頂きの理想郷
仮想の現実世界にて、エリスは街中を捜し回った末に{player}と再会し、二人の時間を堪能する。その後、夢を見せたのがミネルヴァだと気づいたエリスは、彼女に感謝しつつ塔を後にするのだった。
-------------- situation:
頂きの理想郷
--------------
voice: vo_adv_7030003_000
騎士クン?:
【chara 15811 face 2 (joy)】
君たちを侮っていたみたいだ。
【chara 15811 face 1 (normal)】
記憶のかけらを集めた僕は、まぎれもない本物だったはずなのに。
voice: vo_adv_7030003_001
騎士クン?:
【chara 15811 face 1 (normal)】
お別れを、しなくちゃいけない……
Choice: (1) お別れなの?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_7030003_002
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
いいえ。あなたが、騎士クンの記憶から生まれたのなら。
お別れではないはず。あなたが本当の騎士クンで、ないとしても……
voice: vo_adv_7030003_003
騎士クン?:
【chara 15811 face 2 (joy)】
……うん。
じゃあ、また会うかもしれないね。
その時には──
voice: vo_adv_7030003_004
騎士クン?:
【chara 15811 face 2 (joy)】
君たちの願いを、また見せてほしいな。
ふふ、楽しみ──にしてる、よ……
--- Switch scene ---
Choice: (2) 消えちゃった……
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_7030003_005
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
ふぅ……
【chara 129011 face 6 (surprised)】
じゃあ、最初の目的を……果たさなくちゃね。
【chara 129011 face 7 (special_a)】
「BANモード」のプログラムをここに隠しておこう。
voice: vo_adv_7030003_006
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
幻境竜后の切り札を封じた手段……それがこの塔に眠っている。
【chara 129011 face 1 (normal)】
このことを知っているのは、わたしと騎士クンだけ……
Choice: (3) 秘密基地みたいだね。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_7030003_007
エリス:
【chara 129011 face 2 (joy)】
そうだね、ふふっ……わたしたちの、秘密基地。
【chara 129011 face 1 (normal)】
他のみんなには内緒だよ……
voice: vo_adv_7030003_008
エリス:
【chara 129011 face 2 (joy)】
なんだか、かわいい……
【chara 129011 face 1 (normal)】
騎士クンも、子どものころ……そういうのを作って遊んだりしたのかな。
【chara 129011 face 6 (surprised)】
この世界じゃなくて、あっち側の……現実の世界で……
voice: vo_adv_7030003_009
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
……やっぱり、あっち側で……
もっと騎士クンと、触れ合いたかったな……
Choice: (4) エリスさん?
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_7030003_010
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
ううん、何でもないよ。
とにかくこれで、今回の冒険はおしまいだね。
【chara 129011 face 6 (surprised)】
少し寂しいけれど、早く塔を離れないと──
voice: vo_adv_7030003_011
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
……ちょっと待って。この光って、まさか……?
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7030003_012
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
ここは……現実世界?
どうしていきなり、こんなものが……
voice: vo_adv_7030003_013
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
……現実そのものではない、精巧に作られた仮想世界……
わたしの体も……義体などではなく、
普通の人体と同じように設定されている……
voice: vo_adv_7030003_014
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
前は同じように、仮想の現実をわたしの力で作ったけれど……
【chara 129031 face 3 (anger)】
今回は、何もしていない。【chara 129031 face 6 (surprised)】
なら、誰がこんなことを?
【chara 129031 face 3 (anger)】
まさか、幻境竜后に見つかった……?
voice: vo_adv_7030003_015
???:
【chara 1 face 1 (normal)】
【chara 129031 face 6 (surprised)】
来たわね、エリス♪
voice: vo_adv_7030003_016
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
おまえは、アメスではなく……フィオ?
なぜここに……いや。
これも、幻……?
voice: vo_adv_7030003_017
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
──っ。
この気配、騎士クン……?
voice: vo_adv_7030003_018
フィオ:
【chara 134011 face 1 (normal)】
あんたも気づいた? 【chara 134011 face 2 (joy)】
さすがに早いわね~
今この世界に、あんたの大好きなあいつも来てるって。
voice: vo_adv_7030003_019
フィオ:
【chara 134011 face 1 (normal)】
「こっち側」で、あいつと触れ合いたかったんでしょ?
一時的にとはいえ、幻境竜后から世界を守ってくれたわけだし。
【chara 134011 face 2 (joy)】
特別サービスってことで、あいつのとこまで案内してあげるから──
voice: vo_adv_7030003_020
エリ:
【chara 129031 face 3 (anger)】
そんなもの、不要。騎士クンを捜すのに、誰かの助力なんていらない。
余計な口出しはしないで。
voice: vo_adv_7030003_021
フィオ:
【chara 134011 face 6 (surprised)】
いいの? 今のあんたは何の力もない生身だし、
この広い街の中で人捜しなんて大変だと思うけど。
voice: vo_adv_7030003_022
エリ:
【chara 129031 face 3 (anger)】
……わたしと騎士クンの絆を、侮らないで。
必ず捜しだしてみせるから……
voice: vo_adv_7030003_023
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
この仮想空間……確かにかなりの広範囲で構築されている。
【chara 129031 face 1 (normal)】
でも、集中すれば騎士クンの存在を感じる……そう、向こうね。
voice: vo_adv_7030003_024
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
ここは、騎士クンが通う学校……でも、人の気配がほとんどない。
シミュレーションの欠陥? それとも……
【chara 129031 face 1 (normal)】
いえ、騎士クンに会えればそれでいい……
voice: vo_adv_7030003_025
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
{player}くんっ……
あれ、だ、誰もいない……?
voice: vo_adv_7030003_026
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
あっ、しまった……【chara 129031 face 4 (sad)】
これは、騎士クン本人じゃない。
騎士クンが毎日座っている座席を、
騎士クンの気配だと誤認してしまった……
voice: vo_adv_7030003_027
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
なるほど……この世界において、今日は休日。
騎士クンが学校にいないのも当然ね……
【chara 129031 face 4 (sad)】
なんて不覚、もっと集中して捜さないと……
voice: vo_adv_7030003_028
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
でも、ちょっとだけ……わたしもここに、座ってみようかな。
【chara 129031 face 1 (normal)】
そうだ……騎士クンの席じゃなくて、隣……【chara 129031 face 3 (anger)】
は、
草野優衣の気配がするから、【chara 129031 face 6 (surprised)】
後ろとか……前でもいいかも……
voice: vo_adv_7030003_029
エリ:
【chara 129031 face 1 (normal)】
はぁ……予想外に、楽しんでしまった……
【chara 129031 face 6 (surprised)】
いつまでここにいられるか、分からないけれど……急がないと……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
Choice: (5) ……あれ、今のって──
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_7030003_030
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
この書店から、騎士クンの気配を感じる。
【chara 129031 face 1 (normal)】
今度こそ、騎士クンに会えるはず……
voice: vo_adv_7030003_031
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
騎士クン、今日はどんな本を買いに来たのかな……?
【chara 129031 face 2 (joy)】
よかったらわたしも、一緒に買い物を……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
voice: vo_adv_7030003_032
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
おかしい……ここにもいないなんて。
気配は感じたのに……【chara 129031 face 6 (surprised)】
単に行きつけの店というだけ?
voice: vo_adv_7030003_033
エリ:
【chara 129031 face 1 (normal)】
でも……いい買い物ができた。
騎士クンが好きな漫画とか、よく読んでる雑誌とか……
【chara 129031 face 2 (joy)】
眺めているだけで、騎士クンをそばに感じられる……
voice: vo_adv_7030003_034
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
っ、危ない……目的を見失うところだった。
【chara 129031 face 4 (sad)】
早く騎士クンを見つけないといけないのに……
voice: vo_adv_7030003_035
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
あっ……あの雑誌の、表紙のモデル……
少し、草野優衣に似ている……【chara 129031 face 3 (anger)】
気がする。
念のため、裏返しておきましょう……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
Choice: (6) あの人が、さっきまでいたような……
----- Tag 6 -----
voice: vo_adv_7030003_036
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
商店街の店……騎士クンがここで、コロッケを買って食べてた……
【chara 129031 face 1 (normal)】
いい匂い。【chara 129031 face 4 (sad)】
お腹も、空いてきているし……
【chara 129031 face 6 (surprised)】
それなら、うん……わたしも……
voice: vo_adv_7030003_037
エリ:
【chara 129031 face 1 (normal)】
……出来立てのコロッケ……【chara 129031 face 6 (surprised)】
気を付けないと、火傷してしまいそう。
【chara 129031 face 1 (normal)】
でも、だからこそいい……騎士クンもきっとそう思ってる。
じゃあ……いただきます……
voice: vo_adv_7030003_038
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
ほかほかの熱と、しみわたるような味が……口の中に、広がってくる。
味覚情報としては、VR世界のそれと大差はない……
voice: vo_adv_7030003_039
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
それなのに……仮想空間とはいえ、
騎士クンと同じ肉体を持っていると、自覚しているからかな。
得られる喜びは、とても大きくて……
voice: vo_adv_7030003_040
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
ふふっ……おいしいね、騎士クン……
voice: vo_adv_7030003_041
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
でも騎士クンは、ここにもいなかった……
もっと別の場所を捜してみよう……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
…………
Choice: (7) ……また、すれ違いになっちゃった?
----- Tag 7 -----
voice: vo_adv_7030003_042
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
はぁ、はぁ……もう、夜になっちゃった……
voice: vo_adv_7030003_043
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
通学路、公園、駅前、商店街……
こんなに捜しても、見つからないなんて……
騎士クンの気配なら、いくらでも感じられるのに……
voice: vo_adv_7030003_044
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
そうだ、この街は……いたるところに、騎士クンを感じる。
街全体が、騎士クンの痕跡で満ちているようなもの……
voice: vo_adv_7030003_045
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
騎士クンの匂いが濃すぎて、鼻が利かないみたいな……
【chara 129031 face 6 (surprised)】
今のわたしは、そんな状況に陥ってしまっている。
【chara 129031 face 5 (shy)】
あぁなんて幸せなの……【chara 129031 face 4 (sad)】
ではなくて、あとはどこを捜せば……
voice: vo_adv_7030003_046
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
っ……足が、痛い?
voice: vo_adv_7030003_047
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
そうか、これが……靴擦れという症状ね。
【chara 129031 face 4 (sad)】
慣れない体で、歩きすぎたせいで……
自覚したら、痛みが強くなってきた……
voice: vo_adv_7030003_048
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
あぁ……痛い……
足だけじゃなくて、体が……心が……
voice: vo_adv_7030003_049
エリ:
【chara 129031 face 4 (sad)】
わたしが、間違ってたのかな。
こっちの世界で、騎士クンと触れ合いたいなんて……
過ぎた願いだったのかも……
Choice: (8) エリさん!
----- Tag 8 -----
voice: vo_adv_7030003_050
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
っ……! あ、あぁっ……
Choice: (9) やっと見つけた。
----- Tag 9 -----
voice: vo_adv_7030003_051
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
や、やっと、会えた……わたしも、会いたかったの。
【chara 129031 face 4 (sad)】
{player}くんに会いたくて、街中を捜しまわって……あっ!
Choice: (10) もしかして、足、怪我してる?
----- Tag 10 -----
Choice: (11) 絆創膏を貼ろう。ちょっと待って。
----- Tag 11 -----
voice: vo_adv_7030003_052
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
う、うん……あっ、手当てしてくれるの……?
【chara 129031 face 1 (normal)】
そっか……【chara 129031 face 2 (joy)】
ふふっ、やっぱり{player}くんは、優しいね……
voice: vo_adv_7030003_053
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
ん……ありがとう。
これならもう大丈夫、一人で歩けるから……っ……
Choice: (12) エリさん、無理しないで。
----- Tag 12 -----
voice: vo_adv_7030003_054
エリ:
【chara 129031 face 6 (surprised)】
え……きゃぁっ!
--- Switch scene ---

voice: vo_adv_7030003_055
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
ちょ、ちょっと待って……う、うそっ、これって……
わ、わたし、抱っこされちゃってる?
Choice: (13) 僕の肩、しっかり持って。
----- Tag 13 -----
voice: vo_adv_7030003_056
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
え? あ、は、はい……そ、そうだね。
しっかり掴まってないで落ちちゃったら、危ないもんね……

voice: vo_adv_7030003_057
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
……って、そうじゃなくてっ。
ま、待って、街中でこんな……
ほら、みんなに見られてるかも……
Choice: (14) 僕は構わないよ。
----- Tag 14 -----
voice: vo_adv_7030003_058
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
えぇっ……【chara 129031 face 1 (normal)】
そ、そっか……
わたしたちのこと、みんなに見られちゃっても……
voice: vo_adv_7030003_059
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
た、確かにあなたって……普段はのんびり屋に見えるのに、
意外と大胆なところもあって、たまにわたしも見てて驚かされたり
ハラハラドキドキしたりすることも、今までたくさんあったんだけど……
Choice: (15) エリさんは、嫌?
----- Tag 15 -----
voice: vo_adv_7030003_060
エリ:
【chara 129031 face 5 (shy)】
そ、そんなの……嫌なわけ、ないよ……
voice: vo_adv_7030003_061
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
だ、だって……こんなにはっきり感じる……
騎士クンの、たくましい腕とか……
間近で見つめてくる、優しいまなざしとか……
voice: vo_adv_7030003_062
エリ:
【chara 129031 face 1 (normal)】
この街にいる間、騎士クンを感じてたけど……今と比べたら全然違う。
直に触れ合って、体温を感じるの……とっても幸せな気持ちになる……
Choice: (16) 降ろした方がいい?
----- Tag 16 -----

voice: vo_adv_7030003_063
エリ:
【chara 129031 face 2 (joy)】
……ううん……
やっぱり、これでいい……このままがいい。
Choice: (17) じゃあ、一緒に帰ろうか。
----- Tag 17 -----
voice: vo_adv_7030003_064
エリ:
【chara 129031 face 1 (normal)】
そうだね。でも……危ないから、ゆっくり歩いて帰ろう。
【chara 129031 face 2 (joy)】
わたしもあなたを放さないよう、しっかり掴まってるから……
--- Switch scene ---
still display end
voice: vo_adv_7030003_065
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
あっ……ここは……
ルナの塔に、戻った……?
【chara 129011 face 4 (sad)】
騎士クン、大丈夫……?
Choice: (18) 何か夢を見てたような……
----- Tag 18 -----
voice: vo_adv_7030003_066
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
うん、そうだね……
voice: vo_adv_7030003_067
エリス:
【chara 129011 face 10 (special_d)】
……なるほど、そういうことか。
塔に近づいた時よりも、強く感じる。
【chara 129011 face 7 (special_a)】
……ミネルヴァを……
voice: vo_adv_7030003_068
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
きっとそれが、今の夢を見た原因……
フィオの力でも、ルナの塔の機能でもない、ミネルヴァが見せた夢。
わたしのささやかな願いを、叶えるように……
voice: vo_adv_7030003_069
エリス:
【chara 129011 face 10 (special_d)】
何か彼女なりの目的が? 【chara 129011 face 6 (surprised)】
それとも、単なるサービス精神?
【chara 129011 face 7 (special_a)】
いえ……考えたところで、答えは出なさそう……
voice: vo_adv_7030003_070
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
とにかく、これで目的は達成できたよ。
幻境竜后に見つかる前に、ここを離れよう。
voice: vo_adv_7030003_071
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
騎士クン、手伝ってくれてありがとう……
わたしは、この後……ちょっと無理をしたから、
しばらく休眠して体を修復させてくるよ。
voice: vo_adv_7030003_072
エリス:
【chara 129011 face 3 (anger)】
それが終わったら、必ず……
騎士クンのところへ行って、一緒に戦うから。
それまで絶対に、無事でいてね。
Choice: (19) 分かった。エリスさんも、気をつけて。
----- Tag 19 -----
voice: vo_adv_7030003_073
エリス:
【chara 129011 face 2 (joy)】
うん……頑張って、騎士クン。
あなたの大好きなこの世界を、守り抜けるように……
--- Switch scene ---
voice: vo_adv_7030003_074
エリス:
【chara 129011 face 6 (surprised)】
……騎士クンが離れると、すぐにルナの塔も消えてしまうのね。
【chara 129011 face 7 (special_a)】
また彼が来たら、姿を現すだろうけれど。
voice: vo_adv_7030003_075
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
もう、新たな記憶のピースは見つからないはず……
【chara 129011 face 10 (special_d)】
でも塔に残ったミネルヴァの意志は、わたしたちの再訪を望んでいる。
【chara 129011 face 1 (normal)】
そんな気がする……
voice: vo_adv_7030003_076
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
ミネルヴァも……修復が終わったら。
騎士クンの力になりたいと考えているのかもしれない。
根拠なんてないけど……わたしはずっと、彼女と一緒だったから……
voice: vo_adv_7030003_077
エリス:
【chara 129011 face 1 (normal)】
──……
voice: vo_adv_7030003_078
エリス:
【chara 129011 face 7 (special_a)】
今は、隠したプログラムを、なるべく長く。
秘匿していられたら、それだけで十分。
わたしは、なすべきことをするだけ……騎士クンの、ために。
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
薄れていく塔の影を、祈るようにしばらく見つめた後、
エリスはその場を後にするのだった……
voice: vo_adv_7030003_079
ミネルヴァ:
【chara 191112 face 1 (normal)】
…………