voice: 10104140010 ぱんだ すー……はー…………――っし!風呂入って食事!
voice: 10104140020 ぱんだ はぁ、食べた食べた
voice: 10104140030 シャモ ぱんだちゃん
voice: 10104140040 ぱんだ はい――って、シャモさん?どうしたんですか?
voice: 10104140050 シャモ ちょっといいかしら。
voice: 10104140060 ぱんだ えーっと……なんでしょう?
voice: 10104140070 シャモ 少しだけお話がしたいの。
voice: 10104140080 シャモ ごめんなさいね、せっかくの夜の時間。
voice: 10104140090 ぱんだ い、いえ。シャモさんのお呼び出しならいくらでも!
voice: 10104140100 ぱんだ (とは言ったものの、何の話だ……?)
voice: 10104140110 ぱんだ (さっきの話?いやいやだったらあの部屋ですりゃいい。 ……柊さんの前ではできない話?そ、それってどんな話!?)
voice: 10104140120 シャモ この間、流石ちゃんと釣りに行ったのよね。
voice: 10104140130 ぱんだ えっ?あっ、はい! ……って、もしかしてお見通しだったりします?
voice: 10104140140 シャモ なんのことかしら?
voice: 10104140150 ぱんだ あー、いや。……さっすーが一段と集中するようになったの。 ぱんだと釣りに行って、口論になってからなんです。
voice: 10104140160 ぱんだ 口論っていうか、一方的にさっすーの逆鱗に触れたっていうか。 それが逆鱗だったのかっていうか……。
voice: 10104140170 シャモ その時のこと、詳しく話してくれる?
voice: 10104140180 ぱんだ え?ああ、えっと――。
voice: 10104140190 ぱんだ ……って、感じですね。
voice: 10104140200 シャモ そう。
voice: 10104140210 シャモ 流石ちゃんのことだけど、ぱんだちゃんはどう考えてる?
voice: 10104140270 ぱんだ ……さっすーのこと。すごい奴って思ってます。
voice: 10104140280 ぱんだ すごくて、すごすぎるから……ちょっと嫌になる時もあります。
voice: 10104140290 ぱんだ あっ、でも!本当に嫌なんじゃなくて! 本当に嫌いなのは……ぱんだなんです。
voice: 10104140300 ぱんだ ピーターパンの時もコンプレックス丸出しにして、 さっすーを傷つけましたし、カトりんを困らせました。
voice: 10104140310 ぱんだ ぱんだって、本当にそういうところがダメな奴で……。 本当はさっすーのことだって、何もわからなくて……。
voice: 10104140320 ぱんだ こんなぱんだがさっすーの友達でいる資格とか、本当はないのかも……。
voice: 10104140330 シャモ そうね、そういうところはダメね。
voice: 10104140340 ぱんだ あ……あははー。 シャモさんにそうストレートに言われちゃうと……キツイです。
voice: 10104140350 シャモ 早とちりはだめよ。
voice: 10104140360 ぱんだ え……。
voice: 10104140370 シャモ さっき、事務所で望有が言っていたこと覚えてる?
voice: 10104140380 ぱんだ ぐすっ……すみません……どのことですか?
voice: 10104140390 シャモ 原石は磨かれている。それはぱんだちゃん。あなたもよ。
voice: 10104140400 ぱんだ えっと……。
voice: 10104140410 シャモ 今、流石ちゃんが孤独なら。 孤独にならないよう、あなたが隣に立てる役者になればいいの
voice: 10104140420 ぱんだ 隣に立つって……ぱんだが、さっすーの?
voice: 10104140430 シャモ その考え方がよくないわ。
voice: 10104140440 シャモ 劣等感も、悔しい気持ちも、自分への怒りも、全ては演技の肥やしになる。 だからといってそれを抱え込んではいけないわ。
voice: 10104140450 シャモ 知っているでしょう?あなたが一番好きなあの舞台。 あそこで最も輝いていたのは誰でもない、エポニーヌよ。
voice: 10104140460 ぱんだ あ……。
voice: 10104140470 シャモ エポニーヌとジャン・バルジャンは接する機会がほとんどないわ。
voice: 10104140480 シャモ でも、エポニーヌが無視できないほど輝けば、 ジャン・バルジャンも目を向けざるをえなくなる。
voice: 10104140490 ぱんだ (輝く……ぱんだが……さっすーに負けないくらい……)
voice: 10104140500 シャモ なるのでしょう、エポニーヌでダイスターに。
voice: 10104140510 ぱんだ !
voice: 10104140520 ぱんだ ……はい。もちろんです。
voice: 10104140530 ぱんだ なってみせますよ、さっす―のライバルに!