voice: 1424010010 (やれやれ、稽古の日だっていうのに、  よりによって掃除の手伝いまで頼まれて、遅くなっちゃったなぁ……)

voice: 1424010020 (この前の稽古の時、しぐれと大黒が少し揉めてたみたいだから、  なるべくアタシが側に居て、仲を取り持ってあげないとって思ってたのに)

voice: 1424010030 (なんか早速、出鼻をくじかれちゃったなぁ……)

voice: 1424010040 (もう皆は中にいるかな……)

voice: 1424010050 大黒 全然……良くないわよ!

voice: 1424010060 (え? 今のは、大黒の声……!?  あんな大声出してたってことは、もしかして、しぐれとまた揉めて……?)

voice: 1424010070 (マズい、遅かったか……!  すぐにふたりを止めないと――)

voice: 1424010080 大黒 ほ、本当は願い下げだけどっ……! でもっ、やっぱりそうされると気になんのよ!

voice: 1424010090 (! ……大黒……?)

voice: 1424010100 しぐれ ……だから、ほっといてくださいよ。 これ以上、大黒先輩が気にする必要なんてないじゃないですかぁ。

voice: 1424010110 大黒 今まで一緒にEdenでやってきたんだから、気になるのは当然じゃない! それに、なんでもずけずけ言うのがアンタの持ち味でしょ!?

voice: 1424010120 しぐれ なんですかそれ……っ!!

voice: 1424010130 仁花子 だーちゃんは、しぐれちゃんを心配してるから……。 だから、こうして聞いてるんだよ。

voice: 1424010140 仁花子 ほら、だーちゃんも! だーちゃんの気持ち、もっと分かりやすく言わないと伝わらないよっ!

voice: 1424010150 大黒 うっ……悪かったわね……。

voice: 1424010160 (大黒、仁花子……ふたりとも、しぐれのこと心配して……。  でもまさか、あの大黒のほうから歩み寄るなんてねぇ)

voice: 1424010170 (正直驚いたな……。  アタシの知らないうちに皆、成長していってるってわけだ)

voice: 1424010180 (それに……他人の事情だからそっとしておこう、とはならずに、  わざわざそこに踏み込んでまで、どうにかしようとしてくれるなんて……)

voice: 1424010190 (初魅の創り上げたEden……本当にいい仲間が集まってくれたよ。  こんなにも他者を思いやれて、思いきりぶつかってくれるんだから)

voice: 1424010200 (……さて、お節介を焼こうと思っていたけど、  今ここでアタシが入っていくのは野暮だろうし)

voice: 1424010210 (もう少しだけ、ここで様子見といこうかな)

voice: 1424010220 しぐれ でも初魅さんは、世界演劇リーグには興味ないみたいだし……。

voice: 1424010230 しぐれ どうしようって、どうすればいいんだろうって、ずっとわからなくて……。 せめて、パパとママを説得できればって……。

voice: 1424010240 仁花子 ねえ、しぐれちゃん。 それなら、やっぱりレンさんに相談してみようよ。

voice: 1424010250 (しぐれ……自分の事情、ちゃんと話せたんだ。  その上でふたりは、しぐれの為になることを考えてくれてる……)

voice: 1424010260 しぐれ じゃあ……行ってきます。

voice: 1424010270 しぐれ ! あっ、容さん……。

voice: 1424010280 行くんでしょ、初魅のところに。 全部ぶつけてきなよ、しぐれの思いをさ。

voice: 1424010290 しぐれ ……はい!

voice: 1424010300 (上手くいくといいな……。  アタシには、こうやって祈る事しか正直できないんだけどさ)

voice: 1424010310 それにしても……ふふっ、いろいろ気を回す必要もなかったかな。