voice: 1304920010 緋花里 まんぷくまんぷく〜。お風呂でぽかぽか〜。 このまま寝たら、気持ちよさそうさ〜……。

voice: 1304920020 そうだな〜……。

voice: 1304920030 緋花里・雪 ふうぅ〜〜〜〜〜……。

voice: 1304920040 氷川 (お二方とも、お寛ぎいただけていますね。  眼福眼福)

voice: 1304920050 ラモーナ 仲良きことは良いことづくめだな。 快く二つ返事で合宿を許可してくれた暦に感謝せねば!

voice: 1304920060 voice: 1304920061 認識に大きな齟齬がありますわね。 それより、本読みの残りはいかがします?

voice: 1304920070 voice: 1304920071 ラモーナ 暦と同じだ。キリのいいところまでやっておきたい。 皆はそれでいいか?

voice: 1304920080 ワタシの芝居で吹っ飛ばしてやる〜。

voice: 1304920090 緋花里 迎え撃つよ〜。

voice: 1304920100 夢の中でも稽古をしていそうですわね、ふふ……。

voice: 1304920110 ラモーナ うたた寝はしても気力や充分というところだろう。 リリヤが風呂から戻ったら再開だ。

voice: 1304920120 氷川、私どもはもう少々続けます。 夜も遅いですし、今日はもうよろしくてよ。

voice: 1304920130 ラモーナ おかげで稽古に集中できている。礼を言わせてくれ。

voice: 1304920140 voice: 1304920141 氷川 もったいなきお言葉です。 では、リリヤ様にお声がけしてからお休みをいただきます。

voice: 1304920150 氷川 (見学したかったですが、それは出過ぎた真似ですね。  さて、後はリリヤ様にお伝えしなければ)

voice: 1304920160 リリヤ

voice: 1304920170 氷川 あ。

voice: 1304920180 氷川 (ま、また私は腑抜けた声を……!  扉を開けた目の前にリリヤ様が立っているなんて!?)

voice: 1304920190 氷川 (まずは非礼を詫びなくては!  黙っていては余計に失礼に当たりますし!)

voice: 1304920200 氷川 こ、これはリリヤ様……。 ……お湯かげんはいかがでしたか?

voice: 1304920210 氷川 (な、何を聞いているんですか私は!?  そんなことより先に謝罪を!)

voice: 1304920220 リリヤ 自動ドア?

voice: 1304920230 氷川 ええと、一般的な扉ですが……。

voice: 1304920240 リリヤ 開けようとしたら、あなたが開けてくれたから。 おもてなしかと思った。

voice: 1304920250 氷川 い、え。これは偶然で……。

voice: 1304920260 リリヤ 知ってる。冗談のつもり。

voice: 1304920270 氷川 そ、そうですね。素敵です。ふふふ……。

voice: 1304920280 リリヤ うん。素敵。

voice: 1304920290 氷川 (う、うまく笑えた気がしない。  これでは使用人として失格というもの……)

voice: 1304920300 リリヤ ラモたちは?

voice: 1304920310 voice: 1304920311 氷川 そ、そうでした。 皆様が稽古場でお待ちです。もう少々稽古を続けられると。

voice: 1304920320 リリヤ わかった。

voice: 1304920330 氷川 では、私はこれで失礼いたします。

voice: 1304920340 リリヤ 待って。

voice: 1304920350 氷川 あ、はい! いかがしましたでしょうか!?

voice: 1304920360 リリヤ (じいっ〜)

voice: 1304920370 氷川 (あ、穴があくほど見つめられている。  もしや何かお気に障るようなことを……)

voice: 1304920380 リリヤ もしかして、怒っている?

voice: 1304920390 氷川 ええ? ど、どういったことでしょう?

voice: 1304920400 リリヤ 見つめると、すぐに視線を逸らしてしまうから。 私が嫌い?

voice: 1304920410 氷川 そ、そんなことは断じてありません! 暦お嬢様のご同輩であるリリヤ様を嫌うだなんて!

voice: 1304920420 リリヤ なら、視線を逸らすのはなぜ? 見つめ合うのは悪いこと?

voice: 1304920430 氷川 そ、それは……。

voice: 1304920440 氷川 (ハッ! そう言えばあの時暦お嬢様が——)

voice: 1304920450 念のため、です。 何か間違いがあってはなりませんから。

voice: 1304920460 氷川 (——もしや間違いとはこのこと!?  見つめ合って冷静でいられなくなるから!?)

voice: 1304920470 リリヤ 大丈夫。言いにくいことなら言わなくてもいい。

voice: 1304920480 氷川 いっ、いえ! リリヤ様があまりにお美しいので 見惚れてしまってはいけないと……。

voice: 1304920490 氷川 (わああ! 私はなんてことを!  穴があったら入りたい! 埋めてほしい……!)

voice: 1304920500 リリヤ そう。

voice: 1304920510 氷川 (お、お顔が近い! 美しすぎる……!)

voice: 1304920520 リリヤ 視線を逸らされるのは悲しい。 近くで見て。私に慣れて。

voice: 1304920530 氷川 そ、それは失礼というもので……。

voice: 1304920540 リリヤ 私は見てほしい。 あなたの澄んだ瞳の中に、私を映して。

voice: 1304920550 氷川 は、はい……!

voice: 1304920560 リリヤ これで慣れてもらえた。嫌われていなくて安心。

voice: 1304920570 氷川 こ、この度はご不安にさせてしまい失礼いたしました……。

voice: 1304920580 リリヤ ううん。とてもリラックスできてる。 よく周りを見ている、優秀な人のおかげ。

voice: 1304920590 リリヤ 感謝のハグは不要?

voice: 1304920600 氷川 も、もったいなきお言葉です。

voice: 1304920610 リリヤ じゃあ、素敵な夜を。モイモイ。

voice: 1304920620 氷川 は、あ! なんと無様なのですか、私! リリヤ様を不安にさせてしまっていたなんて。

voice: 1304920630 氷川 やはり、緩んでいますね……。 気合いを入れ直さねばなりません。が……。

voice: 1304920640 氷川 これから、目を逸らさずにいられるでしょうか……。