繋がりは力となる
記念日まで残りわずか、時間が足りないとシェフィは焦っていた。だがその時、これまで出会ってきた様々なギルドが手伝いに現れる。その手回しをしたのは、カリンやネネカ、そしてペコリーヌたちであった。


-------------- situation:
繋がりは力となる
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 記念日は刻一刻と迫ってくる。
シェフィの顔には焦りが生まれていた。

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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】 はぁ、はぁ……!
記念日まで、もう時間がない……!

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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】 自分でやりたいだなんて言っておきながら、
結局間に合いませんでしたなんて……言えるはずない。

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シェフィ:
【chara 106412 face 4 (sad)】 でも、どうしよう……まだ描きあがる目途が──!

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マコト:
【chara 104311 face 1 (normal)】 おーす、入るぜー?
漫画描いてるってのはここでいいのか?

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マホ:
【chara 101011 face 2 (joy)】 わぁすごいなぁ。
【chara 101011 face 1 (normal)】 シェフィはん、ずいぶん頑張ったんどすなぁ。

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カオリ:
【chara 101711 face 1 (normal)】 手伝いに来たさーっ!
【chara 101711 face 2 (joy)】 私たちが来れば百人力よーっ♪

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カスミ:
【chara 101411 face 1 (normal)】 様子を見るに、【chara 101411 face 2 (joy)】 ナイスタイミングだったようだね。
【chara 101411 face 1 (normal)】 絵の心得があるわけではないが、手伝わせてもらうよ。

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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】 みなさん、どうして……!

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マコト:
【chara 104311 face 6 (surprised)】 なんでって……【chara 104311 face 1 (normal)】 なぁ?
【chara 104311 face 2 (joy)】 なんか噂になってるぜ。
おまえが面白いことしてるってさ。

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マホ:
【chara 104311 face 1 (normal)】 【chara 101011 face 1 (normal)】 そうそう。
いろんなギルドの間に広まってるみたいやねぇ。

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シェフィ:
【chara 106412 face 6 (surprised)】 噂が……?
今まで手伝ってくれた人たちかしら……?

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カスミ:
【chara 101411 face 3 (anger)】 ……いや、たぶん違うね。
情報はピンポイントで伝わっているようだった。
誰かが、シェフィさんの手伝いをさせようとしてるんじゃないかな。

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カオリ:
【chara 101711 face 6 (surprised)】 パトロールしてても街の人たちは何も知らない感じだったね~?
【chara 101711 face 2 (joy)】 ふっしぎさ~♪
【chara 101711 face 1 (normal)】 とにかく手伝うよ~、なんでも言ってさ~!

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シェフィ:
【chara 106412 face 2 (joy)】 あ、ありがとうございます……!
【chara 106412 face 1 (normal)】 じゃあすみません、私が描いたものに色を塗っていってもらえると……!

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シェフィ:
【chara 106412 face 1 (normal)】 細かいことは今はどうでもいい……!
【chara 106412 face 3 (anger)】 とにかく、私は私のできることをする……! 

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カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 ──では皆さん、よろしくお願いしますね。

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カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 これで【美食殿】とつながりのあるギルドには、
情報が行き渡ったでしょうか。

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カリン:
【chara 118511 face 2 (joy)】 大切な記念日ですからね。
私たちギルド管理協会もお手伝いしなくては。

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カリン:
【chara 118511 face 1 (normal)】 時間が空いたら、私もシェフィさんの様子を見に行きましょうか。

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カリン:
【chara 118511 face 6 (surprised)】 それにしても今回のシェフィさんの情報、
どうして王宮の方から下りてきたんでしょう……?

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ネネカ:
【chara 107011 face 1 (normal)】 さて、情報を撒くのはこの程度で構いませんかね。
これで、色々なギルドが彼女の手助けをしに行くことでしょう。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 1 (normal)】 ネネカさん、わたしのお願いを聞いてくれて【chara 105812 face 2 (joy)】 ありがとうございます☆

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ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 私の力を随分と気安く使ってくれるものですね。
【chara 107011 face 1 (normal)】 彼女を手伝ってほしかったのなら、
貴方自身が手を貸せばよかったのではありませんか?

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 だってそれだと、【chara 105812 face 1 (normal)】 わたしがシェフィちゃんの作っているものの内容を
知ってしまうかもしれないじゃないですか。

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ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 なるほど。
好きな食べ物を最後まで残すタイプですね、貴方は。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 6 (surprised)】 ……?
【chara 105812 face 1 (normal)】 いえ、わたしは食べ物全部大好きですから♪
なにもかも残さず食べちゃいますよ?

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ネネカ:
【chara 107011 face 4 (sad)】 …………
【chara 107011 face 1 (normal)】 とにかく、やることはやりました。
せいぜい明日を楽しみにしていることですね。

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ペコリーヌ:
【chara 105812 face 2 (joy)】 はいっ、すっごく楽しみです!
【chara 105812 face 1 (normal)】 ネネカさんもですよね?

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ネネカ:
【chara 107011 face 2 (joy)】 ……まぁ、そうですね。

ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 このあと、シェフィの元に様々なギルドの人々がやってくる。
プレゼント作りは大勢の力が合わさることで進み、
そして──