忠義を示すため
クレジッタはペコリーヌの命を受け、マツリとモニカを連れて再びジオ・テオゴニアを訪れる。いち早く魔物を捕まえようと我先に走り出すクレジッタとマツリを、モニカはあきれ顔で追いかけるのだった。


-------------- situation:
忠義を示すため
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】 5.5周年の魔物を捕まえるため、
マツリとモニカ、クレジッタの3人は城前の広場を歩き回っていた。

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マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 5.5周年記念の魔物~!
5.5周年記念の魔物はどこッスか~っ!?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ちょっとちょっと、お供1号。
【chara 118011 face 3 (anger)】 こんな街中で叫んでも、魔物が出てくるはずないでしょう。
門番だって一応仕事をしているようですし。

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マツリ:
【chara 100511 face 3 (anger)】 だからお供1号じゃないッスよ!
【chara 100511 face 4 (sad)】 っていうか、生態もよく分からない魔物を
どうやって探すつもりなんスか?

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モニカ:
【chara 105311 face 4 (sad)】 ふむ……
手がかりも特にないし、
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ここは地道に探していくしかないだろうな。

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 「地道に」ですか……【chara 118011 face 6 (surprised)】 商売でしたら、それも結構ですけれど。
【chara 118011 face 3 (anger)】 陛下直々のご用命とあらば、可能な限り迅速に片をつけたい所ですわね。
【chara 118011 face 7 (special_a)】 そうっ、わたくしの忠義を証明するために……!!

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マツリ:
【chara 100511 face 4 (sad)】 そんな簡単にはいかないッスよ。
【chara 100511 face 3 (anger)】 こういうのは、努力と根性あるのみッス!

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マツリ:
【chara 100511 face 7 (special_a)】 うおおおっ!
探して探して、探しまくるッスよ!
【chara 100511 face 1 (normal)】 5.5周年記念の魔物はどこッスか~っ!?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 だから! 叫んだところでどうにもならないでしょうに!
お供2号! あなたからも何かおっしゃってくださいな!

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 叫んでいるのは其方もではないか!?
【chara 105311 face 4 (sad)】 ……というか、お供2号ではないのだが……

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 無暗やたらと探す前に、
【chara 105311 face 1 (normal)】 まずはこの街の民から目撃情報を募るとしよう。
特徴的な鳴き声という話だし、見た者がいてもおかしくないはずだ。

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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 了解ッス!
【chara 100511 face 1 (normal)】 努力と根性で、聞いて聞いて聞きまくりッスよ!

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 あまり上等な手段とは言い難いですけれども、【chara 118011 face 6 (surprised)】 仕方ありませんわね。
【chara 118011 face 1 (normal)】 急がば回れの金言通り、全速力で!

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マツリ・クレジッタ:
【chara 1 face 1 (normal)】 「5.5周年記念の魔物はどこッスか~っ!?」
「5.5周年記念の魔物はどこですの~っ!?」

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老人:
【chara 9211 face 1 (normal)】 ふむふむ……おかしな鳴き声の魔物ですか。
【chara 9211 face 2 (joy)】 確かに先ほど、見ましたよ。

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ほ、本当か!? どこにいたのだ?

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老人:
【chara 9211 face 1 (normal)】 街外れですじゃ。【chara 9211 face 6 (surprised)】 ですが、別の方々が
捕まえてらっしゃいましたぞ。

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老人:
【chara 9211 face 6 (surprised)】 確かあれは、【chara 9211 face 1 (normal)】 お城に招かれた方々……
【chara 9211 face 2 (joy)】 そうそう、ペコリーヌご一行と言いましたかな?

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マツリ:
【chara 100511 face 6 (surprised)】 ええ~!? 王女様たちも探してるんッスね~!?
【chara 100511 face 4 (sad)】 それは先を越されたッス~……

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モニカ:
【chara 105311 face 1 (normal)】 ああ……一緒に手分けをして探してほしい、と言っていたからな。

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モニカ:
【chara 105311 face 3 (anger)】 魔物はたくさんいると聞く。
【chara 105311 face 1 (normal)】 もたもたしている場合ではないな。捜索を続けるぞ!

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マツリ:
【chara 100511 face 1 (normal)】 もちろんッス!
【chara 100511 face 2 (joy)】 努力と根性、もっともっと絞り出すッスよ~っ!

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 その心意気はよいが、猪突猛進ではいかんぞ。
【chara 105311 face 1 (normal)】 クレジッタ殿、我々は情報収集を──

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 がくっ……!!
よよよ……

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ク、クレジッタ殿? どうしたのだ?
【chara 105311 face 4 (sad)】 これまでにない効果音が口から出ているぞ!?

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クレジッタ:
【chara 118011 face 4 (sad)】 わたくしとしたことが……!
聞き込みなどに時間を取られ、陛下の手を煩わせてしまうとは……!
一生の不覚! 末代までの恥ですわぁぁっ……!

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 そ、そんなに大袈裟なことだろうか……?

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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 へこたれちゃダメッス、クレジッタさん!
このくらいすぐ取り返せるッスよ!
自慢じゃないスけど、自分が失敗するときはこんなもんじゃないッス!

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クレジッタ:
【chara 118011 face 3 (anger)】 本当に自慢になりませんわね!?
というか見くびらないでくださいませんこと!?
わたくしの不屈っぷりは、こんなものではございませんでしてよっ!!

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マツリ:
【chara 100511 face 2 (joy)】 そのイキッス!
【chara 100511 face 1 (normal)】 それじゃさっそく、街の外に行って魔物を探しまくるッスよ!
【chara 100511 face 3 (anger)】 うおおお~~っ!

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クレジッタ:
【chara 118011 face 6 (surprised)】 ちょっ!?
あなたにも先を越されるつもりはありませんでしてよ!
【chara 118011 face 3 (anger)】 お待ちなさいお供1号~っ!!!

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モニカ:
【chara 105311 face 6 (surprised)】 ああっ! おまえたち聞き込みはっ……【chara 105311 face 4 (sad)】
まったく、結局無暗やたらと探すことになるではないか!
【chara 105311 face 3 (anger)】 ──すまない御老体、失礼するぞ~っ!!

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老人:
【chara 9211 face 6 (surprised)】 あっ、まだ話は途中──
【chara 9211 face 4 (sad)】 ……行ってしまった……

voice: vo_adv_9007002_032
老人:
【chara 9211 face 4 (sad)】 他の魔物の目撃情報があったのは、
反対の方角なんじゃが。
【chara 9211 face 1 (normal)】 若い者はせっかちでいけませんのう。