと……帆稀、さん。
voice: vo_adv_7029005_038
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
はーい♪ 【chara 106731 face 1 (normal)】
それじゃあ、改めて続けさせてもらうね。
紫布菜さんは、フィギュアスケート選手として活動。
ジュニア選手権を優勝して、期待の新鋭として注目を集める。
voice: vo_adv_7029005_039
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
次のメダルも有力視されていたけど
昨シーズン膝を痛めて休養、現在はリハビリ中……
voice: vo_adv_7029005_040
紫布菜：
【chara 106432 face 4 (sad)】
……そのとおりです。
私が不甲斐ないばっかりに、みなさんには迷惑をかけてしまって……
voice: vo_adv_7029005_041
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
そんなに落ち込まないで。故障はしょうがないもの。
本当に大切なのは起こってしまったことに対して、
どう立ち向かうか、じゃないかな？
voice: vo_adv_7029005_042
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
立ち向かう……
【chara 106432 face 4 (sad)】
でも、私なんかの話を聞いても面白くもないと思いますよ。
voice: vo_adv_7029005_043
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
そんなことないよ。
【chara 106731 face 6 (surprised)】
今くらい歩けるようになるまででも、リハビリは大変だったよね？
voice: vo_adv_7029005_044
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
それでも紫布菜ちゃんは、それをやり遂げた。
【chara 106731 face 2 (joy)】
それだけで十分賞賛に値すると思うけどなあ。ねえ？
Choice: (5) うん。
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_7029005_045
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
そんなことないわ。
【chara 106432 face 4 (sad)】
私だって、まだ全然ふっきれてないもの。
見失った夢の途中で、諦めきれずにいるだけ……
voice: vo_adv_7029005_046
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
最初に言った通り、今回のテーマは『再起』なんだ。
きっと、紫布菜ちゃんと似た境遇の人たちも読んでくれると思う。
【chara 106731 face 2 (joy)】
その人たちを勇気づけるためにも……お話聞かせてほしいな。
voice: vo_adv_7029005_047
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
わかりました。
そういうことなら……お話しさせてもらいます。
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
こうして、紫布菜への帆稀のインタビューは始まった。
voice: vo_adv_7029005_048
善：
【chara 191732 face 1 (normal)】
…………
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
善は少し離れてこちらを見ているものの、
話に入ってくることはなかった。
その表情が崩れたのは、ただ一度だけ。
voice: vo_adv_7029005_049
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
それじゃあ、紫布菜ちゃんがこれまでがんばってこれた理由……
原動力みたいなものって何かな？
voice: vo_adv_7029005_050
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
それは……フィギュアスケートが好き、っていう気持ちと
私の周りで助けてくれる人たちの想いだと思います。
voice: vo_adv_7029005_051
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
ふんふん。
【chara 106731 face 6 (surprised)】
ファンやサポートしてくれる人みんなへの、恩返しってことかな？
voice: vo_adv_7029005_052
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
……私がもっといい子だったらそう答えたかもしれないけど……
【chara 106432 face 4 (sad)】
ちょっと違うかも。
【chara 106432 face 7 (special_a)】
一緒に夢を見てくれてる人がいるのがうれしいから、かな。
voice: vo_adv_7029005_053
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
それってやっぱり、お兄さんのこと？
voice: vo_adv_7029005_054
善：
【chara 191732 face 6 (surprised)】
…………
voice: vo_adv_7029005_055
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
はい。
だから、私の夢や目標は、私だけのものじゃなくて……
voice: vo_adv_7029005_056
紫布菜：
【chara 106432 face 4 (sad)】
あれ……
そうだ。私、どうして忘れてしまってたんだろう……
兄さんは、私のためにあんなにも……
voice: vo_adv_7029005_057
善：
【chara 191732 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_7029005_058
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
落ち着いて。
大丈夫だから。
voice: vo_adv_7029005_059
紫布菜：
【chara 106432 face 4 (sad)】
何か大切なことを忘れちゃってたような、
何を忘れていたのかわからないのに、
それがとても大切な物だったような気がして……
voice: vo_adv_7029005_060
紫布菜：
【chara 106432 face 2 (joy)】
あはは……なんだかおかしいですね。
【chara 106432 face 4 (sad)】
自分でも何を言ってるのかわからなくて……
voice: vo_adv_7029005_061
紫布菜：
【chara 106432 face 4 (sad)】
そっか、私……
泣いちゃうくらい好きだったんだ。
フィギュアスケートのこと……兄さんと、夢を追いかけることが。
voice: vo_adv_7029005_062
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
インタビューって、不思議なものなんだ。
受けている方も、自分では気付かない自分の気持ちに気付く
ってこともあるんだ。だから、大丈夫だよ。
voice: vo_adv_7029005_063
帆稀：
【chara 106731 face 4 (sad)】
辛い思いをさせちゃうのは分かってた。
でも、忘れたままのほうが、よっぽど残酷だって思ったから。
【chara 106731 face 1 (normal)】
ごめんね。
voice: vo_adv_7029005_064
紫布菜：
【chara 106432 face 1 (normal)】
いえ、ありがとうございます。
おかげで、自分のルーツに気が付けました。
voice: vo_adv_7029005_065
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
やっぱり強いね、シェフィ……【chara 106731 face 2 (joy)】
紫布菜ちゃんは。
【chara 106731 face 6 (surprised)】
っと、いけないいけない。
あんまりロールから外れすぎると、目が覚めちゃう。
voice: vo_adv_7029005_066
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
帆稀さん……？
voice: vo_adv_7029005_067
帆稀：
【chara 106731 face 1 (normal)】
それじゃあ、インタビュー続けるね。
【chara 106731 face 2 (joy)】
ずばり、今後の目標は？
voice: vo_adv_7029005_068
紫布菜：
【chara 106432 face 6 (surprised)】
目標、は……
【chara 106432 face 7 (special_a)】
……取り戻す、こと。
Choice: (6) うん、取り戻そう。きっと。
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_7029005_069
紫布菜：
【chara 106432 face 7 (special_a)】
ええ……必ず。
みんなが私に、そうしてくれたように。
voice: vo_adv_7029005_070
帆稀：
【chara 106731 face 2 (joy)】
ふふっ、それじゃあ記事には
『阿賀斗選手は、勝利の栄光を取り戻すとの熱い決意を語った』
って書いておくね。
voice: vo_adv_7029005_071
紫布菜：
【chara 106432 face 1 (normal)】
はい。
【chara 106432 face 7 (special_a)】
絶対に、あきらめません。
【chara 106432 face 1 (normal)】
私と兄さんの、夢ですから。
--- Switch scene ---
still display end
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
{player}が目を覚ますと、
ホマレがシェフィに膝枕をしていた。
voice: vo_adv_7029005_072
ホマレ：
【chara 106711 face 6 (surprised)】
しーっ……【chara 106711 face 1 (normal)】
もう少しだけ、寝かせてあげて。
今は、ちょっとしたロスタイム。
兄妹水入らずでね。
voice: vo_adv_7029005_073
ホマレ：
【chara 106711 face 6 (surprised)】
覚醒には、それぞれトリガーがあるって言ったよね？
シェフィちゃんはそのトリガーの一番の根幹部分……
『家族』の記憶がしっかり戻ってなかったっぽいんだよね。
voice: vo_adv_7029005_074
ホマレ：
【chara 106711 face 6 (surprised)】
あれから、アメスちゃんが動いたログも無かったから
戻って来たシェフィちゃんに、アストルムでの記憶はあっても
外の記憶との同期ができてるか怪しかったんだ。
voice: vo_adv_7029005_075
ホマレ：
【chara 106711 face 4 (sad)】
外の世界の記憶とこっちの世界の記憶を例え無意識化でも
同期させておかないと危ないって話はちょっと前にしたよね。
【chara 106711 face 6 (surprised)】
覚醒なんて大きな力を扱うからには、特にね。
voice: vo_adv_7029005_076
ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
そんなわけで、結構余裕なくて焦ってたんだ～
だからちょっと強引になっちゃったけど、間に合ってよかったよ。
voice: vo_adv_7029005_077
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
それとも、わざわざ待っててくれたのかな？
この塔の主は……ふふっ、
【chara 106711 face 1 (normal)】
もし会うことがあったらお礼を言っておいてね。
voice: vo_adv_7029005_078
シェフィ：
【chara 106412 face 4 (sad)】
んっ……【chara 106412 face 6 (surprised)】
あれ？ ホマレさん……？
【chara 106412 face 5 (shy)】
あっ、ごめんなさい！
膝枕なんかしてもらって……
voice: vo_adv_7029005_079
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
ふふっ、こっちがお礼を言いたいくらいだよ～
シェフィちゃんのかわいい寝顔を堪能させてもらっちゃったんだからね。
【chara 106711 face 1 (normal)】
それで……気分はどう？
voice: vo_adv_7029005_080
シェフィ：
【chara 106412 face 6 (surprised)】
えっと……なんだか、夢を見てた気がするんだけど……
懐かしい感じがしたってことくらいしか思い出せないわ。
ただ、胸の奥が温かいような、【chara 106412 face 4 (sad)】
痛くなるような……不思議な気持ち。
voice: vo_adv_7029005_081
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
そっか。
残酷なだけの夢じゃなかったなら、本当に良かった。
voice: vo_adv_7029005_082
ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
と、いうわけで……
試してみよっか？
voice: vo_adv_7029005_083
シェフィ：
【chara 106412 face 6 (surprised)】
試すって……何を？
voice: vo_adv_7029005_084
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
もちろん、覚醒♪
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──グオオオオオッ！
voice: vo_adv_7029005_085
シェフィ：
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ええええっ？
そんな、ちょっと寝てたくらいで急にできるようになるなんてこと……
voice: vo_adv_7029005_086
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
できるできる♪
ちなみに私は魔力切れなので動けませ～ん。
【chara 106711 face 1 (normal)】
シェフィちゃんがやってくれないと、私たち全滅だからね。
voice: vo_adv_7029005_087
シェフィ：
【chara 106411 face 6 (surprised)】
ホマレさん？
【chara 106411 face 4 (sad)】
ああ、もう！
【chara 106411 face 3 (anger)】
だったら私が……守ってみせる！
voice: vo_adv_7029005_088
シェフィ：
【chara 106416 face 3 (anger)】
なんだろう、熱い力が……
胸の奥で誰かが私を支えてくれているような
【chara 106416 face 6 (surprised)】
これって……兄さんの力？
voice: vo_adv_7029005_089
シェフィ：
【chara 106416 face 8 (special_b)】
たあああああ！
--- Switch scene ---
魔物：
【chara 1614 face 1 (normal)】
──ギャオオオオオッ！
voice: vo_adv_7029005_090
シェフィ：
【chara 106416 face 6 (surprised)】
でき、てる……
【chara 106416 face 2 (joy)】
覚醒の力を、しっかり使いこなせてるわ！
さっきまでと違って、全然辛くないし……
voice: vo_adv_7029005_091
ホマレ：
【chara 106711 face 7 (special_a)】
うんうん、成功だね。
魔力の流れも整ってるし……
これで暴走の心配はなくなったと思うよ～
voice: vo_adv_7029005_092
シェフィ：
【chara 106416 face 2 (joy)】
本当にありがとう、ホマレさん。
私を導いてくれて……
voice: vo_adv_7029005_093
ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
私はここに連れてきただけだよ。
【chara 106711 face 2 (joy)】
お礼は……この塔の主にしてあげて♪
Choice: (7) それじゃ、帰ろうか。
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_7029005_094
ホマレ：
【chara 106711 face 2 (joy)】
賛成！
【chara 106711 face 4 (sad)】
安心したらお腹減ってきちゃった。
【chara 106711 face 6 (surprised)】
持ってきたお菓子はもうないから……【chara 106711 face 1 (normal)】
帰りにどこか寄っていかない？
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シェフィ：
【chara 106416 face 2 (joy)】
ええ、そうね。
だったら、この前ペコリーヌさんにいいお店教えてもらったの。
みんなでいきましょ。
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シェフィ：
【chara 106416 face 1 (normal)】
……本当は、少しだけ夢の内容を覚えている。
【chara 106416 face 4 (sad)】
その中で私は、大切な人と一緒だった。
今は会えない、とても大切な人……
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ホマレ：
【chara 106711 face 1 (normal)】
…………
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シェフィ：
【chara 106416 face 6 (surprised)】
ホマレさんの横顔を見てると、
うれしいはずなのに、何かが胸を締め付ける……
【chara 106416 face 4 (sad)】
あの感覚が伝わってきた……
Choice: (8) どうかしたの？
----- Tag 8 -----
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シェフィ：
【chara 106416 face 2 (joy)】
……ううん、なんでもないわ。
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シェフィ：
【chara 106416 face 6 (surprised)】
もし、ホマレさんにもそういう相手がいたのだとしたら…
【chara 106416 face 2 (joy)】
いつか再び、笑い合える日が来るといいな……
ナレーション：
【chara 0 face 1 (normal)】
互いの夢が叶うことを願いながら、
{player}たちは、ルナの塔を後にするのだった。
