二人、最上階を目指して
幻境竜后の魔手から逃れゲーム内に再ダイブしたエリスは、ルナの塔に辿り着く。彼女は幻境竜后の切り札である管理用プログラムを隠すため、{player}と共にルナの塔の最上階を目指すのだった。
-------------- situation:
二人、最上階を目指して
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voice: vo_adv_7030000_000
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
……ルナの塔。
【chara 129011 face 10 (special_d)】
実物を見るのは、初めてね……
--- Switch scene ---
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
──最後の七冠・幻境竜后。
彼女に攫われた{player}を取り返すため、
エリスはミソラと共に現実世界に介入し、なんとか妨害に成功した。
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7030000_001
エリス:
【chara 129015 face 1 (normal)】
『本当は……わたしも。
「こっち」で騎士クンに触れたいけれど……』
voice: vo_adv_7030000_002
エリス:
【chara 129015 face 1 (normal)】
『残念だけど、その方法を探している時間はない。
早く戻って、「BANモード」のプログラムを隠さないと』
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
迷宮女王たちの承認のもと、管理者の権限を用い
50億人の強制ダイブを阻止したエリスは、
その権限プログラムを守るためにLoAへと再ダイブする……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7030000_003
エリス:
【chara 129011 face 10 (special_d)】
ひとまず、窮地は脱したけれど……
【chara 129011 face 7 (special_a)】
幻境竜后の力は、想像以上のもの。【chara 129011 face 9 (special_c)】
一刻を争う事態には変わりない……
voice: vo_adv_7030000_004
エリス:
【chara 129011 face 3 (anger)】
プログラムの最適な隠し場所──
ゆっくり検討している時間はない。
【chara 129011 face 7 (special_a)】
かといって適当な場所に置くわけにもいかない。
voice: vo_adv_7030000_005
エリス:
【chara 129011 face 4 (sad)】
こんな時、騎士クンがいてくれたら……
【chara 129011 face 6 (surprised)】
……? この気配……
voice: vo_adv_7030000_006
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
ルナの塔──
気づかないうちにこんなところまで来ていたなんて。
【chara 129011 face 7 (special_a)】
……でも、それなら。
voice: vo_adv_7030000_007
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
ルナの塔内部なら、プログラムの隠し場所として良いかもしれない。
【chara 129011 face 4 (sad)】
問題は……騎士クンがいなければ、塔に入れないこと……
voice: vo_adv_7030000_008
エリス:
【chara 129011 face 4 (sad)】
でも、捜しに行けばきっと、幻境竜后に嗅ぎつけられてしまう。
どうする……
Choice: (1) ……エリスさん!
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7030000_009
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
えっ……騎士クン?
どうしてここに……?
Choice: (2) ごめんね、やっぱり心配で……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7030000_010
エリス:
【chara 129011 face 5 (shy)】
っ……き、騎士クン……
わたしのために、わざわざ……来てくれたの?
心配だから?
voice: vo_adv_7030000_011
エリス:
【chara 129011 face 5 (shy)】
どうしよう。騎士クンが、わたしのことを想って……
他の誰でもない、わたしのために……ここまで駆けつけてくれたんだ……
【chara 129011 face 2 (joy)】
あぁ……とても、うれしい……
voice: vo_adv_7030000_012
エリス:
【chara 129011 face 2 (joy)】
なら、きっと……わたしがここに来たのも、ただの偶然じゃない。
きっとこの塔に、二人で行くことに意味があるはず。
【chara 129011 face 1 (normal)】
運命、なんて非合理的なことは言いたくはないけれど……
voice: vo_adv_7030000_013
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
でも、構わない。だってそれは……論理を覆すほどに強く、
わたしが騎士クンを想っている……【chara 129011 face 2 (joy)】
愛しているという証、だから……
voice: vo_adv_7030000_014
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
お願い、騎士クン……わたしに、力を貸してくれる?
【chara 129011 face 4 (sad)】
「BANモード」のプログラムを隠すために、ルナの塔に入りたい。
【chara 129011 face 3 (anger)】
そのために──
Choice: (3) 分かった、一緒に行こう。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7030000_015
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
うん……ありがとう、騎士クン。
【chara 129011 face 2 (joy)】
……一緒に冒険、しようね。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ルナの塔を目指し、歩き出す二人。
そんなエリスの顔には、隠しきれない高揚感が浮かんでいるのだった……