時には獣のように
ジオ・ゲヘナの祭りの雰囲気に圧倒されるヴァイオレットとグレイス。{player}の薦めではじめての立ち食いに挑戦したヴァイオレットは、稀有な体験に心躍らせるのだった。
-------------- situation:
時には獣のように
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ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジオ・ゲヘナ某所──
立ち並ぶ屋台を、物珍し気に眺める異邦人たちの姿があった。
voice: vo_adv_9009009_000
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
これが、お祭り──
行き交う人々も、屋台の呼び声も、
とても活気に満ちていて……【chara 195014 face 4 (sad)】
なんだか、目眩がしてしまいそう。
voice: vo_adv_9009009_001
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
あまりフラフラしないでください、ヴァイオレット姫。
護衛も大変なので。
【chara 194912 face 4 (sad)】
それに──
voice: vo_adv_9009009_002
グレイス:
【chara 194914 face 4 (sad)】
──こんな人ごみ、私も初めてですから。
目眩がして……なんだか、消えてしまいそう……
Choice: (1) 本当に消えかかってる!?
----- Tag 1 -----
voice: vo_adv_9009009_003
グレイス:
【chara 194912 face 1 (normal)】
冗談はさておき。
屋台でオススメのものはありますか、騎士氏。
【chara 194912 face 6 (surprised)】
──あ、【chara 194912 face 3 (anger)】
そこのイカ焼きは結構です。
voice: vo_adv_9009009_004
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
……騎士様。あちらで焼かれているものは、なんでしょう?
棒状の、黄色い何か……魚卵のようなものがびっしりついていて、
茶色い液体を刷毛で塗られている、良い匂いの……
Choice: (2) 焼きトウモロコシですね。
----- Tag 2 -----
voice: vo_adv_9009009_005
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 1 (normal)】
ジオ・ニヴルヘルでは、見ない食べ物ですね。
どのようにいただくのですか?
【chara 195014 face 6 (surprised)】
ナイフとフォークは……
voice: vo_adv_9009009_006
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
……えっ? このまま、かぶりつくのですか?
【chara 195014 face 4 (sad)】
しかも、立ったままだなんて……まるで獣のようです。
姫として、あるまじき行為では……
Choice: (3) うちの姫さまは、よくやってますよ。
----- Tag 3 -----
voice: vo_adv_9009009_007
グレイス:
【chara 194912 face 6 (surprised)】
……ふむふむ。プリンセス・ペコリーヌは、10本一気食いも余裕、と。
なんということでしょう。
【chara 194912 face 2 (joy)】
これは貴女も負けていられませんよ、ヴァイオレット姫。
voice: vo_adv_9009009_008
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
は……、【chara 195014 face 3 (anger)】
はい。
では、お恥ずかしながら……
voice: vo_adv_9009009_009
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 3 (anger)】
……!【chara 195014 face 6 (surprised)】
これは……【chara 195014 face 2 (joy)】
大変に、美味なお食事です。
驚きました……♪
Choice: (4) 他にも美味しいものが色々ありますよ。
----- Tag 4 -----
voice: vo_adv_9009009_010
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 2 (joy)】
……はい。
【chara 195014 face 1 (normal)】
まだ、お時間が宜しければ……
エスコートをお願いできますか? 騎士様。
Choice: (5) もちろん!
----- Tag 5 -----
voice: vo_adv_9009009_011
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 2 (joy)】
ふふっ……感謝いたします。
【chara 195014 face 1 (normal)】
本当に、珍しいものばかりで……【chara 195014 face 2 (joy)】
久しぶりに胸が、高鳴るようです。
voice: vo_adv_9009009_012
グレイス:
【chara 194912 face 2 (joy)】
良かったですね、姫。
私も、珍しいものが──大口を開けて
トウモロコシにかぶりつく姫の姿が見られて、良かったです。
voice: vo_adv_9009009_013
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 6 (surprised)】
……!
【chara 195014 face 4 (sad)】
そ、それは……
voice: vo_adv_9009009_014
ヴァイオレット:
【chara 195014 face 4 (sad)】
……もう。意地悪言わないで、グレイス……
ナレーション:
【chara 0 face 1 (normal)】
ジオ・ニヴルヘルの姫と守護騎士は、
異世界の雑踏を思う存分楽しんだのだった。