voice: 1407320010 ぱんだ あー、今日が終わったー……。

voice: 1407320020 voice: 1407320021 知冴 ふぅ……桜湯、いい湯だったね。 ……ん、何か閃きそう。

voice: 1407320030 ぱんだ やめろー、さっすー。 今日はもうツッコむ元気もねーんだ……。

voice: 1407320040 知冴 お疲れだね。

voice: 1407320050 ぱんだ ……はあぁあぁあああああ〜。皆の前で寝るなんて。 ぱんだらしからぬ気の抜け方をしてしまった……。

voice: 1407320060 知冴 それだけ、準備を頑張ったってことだよ。

voice: 1407320070 ぱんだ ……まぁ、皆も喜んでくれてたみたいだし。 そういうことにしておく。

voice: 1407320080 知冴 編集、徹夜になっちゃってたんだもんね。

voice: 1407320090 ぱんだ ああいうのは、凝り始めるとキリがないんだよ。 完成はしたけど、いっぱい妥協もした。

voice: 1407320100 知冴 おお、プロっぽい悩みだ。

voice: 1407320110 ぱんだ ぱんだは配信者だから、プロなんだって……でも、まぁ。 ここちゃんと一緒にうんうん頭悩ませてできたものだから、満足。

voice: 1407320120 ぱんだ それで、そっちはどうだったんだよ。

voice: 1407320130 知冴 さっき思いついたハゼ風呂について、やっぱり聞きたかったんだ。 これは特許が取れるアイデアなんだけど——

voice: 1407320140 ぱんだ ちっげーよ! ぱんだたちが編集している間、 さっすーはカトりんとおシズちゃんと一緒だっただろ!

voice: 1407320150 知冴 ああ、そっち。 こっちも楽しくやってたよ。

voice: 1407320160 ぱんだ 本当かよ。具体的にどんなことやってたんだ?

voice: 1407320170 知冴 えっと、最初は夜食を作ろうとして——

voice: 1407320180 カトリナ ここなたち、夜遅くまでかかりそうだし、 夜食でも作ってあげようかしら。

voice: 1407320190 静香 作業しながら、さっと食べられるものがいいわよね。 もしくは片手間に食べられそうなもの?

voice: 1407320200 カトリナ えーと、食パンに、野菜……ハムもある。となると——

voice: 1407320210 知冴 素麺しかないね。

voice: 1407320220 voice: 1407320221 カトリナ そうね、素麺にしましょ——って、 そんなわけないでしょ! 食パンをどうやって素麺に使うつもりなのよ!?

voice: 1407320230 知冴 フフフ、知らないなら教えてあげるよ。 トーストはね——麺つゆとよく合うんだ。

voice: 1407320240 カトリナ ……アンタの嘘には騙されないわよ。

voice: 1407320250 知冴 疑うなら、試してみてよ。それじゃ私、素麺茹でるから。 麺つゆをお願い。

voice: 1407320260 カトリナ ……出汁はかつおぶしでいいの?

voice: 1407320270 知冴 バッチグー。

voice: 1407320280 静香 いやいやいやいや! バッチグーな要素が何もないから! カトリナ、サンドイッチ作ろうとしてたんじゃないの?

voice: 1407320290 カトリナ ——はっ! いつの間にか流石に乗せられて、 素麺作る気分になってた!?

voice: 1407320300 静香 流石も素麺を茹でるお湯を沸かし始めないで!

voice: 1407320310 知冴 止めないでくれ。 人には、やらねばならない時があるんだ。

voice: 1407320320 カトリナ 止めるわよ!

voice: 1407320330 静香 ……この調子で差し入れ持ってったら、 ここなとぱんだの邪魔になっちゃいそうね。

voice: 1407320340 知冴 ……で、いろいろあって。 結局、素麺を茹でることはできなかったんだ。

voice: 1407320350 ぱんだ 夜食なんてなかったのに、夜食の話始めたから、 どういうことかと思ったら……カトりんたちに迷惑かけてんじゃねーよ。

voice: 1407320360 ぱんだ ……その後は、何もなかっただろーな?

voice: 1407320370 知冴 えーと、その後は、明日のために早く寝ようってことになって……。

voice: 1407320380 静香 それじゃ、電気消すわよ。

voice: 1407320390 カトリナ おやすみ、ふたりとも。

voice: 1407320400 知冴 おやすみー。

voice: 1407320410 静香 おやすみなさい。

voice: 1407320420 静香・カトリナ ………………。

voice: 1407320430 カトリナ ……静香、窓閉め忘れてない?

voice: 1407320440 静香 変ね。しっかり鍵は閉めたハズなんだけど……、 うん、やっぱり閉まってる。

voice: 1407320450 カトリナ ちょっと、音がさっきより大きくなってるわよ?

voice: 1407320460 静香 待って、これ、どう考えても隙間風の音じゃないでしょ。

voice: 1407320470 カトリナ ……え、え? 何、この音……。

voice: 1407320480 静香 まさか……。

voice: 1407320490 カトリナ まさかって何よ……。

voice: 1407320500 静香 前、聞いたんだけど、前髪を切るのに失敗して、あまりの恥ずかしさに、 夜な夜なウィッグでカットの練習をするという少女の霊が……。

voice: 1407320510 カトリナ ちょ、ちょっと、やめなさいよ。 アタシたちがこの部屋にきてどれだけ経ったと思ってるのよ。

voice: 1407320520 voice: 1407320521 カトリナ 第一、こんな美味しそうな音を立てるカットの練習あるはず—— って! さすがにこれはおかしいでしょ!

voice: 1407320530 voice: 1407320531 静香 いったいどこから…… もしかして、流石?

voice: 1407320540 知冴 え?

voice: 1407320550 カトリナ そのスマホ……やっぱり、そこから流れてる!

voice: 1407320560 知冴 え? ああ、いいよね、ASMRって。最近ハマってるんだ。 心が落ち着くから、ぐっすり眠れるかと思って。

voice: 1407320570 カトリナ 落ち着かないわよ!

voice: 1407320580 ぱんだ ばっちり迷惑かけてるじゃねーか!

voice: 1407320590 知冴 ……う、ごめん……だって、最近ぱんだとずっと一緒に寝てたから。

voice: 1407320600 ぱんだ は? 意味わかんねーんだけど。

voice: 1407320610 知冴 当たり前のこと、したくて……。

voice: 1407320620 ぱんだ ………………はぁ〜。

voice: 1407320630 ぱんだ そんな繊細なメンタルの持ち主じゃねーだろっての。

voice: 1407320640 ぱんだ ASMRで返事すんなよ、まったく。

voice: 1407320650 知冴 ……ぱんだも、迷惑だった?

voice: 1407320660 ぱんだ それは……。

voice: 1407320670 ぱんだ ………………はぁ〜。

voice: 1407320680 ぱんだ (慣れって怖いわ)

voice: 1407320690 知冴 やっぱり、迷惑に思ってた……?

voice: 1407320700 ぱんだ いいから、寝ろ。さっすー。

voice: 1407320710 知冴 ぱ、ぱんだぁ……。

voice: 1407320720 ぱんだ はいはい、おやすみ。

voice: 1407320730 voice: 1407320731 ぱんだ (……ま、反省するさっす—ってのも、レアもんだし。  もうしばらく黙ってることにすっか)