voice: 1421820010 緋花里 『君らほど、優れた家臣たちに出会ったことはない……。 長い間ずっと、僕の為に戦ってきてくれた……』
voice: 1421820020 緋花里 『君らの力で、シャルルは王国を拡げてきた! ……それに対する皇帝の答えがこれか!』
voice: 1421820030 アビゲイル 緋花里先輩……さすがは、『牛若丸』の主演……。 すごく勇ましいし、迫力あるな~……。
voice: 1421820040 クレア 本当ね……! あ、あの、緋花里先輩……! どうやったら、そんな演技が出来るようになるんですか? 何かコツとか……。
voice: 1421820050 緋花里 う~ん、そうだなぁ…… 私の場合ね、台本読みながらその場面を思い浮かべて……。
voice: 1421820060 緋花里 私がその人だったら、どう思って、どんなことするかなって考えると……、 自然と体が動くんだ!
voice: 1421820070 緋花里 これってなんだっけ? スタ……なんちゃらスキーシステム、だったかな?
voice: 1421820080 ラモーナ 『スタニスラフスキーシステム』だな。
voice: 1421820090 ラモーナ 役者が脳内に、台本を元にした仮想空間を作ることで、 出したい感情が自然と出せ――
voice: 1421820100 ラモーナ 体の変化や、自律神経まで調節できるようになるのではないか…… それこそが、自然でリアルな演技ではないか……という演技理論だ。
voice: 1421820110 緋花里 そうそう、それそれ! そんな感じで頭の中にイメージが湧くと、こう……。
voice: 1421820120 緋花里 『君たちよ、兄弟よ……もう君たちを見捨てることはない! 戦いで死ななければ、僕は悲しみで死ぬことになる!』
voice: 1421820130 緋花里 『仲間たちよ……今一度戦おう!』
voice: 1421820140 緋花里 ……って感じで、自然と役に入れるっていうか……。 その人になりきる感覚があるんだよね。
voice: 1421820150 クレア へぇ~、そうなんですかぁ……。 でも本当に、こんなに素早く切り替えられるなんて、凄いです……!
voice: 1421820160 ラモーナ だが、まさか緋花里が、自ら率先して演技論を元に演技をするとはな……。 牛若丸の役を経て、成長したということか。
voice: 1421820170 アビゲイル それ言えてる! だって緋花里先輩、前と演じてる時の雰囲気が全然違うもん!
voice: 1421820180 クレア うん……すごい集中力。なのに全然、息切れもしてないし……。 元々体力あるほうだけど、さらにアップした感じがするわね……。
voice: 1421820190 ラモーナ ……そうだな。
voice: 1421820200 緋花里 ん……っはぁ~。 あったかいお茶、落ち着くな~……。
voice: 1421820210 ラモーナ 緋花里、ここにいたのか。
voice: 1421820220 緋花里 あ、ラモさん! 一緒にお茶飲む? 良ければここの席、どうぞ!
voice: 1421820230 ラモーナ ありがとう……じゃあお言葉に甘えて。
voice: 1421820240 緋花里 今日のワークショップも楽しかったね~! 私の講師、どうだった? あんな感じで大丈夫だったかな?
voice: 1421820250 ラモーナ ああ、勿論だとも。クレアもアビーも凄く勉強になったと言っていたぞ。 私も、とても参考になったよ。
voice: 1421820260 ラモーナ 改めてにはなるが……、 講師役を引き受けてくれてありがとう、緋花里。
voice: 1421820270 緋花里 いえいえ! お役に立てて良かったよ! 私も楽しかったし!
voice: 1421820280 緋花里 ……やっぱり、ラモさんが銀河座に残ってくれて、本っっ当に良かった!
voice: 1421820290 ラモーナ どうした、急に改まって……ちょっと照れるな。
voice: 1421820300 緋花里 ふふっ、ワークショップに参加して、よりそう思ったっていうかさ。 ラモさんが来る前の銀河座じゃ、こんなの考えられなかったから。
voice: 1421820310 ラモーナ まぁ、色々と波乱もあったがな。
voice: 1421820320 ラモーナ それでも、今こうしてここに居られるのは…… 緋花里、お前の言葉があったからだ。
voice: 1421820330 ラモーナ 緋花里が私に声をかけてくれたお陰で、私は自分の軸を見失わずに済んだんだ。 心から礼を言うよ……感謝してもし足りないくらいだ。
voice: 1421820340 緋花里 そんな……私は大したことはしてないよっ! でも、ラモさんの力になれたなら良かった。私も嬉しい!
voice: 1421820350 緋花里 これでラモさんと、これからも銀河座で同じ舞台に立てるんだね!
voice: 1421820360 ラモーナ ああ……そのことなんだが、実は、銀河座の上層部から咎められた時、 幹部陣の中のひとりが、私の力を買ってくれてな……庇ってくれたんだ。
voice: 1421820370 ラモーナ そのお陰もあって、私はここにいられるんだ。 それに……。
voice: 1421820380 緋花里 それに? まだ何かあるの?
voice: 1421820390 ラモーナ まだ、はっきりと決まったわけではないんだが――
voice: 1421820400 ラモーナ さっき話した幹部のひとりから、今度銀河座に、新たに設立する予定の劇団、 『星雲』の座長になって欲しいと言われているんだ。
voice: 1421820410 緋花里 ええっ、そうなの!? 凄いよ、ラモさん! やったね!
voice: 1421820420 ラモーナ まだどうするかは、決めているわけではないんだが……。 ありがたい申し出だと、私も思っている。
voice: 1421820430 緋花里 そうだよそうだよ! きっとラモさんが今まで頑張ってきたお陰だね! ラモさんの努力が、銀河座を変えたんだよ!
voice: 1421820440 ラモーナ ありがとう、緋花里。 本当に……お前と一緒にいると元気が出るな。
voice: 1421820450 緋花里 え? そ、そうかな? えへへ……。
voice: 1421820460 ラモーナ (お前こそ、この銀河になくてはならない存在だよ……緋花里)