voice: 1420410010 『これより五条橋に出向き、  噂の人斬りとやらをこの手で叩き伏せてくれよう』

voice: 1420410020 演出チーフ お前がどれほど千寿の足を引っ張っているか、分かっているのか?

voice: 1420410030 いえ、今のは私の立ち回りにも問題がありましたわ。

voice: 1420410040 緋花里 ……ごめん、暦さん。 ちょっと顔洗ってくるね。

voice: 1420410050 演出チーフ おいそこっ! 動き出しが遅い! お前は前に出すぎている! もっと周りを見て動け!

voice: 1420410060 演出チーフ もういい! 全員、一旦休憩だ!

voice: 1420410070 銀河座団員達 はぁ~……先生、ずっと怒鳴りっぱなしね。

voice: 1420410080 銀河座団員達 最近は特に厳しいもんね。 まるで、昔の銀河座に戻ったみたい。

voice: 1420410090 銀河座団員達 違うわよ。銀河座って、本来こういう場所でしょ。 最近はちょっと空気が緩みすぎていたのよ。元に戻っただけじゃない。

voice: 1420410100 緋花里 はっ! ふっ! ……やぁっ!

voice: 1420410110 緋花里 呼吸と、間合い。呼吸と、間合い。 相手と合わせることを意識して……!

voice: 1420410120 銀河座団員達 休憩の声が掛かったのに……、 与那国先輩、ずっとひとりで殺陣の稽古してるわ。

voice: 1420410130 銀河座団員達 先生に何度も注意されたから、焦ってるんじゃない? 与那国先輩、ちょっと可哀想だよね……。

voice: 1420410140 (……緋花里さんにも動揺が窺えますわ。  それもおそらくは、今の銀河座の雰囲気によるもの)

voice: 1420410150 (本来であれば、銀河座が元の姿に戻りつつあるというなら、  私にとっては歓迎すべきことのはず。それなのに――)

voice: 1420410160 (私は、緋花里さんのことを気に掛けてしまっている……。  これが……銀河座を統率するべき立場の、あるべき姿でしょうか)

voice: 1420410170 (今は銀河座の未来のため、己を高めることに集中すべき……。  それなのに私まで、他人の心配ばかりしてしまっている)

voice: 1420410180 (これではラモーナさんと大差ありませんわね。  伝統を重んじるはずの私が、おかしなものですわ……)

voice: 1420410190 ……結局、いつも通り振る舞えていないのは、私も同じ。

voice: 1420410200 (こんな有様では、銀河座を支えてくださる方々にも  おばあさまにも顔向けできませんわね)

voice: 1420410210 はぁ……。

voice: 1420410220 (明日も早いですし、今は寝なければ……。  ただでさえ、このところ寝つきが悪くなっているというのに)

voice: 1420410230 (余計なことばかり考えてはいけませんわ、千寿暦。  平常心……平常心ですわ)

voice: 1420410240 平常心……伝統を、守るためにも……――